10年に一度の逸材か?それとも幻に終わるのか?@皐月賞

皐月賞はどこを見渡してもディープインパクトを中心として語られている。さてこの判断は本当に正しいのか?

競馬ファンの枯渇感が産んだ偽りのヒーローではないのか?答えはゴールした後に示されるがあなたの判断はいかに。

3戦3勝、弥生賞を勝ったことで距離・コース・輸送といった課題は解決し万全の形でレースに望めるのは確かだ。「強いならただ勝て」

もちろん期待を裏切ってやろうという馬もいっぱいいるぞ。人の裏を行くのが勝ち組への希望の道であるという穴党はこっちだ。

弥生賞にてもう少しで倒せそうだったのがアドマイヤジャパン。内外の有利が叫ばれ、今回ディープより外に枠を移すが秘策はあるのか。

スローなら位置関係で有利と考えられるローゼンクロイツ。橋口&薔薇一族の一撃性で悲願のクラシックに手を伸ばす。

朝日杯FS勝利マイネルレコルトも巻き返したい。距離はやっぱり長いのかもしれないがつけられた差は僅かで逆転を信じる。

スプリングSから秘密兵器ダンスインザモア。若葉Sで新味見せたアドマイヤフジ。大先生でペースをつくるビッグプラネットなど一発狙ってるぞ。
2005年3回中山8日( 4月 17日) 11R 第65回 皐月賞(GI) サラ系3歳2000m芝・右  牡・牝(指定) オープン定量
8 7 6 5 4 3 2 1
18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ダンスインザモア スキップジャック アドマイヤジャパン エイシンヴァイデン ディープインパクト ローゼンクロイツ タガノデンジャラス パリブレスト シックスセンス ダイワキングコン ストラスアイラ ペールギュント ビッグプラネット ヴァーミリアン コンゴウリキシオー マイネルレコルト トップガンジョー アドマイヤフジ 馬名
牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 馬齢
蛯名正義 勝浦正樹 横山典弘 武幸四郎 武豊 安藤勝己 安田康彦 田中勝春 四位洋文 北村宏司 吉田豊 池添謙一 柴田善臣 M.デムーロ 藤田伸二 後藤浩輝 小牧太 福永祐一 騎手
57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 重量
みるこ
杉本
ガスタ
大学生
コスモ
八雲
ワルサ
カタス
マッハ
リング


着順 馬番 馬名 単勝 14 130円 枠連 7-8 2880円 三連単 14-10-16 70780円
1 14 ディープインパクト 複勝 14 110円 馬連 10-14 5830円 ワイド 10-14 1840円
2 10 シックスセンス 10 1030円 馬単 14-10 6100円 14-16 280円
3 16 アドマイヤジャパン 16 220円 三連複 10-14-16 14280円 10-16 7020円


皐月賞追切情報

赤5橙4緑3青2黒1の順に高評価

追切注目馬ピックアップ

マイネルレコルト

4月13日美浦 坂路・重 南W・不良 南D・不良 南芝・不良 北C ・不良

馬名 評価 コース 併単内容

調教時計

ガスター基地氏短評

パリブレスト 2 坂路 併せ(助手)

一杯併入

51.6-37.3-25.3-13.0 それなりに動いてはいるが頭が高く覇気も感じられず走りに集中できていない。 いまひとつ。
トップガンジョー 3 坂路 単走(穂苅)

馬也

57.5-39.4-25.1-11.8 前半は抑えて終いを伸ばす。前走が実に良い動きだったのでそれと比べるとやや 見劣るが今回も悪くはない。
ダイワキングコン 3 坂路 併せ(牧原)

馬也先着

53.0-38.4-25.5-12.8 ちょっとフラフラしていて迫力に欠けるが動きはキビキビとしていてまずまず良 い調子。キレイなフットワークだし 弥生賞時にも言ったとおり芝もこなせる。
ダンスインザモア 4 南W 三頭併中(助手)

馬也併入

67.2-51.0-37.4-12.2 スプリングS時には後肢の踏み込みの甘いところがあったがそれが改善されてト モに力強さが出てきた。 それでもまだトモの力強さは物足りないが状態は良く順調に良化してきている。
ストラスアイラ 2 南W 三頭併中(吉田豊)

一杯半馬身遅れ

65.4-50.9-37.6-12.9 両隣に馬を置いて、手応えで劣り一杯に追われてついていくのがやっと。動きに キレがなく、もともとこんなものかもしれないが良くは見えない。
マイネルレコルト 5 南芝 単走(後藤)

馬也

67.9-53.3-40.0-13.2 ここまでずっと不満だった首周りの力強さのなさがなくなってきた。冬毛が抜け 毛艶も良くなっていて上昇気配十分。 フットワークのバランスが良く非常に良く見せる。
スキップジャック 3 南W 単走(勝浦)

一杯

84.7-68.4-53.1-38.5-12.0 やや前脚のフットワークが硬く軽さもあまり見られない。やはり使いこむとあま りよくなさそうなタイプ。
4月13日栗東 坂路・やや重 CW・不良 DW・重
コンゴウリキシオー 4 坂路 併せ(藤田)

一杯一馬身先着

52.4-37.3-24.5-12.3 ダンツジャッジと併せ、最後の1ハロンで一馬身差をつける。動きにキレがあり 反応もなかなか良い。走り方は不恰好だが体全体を使っていて好感が持てる。
ペールギュント 4 坂路 併せ(池添)

強め一馬身先着

51.4-38.1-25.3-12.8 スッと二馬身ほど離すもモタモタして差を詰められ最後は一馬身ちょっとの差に 。キレはないが力強い動きで順調。
ローゼンクロイツ 3 坂路 併せ(安藤)

G前強め半馬身先着

52.3-39.1-26.8-13.7 重心が低く非常に柔らかいフットワーク。終いで追われても併走馬と脚色を合わ せてしまった。まだ本気の仕上げという雰囲気はないが順調。
ビッグプラネット 4 坂路 単走(助手)

G前強め

53.0-38.0-24.9-12.4 首をグッと下げた重心の低いフットワーク。小気味よい動きでスピード感、キレ ともに良い。ただ2000を走る上ではもう少しフォームに遊びがほしいところ。
タガノデンジャラス 3 CW 併外(助手)

G前一杯二馬身先着

83.6-67.7-52.6-38.9-11.8 アドマイヤジャパンの外を併走して終いで二馬身先着。反応良く伸びるがちょっ とタメが効いてないような走り方。特別良いとは言えない。
ディープインパクト 4 DW 併外(武豊)

馬也一馬身先着

80.3-64.6-50.6-37.7-11.7 フットワークが安定していてキレもある。特に文句をつけるところのない動き。
アドマイヤフジ 2 CW 併内(助手)

G前強め併入

78.0-63.6-50.5-38.2-13.2 アドマイビッグの内を併走。一旦一馬身ほど前にでるも追いつかれる。前走ほど 良いとは思えない、反動か。
エイシンヴァイデン 2 CW 併外(武幸)

強め半馬身先着

79.6-65.1-51.5-38.8-13.1 ゆったりとフットワークで駆ける。全体的に動きにキレがなくあまり勝負がかっ ているという雰囲気もない。
アドマイヤジャパン 3 CW 併内(助手)

G前一杯二馬身遅れ

84.0-68.1-53.0-39.3-12.2 タガノデンジャラスの内を併走し終い二馬身遅れる。そんなに走るタイプの馬で はないしこの遅れは気にならない。 全体的に馬体に張りが出てきて成長が見えるが、ちょっとフットワークがバラバ ラでそこがちょっと気になる。
4月14日栗東 坂路・良 DW・やや重
ヴァーミリアン 4 坂路 単走(助手)

馬也

53.2-38.6-25.2-12.3 前走とは打って変わって終いを伸ばしてきた。落ち着いた雰囲気で追われてから はグンと反応して非常に良い動きを見せた。上昇度はピカイチ。
シックスセンス 3 DW 単走(助手)

一杯

85.0-67.6-52.2-38.9-12.1 少し追われてから頭の高いところがあり万全とは言えないが、動きにキレが増し 前走よりは良くなってきているのは確か。



みるこ氏の見解 杉本氏の見解

皐月賞は自信がありませんですねぇはい。なわけで遊び半分で買います。元々ディープが勝つような気はしてませんが、馬込み云々はあまり関係ねぇ気がするけどこの頭数はやはりよろしくない。9→7→10頭だてではあまりに少なすぎる。勿論弥生賞のパフォーマンスは圧巻であの時の中山で外目を捲くっていって余裕残りで勝ちきるのは実際には3馬身程度の差があったものと思うけど。

ここは思い切った穴狙いを。皐月賞馬はタガノデンジャラスである。例年なら前有利の馬場状態になっていて平均的に速い足を使えるマイラー系先行馬が穴っぽい所、しかもディープ一点に注意が集まるから完全な後ろ掛りのレースになるからなおさらの事。当初はヴァーミリアンを買おうかと思っていたが萩Sでテイエムヒットベに敗戦の事実を見ると完全にスロー専門なのかもしれない。しかも去年と違って先行勢が結構強力、おまけにコンゴウの藤田が早め先頭宣言してるしレコルトも鞍上のスタイルから早めの競馬が予想される。となると仕掛けのポイントが早まり今年こそは差し馬に光が当たるのではないかと思った次第。でタガノデンジャラス、若葉Sは平均ラップで普通の2着だからあんまり価値は無い気がする。評価すべきは中京2歳Sにあり。12.1-11.4-11.8がレースの上がり3つだがこれを11-7-4は11,4で捲くりをかけてるわけだから高い持久力の証であると言える。舞台設計は違うものの3ハロン35,6、5ハロン通過60,2で道中12,5より遅いラップの無い一貫でのパフォーマンスなら弥生賞の37.4-49.7-62.2の流れよりも価値はある…事もないことも無い、ディープより早めに動いて一発狙って欲しいね、ディープより後ろにいたら駄目よ。相手筆頭は前目で競馬できて早めに動いても止まらないマイネルレコルト、他が引っ張ってくれる流れは向きそうで消せる馬ではない。3番手評価で未知数のディープ、そして3着候補には腹くくって追い込んでくるペールギュントに勝った馬の位置取りを考えたらかなりの好走で去年のメジャーと被るトップガンジョー、ベストパフォが一貫ペースとなった未勝利戦のローゼンまで抑えておく。

カタスの旦那が2000倍的中だってさ。ちょっくらぬっころしに行ってくる。


さて、皐月賞。
世間ではディープインパクト一色となっているがそこまで抜けた存在ではない。1倍台の人気を背負うほどの器でもないと思っている。個人的に未だモノポ級のディープインパクト。ここであっさりと勝つようであれば次は評価します。正直弥生賞は評価しづらい。

さて、嫁さんに「1〜18までで好きな数字選んでみ」と聞いてみたところ、「5番」との答えが返ってきた。というわけで◎はヴァーミリアン。(いや、嫁さんはまったく関係ないけど)前走の「騎手乗り替わり→出遅れ→先団に一気にとりつき→直線逆噴射」のチグハグな競馬は度外視。人気も前走の惨敗で一気に暴落だし美味しい…と思ったらそこまで下がっていないので実は旨味はそんなにない。それに馬体重次第かとも思うが増えてたら間違いなく買い。

最近当たってないから要らんこと言わない。ヴァの頭でディープカワネ。
来るなら3着止まりだろ。っていうか、3着止まりでよろしく。頼む。お願い。

ガスタ氏の見解 大学生氏の見解

 本命はディープインパクト。弥生賞であれだけの競馬が出来たのだから頭数が倍になって外を回らされたとしても3着は外さないだろう、ということで相手探し。

 中山2000mというコースはほぼ半分の1000mがコーナーでコレがかなりきつい。そしてある程度意識が前に行く上にまだ適性を見極められていないマイラーの先行馬が出走してきてペースがあまり落ち着かなくなり後方の馬も脚を使わされる展開になる。となるとコーナーでも無理なく平均ペースを追走していけるだけのスピードと、後方待機のメリットがないことに加え直線の短さからある程度の先行力が求められる。

 大阪杯のようにディープインパクトの(1)脚の速さ(2)コース適性(3)状態を全て100として他馬と比較すると(1)ではマイネルレコルト90、ローゼンクロイツ85、ビッグプラネット80、アドマイヤフジ・トップガンジョー・コンゴウリキシオー・ヴァーミリアン・ペールギュント・アドマイヤジャパン・ダンスインザモア・アドマイヤフジ70、以下60〜(2)の適性ではマイネルレコルト110、ビッグプラネット100、ペールギュント90、トップガンジョー・ヴァーミリアン・ローゼンクロイツ・アドマイヤジャパン・ダンスインザモア80、以下70〜(3)の状態ではマイネルレコルト105、ビッグプラネット・ヴァーミリアン100、コンゴウリキシオー・ペールギュント・コンゴウリキシオー・ダンスインザモア95、以下85〜。これをざっとまとめると

マイネルレコルト  90・110・105 305
ビッグプラネット  80・100・100 280
ペールギュント   70・90・95  255
ローゼンクロイツ  85・80・85  250
ヴァーミリアン   70・80・100  250
ダンスインザモア  70・80・95  245
アドマイヤジャパン 70・80・85  235
トップガンジョー  70・80・85  235
コンゴウリキシオー 70・70・95  235
アドマイヤフジ   70・70・85  225
(以下略)
ある程度順当に収まったが、オヤッと思われるとすればアドマイヤジャパンの(1)の低さとローゼンクロイツの関係、それにペールギュントの(2)の高さではないだろうか。まずアドマイヤジャパンから、まずこの馬で強いと思わされたレースが皆無。ラジオたんぱ杯では前の二頭が動いても動かず(動けずか)ワンテンポ遅れて追い込んできての3着、あのような追い込みは派手だが実力以上のものは見えてこない。動けなかったのは馬自体の問題で不利があったわけではなくアレが馬の持つ力。二戦目の京成杯はメンバーも低調でただ勝っただけのレースでたんぱ杯以上のものはなかった。弥生賞は一頭別の競馬をしたディープインパクトをいないものとして考えると、最内をビタッと回って4角でも前がポッカリ開いて完璧な競馬だったのに、かかりまくって終始チグハグな競馬だった上にスローの瞬発力
比べは苦手のマイネルレコルトに0.2差、ダイワキングコンに0.3差。外のディープインパクトをかわそうと最後まで気合を入れていたのも考えるとそんなに高いパフォーマンスとは思えない。対してローゼンクロイツだがこの馬の評価の高さは未勝利と京都2歳Sが全て。全然仕上げてない状態でミドルペースを追走し馬なりで圧勝した未勝利戦、あまり未勝利戦と変わらない仕上がりで物凄いスローから素晴らしいキレをみせた京都2歳S。この
二つからこの馬にはかなり高い評価をしているがたんぱ杯、毎日杯と物足りないレースが続いているので坂があまり得意ではないのかという印象。次にペールギュントの適正の高さだが、この馬自身は恐らくミドルペースでダラッと脚を伸ばすタイプ。同じSS×リファールにもバブルガムフェロー、ロサード、ヴィータローザ、キスミーテンダー、メイショウオウドウとペースが速くてもいける口が多い。逆に自分から動いていくと甘くなるタイプでもある。そういう意味ではスプリングSでの敗戦は3コーナーで動いた時点で決まっていた。今回はある程度前が速くなりこの馬自身がミドルに近いペースで走れて終いにかけるようなので+に働く。

 次に展開面だが逃げるのはビッグプラネットだろうと思うが鞍上はヨシトミさん、かかろうが何しようが抑える可能性もなくはない、少なくともハイペースにする度胸はない。ダイワキングコンあたりが逃げることになるとややスローに近いペースにもなる可能性はあるのでそれも考慮に入れたい。ミドルからハイになるならば有利なのは直線入り口で3番手から6番手あたりの逃げ馬のすぐ後ろの位置。これ以上後ろになると距離損が大きくなり前だとペースがきつい。ここに入るだろう馬はトップガンジョー、マイネルレコルト、コンゴウリキシオー、ヴァーミリアン、このあたり。この中で速いペースへの耐性が高いのは朝日杯のマイネルレコルトが抜けていてちょっと離れてスプリングSのトップガンジョー、またちょっと離れてくすのき賞のコンゴウリキシオー、大きく離れてたんぱ杯のヴァ
ーミリアンという順。こうなるとポジションを取れる可能性が高いのはペースがはやくてもついて行けるマイネルレコルト、トップガンジョーだろう。この二頭を展開面から推す。

 全体にまとめると実力、適性、状態に展開ともに二番手以下の中ではちょっとリードしているマイネルレコルトをもう一頭の軸に。実力は相当のものを持っていると見ているビッグプラネット、中山2000mの適性でペールギュント、こちらも実力を買ってローゼンクロイツ、状態一変してきたヴァーミリアン、こちらも順調のダンスインザモア。それに加えて展開利のあるトップガンジョーをまでを押さえる。長々と書いた割につまらない予想でごめんなさい。

 ディープインパクトの話をしよう。弥生賞は異常なまでの強さだった。スローの上がり勝負で外外をまくって、最高にロスなく乗ったアドマイヤジャパンを抑えて勝ちきるなんて着差以上に強いどころのもんじゃない。今の中山芝レースであんな勝ち方できる馬なんて、少なくともこの世代には他にいない。現段階でアグネスタキオンやタニノギムレットと同レベルの評価をしていいと思う。できればロブロイやタップが現役でいる間に対決してほしい。順調に経験を積んでいければ、50年先でも史上最強馬の話をしたときに必ず名前が挙がるくらいの馬になるだろうと思ってる。
 が、しかし、皐月賞馬になれる可能性はほとんどないと思う。それくらい中山競馬場は不公平な競馬場だ。スタートセンスとテンのダッシュ力と直線が短くて急坂があっても加速するのに困らないレベルの地面蹴る力と内枠を引き当てる運が無いと勝てない。余りに限定的、局所的な適性が求められすぎる。歴史的名馬でさえも自力で解決はできない程に。
 先週&例年の皐月賞ウィークからも明らかだが、日曜は弥生賞時に比べてより馬場状態が良くなり、時計が相当出ることが予想される。増して18頭フルゲート。元返しに近いくらい被った人気になった馬が内目に入ってコースロス無く走るなんて不可能。テンで頑張ったとしても内枠に速い馬がいるし、せいぜい中段やや前目につけるのが精一杯だろう。早めに動いても周りがほっとかないし、どうやっても外を回らなければならない。弥生賞より苦しい競馬になるのは見えてる。残念だが、連勝はここでストップってことになるだろう。武豊がどう乗るかというのはとても興味をひくが、いくら天才でもどうにもならんと俺は思ってる。
 印は適性のある馬に打った。馬券的にはこれで正解だろう。
(金曜夜の時点で書いています。余裕があれば日曜分アップのときに印打った馬の見解載せたいと思います。)

コスモ氏の見解 八雲氏の見解

弥生賞上位3頭の再戦という位置づけで、勝つのはディープインパクトだろう。皐月賞が難しいコースで、ディープインパクトが外を通って苦しいのはわかるが、それは力が同じだったらの話。抜けていれば問題ない。距離・坂に問題はなく、まず負けられないだろう。
使った分だけ評価を上げたいのがマイネルレコルト。2000mではやや分が悪いが、こなせる範囲ではある。やはり一度叩かれての参戦は非常に望ましく、内枠を活かせればチャンスはある。
アドマイヤジャパンも前走を評価したいが、トライアルでマイナス体重だったのが気がかり。トライアル仕上げがどこまで信用していいものか迷う分だけ評価を下げた。

ストーミーカフェの離脱でディープインパクトが完全に抜けた存在に見える。
能力は文句なしにNO.1、レースぶりも圧巻。
唯一難癖つけるなら、やはり多頭数でどうか、だろう。
その点で負ける確率は結構高い気がするけど、負けても
複勝圏内は外さないでしょう。ワイドの軸には鉄板。
ここ2年、連対馬を輩出しているスプリングS、今年はダンスインザモアが制覇。
正直、まだペールギュント、ヴァーミリアンの力が抜けていると思っていただけに
意外な勝利でした。アッという間に勢力が入れ替わった感じですが、
まだこの2頭は巻き返し可能とみます。
ペールギュントは池添とは、なかなか手が合いそうな感じ、
ヴァーミリアンはデムーロを擁し、前走からの巻き返しをはかる。
この2頭がスプリングS出走馬で最も強いと思うし、
ディープインパクトの相手候補になりえると思う。

ワルサ氏の見解 カタス氏の見解

断然人気のディープインパクトに◎をつけるヤツの予想なんてほとんど見る価値ないけど、暇な方はお付き合いください。忙しい方もここまで読んだんだしつきあってね。

世間でディープインパクトは3冠確定、10年に一度の馬、史上最強候補と騒がれているが、個人的には「メチャメチャすげえオラワクワクしてきたぞ」といった期待も「史上最凶溜め殺しショー開催だぜ」といったひねくれ心も無い。もともと時計で馬を見る人間は「誰よりも速い時計で走ってください。誰よりも速い時計で走れればあなたは誰よりも速いです」と難しそうな本に難しく書いてある、とってもマヌケな考えで競馬感を支えているんです。速い時計で走ったことが無い、または走らない、でも速く走る可能性は残されていますといった、陸上競技において半端で現状無価値な馬に、僕は魅力を感じない。確かに速く走れる可能性・上昇余地はメンバーの中では間違いなくナンバーワンだろう。細かく言えば瞬発力はNO1で、若駒Sの時計2.00.8をつけた着差と33.6の上がりを考慮すると時計勝負でも対応さえできれば一応ナンバーワンである。

だけど予想を書いている現段階で単1.5倍の評価は玄人の方が考えるとおり疑問です。まず自分で競馬が作れない。次に位置取りは中段より後ろと展開だけで殺される可能性を消しきれていない。最後に能力差が決定的とは言えない。可能性は低いだろうけどペースが上がり瞬発力生きない競馬になるとペース経験の点で危なくなる。これは自分で競馬を自ら作り出そうという意思がなく、なあなあ展開に任せていたのだから当然。得意のスローでも先行勢に、なかなかの瞬発力を持っている馬が数頭いるので、ベストの立ち回りができなかったら届かないシーンも考えられる。そして今年のクラシック路線のレースすべてが平均〜バカスローで争われ差のつきにくい状況におり、唯一圧勝続きのディープが弥生賞で微差の勝利になったことにより明確な差が無くなった。

あなた「じゃあ穴買えばいいだろっボケっクズっ」 全くそのとおりです。でも2番手以下はもっと差がないので、展開面を完全に予測する必要性が出てくる。・・・・・そうペースを握るのがしばたよしとみ大先生が騎乗なさるビッグプラネットなのです。マイル重賞を2戦目ながら速め展開で押し切ったのだが、先生らしく400mの距離延長を考慮してスローにするかもしれないし、先生だからこそ積極的に飛ばすかもしれない。ディープに不利な展開を作り、昨年の後藤以上に叩かれる姿もイメージできてしまう。血統も母ちゃんは不良快速美形娘で、姉ちゃんは色香騙楽逃娘とこの一族はまったくわからん。長々と書いたが、一言で言えば組み立て不可能なんです。

読んでくさいと言いつつ、展開分からんから一番安全そうなディープに◎つけたけど絶対の信頼はしてないぽという、一番最低なスタンスでした。ヒモもどっちの展開に転んでもそれなりに対応できる馬を選んでみた。妥協の平均ペースなら3連単でもチャンスはあると思います。

 今年最初の大勝負はこの皐月賞に決定。てか馬券というよりは、予想的に大勝負。だって本命級対抗に善臣ちゃんだから。
 早速だが皐月賞についての個人的な見解はこうだ。基本的に弥生賞組。ただし、弥生賞の優先順位は、着順ではなく通過順。前にいる方が本番では有利に働く傾向が強い。スプリングS組も同じくだが、スプリングSは後方一気(4角で最低4番手まで)を決めた馬は本番ではいらない。これは最も重要なこと。今回この2つのレースから当然入った。
 特に穴党にとってこのレース最大のポイントはディープインパクトの取捨と言うことに限られてくるわけだ。そこで死角を探るわけだがこの馬、これまでの数多とも言える皐月賞の有力馬とも言える馬に匹敵するほどの優位なデータがあるとは思えないのが本音だ。はっきり言って、過大評価も良いところである。この馬の不安な点は実に一点。ペースの対応と中山2000mと言うことである。弥生賞で解決済だと言い張る人もいるが、なぜ弥生賞馬、特にサンデーサイレンス産駒は皐月賞に相性が悪いのかを考えてみてほしい。皐月賞と弥生賞のレースでは求められる資質が違うのである。皐月賞のペースは59秒から61秒が平均に対して弥生賞は60秒から63秒に散らばっている。皐月賞がミドル〜Mスローならば弥生賞はスロー〜超スローと言うことになる。弥生賞がスローの瞬発力勝負で勝ちきれるレースなら弥生賞はある程度のミドルラップに対応できる力が求められるのは言うまでもない。つまりこの中山2000mと言う距離においてミドルラップを刻める先行馬がもっとも有利な競馬を作れると言うことである。
 その上でメンバーを見てみるとディープインパクトは明らかなスローからの瞬発力勝負タイプでのトップであり、それ以外の適正を持つ馬のレベルを考えると決してディープインパクトの劣る馬とは思えず、ペースを形成する馬のレベルは近年でも上位の部類に入ると見た。その中で注目すべきはビッグプラネットとトップガンジョー。
 特にトップガンジョーについて詳しく語りたい。この馬は本命馬。トップガンジョーは前走武豊が乗って3着を拾え、武豊うまいなー。これは違うと言いたい。と言うのもこのレースの1000m通過タイプは59.7。決して遅いペースではなかった。ところが早めに上がって行ったためこのレース自体が息を入れることが出来ない淀みない流れになってしまいそのせいで、先行馬がつぶれている印象を持つ。実はこれ去年のダイワメジャーと被っている(実は昨年の皐月賞でダメジャをSSNTの為軽視した過去がある)。こういう競馬をする馬は地味な上、1800の場合だと息を入れる場所がないため(スタートから1Cまでの距離が短いため)追い込み馬が台頭するケースが多く、レース振りはそちらに奪われるため人気しないケースが多い。まして今回3着と言う結果に対して武豊が巧く乗ったという評価を与えてしまい、かつ武豊がディープインパクトに乗ったと言う点でまったく人気をしなくなっているが、レース振りはかなりの内容でスプリングSから皐月賞で善戦するパターンなんで本命。
 対抗はビッグプラネットだが、武豊から柴田善臣ちゃんと言うことでまず人気しない。善臣を本命にして当ててかっこよく行くか、もっと人気薄を本命にしてポツンと漂うかっこよさを取るかで泣く泣く後者にしm(ry この馬とトップガンジョーとの差は中距離適正があるかどうか。時計的にはビッグプラネットいいです。ただしあくまでマイルまで。前走勝ったとはいえ最後止まりすぎ。これが中距離のペースでどうでるか。これはディープが速いペースに対応できるかと同様未知数である。が、瞬発力タイプが勝ちきれない皐月賞に対してこのタイプは本当に未知数である為オッズにも反映しているので問題ないと判断。ましてBTだしあんまり適正は関係ないかも。問題は屋根。ただしこの馬は先行馬だしミドルラップでペースの判断関係なく乗ってるだけでいいし、1〜3着扱いなので勝ちきれなくても良い。あと武豊がディープを取ったのはエアメサイアと同じでやっぱりダービー以降を重視してると思うしタイプ的にも豊がトップガンジョーやビッグプラネットタイプの馬を判断する力があるとも思えんし。
 単穴にパリプレスト。前走はなんにしても度外視すべし。クロッカスSの内容は良いし短距離を先行する力はあるのでタイプ的には中山はいける口のはず。
 連下はマイネルレコルト。前走はスローだったし朝日FSでの内容を考えれば皐月賞の方がまだ良いだろう。が、勝ちきれる器用さがあるとは思えんしダービーで狙いたいので連下まで。
 3着はタガノデンジャラス・コンゴウリキシオー。タガノは他のスロー瞬発力型に対して時計が早い中での追込成功と言うことで。コンゴウはこのメンバーなら最後のキレにかけるので前も捉えずある程度踏ん張っての3着か。

マッハ氏の見解 リング氏の見解


(その1 切る理由)

 ディープインパクトに本命を打つ以上それ以外の馬の取捨にはよりいっそうの気を使わねばなるまい。

 とりあえず大前提としてはラップだけを見ればトライアルで参考になりそうなのはいずれも若干ぬるいペースには感じるがスプリングSと若葉S、逆に超スローだった弥生賞・毎日杯は全く参考にならないと見る。

 まず戦績から考えて能力的に水準に達していないだろうと何も考えずバッサリ行ったのはトップガンジョー・ストラスアイラ・ダイワキングコン・シックスセンス・パリブレスト・タガノデンジャラス・エイシンヴァイデンの7頭、こいつらが来たら素直にごめんなさいするしかない。

 ややこしそうなところでまず1番に切ったのはマイネルレコルト、確かに後藤JKは嫌いだが正直大好きな吉田豊やナヴェ・角田が乗ってても買えない。
 先に参考にならないといった弥生賞だがこの馬に関してはそうでもなく、超スローだったにも関らず最後の1ハロンで脚があがっている点は非常にまずい。 切れる脚で勝負するタイプでないのはわかっているが超スローで脚があがっていては距離の壁があると考えるのが自然でペースアップも有利に働くとは思えない、また休養明けで上手く折り合えなかったという原因はあるがかといって今回折り合える保証もない。
 それでも買うとなると上積みの差こそあれ弥生賞では格好の的になりながらレコルトと0.1秒差だったダイワキングコンまで選択の圏内として考えねばならず、とてもじゃないがそんなところまで手を回してはいられない。

 次にスプリングSは参考になると言いながらダンスインザモアが槍玉にあがる、スプリングSは内の経済コースを理想のタイミングで追い出すという『完璧な騎乗』と言って差障りのないほど展開に恵まれた、さらに前が粘れず追いこみ有利の流れで内しか伸びないインチキ馬場だったことまで加味するとある意味勝って当たり前の展開だった。
 もう一つ気掛かりなのはスプリングSのレース後インタビューで蛯名JKが「マイルのほうが・・・」とコメントしていた点、確かに寒竹賞で前にいたシーザリオにも後ろにいたアドマイヤフジにも捻られているというのは看過できず今回大外枠というのは大きく結果に響いてくる。(と、ここまで考えた時にひょっとしてトップガンジョーって結構強いんじゃねぇ?と思ったが前走は豊が上手く乗ったしそれ以前を考えるとやっぱり手がでんなぁ)

 最後にアドマイヤジャパンも切ってしまう、この馬を切る最大の理由は『ディープ以外は混戦』という前評判の割に『完全に底が割れている』こと。
 弥生賞ではロス無く内を回っての先行押切りを目論んだがそれでもディープには敵わなかった、そして今回は16番枠、前走並にロス無く立ち回るのは極めて難しい状況に加え元々ゲートに不安のある馬、ノリが腹を括って後ろからの競馬を選択してもそういう競馬をした場合せいぜいシックスセンスより0.1秒か0.2秒強い程度でこれではどうしようもないレベルではなかろうか。
 
(その2 買う理由)

 ディープインパクト本命、正直嫌う理由は初の多頭数・速いペース未経験・皐月賞で差しが決まらん等々多数ある、ただそれを凌駕する今までのパフォーマンスにはある意味閉口するしかない、あえてここまでの戦績からポイントとなりそうな点をあげるなら『普通なら』ケイアイヘネシーがしてやったりの会心の勝利はずだった若駒Sだろうか、アホみたいに縦長だった故ラップや上がりの速さは論じても仕方ないが重要なのは全体の時計を2.00.8でまとめた点、少なくとも2分台での決着でも脚があがらない(つうか流す余裕すらある)のは今年の面子においてはやはり頭一つ抜けていると言えるだろう。

 対抗はローゼンクロイツ、ディープと未対決ということもあるがこの馬最大の強みはデビュー戦でマイルを1.35.2という好時計で走っていること、しかも結構チグハグな競馬だっただけに価値は高い。 それ以降は毎日杯までスローを好位から抜け出すレースが続いているが少なくともそれらのレースでは無様な姿は見せておらず唯一2着となったラジたん2歳Sもソエという明確な敗因があっただけにディープ以外の面子の中では最上位に一頭だろう。

 単穴のコンゴウリキシオーはボーナスステージその1、ディープを中心とした三連単オッズでタガノデンジャラスよりはちょっと上程度というのは正直人気無さ過ぎ、平均ラップを持続すると脚があがらないのに上がり勝負で一気にペースアップすると1.5Fくらいで脚があがるという不思議な馬だがまともなレースでまともな勝ち方をしてきているのは残っている中ではこれと連下に据えたアドマイヤフジとペールギュントくらいのもの、能力と配当のバランスという意味ではまさにボーナスステージと言って過言ではなかろう。

 紐の一番手グループにはアドマイヤフジとペールギュントだ。
 アドマイヤフジは内枠をどうこなすかが問題だが少なくとも大外よりはなんぼかマシ、今までほど後ろに下げず中団か中団やや前目で流れに乗れればそれなりに溜めは作れるだろう、ある意味ではスプリングSでダンスインザモアが担ったポジションに最も近いのがこの馬だとも言える。
 ペールギュントはガクッと評価を落とした感があるがスプリングSは大先生の騎乗があまりにも酷すぎた、あれだけロスがあって0.5秒差なんだからむしろ前向きに捕らえたいところ、また東スポ2歳S2着の時の時計も時期と馬場を考えれば優秀なだけにマイラーと決めつけるのも早計で距離に対応できる可能性も十分高い、中山コースをジョッキーが如何に乗るかというのがポイントだが面白い存在だろう。

 二番手グループはヴァーミリアンとビッグプラネット。
 ヴァーミリアンは前走は調教からしてグデグデだったが今回はキッチリ立て直されてきた感がある、デムーロ騎乗のせいか過剰人気気味(単勝7番人気だがディープの紐としては4番手)で尚且つスロー専という可能性も捨て切れないが小器用な脚が使える点では中山向きだろうし一応抑える。
 まったくの未知のビッグプラネットは逆に単ではそこそこ売れているが紐でとなると案外不人気、GIで大先生を買うのには気が引けるしアーリントンCでも最後は脚があがっていたように見えただけに距離延長にも不安は残るが前に行って立ちまわれてるのは大きな魅力なだけにやはり抑えてはおきたい。

 最後にボーナスステージその2となるスキップジャック、スプリングSでは2000mくらい走ってるんじゃねぇのと思うほど大外をぶん回し、しかも道中折り合いも悪かった、ペールに負けず劣らずのダメ騎乗っぷりだったがそれで5着まで突っ込んできたんだから能力は高い、勝浦JKが乗っている限り好転する要素は無いようにも思うため推奨買い目には加えないがここまで人気がないと『◎1着★2・3着流し』といった馬券も100円でもおさえておくと面白いのではなかろうか。

(その3 蛇足)

 ディープもローゼンもPOやしね、特にディープはほんまやったらこれだけ人気被ったら蹴飛ばしたいとこやねんけども狙って取った馬がここまで人気被ってくれるというのはある意味それだけで嬉しい、頭で買うしかないやろ、まぁこんな人気でGI出てきた3歳秋のファインモーションは蹴飛ばし続けてたけど。
 コンゴウはディープのデビュー戦2着なだけに前走初めてディープ以外の馬に負けたけどやはりロマン派としてはディープとワンツー決めてほしいところ、あとスキップジャックもPOやけどこれは贔屓目無しでも十分面白いと思う、個人的には◎1着★2・3着で○〜×へ流した馬券も各200円で買った、勝浦マジ頑張れ。

 最後に揚げ足取りじゃないがカタス氏の前日見解に対しての補足を一つ、豊はエアメサイアに関して今週の日刊スポーツの小林常弘のコラム内で『桜花賞は4着だったけどオークスではどう?』という問いに対して『桜花賞よりオークスが向いているとは思えない』と語っていた、だからどうとかそういうのではなくあくまでそういう事実があるいうだけのことで皐月賞にはほとんど関係ないことだがこのコメント自体はオークスまで覚えておいて損はないかもしれない。
 

これが投稿フォームか!ははんなるほどな!!いやーハイカラなシステムだ。つーわけでディープインパクト本命。もうなんていうか圧倒的な勝ち方をしてほしい。おあつらえ向きに外枠になったわけだしそのまま外(大外ではない)まわって邪魔いないところで思いっきり突き抜けてもらいたい。確かに前走弥生賞はほんの少し物足りなかったかもしれない。僅差の勝利であるしもっと離してもらいたかったところもあるだろう。けど実際中身は1頭だけ次元の離れた上がりで34.1秒。2着アドマイヤジャパンとクビ差ではあるが内容はもっと離れたものであった。中山に合わせた動き方もこれで掴んだだろうし、1つ目のクラシックに一番近いのは間違いなくこの馬だろう。ていうか後はいいや。他はいらなーいアハハハハ。微妙な人気になってる2歳チャンピオンレコルトだが、人気馬が外に固まったここで内々の前目いいところを通ってそのままかっつり入る可能性は高そう。同じく内を通れればアドマイヤフジも面白い。っていうか印打ったの人気どころばっかりだな・・・。昨日のカタス氏の20万馬券を見てしまうと自分の予想が情けなさすぎるZEEEEEEEEフーハハハーハァー。でもいいや。



第65回 皐月賞(GI)推奨馬券
みるこ氏 馬連◎ながし4点  3連単◎→○▲→○▲△8点
杉本氏 馬単◎→○▲△×流し
ガスタ氏 三連複◎−○軸−▲△×★
大学生氏 馬連流し ◎−○▲△
コスモ氏 馬連 ◎−○▲
八雲氏 ワイド◎−○▲ながし
ワルサ氏 3連単◎−○▲−○▲△(8点)
カタス氏 3連単フォーメーション:◎○▲−◎○△−◎○△×(24点)
マッハ氏 (3連単フォーメーション)◎−○▲−○▲△×★ ◎−△×★−○▲
リング氏 ◎→○▲△×→○▲△×★



G1の裏は難解レースです@淀屋橋S

一筋縄ではいかない曲者たちが集まったハンデ戦の淀屋橋S。ここを当てて皐月賞の資金源にするぞ(締め切りギリギリやん)

昇級を苦にせず心斎橋Sで2着まで追い詰めたマイケルバローズが有力か?充実一途で安定しており軸には向いている希ガス。

スピニングノアールは豪脚自慢。勝ちこそ無いが2・3着実績の阪神コースなら持ち味の追い込みが炸裂かもしれないよ。

今年に入って調子を上げているヨイチサウスも注目。オープンのオーシャンS4着、現クラス船橋S2着と来たらここは1着だ。

こちらも一発あるローランジェネルー。展開次第もスイートルーム。いつ走るのか誰もわからないブルーショットガン。

2005年2回阪神8日( 4月 17日) 11R 淀屋橋ステークス サラ系4歳以上1200m芝・右  (混合)[指定] 4歳 1600万円以下,5歳以上 3200万円以下ハンデ
8 7 6 5 4 3 2 1
15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
スピニングノアール スイートルーム ローランジェネルー リガードシチー ナムラジーガー スターエルドラード トニービーバー アドマイヤドレス エイシンヘーベ マイケルバローズ ヨイチサウス シルクブラボー モンパルナス ビッグエンデバー ブルーショットガン 馬名
牡4 牝6 牡4 牡4 牡6 牡6 牡8 牝4 牝4 牡4 牡4 牡5 牝5 牡4 牡6 馬齢
松永幹夫 和田竜二 田中学 吉田稔 小坂忠士 小原義之 佐藤哲三 上村洋行 秋山真一郎 幸英明 江田照男 金折知則 柴原央明 川島信二 藤岡佑介 騎手
56.0 52.0 56.0 55.0 54.0 57.0 54.0 52.0 54.0 57.0 57.0 55.0 53.0 56.0 57.0 重量
みるこ
杉本
ガスタ
大学生
コスモ
八雲
ワルサ
カタス
マッハ
リング


着順 馬番 馬名 単勝 3 7180円 枠連 2-7 5400円 三連単 3-12-6 2505770円
1 3 モンパルナス 複勝 3 1640円 馬連 3-12 101970円 ワイド 3-12 19880円
2 12 リガードシチー 12 490円 馬単 3-12 254330円 3-6 6030円
3 6 マイケルバローズ 6 170円 三連複 3-6-12 168910円 6-12 1470円


みるこ氏の見解 杉本氏の見解

人気は割れそうだけどそう大きく荒れる気はしない。
本命はマイケルバローズ。1200に使い出してから2走が安定。前走の心斎橋Sが34,3追走から終いきっちり34,4とバランスの取れた走り。ほぼ同じような先行勢で推測されるペースもほぼ同じと仮定していい。心斎橋組は斤量に差が今回はあるといっても差し馬の3頭は関係ないと見ていいしスイートルームの3キロ減だけが相手ではないか。トップパシコが消えた今回6、7番手から競馬できるだろうし被せてきそうな馬はリガード程度のもの。能力を考えれば外目を回しても3着は外さないだろう。

相手はスイートルームの逃げ粘り。心斎橋Sが33,3の逃げで6着も0,3差と踏ん張っているし当時のメンバーからクリノワールドとトップパシコとマサアンビションが消えてるからマイケル、ブルーに次ぐ3番手になる。それが斤量差5キロ差になれば今度は逆転が可能。特に縦長になり外目から競馬がしやすかったブルーとの逆転の可能性はかなり高いとみる。エイシンヘーベやモンパルナスが壁役になりそうでゴール寸前まで先頭を走っているだろう。

単穴3番手にはシルクブラボーを推してみたい。前走はダートで完全に度外視、コジーン産駒が復活を遂げるなら1200の距離しか無い。金折もデビューから2戦騎乗しており当時のイメージから無理に抑える競馬はしない、コジーンはスピードに任せておけばよい。復調気配が少しでもあるのなら地力から好勝負になっていい、一度好走してしまうと次は人気になるゆえ1200で好走するまでが勝負、きっちり買っておきたい。

後は1200で前付けができるヨイチサウスに大外回しても末は強烈なスピニングを連下で抑えれば他の馬に出番は無い…だろ。

え?ローランジェネルーなんでこんなに人気ないの?前走も前々走も着差ほど負けてない。前走はあんなに後ろにいたらそりゃこれるわけがない。ただ単にアンカツのミス。昨日のカンパニーみたいなもん。今回は鞍上も変わるので溜め殺しはないはず。

強烈な末脚でここから短距離路線に殴り込め。

ガスタ氏の見解 大学生氏の見解

 阪神の1200mはスタートしてすぐにカーブに入っていき先行争いが落ち着かないまま3-4角間の極めて緩いコーナーでようやく固まって4角の勝負どころにドッと入っていく。このために先行争いが厳しくなり先行勢は体力を使う割にスピードが上がらず差し馬勢も付いていけてダンゴ状態になりやすく、直線で前半の先行争いで消耗した先行勢をグッとかわして差し馬が先着するという形が多い。

 ということで本命はローランジェネルー。1600万2着、オープン3着、GV4着と格の高いレースでの好走歴がありアンカツからの乗り替わりも好材料。特に前走の最後方はやりすぎ。ローカルで中団からの競馬で勝ちきっているだけに追走できるスピードもまずまずのものがあり中団での競馬も出来る。対抗にはマイケルバローズ。こちらも中団からの差し馬で安定感とコース適性がある。この二頭を軸にする。

 相手筆頭にスイートルーム。逆に大外というのは直線的にコーナーを回れるだけに底まで不利は大きくない。前走は逃げて後ろからトップパシコにつつかれる展開でよく粘って0.3秒差の6着。そのときと比べて斤量が大幅に減り先行馬も減った。ここはやや不利な逃げでも粘れる。

 船橋Sでいい枠引けて上手に競馬して2着だったヨイチサウスを消して、ダメな枠で上手に競馬したわけでもなかったのに3着だったスピニングノア−ルを買うだけの予想。
 ヨイチを消せれば後はあんま買う馬いないような気がするのでシンプルに馬連で流す。

ワルサ氏の見解 カタス氏の見解

強いのはローランジェネルーなんだけど、とにかくペースがかなり上がってくれないと持ち味が生きてこない。スイートルームかモンパルナスが予想されるが、どちらかが譲ってしまうと期待のペースまで望めない。今までの出方からするとどちらも譲りそう。阿吽の呼吸が合わず、譲り合いが失敗してペースアップという事故が起きればいいけどね難しい。

そういう上がりにシフトしていた競馬で好結果を残してきたのが◎ヨイチサウス。ジリ脚タイプだが船橋Sでは、理想ペースよりも遅かったのだがよくがんばっている。他の人気どころが後ろから競馬するので、位置取りで利が生まれると勝機だろう。

好走条件がつかみにくいがハマれば○スピニングノアールのチャンス。後方一気型だがあまり展開に注文がつかない、いや注文はつくのだろうが相手が弱ければいいタイプなんだろう。ん、違うな・・・とにかくイマイチな決着でうまくいけば。

福島民有くらい走れば圏内▲エイシンヘーベ。休み明けが不本意な内容で叩かれてどこまでといった印象だが。好走続きも時計はイマイチ△マイケルバローズ。相手が楽なので一応△ローランジェネルー。展開利が出てくれば★スイートルームもありうるか。

 今年の目標の中で年間に10万馬券つまり1000倍以上の馬券を取るということがありましたので、今日は2154倍(だっけ?)の3連単をゲットしたので大変喜ばしいことです。去年の終わりくらいから3連単の攻略の研究を暇があればやっていたんですが、それが実った形となりました。簡単に言えば単純に強い順に決まるんじゃなく、筋を作って役割を作ってからそれに当てはめていく形ですかね。とにかく何にしても俺の中の的中最高倍率を更新でき、目指すは100万馬券!日曜の皐月・阪神メインとも100万馬券以上の組み合わせがちらほらありますね。
 阪神メインは1200mだが、どうも怪しい面子が揃ったなと。マイケルバローズに武がそのまま乗ってれば、(それでも買わずに他の馬買うだろうが)わからなかったが、確変終了の消極的幸たん(特に阪神1200では命取りになる)に乗り変わって進路を譲ってもらえなければ沈没する可能性が高い。短距離での追い込みは豊の専売特許なので(最近池添も加わってるけど)幸への乗り代わりは大きくマイナスになるだろう。スピニングノアールも勝ちきるまでのものがあるかどうかとなってくる。前走確かに4453マジック炸裂してるけど、今回は大外枠でちょっと狙いづらい。あと力的にもそんなに抜けていないので条件自体は悪くないが連までとなると人気的には美味しくない。ここは3着付けにして人気の逆を突く。
 本命はエイシンヘーベ。ただしこのレースは土曜のローエン程着順決定に信頼を置ける馬がおらず、頭数を絞って手広く賭けるため、対抗馬とは実質差はないと思っていただいて結構。まずこの馬は福島民有Cで夢噛む噛むに迫っている。51kgだったけど16頭だてだったし時計的にも悪くない。これは前半が34.0と割と早いラップで後半が34.5と一応の前傾ラップなので本来は差しではないが枠順もあり結果的にこの戦法になった。ところが2走前は前半が34.9に対し後半が34.4と言う結果、要するに前半の脚がつかえなくてキレ負けしてしまった結果だと言える。これは前走も同様で、阪神1200で2戦2連対が語るように、コーナー短くテンのスピードが活き、前半が速くなりやすい阪神1200でこそこの馬の持ち味は発揮されるはずである。今回はそこそこ早い馬がいて、番手でも前半通過が早くなる可能性が高いので適正的にはベストのはず。54kgのハンデもOPでの好走を考えれば恵まれたと言えるし積極的に買いたい。
 対抗はローランジェネルー。まず前走はアンカツ糞マジックで度外視。するとナイキアヘッドの僅差2着があるし、内回りの京都1200では届かないもリミットレスビットを追い詰めているから力的に見劣る馬ではないことが一点。中山2着時はMハイペースでの突っ込み、血統的にもハイペースで時計が掛かり外差傾向の今の阪神がベストのはず。頭から3着までいろいろありそうでこの馬もほぼ軸馬になる。
 単穴がリガードシチー。まず能力が未知数。テンは早いので阪神1200は本来合うはず。前走は昇級初戦でしかもレース自体がハイペースでそのレースで前に行って粘ったトップパシコが次走OPで3着してて、弱いレベルではなかった。今回は昇級2戦目で慣れが見込めるし外枠で無理なく進めればチャンスはある。が力的に良くわからんので展開向いたら勝つかも知れんし、向かなかったり力がなければ3着まででしょう。
 連下にナムラジーガーを推す。まず芝のレースで5走前に唯一入ってるのが2走前だが、前半3Fが35.3。明らかにテンについていけなかったのがわかる。このときはまだ開催して間もなく、大外を回しては届かない馬場状況だったため久々の芝のスピード戦と言うことも含めて度外視。実質昇級初戦だし。今回はハンデ戦で54kg。しかも開催最終週で時計も掛かるし、ペースも早くなって終いもがくっと落ちるはず。そこを突っ込んでくるのがこの馬なんでオッズ的にも面白い。一応前走スローで差し込めなかった同レースの馬との取捨を書いとくと、トニービーバーは同条件化でほぼナムラと同じ内容なら上積みできる内容が多いナムラを上にとるべきだし、ブルーショットガンは今回内枠を引かされ斤量も57kgなら3着までの可能性はそんなに高くはないしそもそもそこそこ人気。なら大穴のナムラで一発狙えるんじゃないかと。テンに巧くついていければチャンスはある。
 3着固定にスピニングノアール。ばっさり斬るには怖い。今の時点でこの馬が連に来る確率は俺の中ではかなり低いと思ってるので。ただ3着に引っかかると悔やんでも悔やみきれないので3着付けに。連に来たら外れても文句言いません。

マッハ氏の見解 &bnsp


 皐月賞の予想で燃え尽きました。

 



淀屋橋ステークス推奨馬券
みるこ氏 3連複◎○軸3点  3連単◎○→▲△→◎○6点
杉本氏 馬連◎軸○▲△流し 三連複◎○軸▲△流し
ガスタ氏 三連複◎−○軸−▲△×
大学生氏 馬連流し ◎−○▲△
コスモ氏 馬連 ◎−○▲△
八雲氏 ワイド◎−○▲ながし
ワルサ氏 馬連◎−○▲△★(5点)
カタス氏 3連単フォーメーション:◎○▲−◎○△−◎○▲△×(24点)
マッハ氏 (3連単フォーメーション)◎△−◎○−◎○△×
リング氏 三連複◎=(○▲△×)


第6期 予想師ランキング(05/1/5〜)
予想師名 回収率 的中率
大学生馬券師 201.1 11.8
杉本 110.5 16.5
ワルサー 86.6 12.7
リングレット 78.7 6.7
みるこデムウロ 75.3 12.5
マッハラジャー 57.8 5.4
コスモ 44.6 10.8
ガスター基地 43.0 20.8
八雲 41.3 10.5
カタストロフィ 29.7 4.3
だい 27.5 10.6
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 69.4 11.4
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 72.4 11.1


 

先週的中者一覧
リングレット 大阪−ハンブルクC 3連複10270円!!!
ワルサー 桜花賞 馬単2550円

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