例年に比べ小粒?でも面白そうだ!@札幌記念

目黒記念で念願の重賞制覇を達成したオペラシチーが連勝を目指し札幌へ。2000mへの距離短縮に対応したい。

函館戦で一気に開花したエリモハリアーは北海道記念重賞2冠を目指す。時計は早くなりそうだが充実ぶりでカバー。

ダンスインザムード先週はどうした? やけに反抗期が長いけど血統に恥じぬ能力は秘めている。折り合い期待。

エプソムCを制したスズノマーチも得意の2000mでまた重賞GET狙う。脚質自在型で外からどのような戦法を

クイーンS好走ヘヴンリーロマンス&チアフルスマイル。単騎で生かせてブルートルネード。冬樹のホオキパウェーブも
2005年1回札幌4日( 8月 21日) 9R 第41回 札幌記念(GII) サラ系3歳以上2000m芝・右  (混合)(特指) オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
スプリングシオン スズノマーチ ダンスインザムード サイレントディール コイントス チアフルスマイル ホオキパウェーブ スムースバリトン ファストタテヤマ エリモハリアー ヘヴンリーロマンス ブルートルネード マチカネメニモミヨ オペラシチー 馬名
牡8 牡5 牝4 牡5 牡7 牝5 牡4 牡3 牡6 せん5 牝5 牡4 牡6 牡4 馬齢
田中剛 北村宏司 横山典弘 藤田伸二 藤岡佑介 松岡正海 五十嵐冬樹 蛯名正義 秋山真一郎 北村浩平 松永幹夫 四位洋文 福永祐一 佐藤哲三 騎手
56.0 56.0 55.0 56.0 56.0 54.0 56.0 53.0 56.0 56.0 54.0 56.0 56.0 56.0 重量
カタス
大学生
ワルサ
みるこ
マッハ
だい
大モナ
k


着順 馬番 馬名 単勝 4 1770円 枠連 3-4 1350円 三連単 4-6-10 2759500円
1 4 ヘヴンリーロマンス 複勝 4 540円 馬連 4-6 31070円 ワイド 4-6 8100円
2 6 ファストタテヤマ 6 1080円 馬単 4-6 55780円 4-10 15200円
3 10 コイントス 10 1890円 三連複 4-6-10 477870円 6-10 14850円


カタス氏の見解 大学生氏の見解

 まずオペラシチーの取捨から。この馬は適正で言えば上位のクラスを走る方が本来の力を出せる。要するに前半スローでは持ち味を生かしきれない。いくら洋芝の合うだろう馬でもちょっとね。

 本命はスムースバリトン。ドコマデモに勝った馬なんだからこんなとこ楽勝・・・ってのは冗談で、実は危険な馬でもある。どう考えても東京京都外型で、この札幌コースが合うとは考えにくい。でもクイーンSでの蛯名のまくりを見ると、これでもやれそうな気がする。休み明けは母方ロベルト系でも割と初戦から走ってくれる印象があるクリスエスだしスペ自身もまあ大丈夫だろう。このオッズなら突っ込む価値はある。

 対抗にホオキパウェーブ。まず札幌の洋芝マンセーのはず。血統的にも洋芝向きだがパワー・瞬発力は無く坂向きじゃないしローカルのフラットなコースは好材料。追走がどうかだがまずまず良い枠といえるし逃げ馬がブルーならダンスがあほしない限りミドルペース以上にはならないから、ダンスあほしないって仮定で買います。力的にはここでは上位でしょ。

 単穴に問題児ダンスインザムード姫。距離が長い気もするが力的には来ておかしくない。ここのところの惨敗は目を覆うものだが・・・。外枠を引いたことがきっかけにならないか。適正的にはこの条件は合ってると思うが。

 連下スズノマーチ。馬券的には5頭の中で一番お勧め。高速馬場では上がり勝負の決め手に欠ける馬なので巧く好位につけるかどうかが鍵。時計が掛かるこのコース替りは買いのポイントだと思うし近走全て僅差なので複勝圏ならかなりの確率で突っ込んで来れそうだ。

 3着ヒモにオペラシチー。キレ負けスムーズじゃなくての3着なら買えます。

 今週の勝負レースということで担当場ではないけど見解書かせてもらいます。
 本命はエリモハリアー。スピードが要求される競馬にならなきゃやっぱり強い。前走より相手強化だが、十分通用するだろう。使ってきた強みもあるし、鞍上がよっぽどへぐらなければ馬券圏内は堅い。上手に乗れば勝ちきれる。中央場所の上がりの速い競馬では辛いだろうから、ここで好走して朝日CCとか毎日王冠に出てきたらおもいっきり消してやろうと企んでます。
 相手は正直迷ったんだけど、オッズを見てサイレントディールにした。エプソムCで期待を裏切って、宝塚で惨敗しての参戦だがここまで人気落ちるなら買いだ。エプソムCは何回も書くが超内有利で道中内ラチぴったりを回った馬が馬券圏内を独占した。外から差してきたように見えたダイワレイダースも道中は内でじっとしていた。ディールは道中いい位置にいたが、武豊が能力を過信したのか3角〜4角で外に出しつつのコーナリングだったのでそこで脚を使ってゴール前で脚が上がって4着だった。宝塚に関しては超A級の馬達相手にハイペースを先行しての惨敗だから評価を落とす必要は無い。大阪杯くらい走れば勝ち負けだろうし、時計のかかる洋芝も重馬場も適性は十分。
 三番手にオペラシチー。能力は1番だし洋芝、重馬場適性も死ぬほどあるが、久々の2000で内枠が不安。テンで置かれなければいいが、器用な馬ではないので真ん中より後ろになるとスムーズな競馬ができるかが微妙。これだけの騎手が揃った重賞で、1番人気の差し馬が内枠でスムーズに競馬させてもらえるとはちょっと思えない。それなりのペースになるとか、雨がひどくなるとかで馬群がばらければ問題ないけどね。地力は認めても、その地力が発揮できるかが微妙なのでこれくらいの評価で。
 以下、長期休み明けの2頭は分からんから押さえ。牝馬の中では力を出せたときのダンス以外はレベル的に洋梨。ダンスはもっと人気無ければ狙うつもりだったけど、やっぱ日本人はブランド好きなのね。
 ブルートルネードは前走スローで逃げれた最高の競馬だったのに、あの程度の走りなら斤量増える今回はビタ一文いらない。

ワルサ氏の見解 みるこ氏の見解

メンバーを見渡したとき、NHKマイルCのような印象をよぎったのは僕だけだろうか。NHKマイルCはライン−デアリングという牝馬ワンツーで決まったのが、記憶に新しいところだけど、桜花賞のレベルは確かに牡馬相手でも一番の時計内容だった。決して偶然に頼り切ったフロックではなく、ごく当たり前の結果となっただけ。(自分はNHKをクリーンヒットさせている)

今回この札幌記念には、先週のクイーンSから連闘で出走する牝馬が3頭いるが、上位入着の4ヘヴンリーロマンス、9チアフルスマイルの時計内容が意外にも良いのだ。いままで牝馬限定は「クソばっか意味なし」と言い続けてきたが、これは逃げ馬不在でぼろくそな条件戦並のペースで争われてきたからだった。しかし、クイーンSはダンスインザムードが引っかかり、逃げ馬殺しをしたためペースがしっかりしたものとなり、古馬に開放されて以降のNO1の時計となった。札幌の開幕週にスライドしたことで、馬場の違いや、同じような芝レース条件が組まれないといった、誤差を生む材料は否定できないけど、34.2、33.8という上がりでまとめているということは、やはり価値あるレースだと思う。

牝馬にとって200mの距離延長がプラスになることは、まず無いと考えるべきか。それでも両頭ともに、2000mはこなしているし自身は得意な部類。また同じく連闘には両頭ともに好走実績があるし、滞在競馬なら心配しなくていいだろう。調子が申し分ない以上、この2頭を中心として考える。馬券狙いの性質上、3連複を使用するが、新聞という媒体を考慮して馬連軸もしっかり考えた。

◎ヘヴンリーロマンス チアフルにたった0.1秒でも先着している点、そしてスローペースにある程度対応できる点で上位にとった。今回普通ならブルートルネードが、押し出されて逃げるかなといった読みで、平均〜ややスローと考えるのが常道だが、予想を一瞬で崩壊に導く暴走女ダンスインザムードがいる。この枠では壁を作って競馬というのは、不可能に近く、抑え込むには差しに構えるとか極端な方法しかない。展開が早め〜スローまで可能性があるが、その決定はムードの気分次第ってのは迷惑な話だ。なるべく広く受けられるヘヴンリーが安牌ぽい。○はチアフルスマイル。

▲は順当にオペラシチーでいい。やや人気先行の香りを醸しだしていたが、長距離戦の目黒記念という、時計を詰めにくい条件ながらも自己ベストを記録。北海道は初参戦になるが、勝利時の内容からは中央に比べ時計が掛かるコンディションはプラスに働きそう。4角には好位置に必ずつけている競馬センスからも、内枠だろうが不安は無い。ただ2000mはレコードあるけど、大した事がなくやや距離に不安を残す。

ヒモには一応一番強いが、パフォーマンスに一貫性がまったく無い困った君サイレントディール。セントライトの時計はバルクに引っ張られた内容とはいえ価値がある、ホウキパウェーブ。2000m得意エプソムCまずまずスズノマーチといった、面々を抑えておけば引っかかるはず。大穴には復活した瞬間、即勝ち負けできそうなコイントスを挙げておく。

函館記念は昔の大波乱を演出していた時代と同じぐらいヒドイレベルだった。時計的価値は何も無いと宣言して、好走馬全消し。ダンスインザムードは能力はここでも通用すると思うけど、先週あんな競馬を見せ付けられたのにほとんど人気が落ちていない。(特に単勝) こういうのを見ると良血基地は変なのばっかだと思う。(←人には厳しく自分には甘い) ここまで牝馬を中心として、ダンムー加えてワン・ツー・スリーフィニッシュなんて結果になったら、あまりにも馬鹿なので、旅に出ようと思います。

04年 12.3-12.1-11.7-11.8-12.6
03年 12.3-12.1-11.7-11.7-11.7
02年 12.4-12.2-11.9-11.9-11.6
01年 12.4-12-11.6-11.4-11.7
00年 12.1-12-11.7-11.8-12.1
札幌記念のここ5年の後半ラップである。終いが極端にかかるような展開は珍しく今年もメンバーを考えると12秒フラット程度が濃厚と勝手に決める。

今年の函館記念の後半が12.2-12.1-11.9-11.8-12となかなか悪く無い。ただ前半60,7通過は03年の60,8通過に置き換えると終いの12秒は少し掛かっている事がわかる。勿論荒れ馬場の函館競馬場である事は加味しなければならないものの上がり勝負で分が悪い馬が時計掛かって勝ち負けしたわけだからやはり時計面で不安が残る。

3人気のエリモハリアーは前走うまく内々で4角まで溜めて突き抜けたわけで今回あれ以上の騎乗は無く展開、馬場も全てマイナス方向にしか向かわない、落ちるだけの株と思われ。個人的には3着で拾おうかとスケベ心があるもんの。

ダンスインザムードはまだ人気してる。能力というより精神的にやられてる気がするんでとりあえず静観しておく。

人気を考えればここはサイレントディールに白羽の矢。11.8-12-11.7-12.1-11.8-12.2の抜け目無いラップで進んだ宝塚のバタバタは仕方ないし。姉トゥザヴィクトリーもクイーンSを勝っているように究極の瞬発力勝負では分が悪くとも札幌の洋芝なら好勝負に持ち込める。ブルートルネードが番手競馬を匂わせているのでハナを叩くのが絶対条件ではあるが逃げればスプリングシオン、コイントス、ブルートルネードが壁となって楽な展開になるはず。オペラシチーが早めに追っかけてくるとしても前半スローの後半持続戦ならサイレントディールも自分の土俵、がっぷり四つで組めるんちゃうかと。

対抗はオペラシチー。11.6-11.4-11.4-11.6-12.5の目黒記念では長く良い脚を使って1着、12.5-11.7-11.3-11.1-11.6とラストが速くなったメトロポリタンSが3着とやはりこれも瞬発力勝負では分が悪い。オペラハウス産駒だけに洋芝は合うし稽古内容からもそこそこには走れる。早め追っかけて上がり35秒前後なら好勝負だし包まれて脚を余す展開だけが怖い。

単穴はホオキパウェーヴ。カーネギー×ミスプロなので仕上がりは早いだろう。12-12-11.9-11.5-12の高速ラップだったセントライト記念で長く良い脚を使った一戦や菊花賞の内容からもオペラシチーが早めに動いた処からレースが動き出して最後まで伸び続けるとしたらこの馬しかない。後はオペラハウスとカーネギーの差で一戦早く仕上がりそうな分頭を獲る可能性ならこちらが高いはず。

牝馬勢ならヘヴンリーロマンスを3着で引っ掛けたい。11.7-12-11.8-12のクイーンS好走後だけに人気してるけど2000も悪く無いし終い12秒の上がり勝負なら府中で好走してるレースで十分計算が立つ。叩いて良くなるタイプだし紐では買う。

一応金子党のもう一頭スムースバリトンも抑えておくが新馬戦で4着という事、スペ×クリスエスという血統からも広いコース向きは明らかで休み明けでもあるし来て3着だろう。

だい氏の見解 大モナ氏の見解

 ◎は1オペラシチー。今まで使ってきた距離と伸びない垂れない感じでステイヤーの印象がとても強いのだが、力をつけて来ているのも事実。相手が夏場の面子の落ちた中での勝ち上がりや重賞勝ち馬だったりするので、距離うんぬんで粘れず沈んでいかれては困る。秋の主役になりうる一頭にまで伸し上がってもらいたい。

 ○は11サイレントディール。上半期は、"手の空いている週の重賞なら武豊が乗りに行く"位のレベルで、56キロの参戦でエプソムCよりもメンバーは落ちてそうなので狙う。

 ▲は13スズノマーチ。11サイレントディールとの差は騎手がまだ重賞常連と見れてない点で、馬にそれ程の差は無いかもしれない。…ペリエ騎手がG1で騎乗したら何か穴で来る気もするし。サイレントディールより成長しそうな気もするので見極めたい。

 △は5エリモハリアー。北村浩騎手には悪い言い方だが彼を背負っての重賞制覇は見事で、今夏にかなり実力を伸ばして来た一頭と言っていい(もちろん騎手も重賞制覇で実力をつけているだろうが)。更にこの1ヶ月でも良くなっていそう。

 推奨馬券は馬連1−11,13,5、馬単1→11。実は12ダンスインザムードは先週散々な事を書いて切ったが、今週は55キロでありなんじゃないか!?とか思った…、けど一週で見捨てた藤田騎手ほど悪くは無い気ではいる。

 GUらしく面白い面子が揃ったんじゃないでしょうか。展開ははっきりとハナを主張する馬が不在で、前走逃げたブルートルネードが渋々と先頭に立つか、休み明けコイントスが無理せずに行けるなら先導役を買ってでるか、どちらにしろスロー志向であることに間違いない。
 そしてペースが遅いのなら前目に付けられると見込んで本命はスムースバリトンです。一時はダービー候補と目された馬で、オレも本番で買おうと思ってました。瞬発力もある馬みたいなのだが、なんか反応が悪い馬みたいで東スポ杯よりかはいちょうSみたいな好位につけるレースが出来れば。出遅れたら諦めますよ・・・札幌の直線では届かない。
 対抗エリモハリアー。本命にしようかと思ったのだが、相手にいろいろいるしやっぱり人気になってるし今度はハンデ戦ではないのでそれほど簡単ではないのでは。函館記念と同じような競馬をして欲しいところですね。
 3番手ホオキパウェーブ。後方一手に休み明けの馬ということで評価を下げたが、GT2着でもあり実力的には本命にしてもいいところだ。父カーネギーというのも洋芝に合いそうで、鞍上冬樹というのも加味してのこの評価です。
 オペラシチーはスローでうちに閉じ込められた場合不安だし、もっとペースが上がって欲しい馬だと思うので四番手以下に印を落とす。オレンジ色の帽子の2頭は人気をしょってまた凡走すると思われ。ダンムは終わった臭い。
 展開に恵まれてブルートルネード、スロー瞬発力勝負どんとこい連闘札幌巧者チアフルスマイルに△を付けて、大穴には意外に洋芝が合っているジリ脚追い込み馬ファストタテヤマ★!!

      ∧ ∧
    ヽ(・∀ ・)ノ <タテヤマタテヤマー!
   (( ノ(  )ヽ ))
      <  >

k氏の見解 &bnsp

過去の10年の勝ち馬はほとんどがキラ星のごとく輝くGT級の名馬ばかり。つまりここで買える馬は今後GT戦線でも十分に戦える逸材か、すでにGTでも実績を残している馬ということになる。

◎オペラシチー。昨年は遅れてきた大物として秋の3歳路線を大いに沸かせてくれた馬だったが、受賞で好走するもなかなか勝ちきれない競馬が続いていた。前走目黒記念はついにその壁を破って重賞制覇。時計が早い時期だったとはいえ準トップハンデを背負って前目で押し切った競馬は本格化を思わせるのには十分な内容だった。父オペラハウス、菊花賞3着などが注目されて2000mは短い印象を与えているが10ハロン戦は(3001)負けた朝日CCは中を通って窮屈になったのと、かなりの瞬発力勝負に持ち込まれたから。(だったと記憶しています)
よほどのスローにならない限りは札幌でレースの上がりは無茶な数字にはならないはず。前目の脚質ともあいまって最も安定して力を発揮できる環境に置かれている。

○にはスズノマーチを。こちらも前走エプソムCで待望の初重賞制覇。ミドルペースを好位で内ピッタリ周ってゴールへ飛び込んだら1着だった、と多分に恵まれた印象もあるが、もともと右回りのほうがいい馬。また直線の長い東京もお世辞にもいいとはいい難く、札幌への舞台代わりはこの馬にとって大幅プラスだ。父ティンバーカントリーというところも力のいる馬場は歓迎っぽいのでそこもセールスポイント。

今回の出走メンバーを見渡すと真に一流と呼べるのはダンスインザムードだけ。そのダンスも安定感を欠いて前走はあの有様だし、ハッキリいって荒れる要素も多分に含んでいる。3連複でも網を張っておきたい。波乱の使者となるのはおそらく差してくる馬、先行勢は◎、○が強力なだけに差し足鋭い馬には注意を払っておきたい。なかでも先週34秒割の脚を使っているチアフルスマイルと、同馬に先着したヘヴンリーロマンスは要警戒。あと一点。★スムースバリトンはインティライミやシーザリオより先にブレイクしたSW産駒。馬券は度外視しても注目したい。

 



第41回 札幌記念(GII)推奨馬券
カタス氏 3連単フォーメーション:◎▲−◎○△−○▲△×(13点)
大学生氏 馬連 ◎−○ 馬単 ◎→▲ 3連複2頭軸流し ◎○−▲△
ワルサ氏 馬連◎−○▲△★(6点) 3連複◎○軸−▲△★(5点)
みるこ氏 3連単 ◎▲→○→◎▲△ 6点
マッハ氏 (3連単F:16点)◎−○▲△−○▲△×
だい氏 馬連◎−○▲△ 馬単◎→○
大モナ氏 馬連 ◎−○▲△★ 3連複 ◎○−▲△★
k氏 馬単 ◎→○ 3連複 ◎−○2頭軸△×★(計7点)



1年に1度の音速重賞@アイビスサマーダッシュ

直線最強馬カルストンライトオがV3のため今年もやってきた。以前よりも3kg重い59kgを背負うが覚悟の上。

昨年スタート即大外へ持ち出す好騎乗を見せた大西騎手も、引退が囁かれていて、是非とも勝ってほしい。また伝説の逃げを。

直線競馬の新星ウェディングバレーが王者に挑む。時計の上がり方は若者らしく驚異的なもので、世代交代を告げるのか

長期休養明けもカフェボストニアンは怖い存在。OPの駿風Sを制しており、持ち前のスピードを生かしきれるようなら好勝負必至

スタート決めればスピニングノアール。サマーでもスプリングクレタ。昨年を思い出せネイティヴハート。
2005年3回新潟4日( 8月 21日) 11R 第5回 アイビスサマーダッシュ(GIII) サラ系3歳以上1000m芝・直  (国際)(指定) オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
サクラプログレス スピニングノアール カフェボストニアン ウェディングバレー スウィートエルフ マルターズホーク テイエムチュラサン ドローアウター スプリングクレタ ソルトレイクスター ネイティヴハート ネガティブリターン カルストンライトオ 馬名
牡4 牡4 牡6 牝4 牝6 牡8 牝3 牡5 牡7 牝7 牡7 牡6 牡7 馬齢
武幸四郎 中舘英二 柴田善臣 後藤浩輝 石橋脩 石神深一 田嶋翔 吉田豊 柴山雄一 田中勝春 木幡初広 勝浦正樹 大西直宏 騎手
56.0 56.0 56.0 54.0 54.0 56.0 51.0 56.0 56.0 54.0 56.0 56.0 59.0 重量
カタス
大学生
ワルサ
みるこ
マッハ
だい
大モナ
k


着順 馬番 馬名 単勝 7 2270円 枠連 5-7 2360円 三連単 7-10-12 54240円
1 7 テイエムチュラサン 複勝 7 480円 馬連 7-10 4660円 ワイド 7-10 1270円
2 10 ウェディングバレー 10 190円 馬単 7-10 11600円 7-12 1720円
3 12 スピニングノアール 12 240円 三連複 7-10-12 6890円 10-12 500円


大学生氏の見解 ワルサ氏の見解

カルストンがこんな準オープンレベルの馬達に負けるわけがないという気もするが、外ラチを取れない可能性があるのでもしかしたらがあるかもしれない。カルストンみたいに「自分の型」があって、それに持ち込めばものすごく強いけど、持ち込めなければ全然ダメという馬が人気のときは少し疑ってかかるべきなんだろうと思う。こういう「アドリブが利かない馬」が人気で負けたレースは数知れない。
 ウエディングバレーが斤量差と枠の有利さを生かしてカルストンにラチを取らせない競馬ができれば勝てるんじゃないだろうか。昨日当てたんで、あと全部外しても今期の的中率10%(自分の中でのノルマ)はクリアできそうなので当てにいかないで狙ってみる。いい予想だとは全然思わないが。こんなレースより勝負は札幌記念だ。

◎カルストンライトオで決まりでしょ。直線競馬の持ち時計は群を抜いている53.7レコード。最内枠を引いてしまったが、言われるほど大外マンセーという馬場では無い。この幻想は昨年自分で生み出したものだけどね。自慢のダッシュ力で中に切り込んでいけるだろうし、仮にソルトレイクスターがいじめっこブロックしても能力差を埋めるまでには至らないと思う。

重量の59kgを心配する声があるが、科学的根拠も無いし、まともな統計手法のデータなんか見たこと無い。いかれた先人の妄想もいいところだ。馬体重増減の2kgは関係なくて、負担重量差の2kgは競争能力に影響を与えるってのもどうかと思う。もっと言えばカラ馬になっても、さほど早くねーのばっかだし。馬券検討において考慮すべきでないファクターでいいと思う。調子は自分にはわからんのでフルシカト。走れない体調ならあきらめる。

展開を考えずに並べられるのが直線競馬の一番いいところだ。しかも重賞に名乗りを上げている馬たちだけあって、実績も豊富だから比較しやすい。ありがたや〜。

○ウェディングバレー 2着最有力候補ですね。直線競馬で能力開眼した馬で、ちょっと前まで早熟駄馬だったのだが不思議なもんだ。前回の競馬で予想以上の好走を見せ、時計レベルを二回りも上げてきた。直線でしかもう生きる道が無さそうなので、格上挑戦の形でも本気だろう。能力・調子のバランスが取れていて、他に比べ抜群の安定感があるので人気どおりでも対抗評価でよし。

▲ネイティヴハート この馬に印を打つのは半ば趣味と化してきたが、いつも言うように能力は重賞でも勝ち負けできるレベルにある。昨年の3着の実績があるのだから、当然適性は持ち合わせている。近走の不振を跳ね飛ばして欲しい。

あとはウエディングバレーが崩れたときの安全株スプリングクレタ。意外に1000mは得意でNSTOPの好走からマルターズホーク。長期休養明けでも仕上がっていればカフェボストニアン。スピニングノワールは持ち時計を見ても分かるように、一枚能力落ち。やや人気に持ち上げられているので素直に消しておこう。

だい氏の見解 大モナ氏の見解

 ◎は1カルストンライトオ。G1でも難なく先手を取れるスタートダッシュ力はこの馬の持って生まれた才能、どのレースにおいても重要ではあるだろうが距離が短くなる以上はその比重も大きくなるわけだし、そんなレースのある時代に生まれたのだから、出走する限り買い続けるべき。ピークが昨秋だとしても、この得意距離で惨敗を喫するとは考えづらい。

 ○は12スピニングノアール。中舘・後藤・柴田善騎手の乗り替わりに何かしらあるのだろうが、出遅れないという条件で10ウェディングバレーよりもこの馬の逆転を期待し対抗とした。ほぼ変わらずの▲で10ウェディングバレー。

 △は13サクラプログレス、小島騎手で1000万勝ちが可能なら武幸騎手なら、もっと良いレースが可能と見る。11カフェボストニアンも実績は申し分無いのだが、大先生に手を出すトータルの点で切った…が、1000mは実は得意距離かも知れない。

 推奨馬券は単勝1、馬単1→12,10,13。

 ここはいくら休み明け59kgとはいえ直線千米のレコードホルダー、唯一のGT馬カルストンライトオの独壇場でしょう。最内も問題なしです。みんな外行くからテンに速いこの馬なら去年みたくさっさと外に持ち出せる。相手も大した馬がいないので、馬単で買いますよ。
 その相手は外枠から2頭、前走直線レースでフサイチホクトセイに食い下がり好タイムで入線したウェディングバレーと、出負けせずにスムーズなら見直せるスピニングノワール。

 来年調教師試験を受けるらしい大西にアイビスSD3勝という最後の勲章を!!

k氏の見解 &bnsp

うーん直線競馬って見解かくの難しいですね・・・。カルストンライトオを切った理由はこの馬を買ったことがないから&59k&7歳。強いとは認めていますが果たしてその全盛期の力を今でも維持できているのかどうか。維持しているならば好勝負にもなるでしょうが、衰えていたならば・・・克服する壁は決して低くないと思います。人気でもあるしここは見送り。

 



第5回 アイビスサマーダッシュ(GIII)推奨馬券
カタス氏 3連単フォーメーション:◎▲−◎○△−○▲△×(13点)
大学生氏 馬単 ◎→○
ワルサ氏 馬単◎−○▲△(5点)
みるこ氏 3連単 ◎→○→△ 1点
マッハ氏 (3連単F:16点)◎−○△−○△×
だい氏 単勝◎ 馬単◎→○▲△
大モナ氏 馬単 ◎−○△
k氏 馬連 ◎−○▲△(4点)



第6期 予想師ランキング(05/1/5〜4/17)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 508.8 6.0
大学生馬券師 190.4 11.1
ワルサー 110.1 13.6
杉本 101.9 15.3
みるこデムウロ 69.7 11.7
リングレット 66.5 6.3
マッハラジャー 54.3 5.5
コスモ 41.3 9.8
ガスター基地 40.2 19.3
八雲 39.1 9.8
だい 26.8 10.2
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 121.2 11.0
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 113.5 10.7
第7期 予想師ランキング(05/4/23〜)
予想師名 回収率 的中率
大学生馬券師 125.0 9.8
ワルサー 96.3 17.6
八雲 87.1 27.3
だい 42.8 16.7
コスモ 37.4 8.3
k 34.8 6.3
ガスター基地 25.2 5.6
大穴モナー 24.2 2.8
杉本 6.1 4.2
みるこデムウロ 4.0 2.1
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 25.0 8.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 37.1 7.7


先週的中者一覧
マッハラジャー アイビスサマーダッシュ 3連単 54240円!!!
コスモ 瀬波特別 馬連 210円
だい 瀬波特別 馬連 210円
大学生馬券師 瀬波特別 馬連 210円 (1点的中)
ワルサー 瀬波特別 馬連 210円 (1点的中)



先先週的中者一覧
だい 札幌日刊スポーツ杯 馬単2820円 馬連1790円(2週続けて見事1点的中)

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