今年の挑戦はいかにバルク君@日経賞

注目馬コスモバルクが天皇賞権利取りのために参戦してきた。4歳となった今年は是が非でもG1タイトルを手にしたい。

そのためには新しいコンビ千葉津代士騎手と共に勝ち、経験というハードルを飛び越さないといけないぞ。

そのバルクに菊花賞で先着したのがオペラシチー。(4・0・1・1)とまだまだ伸びそうな器で長距離戦はお手の物。

京都記念2着のトウショウナイトは中山2500m大得意。ロングスパートのしぶとい決着なら重賞ウイナーの仲間入りできる。

アルゼンチン共和国杯激走テンジンムサシは将軍様になれるか。大先生プラズマ、逆マジックユキノサンロイヤルは???
中山11R 日経賞 (GU)   芝2500m 4歳上オープン 別定



















馬名 騎手 生齢 斤量 予想脚質
1 1           × ユキノサンロイヤル
小野
牡8
57
追込→
2 2                       クラクエンリーグ
熊沢
牡7 57 追込→
3 3     トウショウナイト 武士沢 牡4 56 好位――→
4 4                       スパークホーク
菊沢徳
牡8 57 中差―→
5                   グラスボランチ
勝浦
牡6 57 逃先――――→
5 6                       アンフィトリオン
蛯名
牡6 57 中差―→
7                       ウエノマルクン
鈴木啓
牡6 57 追込→
6 8           ×   アクティブバイオ
田中勝
牡8 57 好位――→
9         コスモバルク
千葉津
牡4 57 先行―――→
7 10                   イサオヒート
横山典
牡7 57 先行―――→
11                 プラズマ 柴田善 牡4 56 中差―→
8 12   オペラシチー 佐藤哲 牡4 56 中差―→
13               テンジンムサシ 北村宏 牡4 56 追込→


日経賞追切情報

赤5橙4緑3青2黒1の順に高評価

追切注目馬ピックアップ

プラズマ

3月20日門別競馬場 ダート・重

馬名 評価 コース 併単内容

調教時計

ガスター基地氏短評

コスモバルク 3 単走(調教師)

馬也

63.3-49.6-36.8-12.2 ちょっと軽快さが足りないように見える。それでもフットワークは安定しているし悪くはない出来。
3月23日美浦 坂路・やや重 南W・やや重 南D・
イサオヒート 3 坂路 併せ(横山典)

馬也併入

53.0-37.9-25.4-13.0 やや抑え気味でゆったりした走り。ちょっと迫力に欠けるがまずまずというとこ ろ。
スパークホーク 3 南W 単走(助手)

馬也

67.9-53.0-39.0-12.9 動きに力強さはないがフットワークはしっかりしているしそれなりに仕上がって はいる。
ユキノサンロイヤル 2 南W 三頭併外(助手)

G前強め併入

67.5-53.0-39.8-12.4 ちょっと動きに迫力がなくダラッとした動き。追われて伸びてはいるがちょっと バランスが悪い。
プラズマ 5 南W 併外(柴田善)

G前一杯併入

67.3-52.6-38.6-12.2 ちょっと前駆が勝っている感じで追われてからの加速にもたつくが最後はしっか りと伸びる。 首も使えるようになってきて走りが良くなってきた。まだ成長途上だが上り調子 。
トウショウナイト 4 南W 単走(武士沢)

強め

64.9-49.8-36.9-12.2 スイスイと気持ち良さそうに駆ける。最後手前を替えてからスーッと自ら伸びて いるように精神的に充実している。良い状態。
テンジンムサシ 3 南W 単走(北村宏)

一杯

65.8-52.0-38.7-12.8 ちょっとバランスが悪く重心が安定していない走り方だが動き自体はそれなりに 鋭く太め感もない。それなりの仕上がりではある。
3月23日栗東 坂路・重 CW・不良 DW・不良 B・不良
アンフィトリオン 3 坂路 単走(小牧太)

馬也

53.7-39.3-25.9-12.8 ちょっと前脚の出が硬いかなという気はするがそこ以外はしっかり使えているし まずまずか。
クラクエンリーグ 2 坂路 単走(熊沢)

一杯

54.6-40.4-27.2-13.8 最後とまってしまった。脚が前に運べていないしアゴもあがって苦しそう。いつ も動かないがここまで悪そうにみせることはあまりない。
オペラシチー 4 DW 単走(助手)

キャンター

  つるんとした馬体で印象は良い。走る気が有り余っているといったふうに持って 行きそうな素振りも見せる。 ただそれは程よいくらいで行き過ぎた感じはない。フットワークもしっかりして いるし雰囲気良し。
アクティブバイオ 3 CW 単走(助手)

一杯

83.1-66.9-52.3-38.9-12.6 いつも通りのちょっとゴツゴツした動きでそんなに変わった所はない。


杉本氏の見解 八雲氏の見解

今回もBOXなのです。というのもバルクが出てきて人気を背負ってくれるので飛ん でくれた場合、非常においしい。というか、バルク飛んでくれると思う。休み明け で鞍上が替わりしかも2500m。見材料は揃っていても買い材料が殆どない。しいて言うなら中山ってことだけ。ま、それ以前にムラ馬なので軸にすることはこれからもな いだろうけどさ。印三頭は上がり勝負になったらこれだという馬を挙げてみた。プラ ズマの前走も素晴らしかったが、鞍上が先生なので要りません。
人気3頭の勝負になりそう。本命はオペラシチーにした。一度使った上積みでコスモバルクを上回るとみている。2番手にコスモバルク。実力は文句なし。
今年初出走でここは叩き台、その辺でオペラシチーより評価は低くしたが、対抗に推す。上がり馬、トウショウナイトはやはり中山2500M2戦2勝が光る。力を付けてきているし、人気両頭を食う可能性も。
ワルサーの見解 だい。氏の見解
一番強いのはコスモバルクであることは皆さん同意しているだろう。セントライト記念の時計は世代NO1を決定付けたもので、同じ中山の舞台、日経賞でもペースを握れば勝てる能力はある。が、みんな積極的には狙いたくない・・・。パドックから本馬場入場時の目に余る落ち着きの無さだったり、オーナーサイドのゴタゴタで中央経験さっぱり騎手に乗り替わったり、あげくには「権利取れなかったら中央に来ちゃえばいいんだもん」発言と見てて哀しくなる。勝負の場に立つ心的姿勢とは到底言いがたいし、わざと負けて中央移籍のいいわけ材料にしようという可能性も僅かながら否定できない。

能力安定発揮&勝負度合い&ファン過剰人気を考えれば消しもしくは評価落ちが妥当な線だと思われる。よし本命視されてる馬が飛びそうでウハウハだぁ〜、というにはちょいと早い。ペースの決定権を握るのも問題馬コスモバルクなのだから。誰も行かなければグラスボランチが押し出されて糞スロー濃厚、前から行けて切れる馬から買えばいいけど(オペラシチーなんか)、バルクは掛かる可能性が高く(掛かれば勝つ気もするけど)スロー確定とは言えないうえ、バルク引っ張った瞬間から180度求められる能力が変わってくる。

馬券作戦としてはバルク岡田の前に馬を置き持ち味出せずスロー上がり展開orバルク引っ掛かり、岡田ぶち切れもいい競馬するがオイシイ馬もいるよか。自分としては後者を選択した。てことで◎はイサオヒート。芝実績2着2回は新馬・未勝利の内容で評価点0なのは承知の上。マーチS出たかったのも察することができる。でもでも、ダートOPクラスで成績を収め重賞級と渡り合った実績馬です。ダートの瞬発力はなかなかのもので、ダビスタみたいな血統からも芝向きとも言えるのではなかろうか。ダイヤモンドSとかは意味無し競馬で参考外ぽいし。前から競馬をし馬場の利を生かしきれば戦える気がする。まあ調子が戻っていればという大前提があるけど。

○に同じくダート戦線からグラスボランチ。時計の指標を使っている人ならこの馬ずっとマークしていたに違いない。新潟500万下を1.10.9の1.2秒差逃げ切り勝ちと準OPレベル級の時計を自らの手で叩き出した恐ろしい馬。その後は自らペースを握らない消極的な競馬をしたり、ハナに行っても平凡なラップで持ち味を発揮できなかったりと、思うような結果を残せてなく「いつか逃げてくれれば」と期待していた。前回新聞コメントには全く無い積極先行からハナを奪い、距離適性外だと考えられるダ2100mをあっさり勝利。単勝万馬券をぶちかまし友達と一緒に死ぬほどへこんだ。たぶんフロックではなく能力さえ生かせればこの位走るのだろう、芝実績へぼかろうが狙っていく価値はある。

▲に暴走すればのコスモバルクで、△には上位がムラっぽく怪しくなった時のオペラシチー、テンジンムサシをヒモにする。どういう形であれコスモバルクがカギを握るレースだろう。それと中央移籍なんかしたらこの馬の存在価値はたぶんないよ。1度中央調教師につばを吐いたのだから最後まで意地を張ってほしい。意地をつまらないプライドと言いバルクのためと言い訳し、あっさり翻すなら男として終わったも同然。そんな陣営の馬券なんぞ買いたくねえ。

 競馬関係意外でも人気の9コスモバルクが戦線復帰。しかし3歳春までトップクラスであった彼はダービーでは圧倒的な1頭に惨敗し3歳秋には有力馬の1頭程度にまで格落ちし、なんとかルメール騎手が救った形と見る。今回の騎手の乗り替わりもこれといったプラスに思えないし、古馬と対等の斤量となる+2キロの成長&精神面の幼さを見せてフェードアウトすると見る。

 逆にそのコスモバルクに菊花賞で先着した12オペラシチーの方が成長著しいのではないだろうか…という事で◎。佐藤哲騎手が乗りに来たという点や1回叩いている点も万全に近いと見る。

 ○には3トウショウナイト。失礼かもしれないが京都遠征で武士沢騎手を背にしても2着というのは凄い実力馬ではないだろうか?それが今回は更に地元でしかも2回勝ってる中山2500m。悪くなる訳は無い。…ただ未だ重賞未勝利というのはやはり勝てなかったりもするのだがはたして。。。(苦笑)

 ▲は複勝圏ならの1ユキノサンロイヤル。中山の小野騎手ならかぐわしい匂いがする。

 推奨馬券は馬連の3−12と馬単12→1,3、更に3連単で12→3→1まで。
リングレット氏の見解    
本命はコスモバルク。去年は逃げというその脚質のせいで成績こそふるわなかったが力は抜けてる。今回も相手となる逃げ馬がおらずマイペースでいける分問題なく逃げ切ることができるだろう。1つ引っ掛かるとすれば鞍上くらいか・・・。

どこの新聞を見てもオペラシチーが菊3着、コスモバルクが菊4着でオペラシチーの方が上もしくは同格という見出しを出してるところが多いが3000mの菊で前半3Fが36秒、6Fが60.4秒、6〜12が63.7秒と中々のペースで逃げておきながら逃げ粘ったバルクと後ろからきたシチーを同格と見るのはどうだろうか。次走JCでもしっかり結果を出しているバルクの方が上を見るのが妥当ではないか。

そのオペラシチーだが、えー俺は今年の4歳は1部を除いて嫌いです。弱いから。だからシチーもトウショウナイトも買いません。4歳はOPまで!あ、やめて石なげないで!

日経賞推奨馬券
みるこデムウロ ワイド◎ながし 3連単◎→○▲→○▲△
杉本 馬連★BOX 三連複★
ガスター基地 三連単 ◎−○▲△−○▲△
大学生馬券師 三連複2頭軸流し ◎○−△
コスモ 馬連BOX ◎○▲
八雲 3連複 ◎○▲
ワルサー 馬連◎−○▲△ながし
カタストロフィ 3連単フォーメーション:◎○−◎○▲△−▲△×(16点)
だい。 馬連◎−○ 馬単◎→○▲ 3連単◎→○→▲
マッハラジャー (3連単フォーメーション)◎−○▲−○▲△×★ ○▲−◎−○▲△ ×★
リングレット 馬単◎→○▲


近年は弥生賞をも凌ぐトライアル@毎日杯

昨年はキングカメハメハがG1連勝の足がかりにした毎日杯。今年も大物出現なるか期待したい。

筆頭は3連勝できさらぎ賞を制したコンゴウリキシオーだろう。ハナ差の辛勝もなかなか瞬発力を見せてくれた。

勝って新馬で完敗したディープインパクトに堂々と再戦要求だ。薔薇族のローゼンクロイツが始動に選んできた。

1番人気で迎えたラジオたんぱ杯ヴァーミリアンに逆転を許す格好。ライバルは沈んだが自分は負けぬ。

トライアルクラッシャーアンカツでいかに。ジリ脚マルカジーク、追い込み決まればエイシンサリヴァンも食い下がる。
阪神11R 毎日杯 (GV)   芝2000m  3歳オープン  別定



















馬名 騎手 生齢 斤量 予想脚質
1 1           ×     エイシンサリヴァン
吉田豊
牡5
56
追込→
2 2   コンゴウリキシオー
藤田
牡4 57 先行―――→
3 3       コスモオースティン 武幸 牡3 56 逃先――――→
4                     エプソムドン
柴原
牡3 56 先行―――→
4 5                   シルクトゥルーパー
四位
牡3 56 好位――→
6   ×   ローゼンクロイツ
安藤勝
牡3 57 中差―→
5 7     ×             × トーセンマエストロ
デムーロ
牡3 56 追込→
8                     コメディアデラルテ
牡3 56 先行―――→
6 9                       テイエムメガスター
松永
牡3 56 好位――→
10                 ×   ケージーツヨシ
上村
牡3 56 中差―→
7 11   ×           マルカジーク 角田 牡3 56 中差―→
12                 レットバトラー 福永 牡3 56 中差―→
8 13                 カネヒキリ 武豊 牡3 56 先行―――→
14                   ×   マルイチクエスト 池添 牡3 56 先行―――→


毎日杯追切情報

赤5橙4緑3青2黒1の順に高評価

追切注目馬ピックアップ

トーセンマエストロ

3月23日美浦 坂路・やや重 南W・やや重 南D・

馬名 評価 コース 併単内容

調教時計

ガスター基地氏短評

コスモオースティン 3 南W 併外(助手)

G前一杯遅れ

67.8-53.3-38.4-13.8 終いバタバタだがいつもこんなもの。体の硬さも見られないし順調。
エイシンサリヴァン 3 南W 併外(吉田豊)

G前一杯併入

82.4-66.7-51.7-37.7-12.0 5馬身くらい遅れて直線へ、ちょっと慌てて追われてしっかり追いつく。豪快な 脚捌きでグイグイと伸びる。まずまず良い動き。
3月23日栗東 坂路・重 CW・不良 DW・不良 B・不良
マルカジーク 4 坂路 単走(角田)

強め

67.5-53.0-39.8-12.4 54.6-38.7-25.3-12.4
ローゼンクロイツ 3 坂路 併せ(安藤)

G前一杯併入

53.0-39.1-26.0-13.1 ちょっと追われてからモタモタするところがある。全体的にフックラしていて少 し余裕残しか
トーセンマエストロ 5 CW 単走(上野)

馬也

86.0-69.8-54.3-39.3-12.0 終い重点に追われる。やや馬体はこじんまりとして見えるが付くところにはしっ かりついている。 動きはやや迫力に欠けるが軽快で伸びもいい。間隔は開いたが状態は良く、一発 も期待できる。
レットバトラー 2 CW 併外(福永)

一杯半馬身先着

83.3-68.0-53.7-40.2-12.7 ちょっと動きが重々しく追われても反応悪く伸びもイマイチ。前走あたりからや や不調。
コンゴウリキシオー 2 DW 併外(藤田)

一杯一馬身先着

83.1-66.6-51.7-38.7-12.3 ちょっと走りのバランスが悪い。追われてからの伸びも平凡だしちょっと馬体が 前走より薄く見える。あまり良く見えない。
カネヒキリ 3 CW 併中(武豊)

馬也一馬身先着

67.7-53.0-39.3-12.5 迫力なくまり目立たない動き。薄手の造りで動きも軽く芝もこなせないことはな さそうだが。


みるこデムウロ氏の見解 ガスター基地氏の見解

最近好調気配。 このレースの地雷はコンゴウリキシオーの予感。ストラビンスキー(ヌレイエフ) ×ハンセルなんて小倉が一番似合うしとても阪神の急坂がプラスに出るとは思えないわな 。前走時には終いに11秒台を並べているラップを評価して上位に推したが今回は逆、終いに踏ん張る能力が問われる事になる、そうなると前走内容はここで信頼を置く程のパフォーマンスでもなく57`もやはり分が悪い。展開的にもコスモ、エプソム、カネ ヒキリがいる4番手くらいだと動くのが前走同様難しくなるし人気ならここは狙いを下げてみよう。

本命はローゼンクロイツ。アンカツがどうしようもないが能力、適性は上位の存在。 超スローで流れたラジオたんぱ杯なんて評価はしない。ヴァーミリアンがスプリング で飛んだようにペースが上がれば違う顔を表してくる程度の実績でしかない、本当に評価すべきなのは未勝利戦の勝ちっぷり、レースラップにある。35,9-61,3から 12.4-12-11.8-12.4を同じような位置取りの馬を1秒近く上回る上がりは好評価で きペースがある程度あがり終いが掛かり気味な同レースでも臆するところは無いは ず。

対抗には人気落ち必至でシルクトゥルーパーに妙味がある。先行して持ち味が出 ないレースが続いているが終い勝負ならこのメンバーでも上位に位置する。特に2戦目のきんもくせい特別は優秀でカネサマンゲツが逃げ残る所を唯一後方から猛チャージでレースラップは12.3-11.6-11.8-12.5と軽いだけのレースではなかったのが良い。 アドマイヤベガ×デイジュールは京都より阪神向きで前半無駄脚を使わなければまず上位、人気落ちのここが狙い目になる。

マルカジークは懸念したとおりの阪神下手、レットバトラーは今回控えるようだが外 を回して上位にこれが来るなら他に来る馬はたくさんいる。カネヒキリは芝で実績が 無い以上ダートで何秒千切ろうがしった事ではない。 ケージーツヨシは前走ペースが上がった4角で内を通りながら順位をさげてるように一貫ペースが合う馬、直線競馬だけでは足りないが3角から速く流れるケースも多々ある同レースで見逃せない一頭。コメディアデラルテはホワイトマズルにオペラハウスでその内芝でもガツンとやる血統、時計がかかれば浮上してくる。

中山は思い切った狙いでグラスボランチの一発期待。金蹄Sも前残り競馬だった 事は承知の上で狙ってみる。コスモバルクのデキがわからんし、また番手の競馬でもやられたら思わぬ取りこぼしが今の馬場には潜んでいる。オペラシチーは上がりがかかる競馬が理想で自分から潰しに行って押し切った前走は優秀、やはり対バルクという意味ではこれが最右翼だ。トウショウナイトはうま味が京都記念で出た後だけにあわてて飛びついてはいけない馬、正月開催の中山と違い後ろから差すのは容易ではなく頭まで期待するのはちと酷というもの。
ローゼンクロイツとコンゴウリキシオーの2強ムードだがコンゴウリキシオーは危なそう。まず新馬戦でアッサリとディープインパクトにちぎられたのが気に入らない。 確かに強い相手だったが何の抵抗もできず、では。次走の未勝利ではイーブンペ ースからスーッと伸びてまるで別馬のような快勝。テイエムカイブツを物差しに しても コース替わりの利があったと窺える。三連勝の内容がややスロー気味のイーブンペースから早めに仕掛けてその脚をゴールまで一息で持たせるような競馬で、 直線坂がありもう一伸びを要求される阪神では落ちるのではないかと見る。

そこで本命はローゼンクロイツ。マイルの経験もありミドルペースまでなら十分に対 応できる。 未勝利戦でもミドルから早め押し切りで圧勝していて京都2歳S、ラジオたんぱ杯と超スローだったからといって軽視する必要はない。 器用さがありペースもさほど問わないだろう。前走坂のある阪神で負けたといっ ても順調さを欠いてのものである上に、この血統のなかでは割と馬格があるので それなりにはこなせるはず。

対抗にはコスモオースティン。恐らくこの馬の出方 がペースを握るだろう。しぶとさが身上でコース替わりの馬場を通って 粘り込みというのは想像しやすい。三番手にはカネヒキリ。どうもユートピアと 同じにおいがする。この馬も先行して粘り込みが見込める。 コンゴウリキシオーは消し、まではいけずこの評価。先行勢の仕掛けが早くなっ てズブズブになった場合トーセンマエストロとマルカジークの目もある。
大学生馬券師氏の見解 コスモ氏の見解
 今週からAコースに戻るので、グリーンベルトとまでは言えないが状態のいい内を通れる馬が圧倒的に有利だろう。

 本命はコンゴウリキシオー。前走は単なる前残りレースだから評価はできないが今回も前残りになるはずだから人気でも信用していい。枠もいいし、パワー溢れる血統から阪神2000は合う。相手はちょっとわからないので馬単1着付けでバラバラ流してみようかな。

 相手はとりあえずカネヒキリ。よく分からんが前に行けるしあれだけ早い時計で走れるなら能力も高いんだろう。

 次にローゼンクロイツ。能力は間違いなく高い。休み明け、前に行かないとつらい馬場というのがアレだがそれでも自力が違うので無様な競馬はしないだろう 。

 コスモオースティンは難しい馬なので乗り替わりが微妙なのと、前走はベスト の条件でベストの競馬をしたわけで今回はちょっと買いたくない。

 エイシンサリヴァンは強い馬だが追い込み一手の脚質じゃつらい。2→1が何 倍つくかにもよるが今回は見送りが妥当。
本命はコスモオースティン。前走以上のデキを求めるのは酷かもしれないが、崩れない安定感に距離不安無し。有力2騎と違い56キロ。初の関西、初鞍上は割引だが、賞金上乗せしてGIに出てくるのはこの馬の気がしてならない。

2着くさい血統なのは確かなローゼンクロイツ。年明け初戦ということもあり評価はもう一つなのだが、こちらは賞金面で微妙な馬。余裕残しというわけにもいかないだろう。2000m3戦を見ての安定感、関西のレースということで連を確保するのではないか。

コンゴウリキシオーは重賞ウィナー。ディープインパクト以外に負けるワケにはいかないだろうが本番で勝てば良い。無様なレースはしないだろうが、余裕があるのは確かだろう。3番手まで。
カタストロフィ氏の見解 マッハラジャー氏の見解
 今回は毎日杯よりも日経賞の方が触れたいなーってことで、あとでちょっと日経賞の分も触れております。毎日杯ってか基本的に3歳重賞戦は苦手なんで。冷静に戦力を分析する能力は俺には無い。まだ能力未知数の新馬、2〜3戦目の血統で穴を当てるのと、古馬になって個々の馬の適正が見えてから穴を当てるのが得意なんで一番苦手なところ、と言い訳しておきますが、当然当てるつもり満々です。

 今回は2強ってことなんで、オッズも2頭と武ってことになるでしょう。ポイントになるのは誰を切って誰を上位にとるか。結論から言えばコンゴウリキシオーを上位 にとるべきだ。理由はただひとつ、前走が得意条件では無かっただろうから。勝てた 理由は展開と言ってのけて良いだろう。むしろあそこで展開の恩恵を受けたとはい え、勝てたことは非常に評価できる。ディープインパクトにちぎられた馬、という印象があるが果たして本当にそこまで能力差があるかと言われれば疑問だし、新馬の超スローで取りこぼしてからの2,3戦目の強さはデインヒルにありがちな中距離ミドルラップでのスピードの違いで連勝。そこまで切れる脚が無いため、スローにな った前走だがそれでも好位から捕らえた脚は認めるべきだ。今回は阪神の2000m。 毎日杯の過去の上位馬を見ればわかるが大体好位から競馬出来る馬が勝っている。 スローになっても極端な瞬発力勝負にならないのが阪神の中距離重賞で、だとすればコ ンゴウリキシオーがもっとも信頼を置ける馬ということは言うまでもない。連対象。

 対してローゼンクロイツに関しては、33秒台という末脚が目立つがこれは脚を温存したらの話。コンゴウリキシオーがいくら脚を温存しても34秒台が限界だろうが、 コンゴウには脚を温存せずとも34秒台〜35秒台でまとめることが出来る。今回多 頭数でペースはスローだろうが、ラジたん・京都2歳Sのような極端なスローにはな らないだろうし、勝ちきる・連までということはオッズ的にはおいしくない。ただし弱い馬ではなく、あくまでペース適応の問題と休み明けというのもあるので、美味しい配当を狙うなら3着のみに。

 さて、カネヒキリという馬、どうもわからん。わからんが、フジキセキのデピュティで原則的に芝がだめと言うことはありえないだろう。(芝とは関係なくダート巧者である可能性が高い配合だが)新馬・2戦目の糞惨敗がダートなら勝てたのかと言われたらちょっと疑問だし、かといって京都ダート1800であの時計(しかも上が り36.7で1.2差ぶっちぎった馬)中山でもミドルラップでぶっちぎったところを考えると、2歳時はまだ出来上がっていなかったのでは。確かにオッズはやや過剰人気するだろうが、前の2頭以上はないだろうし能力があるならと、頭1着のみ。

 この3頭を覆す馬がいるのかどうか。まず要らない馬列挙。

エプソムドン…バブル のラストタイクーンの血統では現状ダート馬でしょ。古馬になって阪神マイルで穴あ けそうな印象。

シルクトゥルーパー…もち時計が遅く、上がりも際立っていない。現 状どの競馬でも力不足。

コメディアデラルテ…とりあえず様子見。同じダートの圧勝 馬なら時計が段違いに速いカネヒキリを上位にとるべき。血統的には芝で走れて おかしくないが、3歳からと言う印象派皆無。

テイエムメガスター…距離・成長の点 から もバクシンオー産駒が一周コースの重賞を善戦できる期待は薄い。勝ちぶりも派 手だ けど内容はそれほどでもない。見送り妥当。

ケージーツヨシ…とりあえず岩田から上 村はマイナスでしょ。相手のレベルも上がり、ゆったり流れる2200からやや忙しくなる2000で常識的には消しが妥当。オッズ的にも美味しくないし。

マルカジーク…とりあえず角田とサンデーと言う組み合わせが俺の中ではありえないwずっと使われてきて上がり目はないし、いかにも3着狙いますよ〜みたいな四位ならヒモに抑えてもいいけど、角田みたいにそういう競馬が出来ない人だとちょっとしか良い脚がないこの馬じゃ3着以内は無理でしょ。

レットバトラー…現状では力不足。3着 が無 いかと言われれば否定はしないが、多分来ない。

マルイチクエスト…時計・上が りと も平凡。

 本命はトーセンマエストロ。もうすでに7戦もしている為大きな上がり目は酷だが、逆に言えば安定した成績を見せている。ラジたん惨敗も実に安定した競馬での惨 敗。あの競馬では当然連は無理だが、エリカ賞のような超スローから後半のロン グスパート戦で勝利したのはこのメンバーの中では大きい。というのもこのメンバー でその適正がありそうな馬がなかなかいないからだ。だからコンゴウが鉄板だと思った理由にもなるのだが。デム様最近いまいちだけど芝の中距離の積極性はかなりのもんがあるし、この人気なら狙っても面白い。トワイニングってのがかなり嫌われてるけど母父はマルゼンスキーでかなりタフな印象。

 コスモオースティンは中山の外回り2200mで逃げ切れていること、東京で詰めが 甘そうな印象、オース(父フェアリーキング)という血統からも逃げられるならス ロー →5〜4Fミドル勝負で押し切れそうな阪神2000は合うはず。かつ阪神の逃げの天 才 (追い込みは腐るほど下手)幸四郎ということで頭はともかく2,3着なら十分 ありえます。

 エイシンサリヴァンは距離の関係で積極的な競馬は絶対しないだろうから、能力を 考えても2着以上はないということで、買いやすい3着。

 長文になっちゃったけど中山の日経賞は要らない馬が多すぎて実質少頭数。そ の中でユキノサンロイヤルの取捨についてだが、今回は消し。この馬は本質的にはマイルから中距離馬でOKだと思う。中山2500はトリッキーコースだが、追い込み一手ではつらい。中山内回りでの競馬での連対時はすべて先行で結果を出していた過去のデータであり、いまや追い込み馬になってしまった現状では中山巧者と言っても外回りに限られる。故に過剰人気の今回は消すべきである。クラクエンリーグやスパークホーク、グラスにウエノマルクンなんて何しにきてんの?って話で。オペラシチーは前走見る限りけっして抜けているとは思わないけどさすがにこのメンバーなら連対しちゃ うだろうな。

 後はバルクの取捨だけど中山2500と言う距離を岡田のわけわからん指図でほとんどはじめて乗るようなやつが人気で勝てるとは到底思わん。ただなんとなくバルクは休み明け強いような気がするな。バラゲーと印象がかぶるGUハンター。 そ う考えると来ても文句は言えんが多分来ない。
 こんなもんどうかんがえてもコンゴウリキシオーとローゼンクロイツが抜けてる、マジメに重賞級の能力を持っているのはこの2頭だけであとは一山なんぼっつう感じ。

 個人的にかなりコンゴウが好きなのでバイアスが掛かっていて冷静な能力判断 は出来ていないが脚質に安定感があるのでアホみたいに崩れるとは思えずそうい う意味では予想の楽な馬、つうかとりあえずコンゴウには『ディープインパクト以外には負けて欲しくない』、ディープの評価が上がるとかそんなんじゃなく単純に『ディープvsコンゴウ、ライバル物語』が見たいという願望のみで皐月賞やダービーでもこの2頭のワンツーを希望してるくらいなのでここはほんまにクリ アして欲しい、ぶっちゃけ本番でコンゴウが勝ってくれても全然OKやし。

 ローゼンは鞍上絶不調が不安は不安だがコウゴウ以外の相手とは地力が違うだ ろうし露骨な沈没はないはず、新馬戦はマイルのそこそこ速い流れでも対応でき たしスロー専門ということはない。

 後は一山なんぼ組から紐の選定だが単穴には澱みの無い流れにも対応可能なマルカジーク、初距離の不安はあるがきっちり溜めればそれなりの末は使えるはず 。連下には実績上位で順当なら上位争いのコスモオースティン、以下叩き3走目 でもう一枚上積みあれば面白いケージーツヨシ、新馬勝ちからの参戦でもこのメ ンバーなら未知の魅力あるマルイチクエスト、最内枠疑問でも謎の寒竹賞組が魅 力の2勝馬エイシンサリヴァンまで。


毎日杯推奨馬券
みるこデムウロ 馬連◎ながし 3連単◎→○→△
杉本 馬単◎軸○▲△流し 三連単◎→○→▲△
ガスター基地 馬単 ◎→○▲△× 馬連 ○−▲△
大学生馬券師 馬単1着付け流し ◎→○▲
コスモ 馬連 ◎→○▲
八雲 ワイド ◎−○▲
ワルサー 馬連◎−○△ながし
カタストロフィ 3連単フォーメーション:◎○▲−◎○△−△×(17点)
だい。 ワイド◎−○▲△ 馬単◎→○▲△
マッハラジャー (3連単フォーメーション)◎○−◎○−▲△×★ ◎−▲△×★−○
リングレット 三連複◎=(○▲△×)

第6期 予想師ランキング(05/1/5〜)
予想師名 回収率 的中率
大学生馬券師 272.5 15.0
杉本 139.3 21.4
ワルサー 101.4 11.9
カタストロフィ 77.2 6.1
マッハラジャー 74.1 6.8
みるこデムウロ 38.3 11.6
八雲 36.6 11.4
だい 34.9 14.7
ガスター基地 34.8 20.0
コスモ 31.3 10.3
リングレット 0.0 0.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 77.3 12.5
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 76.4 11.8


 

先週的中者一覧
みるこデムウロ フラワーC 馬連1700円

inserted by FC2 system