は〜るばる来たぜ@函館記念

北海道と言えば伊藤雄二なのだが、今年も2頭出しで勝負をかける。

現在1番人気はエアセレソン。新潟大章典で初重賞制覇しており、ローカル重賞では中心となる。前走雪辱なるか。

今年に入って充実一途ブルートルネード。1→2→1→2と来ているから今度は1着だ???

ウイングランツは久々の2000m。長距離で重賞好走しているが、条件戦時代は得意距離だった。

流れに乗れば父のようにグランリーオ。昨年3着に食い込んだワイルドスナイパー。北海道こそエリモハリアー
2005年2回函館4日( 7月 24日) 9R 第41回 函館記念(GIII) サラ系3歳以上2000m芝・右  (混合)(特指) オープンハンデ
8 7 6 5 4 3 2 1
13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
スプリングシオン タイガーカフェ ワイルドスナイパー マチカネメニモミヨ ハギノハイグレイド ナスノストローク ウイングランツ グランリーオ エリモハリアー ブルートルネード ブリットレーン エアセレソン テイエムジェネラス 馬名
牡8 牡6 牡6 牡6 牡9 牡4 牡5 牡5 せん5 牡4 牡6 牡5 牡6 馬齢
田中剛 武幸四郎 藤岡佑介 四位洋文 北村宏司 菊沢隆徳 松岡正海 蛯名正義 北村浩平 横山典弘 松永幹夫 藤田伸二 秋山真一郎 騎手
54.0 54.0 53.0 55.0 55.0 51.0 55.0 56.0 55.0 54.0 54.0 56.5 53.0 重量
出走取消 大学生
ワルサ
マッハ
大モナ
k


着順 馬番 馬名 単勝 3 1440円 枠連 4-4 2660円 三連単 5-4-7 41810円
1 5 エリモハリアー 複勝 3 360円 馬連 4-5 2850円 ワイド 4-5 930円
2 4 ブルートルネード 8 190円 馬単 5-4 7760円 5-7 1680円
3 7 ウイングランツ 7 270円 三連複 4-5-7 5670円 4-7 740円


大学生氏の見解 ワルサ氏の見解

 本命はエリモハリアー。北海道の芝って良馬場でも普通の競馬場の重馬場くらいにパワーが必要だという認識を持ってるんだけど間違いかな?w まあ前走が最高の買いどきだというのは間違いないので、その後で追っかけるのはあんまり上手じゃないんだろうけど、まあそんなに人気も無いみたいだし、とりあえず本命で。
 対抗は充実のブルートルネード。普通に強くなったし鞍上強化もいい。適正的にもあんまりコースに注文がつかないタイプでそこそこ走るだろう。
 三番手にエアセレソン。俺はこの馬の基地なので、かなり評価はしているが北海道の芝が合うと思えない。血統ビーム風に言うとスピードとスタミナに長けた馬なので、小回り洋芝はキツイ。純粋に能力を評価しての3番手。
 内有利馬場に恵まれて実績をあげてきたグランリーオ、ハイペースで差してきただけのウイングランツは消そう。

血統が分からない人間には、北海道の芝レースは鬼門と言える。高速馬場よりも抵抗が大きい洋芝は、スタミナを削りやすく適性も重要だし、OPクラスだと後方勢にも一撃のチャンスを産む。波乱の歴史はそのようにして作られた。だがここのところは、ペースもきっちり作られ強い馬が順当に勝っていて、傾向が変わってきているのかもしれない。今年もペースが作られ強い馬が、普通に勝ってくれるとありがたいが。

馬場がぶっ壊れ参考外の気がするが、一応ステップレースと言える巴賞で逃げたのがグランリーオ。脚質転換してからは2番手から、逃げ馬いなければそのままハナに立ってしまおうというスタンスで、成功を収めている。逃げたときに作り出すペースはスロー濃厚。洋芝でスローにされるのは、ダートでスローにされるのと似たような感覚で、イマイチやりにくい。自分の予想スタンスでは攻め手を欠いているので、穴からでもいいのだが、どれも適正評価されている気がする。

なら思ったよりも被った人気にならなかった、一番強い◎エアセレソンでいい。前回の巴賞が評価を落とす一因かもしれないが、これは参考外なので完全無視。新潟大章典は並のローカル重賞レベルだったが、ここでは上位にランクされる。洋芝適性はまだ未知数も、センスあり相手なりに、自分の実力をコンスタントに発揮してくるのだから、1番人気でも軸に据える。U爺だから、このレース全力投球してくるだろうし。

○グランリーオ フリーウェイSとエプソムCは距離が違うけど◎と差の無いレベル。今回、負け続けの2000mに距離延長されるので人気が落ちているが、エプソムCの内容は200m伸びたぐらいじゃ、大きく落としそうも無い。単騎でいければ、あまりメリッドが無い函館とはいえ、有利に運べるのは間違いない。

▲ワイルドスナイパー 昨年のA級決着函館記念を0.2秒差3着で乗り切った陰の実力者。自己条件ならあっさり勝利できるはずなのだが、やっと前走辛勝した程度だった。競馬の難しいところである。メンバー弱化の今年は、計算上勝ってもおかしくないが、いまいち掴みきれない。函館実績を買ってこの評価。

△ブルートルネード 好位から立ち回ればこの馬もチャンスがある。烏丸Sの厳しい競馬を頑張りきっており、成績面も今年は連対率100%と素晴らしい安定性を見せている。ウイングランツ 目黒記念2着それだけ。北海道でもマクれるだけに2000mでも問題な指そう。★にはブリットレーン 中山2500m連勝はまったく異なる展開で、両方ともレベルそこそこと対応能力が高い。こういう馬場も悪く無さそうだし、チョット期待。

マッハ氏の見解 大モナ氏の見解

 ウイングランツとグランリーオを本命対抗の2頭軸としたい、ウイングランツは他のメンツを見ても1頭だけ抜けて恵量で函館は合う、グランリーオは前走馬場悪化の影響で露骨に動かなかったにも関らず0.6秒差で良馬場なら巻き返し必至。

 エアセレソンは切って妙味、いくら準UG1で北海道番長騎乗といえどこの馬を函館で買うこと自体が根本的に間違っているというのが関西人としての感想、まだしも札幌のほうがあうはず、というか関西人云々抜きにしても新潟重賞ホースが函館でトップハンデつう時点で胡散臭く感じません?

 エリモハリアーは北村浩JKを応援してるんだが前走は明らかに道悪に助けられており冷静に見て今回は苦しいように思う、ただ個人的には北村浩JKは同期の長谷川JKと同じくらい乗れるジョッキーだと思っているので是非とも頑張って欲しい、連下。

 その他の紐には名前の上がっていない人気上位馬をズラッと並べただけになってしまったが、乗り役や函館適性を考えるとオッズの示す通り(エアセレソンは除く)抜けた馬がおらず混戦であることは間違いないとだろう。

 函館の馬場状態がどうなっているのかいまいちよく掴めない。重い芝向きの走りをする馬に有利に働くはずの函館の洋芝だが、それほど偏って考慮する必要も今は無さそうだ。
 ここへのステップレースとして優秀な巴賞だが、なぜか着の悪い馬がよく連対している。しかしここはあえて勝ち馬のエリモハリアーに◎を打つ。ペース不問で展開しだいでは斬れる脚も使えるし、距離実績コース実績もある。父ジェネラスで当然洋芝は合うし、前走重馬場での好走だと評価されているのなら儲けもの。ハンデ55kgもこの相手なら手頃で、手綱を取るのもこの馬を手なづけている北村浩・・・好走条件は揃った。
 対抗にウイングランツ。この馬の力量を今まで軽く見ていたのだが、前走でその考えを改めました。ここでは力が一枚上でしょう。ペースがいまいちどうなるか分からないが、多分グランリーオが逃げるだろううと思う・・・出遅れなければ。スローで差し届かずとも、3着までには来るのではないかという期待と松岡の手腕を信頼する。
 3番手ワイルドスナイパー。格下の存在だが、去年同斤量で3着。しかもクラフトワークとファインモーションを相手にしてのもので、舞台適正はこれ以上無いと思われ。
 グランリーオは切り。出遅れ云々よりも、距離が少し長いと思われるし、スピードを殺される馬場もあまり良くないのではないか。函館で1勝してるが下級条件時で評価に値しない。
 巴賞組で実績のあるエアセレソンとブルートルネードに△。ブリットレーンは買いたかったが恐らくこの距離では置かれるだろうし、そうなると鞍上のミキーオが気になる。追い込みは信頼できない。それなら同じ長距離馬でも前にいける脚がある最内ジェネラス産駒テイエムジェネラスに★!!

k氏の見解 &bnsp

◎はワイルドスナイパー。なんといっても函館連対率85%複勝率100%は脅威だ。ハンデも手頃で先行出来る点からも安定、人気ソコソコでおいしい、軸不動。

○は素直にエアセレソン。前走巴賞では不良馬場に泣かされたが逆に負けた事で今回のハンデが0.5軽くなったような?毎年函館開催は滅法強い伊藤雄厩舎だけにこの負けも実は予定調和か?

▲タイガーカフェは切れる脚が全くないので前々で競馬してくれないとお話にならないが、実力はある(ハズ)ハンデも穴っぽい斤量になってきたし何より武幸四郎、マジガンガレ、お願い。

★ブリットレーンは「走る」という明快な根拠はない(ォィ)。カンというか趣味みたいなものなのでwでもサクラローレルって函館の芝あうような気がするけどなぁ。あと×になってしまったが伊藤雄のもう1頭マチカネメニモミヨは直前の気配、人気次第ではキツイマークが必要になるかも。

 



第41回 函館記念(GIII)推奨馬券
大学生氏 馬連 ◎−○▲
ワルサ氏 馬連◎−○▲△★(5点)
マッハ氏 (3連単F:20点)◎○−◎○−△× ◎○−△×−◎○
大モナ氏 馬連 ◎−○▲△★ 3連複 2頭軸◎○−▲△★
k氏 馬連 ◎−○▲△★(4点) 3連複 ◎−★固定○▲△×(5点)


出るか日本レコード@佐世保S

馬場はやや鈍化している感じだがペース次第では塗り替えも期待できる。異常馬場を支持するわけじゃないけどさ

先週、西日本スポーツ杯で一気に能力上げたツルマルオトメ。意欲の連闘で再度末脚を爆発させる

厩舎訪ねて3千里フサイチホクトセイ。新天地初戦だが高速決着大歓迎。好調の流れそのままに武豊が捌く。

芝に戻ってもマルカキセキ。前走は信じていいのかヒューマ。3歳ケイアイフウジンも小倉2歳S2着があるぞ。
2005年2回小倉4日( 7月 24日) 10R 佐世保ステークス サラ系3歳以上1200m芝・右  (混合)(特指) 3歳 1600万円以下,4歳以上 3200万円以下別定
8 7 6 5 4 3 2 1
12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
マルカキセキ フサイチホクトセイ ツルマルオトメ スターエルドラード カネトシディザイア クリノワールド マチカネホクシン ヒューマ キングバローズ ケイアイフウジン ロックスキル タイセイブレーヴ 馬名
牡4 牡4 牝3 牡6 牝6 牡4 牡8 牡5 牡7 牡3 牡7 牡4 馬齢
小牧太 武豊 赤木高太郎 小原義之 柴原央明 上村洋行 池添謙一 安藤勝己 和田竜二 幸英明 佐藤哲三 川島信二 騎手
57.0 57.0 52.0 57.0 55.0 57.0 57.0 57.0 57.0 54.0 57.0 57.0 重量
大学生
ワルサ
マッハ
大モナ
k


着順 馬番 馬名 単勝 12 1420円 枠連 8-8 720円 三連単 12-11-10 11130円
1 12 マルカキセキ 複勝 12 200円 馬連 11-12 730円 ワイド 11-12 290円
2 11 フサイチホクトセイ 11 100円 馬単 12-11 2540円 10-12 730円
3 10 ツルマルオトメ 10 150円 三連複 10-11-12 1020円 10-11 190円


マッハ氏の見解 k氏の見解

 前走マルブツブリザードに勝っちまったのは少々びっくりしたが、それ以上にキッチリ折り合って差して勝ったことに驚いた、そんなツルマルオトメを本命。
 まぁ前走は平坦向きでスピードがあるだけに折り合わなくても踏ん張れるかもと思っていたのだが、原則的にこれだけスピードがある馬が51kgや52kgで出走していること自体が狙い目。

 相手筆頭にはフサイチホクトセイではなくケイアイフウジンを推したい、前走は敗れたとはいえハナから飛ばしてよく踏ん張った、今回は重賞で2着した時と同じ舞台で少なくともこの馬にとってマイナスではないだろう、軽量ということもありもう1度頭も含めて狙ってみたい。

 2着紐の連下にはフサイチホクトセイとマルカキセキ、フサイチホクトセイは一本かぶりになりそうだがそこまで抜けているかというと疑問で鞍上がユタカに替わるのも恐らくマイナス、マルカキセキは再度芝へ鉾先を向けてきたがスピードは十分通用するので展開がどれくらい縦長になるかがポイントだろう、あとは3着付けの抑えで休養明けでも小倉大好き橋口厩舎のクリノワールドを。

昨日のメイン池添のリボンアートの騎乗、うまかったぜ・・・まさかまとめて差しきっちゃうとは・・・ウワァァァンヽ( `Д´)ノ お前がいなきゃ完璧だったのにー!

ふぅ、しかし小倉の馬場がイマイチ把握できてないのかなんか時計が早くても後ろから十分届いちゃってますね。いや、小倉のレース張り付きで見てりゃもっと馬場の傾向も掴めるんだろうけど、すみません僕の努力不足です、しかし!メインでの1200mは先週、今週と2回見せてもらったので今日は当てるヨ!(`・?・´)

◎はフサイチホクトセイ。1200戦連対率100%は出走馬中唯一、唯一負けたシルキーラグーンは1200戦はOP屈指の実力馬。小倉1戦1勝も好時計。前で競馬が出来てなおかつ末もしっかり。鞍上武豊。うーむ死角がない、そして勝馬の資格は十分だ、鉄板。

◎に一番人気を取ったので人気薄を絡めなくては面白くない、というわけではないが○はクリノワールド。休養明けになるがその休養前にはGT出走も果たしている素質馬、負けはしたが勝ち馬から0.8差なら初GTでは上出来ではなかったか。持時計不安も芝連対の全てが1200戦でこれから伸び盛りの明け4歳ならば対応してくれるのではと期待料込みで対抗の座を進呈。

▲のツルマルオトメは前走ハマッた感も強いがあの強烈な差し足+時計は無視は出来ない。



佐世保ステークス推奨馬券
大学生氏 馬連流し ◎−○▲
ワルサ氏 馬連◎−○▲(2点)
マッハ氏 (3連単F:12点)◎−○△−○△× ○−◎−△×
大モナ氏 馬連 ◎−○▲△★ 三連単フォーメーション ◎▲−◎○★−○▲△★
k氏 馬単 ◎→○▲△(4点) 3連複 ◎→○▲△×BOX(15点)


25時間テレビ死ね@北陸S

毎年行われるウザ企画のせいで、関東地区はこのレース放送されそうにないんですが。ふざけんなボケ。

暴走王トウショウギアが3連勝を賭けて挑む。抑えきれない激しい闘志が魅力で、ぶっとばす。それだけに中継してほしかった

プロキオンSで堂々の2着に入ったサンライズキング。舞台は1200mに移るが、実績最上位なのだから負けられない

馬主孝行娘リンガスローレル。バカじゃないタイキバカラ。単勝万馬券アドマイヤホープは本物か?
2005年2回新潟4日( 7月 24日) 11R 北陸ステークス サラ系3歳以上1200mダート・左  (混合)(特指) オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ソルトレイクスター ジャズアップ サンライズキング ドントコイタカトモ トウショウギア カネスベネフィット リンガスローレル ビッグフリート アドマイヤホープ プリンセスアスカ タイキバカラ 馬名
牝7 牡5 牡6 牡6 牡5 牝4 牝6 牡7 牡4 牝6 牡4 馬齢
小林久晃 村田一誠 内田博幸 二本柳壮 田中勝春 佐藤聖也 柴田善臣 中舘英二 芹沢純一 田辺裕信 小林淳一 騎手
53.0 55.0 56.0 55.0 55.0 53.0 53.0 55.0 56.0 53.0 55.0 重量
大学生
ワルサ
マッハ
大モナ
k


着順 馬番 馬名 単勝 9 220円 枠連 6-7 360円 三連単 9-7-5 1640円
1 9 サンライズキング 複勝 9 100円 馬連 7-9 370円 ワイド 7-9 160円
2 7 トウショウギア 7 120円 馬単 9-7 670円 5-9 160円
3 5 リンガスローレル 5 130円 三連複 5-7-9 470円 5-7 250円


大学生氏の見解 ワルサ氏の見解

 逃げるタイキバカラをサンライズキングが差せるか差せないかというレース。

ローカルシーズンのしがないオープンレースだが、この北陸Sはアツイ。今年最大の上がり馬になるかもしれないのがトウショウギア。この馬の特徴を一言でまとめると「引っかかる」これに尽きる。奇才田中勝春と相性がいいのだから、一筋縄でいく訳が無いんだけど、まったく抑えきれず道中もガンガンペースアップ。それでいて東京の直線でも潰れないのだから本当に強い。まったく同じタイプのミッドタウンは人災にあってしまったが、折り合いをつけたほうが良いという、一般的な価値観を持ち合わせない騎手が乗った方がいいんじゃないか。天然カツハルにGT勝利をもたらすとしたら、この馬しか見当たらない。

そのGT勝利のためには、OPクラスの馬ぐらい一蹴するぐらいのインパクトが欲しいところ。ただ今回は課題が積み重なる。まずはスプリント戦という事で、他に逃げたいタイキバカラ、ソルトレイクスターが控えている。テンのスピードではこの2頭にかなわず、3角前で突っかかっていくことになりそう。そこであっさりハナを譲ってくれればいいば、相手もスピードがあるので上手くいくか?気性で走っている馬なので、スムーズにいってほしい。

次はギア自身のスプリント適性。実はこの新潟1200mで、当時500万としてはMAXレベルの1.10.9を叩き出しており、高い適性を感じる。しかし根っからのスピードタイプは距離が伸びてもバテないのなら、長い距離の方が有利である。その理由は距離が長い方が時計能力を求められにくく、相手が比較的弱いことが多い。相対的に1200mより1400mの方がいいはずだ。まあ1200mでも問題ないけど。

最後は現段階で能力一枚上のサンライズキングがいること。プロキオンS2着は文句無くNO1で、お互い得意の1400mの内容では0.3秒という決定的な差が認められる。ただサンキンは1200mだとややパフォーマンスダウンするので、時計を上げたりすれば勝つことも可能だ。暴走タイプは能力の底が見えず、まだまだ上昇する余地が残されている。

この馬は来年のフェブラリーSに手が届く逸材と信じているので、これぐらいの困難は跳ね飛ばしてもらいたい。期待も込みですが◎トウショウギア。このタイプが馬券圏内に入るときはまず勝っているので、馬単の頭。○には現段階では一番強いサンライズキング。

普通に考えれば◎→○の組み合わせ1点で問題ないのだが、押さえも一応。▲リンガスローレル。昨年このレース2着に入っていて1600万条件の身でも戦える。△ビッグフリート。1600万時代の内容からは、上位が崩れると圏内に入ってくる。夏競馬最大の楽しみはこのレース!!!なのかもしれんよ

大モナ氏の見解 &bnsp

 このレースでの注目は何といっても連勝中のトウショウギアのレース振りだろう。ここで勝ち名乗りを上げてダート短距離版タップダンスシチーへの道を歩むのか。カツハルのGT連敗記録を止める夢を視させてくれるのか否か・・・。しかし個人的な応援にここは留めて、本命は別の馬に打つことにする。
 逃げ馬は楽に行けるのならトウショウギアなのだろうが、テン乗りのコバジュンタイキバカラが押さえずに飛ばすだろうし、大外からコバキューソルトレイクスターは何が何でもハナに立ちたいだろう。番手にサンライズキングがつけて前に楽はさせないだろうし、3、4コーナーでいつものようにトウショウが仕掛けて息のほとんど入らない流れ・・・リンガスローレルに差してくれと言っているようなものだ。ただいまAM1:00現在、単勝が7倍もつく。ここは先生が乗っているとはいえ勝負します。問題は仕上がりだけで、2年連続2着中のレース実績なら普通に軸。
 対抗にもまだ人気になってないアドマイヤホープ。距離が短くなってテンについていけないと予想されるが、逆に超ハイペースが助けてくれる形になりそうで、調子が戻った今の状態でこの新潟の直線なら十分間に合うと思う。前走は馬場を味方に芝を逃げ切ったが、普通に中段でも競馬出来る馬。GT馬がまだ舐められているうちに買え。
 3番手に評価をとどめたトウショウギアは、とにかく走りっぷりが楽しみだの一言。鞍上の魅力でサンライズキングに△を打ち、大穴には結果が全然出ていないがそろそろ走ってきそうな一応去年掲示板に乗ったジャズアップ★!!
 
 

 



北陸ステークス推奨馬券
大学生氏 馬連 ◎−○
ワルサ氏 馬単◎→○▲△(3点)
マッハ氏 (3連単F:12点)◎○−◎○−△× ◎○−△×−◎○
大モナ氏 単◎ 馬連 ◎−○▲△★ 3連複 2頭軸◎○−▲△★
k氏 馬連 ◎−○▲△(5点)



パチンコVS競馬  byワルサー

今日のコラムは「本当に競馬はパチンコなんぞに駆逐されるのか?」というテーマを取り上げてみたいと思います。

昨日ギャンブル市場シェアの話をしましたが、JRAの売上は圧倒的にパチンコに劣っています。一般業界では大きなシェアを奪われたままだと、経営効率が下がり必然的に淘汰の方向に向かうのが普通です。しかしギャンブル市場は巨大な市場規模を誇り、JRAも国庫納付しつつも多大な利益を上げていますね。競馬とパチンコはギャンブルと言えどまったくの別物なので、パイの大きな推移も可能性としては少ないものでしょう。確かに向こう数年で、大きな変化が起こるというのは考えにくいです。

ただパチンコは発展のために、全力を出しきっていないのです。事実上100兆円近くの売上を誇りながら、まだ大リーグボール養成ギプスをつけている状態をイメージしてください。JRAは今の段階でも売上減で四苦八苦している状況なのに、打てない魔球や分身魔球が飛んできたら、マジで競馬が日本から無くなると思います。そのパチンコの体を苦しめているギプスは利権問題です。当然これだけの売上を誇る業界ですから、各パチンコ団体が入り乱れ各政党に政治献金をばらまいています。

この献金問題が世間を大きくにぎわせたのが、89年の朝鮮総連系企業の脱税がはじまりでした。当時朝鮮総連が掲げていたパチンコのプリペイドカード導入反対を、社会党も同じように国会審議で発言していた。その社会党に総連系企業から政治資金が渡っていたと、自民党が取り上げ疑惑追及の流れが加速する。この時の党幹部(小沢君)は、「多少の血を出しても、徹底調査する」とやる気まんまん。しかーし、いざ始めてみると自民党をはじめとした各政党も、多人数がお金を受け取っていたため、お互い貶めあう必要はないよね〜テヘッと無かったことにされたのである。もうバカかとアホかと。

なぜこんな超党派に渡って金をばら撒いたかと言えば、パチンコ業界にも立場によって様々な思惑がある。簡単に2つに分けると、台を製作して販売するメーカー側と、パチンコ店を経営する経営者側では、スタンスがまったく異なっている。メーカー側は警察の意向には一切逆らいません。プリペイドカード導入すれば新たな仕様の台が必要になり受注が増える。換金合法化すれば社会的評価も上がる。大まかに言えばこんな感じでしょうか。一方のホール経営者側は、警察嫌がらせすんな。カード導入したら大幅コスト増じゃねーか。換金合法化したら一般企業が参入してくるだろやめてくれ。こんな感じで対立構造が続いていたので、自分達に有利な状況を築こうと、政治家に献金、警察には天下り団体設置、など接待漬けにする金を力としたパワーゲームを続けていた。それに答える形で警察は時々嫌がらせをしてあげたり、逆に換金システムに目をつぶってあげたりしている。政治家も換金合法化をちらつかせたり、ギャンブル依存症問題を取り上げたり、アメとムチを与えていた。長年このパワーバランスが保たれていたおかげで、パチンコは理想的な業界を作ることができず、間接的にJRAも助かっていた


しかし、近年このバランスが崩れてきている。ホール経営者側の大手チェーンが力を持つようになって、チェーン全体で売上が1兆円(実質3兆以上ね)を越えるような化け物グループがいくつか現れてきた。このような資金力があるチェーン店舗は、警察にも素直に従うようになり、社会貢献もパチンコ台メーカーと協調して一緒に行うようなっている。すでに今は何も対立する要素がない。なぜなら互いに急成長を遂げたから。台メーカーが株式上場を果たし、多額の上場益を得たこともあり、ホール経営者側も株式上場を目標としている。ほとんどの大手チェーンが、東証1部の審査をクリアできる事業内容なのだが、換金問題で足踏みしているだけに、換金合法化はむしろ推進する状態だ。最近民主党が、遊技新法の枠組み(換金合法化について)を発表したんだけど、これ自民党の研究会とほとんど同じ見解じゃん。いまだかつて与党と野党第一党から同時に同じ見解を示したのは無かった気がする。ひょっとして、業界内の意見がもうまとまっているのかな?もし業界内が一致団結して改革するとこんな事が起こりえる。


1 スロット凶悪爆裂機の復活

数年前に若者を中心として一大スロットブームが巻き起こった。従来まではパチンコなんかよりもはるかに遊びやすく、ファンにやさしい台しかなかったのだが、大花火という大量獲得機が出現してから、射幸性の高い台を作り出すことが市場命題となってしまった。連続性がある新しいボーナスシステムAT機。内部にボーナスを溜め込み、契機が訪れるとまとめて放出するST機。日常的に万枚(等価交換で20万円)が狙える台が氾濫した。さすがにこれは社会的に適合してないんじゃないかなという、不可解な理由で爆裂AT機3台は検定が取り消されホールから強制撤去された。これを皮切りに検定の新基準を設けることにしたのだが、ここで警察のムチが入る。スロットブームに一役買った、大量獲得機、AT機、ST機が全く作れなくする暴挙を起こしたのだ。旧基準の検定期限の昨年6月まで台メーカーがやっきになって認可を受けたのだが、1年経った今ではもう台切れ間近となっている。

スロットが悲惨な状況に突入すると同時に、JRAでは3連単が導入され射幸性を求める若いスロットファンは少なからず競馬に流れたのではないか? パチスロ誌のアンケートでも、3割ぐらい違うギャンブルを視野に入れるという回答もあった。今年の東京競馬場の入場人員や、1強ディープでも売上が極端に下がらなかったことを見ても、一因となっている可能性がある。

本気で警察を抱き込んで、新たなガイドラインを作成すれば凶悪爆裂機の復活もできるだろう。もともと警察の気分でめちゃくちゃな制限を加えていたのだから、よっぽど平等で民主的だ。射幸性の面では、JRAがリードしかけているだけに、爆裂台復活されると獲得した新規ファンが帰っていきそうだ。これは厳しい。今までは勝手にパチンコ業界は自爆してくれていたが、いつまでもバカみたいな状況が続くと希望的な観測していてはダメだ


2 プレイ単価の上昇

パチンコは1玉4円、スロットは1枚20円と法律で定められている。これはホール関係者の立場では是が非でも改正されないと困ってしまう。法律で具体的玉貸し料金が設定されているのでは、貨幣価値の変動に対応できない。つまりデフレやインフレ化されても、4円・20円で玉を貸さないといけないことになる。今までは物価価格が下がり相対的に貨幣価値が上がるデフレ傾向だったから良かったけど、インフレになったらさあ大変。パチ・スロは膨大な売上なので、以外にも粗利率は低く、少しでもインフレになると人件費・設備投資費が利益を圧迫する。変動規模によっては、日本全国すべてのホール経営が立ち行かなくなるのである。法改正はインフレが確認されてからでは、とても間に合わず今も危険因子となっている。

JRAがパチンコに比べ確実に勝っている点は、投資金額を実質的に青天井で受けてくれること。お金持ちや、大勝負をかけたい人は、パチンコ程度(運が良くて20〜30万)ではまったくもの足りず、選択肢は公営ギャンブルしかないのである。その機会が日常的にあるのは、参加人数が一番多い中央競馬が一番なのだ。GTの売上が極端に突出している状況を見ると、間違いなく大口投資はJRAを支えている。

上記危険を理由として、貸し玉料金の自由化をすると、大口顧客を奪われる可能性も否定できない。ターゲットをダメ人間に絞り込んでいるパチンコではあるが、イメージ戦略はお手の物です。北朝鮮送金問題、脱税、幼児車内放置殺人なんかあっても、いまではどのTV局もとりあげません。探偵ファイルも、パチンコインチキ攻略会社の犬となり、競馬を批判する始末です。メディアを支配することぐらいは得意なので、流行を作り出し地方でお金を余している人間を対象に、プレイ単価を10倍20倍に設定したパチンコ屋なんてものができるかもしれない。もともと地方では土地が安いこともあり、とんでもなく豪華なつくりのパチンコ屋が多数存在する。残念ながら競馬の参加者はイメージが決して良いものではなく、さらに大口投資者にプレミアムをつけることもしない。JRAは、廃人ジジイと大口投資者の扱いが、同じなのである。その隙を突き、パチンコにブランドステータスを加え、大口投資者を優遇し参加しやすい状況を作り出すことも可能だ。金持ちまでとられることがあったら、もうだめぽ


この危険性を和らげるために、JRAは早急に「ギャンブルするなら競馬じゃないと」と思わせる戦略をとらねばならない。競馬でなくてはならない理由を見出せなければ、昔から圧力・差別と戦い、柔軟な戦略で勝ってきたパチンコに駆逐される日がやってくるだろう。その日はすでに迫っているかもしれない。


まとめ

パチンコ業界はまだ大きく上昇する余地を残している
近年関係者内の意識が変わり、健全化の方向で一致してきたか
換金合法化を皮切りに各種規制・法律が改正されると競馬にとって致命傷になる
競馬に参加しているファンに、競馬でないとダメなんだという意識を植えつけないといけない


第6期 予想師ランキング(05/1/5〜4/17)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 508.8 6.0
大学生馬券師 190.4 11.1
ワルサー 110.1 13.6
杉本 101.9 15.3
みるこデムウロ 69.7 11.7
リングレット 66.5 6.3
マッハラジャー 54.3 5.5
コスモ 41.3 9.8
ガスター基地 40.2 19.3
八雲 39.1 9.8
だい 26.8 10.2
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 121.2 11.0
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 113.5 10.7
第7期 予想師ランキング(05/4/23〜)
予想師名 回収率 的中率
大学生馬券師 125.0 9.8
ワルサー 96.3 17.6
八雲 87.1 27.3
だい 42.8 16.7
コスモ 37.4 8.3
k 34.8 6.3
ガスター基地 25.2 5.6
大穴モナー 24.2 2.8
杉本 6.1 4.2
みるこデムウロ 4.0 2.1
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 25.0 8.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 37.1 7.7


先週的中者一覧
大穴モナー 函館記念 3連複5670円 馬連2850円
大学生馬券師 函館記念 馬連2850円 (◎○ピタリ的中)
k 佐世保S 3連複1020円
ワルサー 佐世保S 馬連730円


先々週的中者一覧
ワルサー NSTオープン 馬連4070円
八雲 北九州記念 3連複1990円

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