秋の盾は群雄割拠の戦国時代、勝鬨を揚げるのはどの馬だ?@天皇賞(秋)

 キングカメハメハの引退で早々に混戦が予想された秋の天皇賞。長くGTに手が届かなかったゼンノロブロイにとっては何と

しても欲しいタイトル。鞍上は世界のオリビエ・ペリエだ。関西の秘密兵器から関西を代表する馬へ、順調に成績を残しここで一

気にGTをとりたいのがシルクフェイマス。前走末脚一閃、京都・東京の前哨戦GUを共に制したテレグノシス・ナリタセンチュリー

がその勢いをもって混戦を断つ。血が騒ぐ、母は牡馬を蹴散らしたエアグルーヴだ、再度牡馬に挑戦今度は勝つぞアドマイヤグ

ルーヴ。桜の思い出はまだ残っているか?3歳牝馬侮るなかれダンスインザムード。サクラの想いは秋の天皇賞。チトセオーに

続けサクラプレジデント。奇跡を起こせ、ヒシミラクル。最後に安田記念で悲願のGT制覇、燃え尽き症候群にはなりたくない、

絶対に負けられないぞツルマルボーイ。各方面から様々なメンバーが一同に会した府中の2000m。府中の魔物もこの行方を

見守っている。

東京11R 天皇賞(秋)(GT)   芝2000m 3歳以上 オープン  定量
ガスタ ワルサ マッハ 杉本 カタス 八雲 みるこ だい コスモ リング 大学生 DAW 馬名 騎手 性齢 斤量 予想脚質

オッズ

0:32

1 1                         ヴィータローザ 小牧太 牡4 58 中差―→ 62.5
2       ×   テレグノシス 勝浦 牡5 58 追込→ 8.2
2 3                         シェルゲーム 岡部幸 牡3 56 逃先――――→ 45.0
4                         ダンスインザムード ルメール 牝3 54 先行―――→ 28.1
3 5               ツルマルボーイ 蛯名 牡6 58 追込→ 8.8
6                     トーセンダンディ 江田照 牡6 58 先行―――→ 46.9
4 7                     ×   マイソールサウンド 本田 牡5 58 好差――→ 62.9
8                 ×   アドマイヤグルーヴ 武豊 牝4 56 追込→ 14.1
5 9                     サクラプレジデント 松永 牡4 58 好差――→ 21.0
10                 ローエングリン 横山典 牡5 58 逃先――――→ 11.2
6 11             ナリタセンチュリー 田島裕 牡5 58 中差―→ 12.5
12           シルクフェイマス 四位 牡5 58 好差――→ 8.7
7 13       ゼンノロブロイ ペリエ 牡4 58 好差――→ 4.4
14                     ヒシミラクル 角田 牡5 58 追込→ 13.3
8 15 ×         バランスオブゲーム 田中勝 牡5 58 先行―――→ 12.9
16   ×               リンカーン 安藤勝 牡4 58 中差―→ 9.1
17                       × ダイワメジャー 柴田善 牡3 56 好差――→ 29.5

 

馬番連勝複式オッズ(0:38現在)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
2 417.3 3 349.4 4 508.6 5 220.6 6 335.1 7 1608.7 8 742.2 9 273.4 10 184.3 11 76.2
3 665.3 4 162.7 5 405.4 6 901.2 7 593.7 8 481.3 9 1449.4 10 118.7 11 173.4 12 43.8
4 810.6 5 21.0 6 826.3 7 1146.1 8 84.7 9 779.7 10 691.4 11 133.5 12 137.5 13 20.7
5 409.1 6 292.7 7 1182.5 8 186.8 9 137.8 10 355.1 11 803.2 12 91.9 13 69.5 14 224.3
6 1403.7 7 389.5 8 358.0 9 465.1 10 57.5 11 339.1 12 617.8 13 38.8 14 323.0 15 62.2
7 1167.2 8 75.4 9 686.5 10 204.1 11 49.1 12 379.0 13 393.1 14 246.8 15 248.2 16 53.5
8 377.3 9 108.2 10 250.9 11 309.2 12 30.0 13 244.4 14 1168.1 15 198.1 16 77.8 17 278.2
9 994.8 10 42.7 11 504.2 12 195.9 13 16.0 14 792.8 15 1046.1 16 79.3 17 638.7    
10 342.8 11 30.7 12 368.5 13 72.8 14 106.0 15 606.9 16 889.1 17 456.9        
11 554.1 12 23.5 13 160.4 14 444.3 15 69.2 16 414.9 17 1897.6          

11

12 690.3 13 13.5 14 853.8 15 332.5 16 35.7 17 1377.1          

12

12 34.1
13 284.3 14 130.3 15 453.6 16 197.9 17

303.1

         

13

13 13.1 13 24.0
14 1089.7 15 50.3 16 392.0 17 616.7          

14

14 77.2 14 125.2 14 198.4
15 920.5 16 33.4 17 1073.1          

15

15 294.6 15 27.5 15 49.4 15 91.3
16 587.1 17 288.9          

16

16 64.2 16 153.5 16 13.8 16 28.2 16 53.5
17 1302.4             17

280.9

17 458.7 17 462.1 17 156.7 17 326.2 17 278.2

 

天皇賞追切情報

赤5橙4緑3青2黒1の順に高評価

追切注目馬ピックアップ

テレグノシス

10月27日美浦 坂路・やや重 南W・重 南D・重 南芝・不良

馬名 評価 コース 併単内容

調教時計

ガスター基地氏短評

ローエングリン 3 坂路 単走(助手)

一杯

36.6-24.6-12.7 珍しく坂路で追われたが、コレといっていいところもなくいたってこの馬なりに平凡。
ダイワメジャー 2 南W 併内(柴田善)

一杯

65.4-50.3-36.7-12.0 もうちょっと追われてから弾けるようなところがあった馬だけに豪快さが足りない。前走と比べてもさほど上がり目はなく あまりよくなっている印象はない。まだ復活には時間がかかりそう。
サクラプレジデント 2 南W 併外(松永)

強め先着

63.7-49.2-36.3-13.3 動きがギクシャクしている感じで重心がフラフラして安定していない。追われてからは特にその傾向が顕著。本来の動きではない。
ダンスインザムード 3 南芝 三頭併内(鹿戸)

馬也併入

73.3-56.9-42.1-13.2 直線の動きはまぁ、そこそこといったところで悪くはないのだけれど、コーナーを回るところの動きが非常に不恰好で 走りにくそうにしている。前走のレース中も同じ素振りを見せていたし気になる。
バランスオブゲーム 4 南W 三頭併内(田中勝)

馬也先着

66.8-51.5-37.5-13.0 格下馬を三馬身ほど先行させて追走。抜群の手応えで前半は抑え気味。手綱を緩めるとグンと加速して前の二頭を 難なくかわしてしまった。間隔を明けて馬体もフックラしているしテンションも上がりすぎず良い状態に仕上がっている。
シェルゲーム 3 南芝 三頭併中(岡部)

馬也併入

72.9-56.5-42.1-13.2 ダンスインザムード、ゼンノロブロイに挟まれる。全体をグッと使っていてなかなか成長の様子を見せるがまだ一皮剥けてこないと。 前半かかるような素振りを見せているし手応えでも外のゼンノロブロイに劣る。悪くはない、がそこまで。
テレグノシス 5 南W 併外(調教師)

強め先着

81.8-66.1-51.4-37.3-12.1 抑えきれない手応えで力強い大きなフットワーク。動きも非常に鋭く上の指示にもスッと反応出来ていて近走では一番の出来。 文句のない動き。ただそういうときに限って凡走しちゃう馬だけに難しい。
ゼンノロブロイ 4 南芝 三頭併外(北村宏)

強め併入

72.5-56.1-42.1-13.2 ゆったりとした動きだがグイグイと力強く迫力十分。馬体も絞れていて前走からの上積みは十二分にある。

10月27日栗東 坂路・重 CW・重 B・やや重

アドマイヤグルーヴ 1 坂路 単走(助手)

強め

52.5-39.2-26.8-× なんかちょっとおかしい。フットワークが小さく迫力がない。最後にクビも高いしバテて手前を替えているように見える。 ちょっとコレは近走では見られなかったよくない動き。
リンカーン 4 坂路 併せ(安藤)

一杯先着

54.7-40.0-26.3-13.1 馬がまるで変わったのかと思うほど今までと違う動き。行きっぷりが非常に良く追われてからもグンと加速して伸びた。 ちょっとテンションが上がりすぎているという懸念はあるが動き自体は文句ない。
シルクフェイマス 3 CW 単走(四位)

強め

82.4-67.0-52.1-38.4-12.5 なにか違和感を感じてしまう。なんというかテンポが悪いというか。動き自体は悪くないのだが・・・。
ヒシミラクル 3 併外(角田)

一杯

77.2-61.7-48.4-35.8-11.6 しっかり体全体を使って動けているし太め感もなく仕上がり自体は悪くない。ただ全体的に筋肉の張りが乏しく 動きにも力強さが足りない。休養前の力を出せるかどうかといえば苦しいか。
マイソールサウンド 4 CW 単走(助手)

一杯

81.7-66.3-52.1-38.8-12.5 小気味良くスピード感にあふれたこの馬本来の動きが戻ってきた。ラストにやや不満はあるが前走からは一変。
ナリタセンチュリー 3 CW 単走(田島裕)

一杯

81.6-65.8-51.4-38.0-13.4 鋭い動きだが前走ほどの良さはない。走りに柔らかさがなく窮屈になっている印象を受ける。悪くはないのだが 前走と比べるとやはり見劣りしてしまう。
10月28日栗東 坂路・やや重
ツルマルボーイ 3 坂路 併せ(助手)

一杯先着

54.6-39.9-26.3-13.4 しっかりしたフットワーク。追われてからの伸びもまずまず。それなりに力は出せる仕上がり。
トーセンダンディ 3 坂路 単走(助手)

一杯

54.8-40.1-26.9-13.8 特に変わったという印象はなく夏場からここまでずっと平行線という印象。
ヴィータローザ 3 坂路 併せ(小牧)

一杯遅れ

54.6-39.9-26.5-13.5 追われてからが悪くなるのはこの馬の特徴。この馬も平行線という印象。

 

ワルサー氏の見解 ガスター基地氏の見解
 アドマイヤグルーヴ勝ち目が出てきたんじゃないの?母娘天皇賞制覇すりゃそれは素晴らしい事だろうが病気の基地外から言っても勝つ見込みはほぼ無く、なんとも理解しがたいローテを組んだと考えていた(JRAが斡旋したみたいだが)。ところが馬柱を見ていて気が付いたんだ、これはひょっとするかもと。オレは展開+馬場で求められる競争能力が決まると考えていて、Hペース+時計の掛かる馬場=スタミナ必要な総合力、Sペース+高速馬場=直線のスピードのみとこんなイメージを組み立て予想にとりかかる。この求められる能力が、強くない馬向きになりそうな気がするねえ。

 まず展開面。ローエングリンが典型的逃げ馬になり、シェルゲーム・トーセンダンディも行けばハナとることも可能だろうが、同型いればあっさり譲る実績があるのでやはりローエングリンがペースメイクすることになるだろう。このローエングリンの逃げ方について何回か話したがペースに一貫性が無く、どんな展開を作り出すのかがやってみないと良く分からない。ただ横山典騎手に手が変わって札幌記念→毎日王冠と好勝負している近走は平均遅め→なかなかスローと緩めの感じになってきた。それに加え昨年木刀VS吉田遺恨対決なんかやってるもんだから、今年もHペース失速なんて嘘でもできない。GTということ、東京2000mは楽に逃げの形に持ち込めないと言うことを考えても、「平均ペース〜ややスロー」というペース濃厚と考えた。

 そして馬場。土曜東京古馬戦で芝のレースが組まれたのが最終だけでサンプル不足なのは否定できないが、500万1400m1.23.0とレベル考えても時計掛かっている。原稿書いている20時の時点で、雨は降り続いているので馬場は更に悪くなりそう。台風明けの毎日王冠やや重発表だったように、ローラーをかける可能性はあるが、日曜もそれなりの雨降るみたいなので瞬発力がある程度消されそう。平均〜ややスロー+時計が掛かる馬場=何を争うのかよくわからない! 昨年のJCやスプリンターズS見て分かるとおり、勝ち馬の異常な快走と2着以下の不可解な負け方があるのが時計掛かる馬場。無論不良馬場にまで悪化する事は考えにくいが、能力差が埋まる位の馬場がちょうどアドマイヤグルーヴに適している。

 他の馬たちはシンボリクリスエスの有馬記念・タップダンスシチーの宝塚記念・ローエングリン飛ばしたレースで時計を叩き出しており、今回のようなヘンテコ馬場でまっとうな時計を残しているのはバランスオブゲームのみ。鞍上勝春だから勝ちはまずないので、展開予想と馬場予想さえ当たっていれば大乱戦必至!アドマイヤグルーヴは瞬発力向きでは無いので、他馬が気にする分メリットがある。

 はっきり言ってめちゃくちゃな解釈だが本命はアドマイヤグルーヴ。ちょっと試験的に使っているシミュレーターで分析してみると、ローエングリンが1000m通過約59.6秒を0.4〜0.6秒後にグルーヴが通過し、勝ちタイムが1.59.0自身上がり3F34.8まで時計が落ち込めば勝機がまあまあ出てきそう。枠順もグルーヴより内のテレグ&ツルマルは追い込みなので関係なく、先行したい有力馬も外に割り振られたのでコース取り上手く生かしきれればなんとかなんないかな。新聞に載せる内容として長々とアドグル勝てそうな理由書いたが、ぶっちゃけひいきめに見ても勝つ確率は10%無いぐらいだろう・・・。勝つ可能性は少ないながらあるけど、本命に推すべき馬ではないのはわかっている。けど可能性があるなら当然買う。同じ基地のおかげで割に合わない馬券だろうが買う。結局自分が基地だからという、しょうもない理由で買う。新聞だろうがここは譲れないのでごめんなさい。

 昔こんな買い方をどっかでバカにされたが、ギャンブルの本質はどうでもいい理由で決断することで初めておもしろいものなんだよ。競馬というレースを扱うギャンブルは、結果を導き出す過程が麻雀やテーブルゲームと違い、理や確率によってなんら明確化されておらず、それを見つけ出すのが競馬の醍醐味であると信じられている。実はこれ間違い全然違う。俺を含めここの予想師の方から評論家&記者、全ての人が買い目の決断理由に根拠を述べているが、これは競馬を投機からギャンブルへ昇華させるための研究発表じゃないのかな? ギャンブルというのは理や確率は前提なだけで、そこから何にも頼らず自分による自分だけの「ただ賭ける」行為がおもしろいんだよ。勝ち&負けの過程は誰&何に左右されるわけではなく、ただ結果が自分につきつけられる。残念ながらまだ競馬はこういう楽しみ方ができないエセギャンブルなのだが、パチンコ依存症者のように利をもたらす根拠という幻を、自らの目を潰すことによって遮断すればギャンブルになる! 固定はん新聞のような理を伝える場所で言うべき内容じゃないけど、今回のレースではぜひ伝えたかった。オッズは良い割れ方しているし不確定要素多数の難解極まる1戦、たまには何の理由も無く買うのはいかが?アドグルはいいよ〜、なんてったって過剰人気で全くおいしくないからね。まさにギャンブル向き。

 「聞きたかねぇ・・・そんなクズ予想師の常套句っ・・・!」って人には○のシルクフェイマスをお勧めします。シルク→サクラ→バラゲ→鶴丸男→テレグの順でこの条件にマッチしている馬を選び、人知を超えるミラクルホースを抑え。

 確たる軸馬を見出せない。どの馬も一長一短で帯に短し襷に長しという言葉がピッタリ当てはまる。一応の本命馬はローエングリン。昨年の海外遠征からどうも煮え切らない競馬を続けていたが前走は十分に活路を見出せる内容だった。前半を60秒弱で行って後半の4ハロンを46秒前半で乗り切った。この馬にしては前半の60秒弱は遅いと言って良いもので
あと1秒ほど前半の時計をつめても後半の時計に影響はでないだろう。流石に毎日王冠よりもペースが落ちることは考えにくく恐らく1000mは58秒の半ば位のペースになるだろう。そのままペースを緩めずに1ハロン12秒のペースを刻んで1:58.5くらいで乗り切ることができる。2000mの持ち時計はないが昨年の暴走でも2分を切っているのだから距離の心配はない。重馬場でも苦にするタイプではなく泥を被る心配のない逃げ馬、有利に働く。

 対抗にはテレグノシス。前走の競馬はなかなか見ごたえがあった。逃げ切り濃厚だったローエングリンを最後方から上がり3ハロン33.4の脚でねじ伏せた。良いペースで馬群をひっぱり後続の脚を無くす競馬をするローエングリンのペースをいくら最後方からと言ってもものともしなかったのは驚きだ。東京の相性も良く明らかに距離の長かったダービーと完全にグリーンベルトの外からの競馬になった去年の安田記念以外は全て馬券に絡んでいる。しかし毎日王冠と比べると頭数が11頭から17頭にな大外を回すと距離損になる。これを避けるために馬群に突っ込むとNHKマイルのようなごちゃごちゃした競馬になってしまう恐れもないとは言えない。正直早々と脚をなくして脱落して進路を空けてくれる馬がいない
G1で人気の追い込み馬というのは買いにくいがこの馬の実力を評価して。

 三番手にはバランスオブゲーム。テレグノシスのところでも言及したがローエングリンの作るペースは息をいれにくくレース中盤でペースを落として脚を溜めるタイプには不向きだが、この馬はそういう単調なペースを非常に得意としている。この馬がローエングリンと同じ競走に出走したのは過去に菊花賞、中山記念、安田記念、札幌記念の4度。その全てで
バランスオブゲームは掲示板に載っていて長距離の菊花賞以外は全て馬券に絡んでいる。またファインモーションが暴走したため12秒台のラップがなく、とは言え11秒前半の速いラップもあまりない単調なペースだった毎日王冠でもレコードで圧勝している。G1では今一歩のところが続いている同馬だが、春の安田記念では自身初めて馬券に絡んだように周りが落ちてきたのか自分が成長しているのかどうかは微妙だが、力関係は浮上してきている。ここで来ても不思議ではない。

 弱い4歳世代'の代表のゼンノロブロイ、リンカーンも押さえる。この二頭はスローで瞬発力を活かす競馬ではたいしたパフォーマンスを見せていない(前者の京都大賞典、後者の阪神大賞典)がペースが緩むところがあまりなかったレースではまずまずのパフォーマンスを見せている。ゼンノロブロイならば神戸新聞杯、リンカーンなら宝塚記念がそれにあたる。
その他の馬だがシェルゲーム、ダンスインザムード、ダイワメジャーの3歳勢は力不足でノータイムで切り。ヴィータローザ、トーセンダンディ、マイソールサウンドは力は今一歩、東京苦手でまとめて切り。アドマイヤグルーヴは中盤緩まないと厳しい上に状態不安で切り。ナリタセンチュリーも大阪杯での凡走から同じくペースが合わないと見る、さらに状態も前走に及ばなさそうなので切り。シルクフェイマスも状態不安とどうも東京で好走するパターンが浮かばないので切り。ツルマルボーイは典で2着、アンカツで1着、蛯名で・・・。というよりも昨年と比べて抜けた相手がいないが同レベルの相手が多数出走してくることで立ち回りが重要になってくる
そこでの乗り替わりは不安材料でしかない。ヒシミラクルは思ったより仕上がっているが元来叩き良化、走ってくれてもいいですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉本氏の見解 マッハラジャー氏の見解
 難しいねぇ…本当に難しい。菊花賞はある意味簡単だった。当てるのがじゃなく買うのが。しかし天皇賞は買うのが難しい。いや、勿論一頭は決まっているけれども頭に出来るか?と言われると頭に…するに決まってんだろう!

 というわけで本命はバランスオブゲーム。調教は抜群に良かった。ローテも最高。不安があってのぶっつけではなく確実にここを狙ってのぶっつけだ。これを逃したらもう後がない。頼む!走れ!バランスオブゲーム!

 対抗は名手ペリエ騎乗のゼンノロブロイ。この馬は確実に三着以内に入ってくると踏んでいる。ペリエの腕を持ってしても複勝圏内にこれなかったら引退した方が良い。

 三番手にナリタセンチュリー。ノリにノッテル同馬の父は府中で大爆発を見せるトニービン。これを買わずに何を買うんだ。同じ意味合いでテレグノシスも押さえる。印は付けないがアドマイヤグルーヴは怖い一頭だ。当日の状態によっては買い目に入れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キングカメハメハの引退で俄然混戦ムードなわけだが、もしキンカメが出てても混戦にはかわりなかった気もする、ようは3歳馬が古馬相手で通用するかせんかという争点があったかなかったかというだけの話。

 そういう意味ではダイワメジャーの大外18番というのは非常に助かる、中間復調ムードだったようだがさすがにこの枠なら世代最強馬でもないだけにひとまずは安心して消せるようになった、一応3歳世代ではダンスインザムードとシェルゲームが残っているがシェルゲームはこのメンバーだと三枚どころか四枚どころ足りないし実は一叩きされたダンスインザムードはちょっと不気味と思っていたりもするが流石に3歳牝馬が勝てるほど甘くはあるまい。

 ヒシミラクルは来たらゴメンナサイで蹴っ飛ばす、というか常識的に考えればなかなか調教タイムが縮まらない為に最終追いをチビッて坂路に入れられず芝でやっているような状態では買えるはずがあるまい、なんかそれでも勝ってしまいそうなのがこの馬(&角田)の怖いところではあるが仕方が無い、ほんまに来たらゴメンナサイと言うしかない。

 本命はナリタセンチュリー、結局本命にする決め手となったのは父トニービンで良い脚を長く使えるタイプなのがミソ、道悪の巧拙も全馬どっこいどっこいなんだから最終的にはここに落ち着くしかなかった、去年だってテンザンセイザが3着に来たくらいなんだからこの馬ならもうちょい上まで狙える。

 対抗〜連下は嫌というほど迷ったのだがツルマルボーイを対抗に据えた、昨年2着というのもポイントだし安田記念の直接対決に限れば末の爆発力はテレグノシスよりも上だった、テレグノシスは恐らく2000m持つとは思うが2番人気となると流石に過剰人気でないかい?

 なし崩し的に連下にはシルクフェイマスを、マイナス点も少ないが強く押せる点もなかったので仕方がない、紐には出来るだけ良い脚が持続するタイプということでリンカーンとバランスオブゲームを、特にリンカーンは大外枠でなければ対抗争いに加えても良いくらいに評価していた。

 最後に要注意はアドマイヤグルーヴ、母父トニービンのSSという意味ではリンカーンと同じだが京都大章典から上積みがあるならば意外な一発があるやも。

 ゼンノロブロイは詰めの甘さの原因でもある良い脚が一瞬しか使えないという弱点がこのコースでは致命的、いかにペリエといえども辛いだろう、正直ロブロイ買うくらいならサクラ買っといたほうがマシというレベル、あとは地震関連の時事ネタジョッキーである「優」騎手の空気嫁発動も怖いが土曜で全部使い果たしたと信じたい。

八雲氏の見解 カタストロフィの見解

 物凄く人気が割れている。頭一つ抜けた1番人気に推されているのはゼンノロブロイだが、2番人気以降は、かなり人気が割れている。

 本命に推すのは1番人気のゼンノロブロイ。実力が拮抗しているメンバーだが、掲示板を外したことがなく安定感ではNO.1。府中もいいし、ワイド軸として最も信頼できそうなので本命に推した。

 対抗勢力としては、前走ゼンノロブロイを破っているナリタセンチュリーが筆頭か。前走は見事だった。今回の2000Mは、この馬のベスト距離ではないが、トニービン産駒ということで、コース自体は合っていそう。ジャパンカップなんかこの馬の最高の舞台だろうが、ここでも活躍を期待。

 休み明け成績3.2.1.3 さらに関東圏に絞ると3.2.1.1という休み明けのシルクフェイマスは春のGT2戦で共に好走。中距離ではかなり強いし、日経新春杯の競馬を見ても休み明けは大丈夫。十分争覇圏内にいる1頭だろう。

 バランスオブゲームも争覇圏内に食い込んできそう。安田記念はこの馬最大のチャンスだったと思うが、3着に惜敗。先行馬だけに外枠は残念だったが、△には推す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 所用で土曜は見れなかったけど何とも・・・orzどうも・・・なんか自信を無くすね・・・。結果的にシルヴァーゼットよりタマモホットプレイが強かっただけかもしれないし取捨の本質自体はそんなに悪くないはずだけどちょっとこれはショックですわ・・・正直菊花賞なんかよりよっぽどショック・・・。あと東京は善臣先生のせいで軸にしなかったのに来ちゃうしさ・・・。裏目裏目をついちゃってるなあ・・・。

 さて、天皇賞だが正直自信が無い。何でかって俺混戦レースは苦手なんよ。競走馬の格差が極めて判断しづらい・・・。恐らくメンバーの中で最も強い馬はシルクフェイマスだろう。しかしこの馬は先行して長く良い脚を使って押し切るタイプで、溜めればそれなりにキレるがそれはスローでの話。つまり天皇賞秋と言うコースで外枠をひき、差すには爆発力を要す訳でここで狙うのはちと難しいだろう。ローテ的にJCを狙っていると思われるし、オッズは魅力だが不安の割りに実力以外でのプラス要素が割に合わないと判断。

 ゼンノロブロイはペリエが不安。今日も結構人気馬飛ばしてたようで、まだペースを読みきれるほどではないかと。騎手不安抜きにしても自分のペースでピュっと切れる脚を使う馬で比較的先行力があるのが武器の馬。しかし外枠でクリスエスと違いSSだし正直勝ち負けまでは考えにくい。

 ナリタセンチュリーはシルクフェイマスより勝負気配が高く先行力ではなく終いの爆発力が武器と言う点で外枠でも比較的買いやすい馬である。ただし2000mは短いだろう。この馬はやはりスローからの4Fの爆発力が武器のはずで、ミドルラップが予想される今回追走しなければならない分は前走の比にならないはず。加えて輸送もあり買いづらい要素も多い。この馬は関西ばかり走っていて輸送による影響が大きい可能性がある。

 アドマイヤグルーヴは正直ちょっと迷ったが牡馬との対戦はいずれも関西圏で気性に難があるだけに輸送がある今回はマイナス要素となりそう。

 リンカーンも休み明けで外枠、SSの割には持続力のある馬でもしかすると東京2000があっている可能性は結構あるかもしれん。ただしこれまでのレースよりスピードが要求される訳で、この枠でこの馬だとどう足掻いても3着が精一杯では・・・。

 本命はテレグノシス。決して美しい予想ではない。不安要素があるからだ。まず距離、道悪。ただし道悪に関してはヤヤオモまでなら問題無いし距離に関してはそのマイナス要素の影響がオッズにきっちり出ている訳でその辺はそれほど気にしない。前走が超スローでローエングリンをきっちり差しきっているあたり、スロー型のような気もしないでもないが府中で普通に走れば最も素晴らしい末脚を使う馬はこの馬だろう。それは10戦8連対という言葉からも想像がつく。この馬は府中以外での連対は一度しかない(スプリングS)ため実際距離がどこまで持つのか本当にわかっている人はいないはず。いわば未知の領域であると言える。能力的には十分通用しておかしくない為本命に推す。

 対抗はバランスオブゲーム。恐らくこの馬がGTを取るためにはこのレースか安田記念しかないだろう。ミドルラップでの安定感は抜群で実際2000m以下がベストのはず。外枠がかなり痛いが、負春だし無謀なことはしないだろう。安定度ではこのメンバーでも上位に入るし、タイプは似ているが、シルクフェイマスと決定的に違うのは距離が中距離向きなのとスピードの優位性から。同じオッズなら休み明けのシルクよりこちらを買うほうが妥当か。

 単穴にローエングリン。とりあえず単騎逃げできるしミドルラップ以上で刻めば一番有利な展開を作れるはず。ただし4角までで2番手とは2〜3馬身は無いとキレ負けするので出来ればミドル以上が望ましい。

 連下はツルマルボーイ。アンカツからESPに乗り代わりとは言え一応能力的にはシルクフェイマスに迫るはずだし適正面ではトップのはず。スローになればまず間違いなく来ると思う。

 注目はトーセンダンディ。多分ローエンをつつく役はこの馬じゃないかな。ただしローエンはのりのためもしかすると出負けするかもしれないしそうなればこの馬がレースを作れる。枠も丁度良く近走は安定して成績を出していて距離的に2000あたりが合うと思うが。

だい。氏の見解 みるこデムウロ氏の見解
 初日のペリエは炸裂とはならなかったが、日曜はそうなっていただく。…というかいただきたい。

 ◎は13ゼンノロブロイ。土曜は馬の方は、あんまり考えずに本命にしたが、ゼンノロブロイに関しては知らない訳ではないし。衰えた岡部騎手からの乗り替わりに、不慣れなアウェー・関西での競馬から久々の関東での競馬、これは買わないわけにはいかない。

 ○は15バランスオブゲーム。安田記念以来の勝春G1勝ちのチャンスが無事に巡ってきた。薗部さん宗像さんそして馬の無事に感謝です。距離適正もマイルより中距離だろうし、なにより関東、府中でのG1というのが一番の好ポイント。1枠に入れば2着鉄板とか隠れて思ってるんですが何より勝て!

 ▲は2テレグノシス。馬の東京巧者は周知のところで、衰えが目立つまでは買うべきだろう。実は距離もあまり関係無いんじゃないかとも思う。

 △は12シルクフェイマス。雨の天皇賞・秋に四位って、アグネスデジタルを思い出すなぁ。…もちろん、馬の堅実さもあって選んだが。

 

 

 

 決まらない…当日になっても悩みぬきそうなのにこんなの前日に予想して当たる気がしないorz結局4歳馬って弱いんだろ?ってのが頭にあるわけで、枠順含めて強調できる馬なんていねぇじゃんと。シルクフェイマスでいこうと思ってたけどなんかガリガリの鶏がらみたいになっちゃってて困った。

 とりあえず前売り人気とにらめっこする事数時間。なんか押し出されたゼンノを買うくらいなら皆が見捨てた頃のリンカーンでどうよ。どっちもどっちでしょ、この2頭なんて。なら人気無い方を買う方がええよ。どうせ当たらないなら。リンカーンの強調材料は特にない、本当に無い。ただまぁ強いて言うならこの血筋は休み明けが走るんだろうって事。グローリアスデイズにしてもローズS好走→秋華賞凡走ってパターン。リンカーンは…阪神大賞典とか勝ってるし。武のアホが後方一気ばかりしてるからそういうイメージになってきたがある程度自在性があるのがこの馬の特徴だったはず。先週から東京の芝はサンデーが好調みたいなんで頑張って。

 対抗はナリタセンチュリーにしてみた。田島って…輸送あるし…そんな事はわかってるけど4歳馬のワンツーなんてマジでありえるの?と自分に聞いてみたら無いという答えが返ってきたから5歳馬を買う。嵌った感がある前走だけどある程度ジワっと伸びれるタイプなら今の府中には合うんじゃないかと思われ。枠順も絶好だろうし期待したいね。

 単穴はシルクフェイマスに打ったけど馬体重次第としかいいようがない。でもまぁ多分細いだろう。強さは一番だと確信しているが。後は5歳馬にパラパラと流しておく。前走で切ったテレグノシスは買わない。てか買えない。ギャラントとか手を出して散々だった。リズムが合わない馬を好走後に買うのはやめだ。

リングレット氏の見解 コスモ氏の見解
 キングカメハメハが回避したせいもあり物凄い混戦模様となった天皇賞秋。今日の12時に携帯でオッズを見たところ2番人気からすでに単勝9倍、そして単勝20倍以下の馬が12頭ともうなんだお前らな状態。逆に言うと三連複だけでもえらいついてうはうはなのだが、まあそれは当たればの話。単勝が割れてるのが示すように本命足りえる馬がこれといっていない。どいつもこいつもワンパンチ足りないというか。が、そこで出てきた雨の予報。馬場が悪くなるとあっては状況も少し変わってくる。

 本命はゼンノロブロイ。本当はこの馬本命にしたくなかったのだが予報が雨とあってはしょうがない。とてもいまいち君な印象はあるのだが三連複を狙う上で雨の降る馬場で3着以内に入りそうといったらこの馬が一番か。今回も2着や3着の気もするのだが。あとは他の人が書くであろうから割愛。逆に切りえる馬を。ツルマルボーイはハイペースでの追い込みが得意であり、雨が降ってなくてもスローになるであろう今回は切るつもりだった。馬場が湿るとのめってしまいまったく伸びない馬なので躊躇なく切り。シルクフェイマスは条件戦から連勝を重ね、さらに重賞でもきちんと成績を残している。が、この馬にとって2000mは多少短いように思える。それで悩んでいたところにこの雨。去年の8月、連勝街道が始まろうかというこの時に、なんでもない500万下で惨敗している。この前のレースも後のレースも何も変わらずいつもの道中・上がりで馬体重に変化があったわけでもない。ただ違うことと言えば馬場が悪くヤヤ重になっていたこと。これだけで上がり38秒台まで落ちてしまうのだから道悪はかなり苦手。飛びが大きめの馬なので湿ると滑ってしまうのだろう。なので重以上になりそうな今回はきっぱり切り。他、ダンスインザムードは2000mが長いであろう上に相手強化で切り、アドマイヤグルーヴは母とは違いSS産駒特有の一瞬の瞬発力の持ち主。なので直線の長い東京でしかも力のいる馬場になるとあってはさすがに買えない。ヒシミラクルは良馬場でさらにローエングリン以外に逃げ馬がいてハイペースになれば本命にすらなる馬なのだが、スロー必死であろう今回、さらに馬場も悪いとあればさすがに切り。

 テレグノシスも2000であり馬場が悪いことから切る足りえる馬なのだが、前走毎日王冠でのスローを差しきっての勝利を見ると少し躊躇させられる。東京との相性も抜群であるし、スローになることを考えると1800から200伸びても持つ可能性もあるのではないかと見て押さえ。実際はマイソールサウンドにがんばってほしいのだがなんでこの馬マイルCSいかなかったんだろうか・・・。そしてコスモバルクはJC有馬なんて距離持たないだろうしここを目指して着た方がよかったのではないか。逃げがローエンだけだし横ノリなら同系馬がいれば押さえそうだし十分頑張れたかもしれないのだがなぁ。

 昨年は菊花賞じゃなくて天皇賞に出てくれと思ったゼンノロブロイが、今年は満を持して出走してきた。ただし、神戸新聞杯以来勝ち星が無いというのは昨年からは考えられないものだが、個人的に好きな馬だし、前走をキッチリ叩き良績のある東京コース。ペリエに昨年の菊花賞の駄騎乗を帳消しにさせる騎乗を見せてもらいたい。

 宝塚記念からの直行は予定どおりのツルマルボーイ。宝塚記念6着ということもあり、現時点では有力候補の1頭という扱いだが、昨年の天皇賞2着で安田記念勝利と東京コースを得意としており、中距離ではトップクラスだろう。甘く見ると痛い目をみるのはこの馬。

 ヒシミラクルが勝つのならここだろう。常識で考えては駄目だ。楽しみたい1頭。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DAWKINS氏の見解 大学生馬券師氏の見解
 キングカメハメハがいなくなり悪天候の不良馬場。一筋縄ではいかない競馬となりそう。それぞれ有力馬が一長一短の組み合わせ。各馬の特徴をしっかりとらえていきたい。

 まず頭がないと言いたいのが一番人気のゼンノロブロイ。古馬混合のG1では展開の紛れのあった天皇賞2着が最高着順。G2ですら勝てない馬だ。距離短縮や鞍上強化はたしかに好材料と言えるが、それだけで逆転できる評価となるのだろうか?神戸新聞杯で見せた脚はいいものだったが、あくまで世代限定戦でのもの過信はまったくできない。また、もともとキレで勝負するタイプの馬で馬場悪化はマイナスと見る。安定して脚を使う馬だけに大崩はないだろうが、勝つまでは想定できない。

 リンカーンは対ゼンノロブロイ戦では7戦戦い4回先着。先着された3回はリンカーンが急仕上げだったダービー、神戸新聞杯。折り合いを完全に欠いてしまい前断然有利になった天皇賞春の3回で力を出し切れたときはすべて先着している。古馬の王道路線を進んでいたため長距離ばかりだがこの距離がこなせないわけではない。人気を比較するならばむしろこちらを上位に取りたい。が、あくまでこれもゼンノロブロイとの比較での話。他に馬がいるのであれば当然順序は下がっていくこととなる。

 ツルマルボーイは週半ばまでは本命だった。しかしこの天候で一気の消し馬に変更昨年のJCと同程度かそれ以上まで悪化のおそれもあり後ろから全く伸びずとなるだろう。シルクフェイマスは宝塚記念でタップダンスシチーを追いかけていっても潰れなかったところからも力は想像以上に付けている。キレはないが、レベルの高いトップスピードを長く維持できるタイプ。馬場状態を考えるとこういうタイプが有利だろう。

 テレグノシスは5-3-0-2と極端なまでの府中専用馬でまだ底を見せていないといってもいいくらいだろう。府中の不良馬場はトニービン産駆がよく走っていることもプラス材料距離は未知数であるが、あくまで未知数。実際に走って結果が出ていてのものではないので十分ねらう余地はあり。

 あとはダイワメジャー。前走の大幅馬体減と結果を見るととても買えた物じゃないが調教は動いている。2000mまでなら今年の3歳馬の中でも能力はトップクラスだけにここまで人気が落ちているなら拾っておいて損はないだろう。

 

 

 

 

 本命はシルクフェイマス。宝塚記念の内容はタップを除けば間違いなくこの馬が一番強い。休み明けだが春のパフォーマンスを見る限り、間隔が空いたときの方が高いパフォーマンスを見せる。脚質的に一番無難な競馬ができるから、瞬発力勝負になって何かに差されたとしても馬券圏内は確保できるはず。

 対抗にナリタセンチュリー。前走と血統を評価。上がり4ハロンが全部11秒台だったレースを後ろから差しきった内容は高く評価できる。春天や前走で見せた差し脚は府中になればより生きるはず。不安は鞍上と多頭数。瞬発力が生きる流れになって鞍上がきっちり捌ければ十分頭まである。

 三番手にゼンノロブロイ。距離短縮と乗り替わりを評価。神戸新聞杯以来2000mのレースを走ってないし1流ジョッキーも乗ってない。G1ではひたすら消してきたが今回は買える条件が揃ってる。今年の4歳は弱い弱い言われてるけどこの世代ではロブロイが一番強いはず。あと、藤澤厩舎の1番馬にとって府中の2000mのG1は世界中の全てのレースの中で最もプライオリティーが高いだろう。オッズを考慮に入れて3番手にしたが本命対抗に近い評価。

 4番手に前年の2着馬ツルマルボーイ。左回りの2000mはベストの条件。ポン駆けも効くので、まあ間違いなくそこそこは来るだろう。ただ、G1で馬券に絡んでるときは相手が弱かったり展開に恵まれたりした時だけ。今回は鞍上弱化だし去年のようなメンツでもない。この人気ではあんまり積極的に買いたくない。馬単2着づけまで。

 以下はここでの買い目には入れないけど三連単の3着付けで狙いたい馬。まずマイソールサウンド。雨が降ったときの本田とタマモクロスのコンビは恐い。ムラ馬なのでダメなときは全然ダメだから安田記念、毎日王冠の惨敗は気にしなくていい。大穴ならこの馬だろう。

 もう一頭アドマイヤグルーヴ。+18キロで出てきた大阪杯を除けば牡馬相手に負けたレースはみんな不適な条件だった。今回は一瞬のキレを生かせるコースに替わり、斤量も有利になって、種無しにも見捨てられなかった。大外一気で3着くらいならあってもおかしくない。馬券的にも3着付けみたいな中途半端な扱いをした方がおいしくいただける馬だ。

 消したいのはまずリンカーン。これまでG1でもそれなりに来ているが、ノリとか種無しが上手く乗って着順だけはいいの取りましたよみたいな競馬ばっかり。地力は評価できない。崩れない馬でアンカツが乗ってるから消せない人が多くて馬連、三連複でかなり売れてる。こういう馬こそ混戦でオッズが割れてるレースでは思い切って消すべきだ。

 テレグノシスも消し。府中では確かに強いが、倒してきた相手がヘボ過ぎる。今回は相当相手が強くなるし、多頭数(質、量共に)になって上手に競馬できる可能性も落ちる。この馬買うなら同じ配合で距離の心配が無くてもう少し前目で競馬できてオッズもつくナリタセンチュリーの方が全然いい。

 

天皇賞推奨馬券
八雲 ワイド ◎−○▲△
マッハラジャー :(3連単軸2頭マルチ)◎−○−▲△×★
みるこデムウロ 3連複11−16軸6、10、12、13、15
ワルサー 馬単1着軸8→(2・5・9・12・14・15)
リングレット 三連複1頭 13→(2,9,10,11,15)
大学生馬券師 馬単フォーメーション
◎〇▲→◎〇▲△(9点)
コスモ 馬連 ◎−○▲
杉本 馬連 ◎−○▲△
三連複 ◎○−▲△
三連単 ◎▲△→○→▲△
だい。 3連複13−(15,2,12)
dawkins 三連単フォーメーション ◎○×→◎○▲△×→◎○▲△× 計:36点
ガスター基地 3連複 (2.10.13.15.16)BOX
カタストロフィ 馬連◎−○▲△★

 


盾の裏@渡月橋S

 GTの裏にはふさわしいおもんないメンバーで構成された1600万下とも思えないメインレース。その中では

やはりインマイアイズくらいが注目か。前走復活の予感?テイエムリキサンにそろそろ一発?キーボランチと

まあ適当に紹介しておこう。

京都11R 渡月橋S   芝1600m  3歳1600万下4歳以上3200万下 別定 
ガスタ マッハ カタス みるこ コスモ 大学生 馬名 騎手 性齢 斤量 予想脚質

オッズ

1 1 ×     インマイアイズ 福永 牡3 55 好差――→ 3.8
2 2           マイネルプレーリー 熊沢 牡5 57 追込→ 8.9
3 3             トムパレード 武英 牡6 57 中差―→ 107.4
4 4         アドマイヤリッチ 高田 牝6 55 追込→ 45.6
5 5     キーボランチ 内田 牡5 57 逃先――――→ 5.5
6 6           サイレントクルーズ 牡8 57 追込→ 46.8
7           ホーマンアピール 佐藤哲 牡4 57 好差――→ 24.7
7 8             ロスタイム 藤田 牡6 57 追込→ 21.0
9 キネティクス 池添 牡5 57 先行―――→ 5.2
8 10       ナムラビルシャナ 小林徹 牡3 55 中差―→ 17.6
11     テイエムリキサン 秋山 牡4 57 先行―――→ 3.1

 

関東担当予想
馬番 馬名

全成績

ワルサ 杉本 八雲 だい リング DAW
1 インマイアイズ 3-3-3-3  
2 マイネルプレーリー 4-0-2-14            
3 トムパレード 5-4-3-29            
4 アドマイヤリッチ 5-3-6-11          
5 キーボランチ 3-3-4-18      
6 サイレントクルーズ 5-18-6-48            
7 ホーマンアピール 3-2-1-7            
8 ロスタイム 5-3-0-9         ×
9 キネティクス 5-1-4-13
10 ナムラビルシャナ 3-1-0-5            
11 テイエムリキサン 2-3-1-7      

 

 

ガスター基地氏の見解 マッハラジャー氏の見解
 逃げ馬がいないレースでペースが速くならずにラストの3ハロン勝負。となるとここでは切れ味に優れた差し馬を有力視したい。

 本命にはアドマイヤリッチ。1600万条件ではやや頭打ちの印象があるが岩清水Sや武庫川Sではなかなかのメンバー相手に4着の実績もある。今回はそこよりもかなりメンバーが落ちて差しの効く今の京都となればこの馬が一番手となる。

 対抗にはキネティクス。3着続きだが前走はその後1着モノポールが富士Sで2着、2着エリモマキシムが大原Sで1着と相手も悪い面はあった。ここに入れば力上位だがかといって断然の信頼が置けるタイプではなく対抗までの評価。

 三番手にはキーボランチ。京都の平坦の1600は非力なこの馬にはベストの条件。勝ち鞍もあり今回は競り合う相手もおらずに先行する形で直線半ばまで十分粘ることができる。勢いと安定感のあるインマイアイズも昇級でペースが上がって苦しくなることは考えにくくスローでの差し脚は侮れない。

 テイエムリキサンは実力は十分だが休み明けで粘って前走の反動も考えられるのでこの印。

 

カタストロフィの見解 みるこデムウロ氏の見解
 正直天皇賞よりは自信あるけどあんまり自信なくなってきたよ・・・。このレースは非常に難解だね。安全に行くならインマイアイズから行くのがベターだけど。

 京都の外回りと言うことで本来ならナムラに再度と行きたい所だけど前走が不満。ただし前回より外差の馬場ではあるし、スローになり少頭数外枠と言うのも思いっきりプラス。加えて雨でヤヤオモ以上が見込めロドリゴデトリアーノ爆走条件が整った。昇級3走目で2走目も負けすぎとは言え着差は0.7差。1600で自分から動ければこのメンバーなら十分圏内だ。

 テイエムリキサンは前走そんなに評価できないでしょ。結局前残りのスローだったんだから。今回はインマイアイズの丁度目標になりそうだし、距離伸びて甘くなりそうでしょ。長く良い脚使えるって言うんじゃなく一本調子な傾向だしね。

 対抗はインマイアイズでOK。近走の安定度見たらちょっと外せないかな。早いペースにはなりそうもないしこのメンツなら楽々勝利もありうる。

 じゃあ単穴はホーマンアピールで。個人的に京都は得意だと思ってる。ただ若干マイルは長いかなとは思うけど。このメンバーだと恐らくそこそこ好位からの競馬になるだろうしOPからの降級で1600万下とは言え昇級のインマイアイズが人気になる駄メンなので休み明けでも狙いたい。哲三替りもいいんじゃないかな。

 連下はキネティクス。超消極的だが他に買える馬がいねえ。

 キーボランチはきっちりスローで逃げてきっちり最後差される馬だからいらね。

 インマイアイズが人気の中心となりそうだけどいいのか?ポジションワンをやっとこさ交わした程度で2走前まで500万下を走っていた。今回は道悪で最内の祐一となると一抹の不安が残りはしないか。残りまくりやん。それなら京都で粘りが増すキーボランチを狙うしかないのでは。
京都1800といえば圧倒的に差し有利の舞台。負けて強しという気は無いが条件がよくなるのは間違いのない所。マイル戦の実績の無さだがこれマイル5走のうち3走は阪神でのもの。京都なら見限れない。一雨降って楽しみが増えた今回。複勝圏内は相当固いとみた。

 相手はナムラビルシャナを狙う手があるわけで。前走の大敗だが気にする必要はなし。逃げたナムラが逃げ切ってスプリンターのリミットレスやらなんやら前に行った馬がそのまま残っただけ。元々スプリンター適性の高い馬に有利な1400だけに負けてもそう驚く事はない。今回は小頭数で乗りなれた小林徹が上にいる。そしてキレ不足をこの雨がカバーしてくれるというわけ。35秒台の末脚で届くとなればタマモホットプレイのごとく大外から差し込める要素は十分。

 キレ者で実績上位のキネティクスは陣営のトーンが一息。太め残りが気掛かり。テイエムリキサンは雪崩れ込んだだけの前走ではあるが地力は高い馬なんで抑えておくとしよう。

 

 

 

 

コスモ氏の見解 大学生馬券師氏の見解
 久々で太め残りだった前走4着と、このクラスならば上位というところを見せたテイエムリキサンを本命に。朝日杯で3着に入ったこともある実力馬で、父タイキシャトルからもマイルは歓迎だろう。叩き2走目で上積みが見込める今回は積極的に買い。

 イマイチ君の感があるキネティクスだが、間隔が空いた前走でもまずまずの競馬で、今回はもう少しやれるだろう。2度目の騎乗となる池添に期待。

 マイルで3戦連続連対と上昇中の3歳馬インマイアイズを抑えた3頭で。

 本命はサイレントクルーズ。京都外回りマイルに合った馬が他に一頭もいないので適性でなんとか馬券に絡まんだろうか。差し馬有利の馬場だし、無理なことはないと思うんだけどなー。

 相手は昇級、斤量増、鞍上弱化、内枠不利の四十苦インマイアイズと前残りに乗じた4着で復活だとか言われてるテイエムリキサン以外の人気どころで。

 幸頼む、密かに勝負レースやねん。

渡月橋S推奨馬券

八雲 ワイド ◎−○▲
マッハラジャー :(3連単フォーメーション)◎−○▲−○▲△×★ ○▲−◎−○▲△×★
みるこデムウロ
ワイド 5→9、10、11 
ワルサー 馬連1−9 1−11
リングレット 馬単 5→4,8,9
大学生馬券師 馬連 ◎−〇▲△
ワイド ◎−〇▲△
コスモ 馬連 ◎−○▲
杉本 馬単 ◎→○▲
三連複 ◎−○−▲
三連単 ◎→○→▲
だい 馬連BOX(9,1,11)
dawkins 単◎
ガスター基地 3連複 4−9−(1.5.11)
カタストロフィ 馬連◎−○▲△

第5期 予想師ランキング(8/29〜)
予想師名 回収率 的中率
みるこデムウロ 268.3 18.4
大学生馬券師 227.5 17.1
杉本 188.3 14.7
コスモ 135.1 19.4
ガスター基地 87.7 25.0
八雲 81.8 29.7
カタストロフィ 79.5 15.8
ワルサー 79.1 26.3
リングレット 42.6 12.1
だい。 38.5 21.9
マッハラジャー 6.0 5.6
dawkins 0.0 0.0
総合 97.4 18.1

 

先週的中者一覧

八雲 テレビ静岡賞 ワイド1220円 富士S ワイド200円
ワルサー テレビ静岡賞 馬単740円 富士S 馬連460円
だい。 富士S ワイド200円
コスモ 富士S 馬連460円
ガスター基地 テレビ静岡賞 馬連550円 富士S 馬連460円
杉本 テレビ静岡賞 馬単740円

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