固定はん新聞


無敗の三冠馬ディープインパクト誕生の瞬間@菊花賞

常識で考えれば99%見出し通りになるとほとんどの方がお考えだろう。それだけディープインパクトは強い。

スタートであわや落馬の危機をもろともしなかった皐月賞。東京大外ぶっこぬきで圧勝だったダービー。

まだ精神的に幼く、馬格も決して完成されているとは言いがたい。でもディープは常識を覆し勝つことで己を証明し伝説を積み上げた。

そして今日伝説は第1章の幕を閉じようとしている。21年ぶり無敗の三冠達成という輝かしいフィナーレで。

歴史の生き証人というのも良いではないか。京都競馬場で迎えるもよし、他場・WINSもよし、テレビ観戦もよし。

伝説の瞬間をみんなで一緒に迎えよう。そして第2章の幕開けをみんなで祝おう、史上最強馬という壮大な挑戦を。
2005年4回京都6日( 10月 23日) 11R 第66回 菊花賞(GI) サラ系3歳3000m芝・右外  牡・牝(指定) オープン馬齢
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
マルカジーク マルブツライト フサイチアウステル ディーエスハリアー ピサノパテック シックスセンス レットバトラー エイシンサリヴァン シャドウゲイト ディープインパクト アドマイヤジャパン アドマイヤフジ ローゼンクロイツ ミツワスカイハイ ヤマトスプリンター コンラッド 馬名
牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 馬齢
角田晃一 松岡正海 藤田伸二 石橋脩 岩田康誠 四位洋文 幸英明 吉田豊 佐藤哲三 武豊 横山典弘 福永祐一 安藤勝己 渡辺薫彦 池添謙一 小牧太 騎手
57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 重量
大学生
八雲
ワルサ
マッハ
だい
k
大モナ
コスモ
ガスタ
杉本
みるこ
カタス


着順 馬番 馬名 単勝 7 100円 枠連 3-4 410円 三連単 7-6-4 7090円
1 7 ディープインパクト 複勝 7 100円 馬連 6-7 1290円 ワイド 6-7 620円
2 6 アドマイヤジャパン 6 400円 馬単 7-6 1320円 4-7 230円
3 4 ローゼンクロイツ 4 190円 三連複 4-6-7 2730円 4-6 1720円


菊花賞調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬

コンラッド
馬名 5段階
評価
コース 内容 強さ 時計
10月19日美浦 坂路・やや重 南W・重 南芝・不良
シャドウゲイト 坂路 三頭併せ(助手) 強め半馬身先着 54.1-38.8-25.2-12.2
少しカカリぎみだが手応えは抜群によい。動きもしっかりしていて力強さがありかなりいい状態。
エイシンサリヴァン 坂路 併せ(吉田豊) 一杯併入 54.8-36.9-24.2-11.9
この馬らしいキビキビした動きで体調は良さそうだ。しかし逆にちょっと力んでいるようで伸びやかさがない。距離持つか。
ディーエスハリアー 南芝 併外(石橋脩) 強め一馬身先着 69.6-53.0-39.6-12.7
悪い馬場に気をとられフラフラしていたが追われるとしっかりした走りを見せた。
伸び伸びとした全身をしっかりと使ったフットワークでキレ味はないが粘っこい動き。距離延長は歓迎の構え。
ピサノパテック 南芝 三頭併中(北村宏) 馬也四馬身遅れ 73.6-56.6-42.5-14.9
少し後肢の蹴りに力強さがなくなよっとした動きだが、しっかり集中して走れているし柔らかい動き。この馬も距離延長はプラスに思える。
コンラッド 南W 三頭併外(菊沢徳) G前仕掛け先着 65.9-50.6-37.2-12.7
三頭併せの外を一馬身追走して抜群の手応え。直線手前を換えるのにもたついたが立て直し、軽く追われるとグンと伸びて突き放す。
前走のグダグダな内容からは一変、非常にメリハリのある内容になっている。馬体の輪郭もはっきりしていて体調も良さそう。
上昇度はメンバー中トップ、落ち着いた気性で長距離も合うはず。台風の目になる可能性はある。
10月19日栗東 坂路・良 CW・良 DW・良
ミツワスカイハイ 坂路 単走(田中亮) 一杯 53.2-38.5-25.4-12.7
ちょっとバタバタした走りで伸びに欠ける。一杯に追われても反応鈍くイマイチ。
ディープインパクト DW 併外(武豊) 強め一馬身先着 80.8-65.6-52.1-38.8-11.9
余裕残しの慎重な仕上げ。これだけ見ると勝負仕上げではなく本番前の一叩きのレースの調教内容。
とは言え動きはしっかりとしていて悪いところは全くなく雰囲気は良い。
マルブツライト CW 単走(助手) 一杯 80.0-65.2-51.4-37.9-12.0
少しフォームが硬くバランスが悪い。スピード感はあるが終い手前を換えてややモタつく。
アゴも上がっていてイマイチいい状態には見えない。
アドマイヤジャパン CW 単走(助手) 一杯 83.6-68.6-54.0-39.8-12.0
ちょっと動きがモッサリしているがこれはこれでこの馬らしいと言う内容。無理をしているようなところがなく
リラックスできている。良い、と自信を持って言えるわけではないが決して悪くはない。
ヤマトスプリンター CW 単走(助手) 馬也 80.2-65.3-51.9-39.0-13.7
体全体をしっかり使ったフットワークだが手先の反しに俊敏さがなく、力強さばかりが目立つ。ダート向きという印象はぬぐえない。
レットバトラー CW 併内(幸) 強め一馬身先着 82.4-66.4-51.9-37.9-12.6
全体的に突っ張ったフットワークで、首が高いところも改善の兆しがなく成長が伺えない。毛艶も良くないしイマイチ。
フサイチアウステル CW 併外(藤田) 一杯一馬身先着 66.0-51.8-38.4-12.3
なんだか地面に力を伝え切れていない印象をうける。追われてからはしぶとくジワジワ伸びた。
距離が伸びることは決してプラスとは思えない動きだが、馬体からは成長が伺えるし、体調も良さそう。まずまず。
10月20日栗東 坂路・良 DW・良
アドマイヤフジ 坂路 単走(福永) 一杯 51.4-37.8-25.0-12.5
この馬も前走からの上昇度は高い。終いの動きは豪快でかなりの迫力。
欲を言えばもう少し重心を低くして首を上手く使って走れるはずだし、もう少しキビキビした動きもできるはず。
ただ、叩いて良化しているのは疑いようがない。
ローゼンクロイツ 坂路 併せ(安藤) 一杯三馬身先着 52.4-38.3-25.4-13.0
相変わらずフワーッとしたフォーム。ただこれまでとは気合の乗りが違い動きにキレがある。
併走馬を突き放してからはソラを使い、フッと気を抜いたようにフラフラし始めたがこれは仕方のないところ。上昇高いがバドックで要注意。
シックスセンス DW 単走(助手) 一杯 84.6-68.5-54.1-40.5-11.9
終いだけ追われて伸びはしたがフォームが安定せずバラバラ。元々そんなに良いフォームの馬ではないがさほど良いとは言えず。



大学生氏の見解 八雲氏の見解

 エイシンサリヴァンを力強く押したい。毎回言ってるけどこの馬ちゃんと力を出し切ったレース一回もないと思うんだよね。能力はここでもそんなに劣らないはず。一発屋の吉田が後方一気のギャンブルしてくれれば面白いと思うんだけどどうでしょう。
 コンラッドも一応。ダンス×パワー型の母系で地方出身騎手というのはザッツと同じパターン。実はたいした馬じゃないと思ってて、直感的には無いと思うんだけど理論で否定できないので一応買うかんじで。
 ローゼンクロイツが人気になってるけど、大したこと無いよ。神戸新聞杯が4角で前詰まったとかなんとか言ってるけどあんなんどう見ても2着狙いの競馬じゃんw 勝負しにいったシックスセンスをじっと見て溜めて、バテたところを差しに行ったのに差せなかったわけだから能力はかなり差がある。適正的に上積みがあるとも思えず、騎手以外に強調できるところは何も無い。ローゼン買うくらいならシックスセンス買うべき。まあシックスセンス買うくらいなら見するべきだけど。
 あ、あとアドマイヤフジだ。理論的には加速に手間取る馬だから京都外回りは得意なはずなんだけど、2回ともあんまりパフォーマンス良くない。なんでだろうと思ってたら、下り坂が恐いってマジかよw いきなり克服するかもしんないけど、人気してるしいいや。鞍上もこういう頑張って追わなきゃいけない馬苦手だろうし。

ディープインパクトの三冠達成は、アクシデントでもない限り、
ほぼ確実でしょう。相手になる馬がここには、いないです。
となると相手探しになるわけですが、穴っぽいところを狙っていきます。
菊花賞はダンスインザダークの産駒というだけで買いたくなるので、
コンラッド、ミツワスカイハイの二頭、といいたいですが、ミツワは力不足。
魅力を感じるのはコンラッド。前走は大敗したが、休み明けの影響もあったのだろう。
調教の動きも魅力的だし、圏内に食い込んでくるとみた。
もう1頭はシャドウゲイト。単純に逃げ残りを想像した。
逃げたレースは全て連対、ここは思い切った競馬を。

ワルサ氏の見解 マッハ氏の見解

いまさら語るべきことは無いだろう。勝つ馬は分かっているだけに2着以下の着順指定が唯一の腕の見せ所だけど、それすらも大きく逆らう要素は見当たらない。レースレベルはこれまではダービーが最高でトライアルはダービー敗退組を中心に買ってきたが、神戸新聞杯がディープに引っ張られてかなのか、2・3着シックスセンス・ローゼンクロイツが大きく上げてきた。2着以下のレベルは、神戸新聞杯>ダービーという関係になり、今回は○シックスセンス、▲ローゼンクロイツとそのまま評価すればいい。この2頭の着順は入れ替わる可能性が十分認められるので3連単2着2頭軸という買い方になる。このディープ頭の3連単2点でもOKだが、ダービー4着の△アドマイヤフジにも上昇余地が残されていれば食い込めそうなので、3着に指定しておけばほぼ完璧と言える。

血統や馬体から長距離適性を判断できる人は他においしい馬を見つけられるかもしれないけど、デジタル的に考えればこれが限界。セントライト好走組(フジ除く)はどうしょうも無いレベルだから無視していいよと言うのが精一杯です。それでも配分を間違えなければ微増ぐらいにはなると思う。

けど上記の馬券はリアルで買わないほうがいい、というか買うな。先週の秋華賞同様にこの菊花賞も当然見るべきレースである。ディープインパクトが勝つと判断した以上、その競馬内容は少なくとも大外ぶっこぬきで突き放すのが予想され、夢を見れば3角スパートで20馬身差の大圧勝3.00後半〜01前半の超スーパーレコードの可能性だって無くは無い。菊花賞は長距離戦らしく陸上的フラットペースがなかなか刻めず、レコード決着の機会があまりめぐってこないが、ディープ得意の後方からでも時計勝負に持ち込むマクりなら可能性はある。ナリタブライアンの最高時計が菊花賞だったように、リアルファイトになると長距離戦は最強馬が後続をぶっこ抜ける。

逆に言えばマクり積極策ができない局面でレースが流れていると、ディープにやや黄色信号が灯る。菊花賞が一番強い馬が勝つなんて言葉があるが、これは古人の戯言だ。皐月賞はセンスがある馬が勝ち、ダービーは一番強い馬が勝ち、菊花賞はラキ珍が勝つ、間違いなくこれが近年のクラシック。ラッキー競馬に付き合った時点で有り余る能力差が意味を失っていくのだから、ディープが勝つときはほぼ間違いなくぶっこ抜きだろう。そんな競馬で2・3着争いに目を向けているなんて本当に馬鹿馬鹿しい。目を向けていなくとも歴史的瞬間が訪れているのに馬券的中の成否に1%でも神経を使うのはもったいない。ディープを買う以上全身全霊でその瞬間を感じるべきだ。だから3連単なんか買うな、1.0倍でも単勝を買うのが絶対にいい。

僕はディープの単勝を1万円と100円の記念馬券を買うだけにしておく。別にディープインパクトが特別好きでもないし嫌いでもないけど、無敗の3冠馬の誕生を願うなら、レースを真剣に見届けるための最低限のリスクは絶対に背負うべきだ。

連勝馬券を買うな!というのと最後にもう一つ。絶対に負けは無いと言われている圧倒的な空気のレースというのはご存知のとおり過去にもあった。ただ残酷な結末も決して少なくない。タイキシャトルの謎の失速。サイレンススズカの骨折。完成された古馬ということで今回のディープよりも固かった馬たちが勝てなかった。すべてが完璧に運んでいる時ほど何かに気をつけなければいけないのだろう。勝負に絶対は無い以上油断は禁物。ディープ自身もそう、武豊もそう、そして我々ファンもそう。勝負の途中で勝利の確信なんか持ってはいけない。恐らく最大にして唯一の課題スタート落馬の危険が無くなった瞬間、競馬場は安堵に包まれるが、その緊張感の無くなった瞬間が絶望への入り口だ。精神論で結構、オカルトで結構、だが気に留めておいてもらいたい。シャトルもスズカも同じ空気の中で信じられない結末を迎えたのを。だから勝負を最後まで見届けるため、リスクを背負って目を見開くために単勝を買おう。

 本命の理由については今更ゴチャゴチャと書く気も起こらない。

 いまだデビュー前にディープスレで調教時計が書きこまれたのを見た時に感じたにわかな昂ぶりを覚えている、そして新馬戦を見てその昂ぶりが確信にかわった時の興奮もまたハッキリと思い出せる(注:POだったことによる贔屓の引き倒しと思い込みによるバイアスが多分にかかっているため、この文章は筆者の相馬眼とは一切関係ございませんことをここにお詫びいたします)。

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 時は1992年の夏、当時まだ消防だった自分はたまたま公文式の進級のご褒美か何かで親にファミコンソフト買ってもらえることになった。
 当然競馬には全く興味のなかった消防時代、なのに何を血迷ったのか買ってもらったソフトは発売日直後のダービースタリオン全国版だった、衝動買い(つうかジャケ買い)だった。
 最初は『競馬』というものがどういう仕組みで行われているかもわからなかった、しかしゲームを進めていくうちに少しずつそれを理解し、そのうちに実際の競馬にも少し興味が出て来た。

 何の因果だろう、初めてテレビで競馬中継を見たのがその年の京都新聞杯だった、勝った逃げ馬は圧倒的に見えた、そして同時にその馬の父がマグニテュードだということが所謂ダビ厨(消)だった自分にはいっそう衝撃的だった。
 無敗で二冠を達成したマグニテュード産駒が無敗の三冠を賭けて挑んだ3000mの距離、後に最強の刺客と呼ばれるステイヤーによって夢は潰えた、そしてこのレースが二冠馬にとっての最後のレースとなった、しかし常にチャレンジャーであり続けた彼は少年にとってのヒーローだった。

 その翌々年に三冠は達成された、圧倒的な勝ちっぷりだった、南井JKの三冠達成は飛びあがらんばかりに嬉しかったのだが残念ながら彼はヒーローたりえなかった、なぜなら彼はすでに敗れていたからだ。
 そしてその後彼は苦闘を繰り返し、三冠馬がG1を勝てないという現実に競馬への興味を失いかけてのだが、別の馬(と騎手)によって興味が引き戻されるのはまた別の話……。

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 と、突然たいした脈絡もなしに面白くない文章をつらつらと書いてはみたが、ようはブルボンの菊花賞から競馬が始まった自分としては無敗の三冠馬の誕生を見ることができるというのは物凄いノスタルジーを感じるわけで。
 ただ馬券となるとそれだけでは済まされない、2着3着にも頭を悩ませる必要がある。

 まずは2着だがこれはもうシックスセンスで固定、皐月こそ着拾いの競馬だったがダービー・神戸新聞杯では勝ちに行った競馬で3・2着なのだからこれは実力を認めざるをえない。
 逆に2着狙いの乗り方でシックスセンスを捕えられなかったローゼンは個人的にはだいぶ株を落とした、加えてこの人気では手を出す価値は限りなく低い。
 3着候補では連下の3頭をプッシュしたい、近年の勝ち馬の要素を引き継ぐコンラッドと岩田ピサノパテック、そして状態良化うかがえるアドマイヤジャパンも地力はフジなんかよりよっぽど確かなだけに非常に不気味だ。
 注意の2頭はCMの中居のジャケットがピンクに見えたから(ぉぃ、つうか赤かもしれん)、エイシンサリヴァンはあまりにも人気無さ過ぎなんでここでなんとかするのが吉田豊でしょうということで。

だい氏の見解 k氏の見解

 予想の要素には含まないけど、武豊騎手の合同会見を見た。さすがの武豊騎手も物凄い重圧からか、顔がひきつってたしいつもは笑わせる感じの和やかなムードも多少ピリピリしてた様に伺えました。ここに3つ続けて勝つ事の重みや、無敗で臨んでいる重みを感じました。…そういえば、重賞ならなりふり構わず乗りに来る武豊騎手が東京にも来ない、京都メインすら乗ってないのも多少意識してるのかなと思ったりもしました。

 ◎は7ディープインパクト。ゲート出を見る点では完成度は高くないが素質がずば抜けているというのが、今更ながらの最終見解。通年だと完成度で高い馬が勝つのだけど、この馬にはどうやら当てはまらないらしい。…ここで万が一、億が一負けたとしてもそれで納得行くが度外視して欲しい。ナリタブライアンより好きにはなれないが、強さは存分に感じる。

 1強の様相で間違い無い。普通なら虎視眈々と勝ちを狙う伏兵陣を2着狙いの穴馬が突っ込んで来てちょっとした波乱な展開も見えるのだが、今回はすべてが2着狙いな気もする。2着有力馬には神戸新聞杯で"懲りてろ!"とすら思う。という事で"菊花賞2着"がレース名気分で。

 ○は11シックスセンス。神戸新聞杯で追いすがる感じからして秋の成長は見れた気がする。

 ▲は4ローゼンクロイツ。こちらはてんで印象に無いし、最近のアンカツの重賞から見ても疑問はあるが神戸新聞杯組を素直に評価した。

 推奨馬券は単勝7、馬単7→11,4。何よりレース後無事であれば良し。

ディープインパクトを絶賛する言葉は今や競馬メディアのみならず、一般メディアをも巻き込んでまさしく衝撃波のごとく広がっている。今更ここでディープの凄さなど語る必要がない、が一つだけ。

日本競馬の歴史を紐解くと牡馬三冠レースが確立されたのが昭和14年、今年で67年目。三冠馬は過去5頭いるが明日ディープインパクトが無事三冠を達成すれば史上6頭目の三冠馬誕生となるのだが、ここに“無敗”の条件を付け加えると84年シンボリルドルフ以来史上二頭目という事になる。読者の皆様には「何を今更・・」等と言われそうだが、改めて考えるとこれは本当に凄い事。

普通の三冠馬ならば約11年に1頭出現しているが無敗の三冠馬となると約35年に一度しかお目にかかれない。次の無敗の三冠馬が見られるのは早くても2040年!!(勿論、来年も無敗の三冠馬が誕生する可能性は否定できないが)

と、まぁちょっとバカなこと言ってみたりしたけど、つまりは明日淀で行われる菊花賞は紛れもなく「歴史」そのものだという事。そしてその歴史を生で目撃できる事が一競馬ファンとして無性に嬉しく思う。勿論、競馬は何が起こるか分からない。その事は重々承知で、2005年菊花賞のゴール板を先頭で駆け抜けるゼッケン7番に期待したい。

で、オマケで馬券は一点勝負。今では恥ずかしくてあまり大きな声では言えないが、昨年ラジ短2歳Sが終わったときに「来年のダ−ビー馬はコイツだ」と思ったローゼンクロイツ。皐月賞で本命、ダービーでも対抗、神戸新聞杯は買ってなかったと結構コイツには貸しがある。ここらでまとめて返してもらいたい。ま、馬券はあくまでオマケ。明日はただただレースを“観て”楽しみましょう。

大モナ氏の見解 コスモ氏の見解

 菊花賞で本命にしようと思っていたインティライミが故障したことで菊花賞に対する馬券的興味をほぼ失い、ディープインパクトに土が付くなら前哨戦だ、と意気込んだ神戸新聞杯では王者の圧勝にただただ圧倒された。はいはい三冠三冠、ということで素直にディープインパクトに◎を付けることにします。もし雨が降って馬場が悪くなれば多少は面白くなったのかも知れませんが、天候にも不安はないようで・・・。ディープ頭の三連単を買うことにします。
 2着付けで買う対抗にはディーエスハリアーを挙げます。1000万で掲示板が精一杯の馬が中1週で出てきたところで買えるのか、といったところだが、距離が伸びて良いところがあると思う。やや距離不足と思われたスプリングSで早めに仕掛けて4着に粘りこんだところは評価に値する。コマンダーインチーフはどちらかといえばダート向きの種牡馬だが、エリモシックの下ということで芝でも良さを見せている。祖父ダンシングブレーヴはマイル適距離の馬を多く輩出したが、ホワイトマズルも同様に代を経て長い距離で良さを出す産駒が多い。休み明け+24kgからもさすがに完璧に仕上がっていたとは言えず、上積みはあるだろう。あとはGT初騎乗の石橋がどれくらい頑張ってくれるかですな。
 3番手にフサイチアウステルは前走で評価を改めました。負けてしまったとはいえ、そこそこの終いの脚で2着。血統的には距離伸びて良さそうには見えないが、フサイチ自体はかきつばた賞で良い走りを見せているし、京都コースも合いそうだ。この馬も2着付けで買う。
 3着紐にアドマイヤフジ、シックスセンスのダービー上位組と、セントライト3着のピサノパテック・・・オレはこの岩田鞍上のピサノが何かやってくれそうな気がするのだが。逃げると言われてるのはシャドウゲイトだが、思いきってピサノも行くのではないだろうか。流れは速くはならないだろうが、超スローにもならない気がする。ただディープとしては極端な流れになるよりは走りやすいと思うのだけどね。

 オレが初めて観た競馬番組は、年末の特番でお茶の間のセットに井崎さんやら大川さんらがいる中で、その年三冠を獲った南井騎手をお客さんとして迎えて一年の競馬を振り返るというものだった。最初に好きになった馬は翌年菊花賞と有馬記念を制したマヤノトップガンだが、その特番で観たブライアンの走りは強く記憶に残っている。三冠馬をリアルタイムで観るのはこれが初めてなので、ディープインパクトには是非それを達成して欲しい。
 ・・・おまけの大穴は最初に惚れた馬の産駒ヤマトスプリンター。芝で決して走れない馬ではないし、まあ応援兼ねて★

 夏で強力なライバルが現れなかったこともあり、インティライミが居なくなった分相手弱化のイメージすらある。◎ディープインパクトで仕方ないでしょう。別に勝ってほしくないワケではないが、首をひねってしまうのが正直な所。いい競馬を見せてくれれば。
 逆転の期待もこめてアンカツのローゼンクロイツを2番手評価するが、ここでもシックスセンスに負けるようだとこれから先もGIで連対することは無いんじゃないだろうか。2着でやっぱりかと思わせてくれれば満足。
 あとは人気落ちして「ディープに迫った馬」で終わってほしくないアドマイヤジャパンに期待。

ガスタ氏の見解 杉本氏の見解

 とりあえずディープインパクトは置いといて、それ以外の馬の比較をしていく。

 単純に地力だけを見ると神戸新聞杯でかなり頑張ったシックスセンス、ローゼンクロイツが頭半分くらい抜け出しているかなと言う印象。時計的にもなかなかのものだった。その後ろにアドマイヤフジ、アドマイヤジャパン、ちょっとはなれてピサノパテック、フサイチアウステル、コンラッドあたりが続いて1000万勝ってることからシャドウゲイトもそこそこかな、あとは論外。と言った感じ。基本はこの8頭から予想を組み立てていく。
 
 次にレース展開は、ディープインパクトを中心に回っていくことは間違いない。となるとこの馬のパターン的には出遅れは確定で、そこから道中最後方で4コーナー前まで貯めて直線勝負(ダービー、若駒S)、もしくは3コーナーからマクリ気味に進出して4コーナーで先行集団に並びかけて直線突き放す(神戸新聞杯、皐月賞、弥生賞)の2パターンしかない。突然スタート決めて中団からとか先行するとかはマズないので分かりやすい。前者をA、後者をBとするとAパターンではインティライミ、ケイアイヘネシーと前が残っていてBパターンではシックスセンス、アドマイヤジャパンと後ろから行った馬が2着に来ている。これはやっぱりこの馬中心にレースが動いていることの証明で後ろで、ジッとしているときは先行馬が楽をできて、早めに動くと後続もみんなついていって先行馬は苦しい、とまぁ到って単純な結果。
 そこで今回はどうかというと、Aパターンは東京、京都、Bパターンは中山、阪神とある程度予想のし易い分かれ方になっているので考えやすい。まぁ京都は東京よりも直線は短いし、さすがに三冠がかかっている場面で一歩間違えれば溜め殺しという競馬を選択するほど武はバカではないから多少は早く動くだろう。ただ3コーナーから動き出してしまうと、この馬のスピード能力からミスターシービーってしまうのは間違いないで、ジャパンカップ・有馬記念を控えたココでそんな無駄な競馬は選択しない。となるとある程度先行馬は楽な競馬ができるだろうことが予想される。
 
 詰めで先にあげた8頭を一頭ずつ分析していく。まずシックスセンスだがサンデーサイレンス×デインヒルでいかにも距離延長が苦しそうな血統構成。走り方からも道中ゆーっくり走って残り5ハロンでロングスパートと言うような緩急のつく競馬よりもミドルペースからのスピード重視の凌ぎ合いの方が向いている。前走阪神2000mという京都3000mと全くつながらないコースでアレだけきれいな競馬をしたことからもそれは間違いない。また前走でかなり仕上げていたこともあり状態面での上昇も見込みにくい。

 次にローゼンクロイツだが、これがイマイチ分かりにくい。皐月賞、ダービーの惨敗は輸送負けということで間違いないのだが、距離延長がプラスに向くとは限らないところがある。同世代同厩舎の近親に超バカ馬レジェンダロッサがいるためその対比で賢い馬に見られがちだがこの馬も結構バカ。皐月賞ではディープに噛み付き+体当たり攻撃をしかけるわ、毎日杯ではムチ入れられると思いっきりヨレるわで、不確定要素がかなり多い。しかし血統的には母父にネヴァーベンドが入っていてベストと行っていい内容だし、坂で伸びることができない阪神から平坦の京都に変わるのはプラス。状態も上向き。

 アドマイヤフジとアドマイヤジャパンの同馬主組みは買いたい要素と買いたくない要素が相反している。まずアドマイヤフジは調教の動きが抜群によく、また不利な展開になっても最後はしっかり伸びてきて格好はつけると言う安定感はあるのだが、京都の下り坂にビビって動けないという致命的な弱点がある。きさらぎ賞、京都新聞杯ともに下り坂で動けず前を捕まえられずという結果に終わっている。アドマイヤジャパンは弥生賞で見せたようにインからキレこんでいく起用さと2着を本気で狙ったときのノリが魅力ではあるがどうも調子落ちというか終わった感が漂っている。神戸新聞杯ではノリが本気で追い出そうとムチ一発いれたところで何かあって追うのを止めていたのもあるが、それでもどうか。

 ピサノパテックは調教から縦列でゆっくりと折り合いを重視した内容で好感が持てる。騎手も岩田で思い切った競馬が期待できるし展開的にも有利。ただやはり問題は地力か。フサイチアウステルは中京2500で勝鞍がありセントライト記念でも2着と好走しているがどちらのコースも距離のごまかしが効くコースでこの馬は本来中距離馬。乗り替わりもプラスにはならない。コンラッドは一叩きされて上昇ムード。休み明けはダメなようで前走は度外視できる。父もダンスインザダークで菊花賞には相性がいい。ただやはりこの馬もいかんせん地力が落ちるのは否めない。シャドウゲイトは大逃げ宣言をしているが京都3000mで自分でペースを作るのは至難の業、マイネルデスポットやイングランディーレのように上手くいくのは稀だしこの二頭ほど長距離に実績があるわけでもない。スティールキャストのようになるのが関の山か。

 この3つの要素に枠順をプラスしてイン差しができ地力も高く京都替わりで上昇が期待できるローゼンクロイツを対抗の2,3着候補に。何かきっかけを掴んで走る気になった場合のアドマイヤジャパンとやはり枠的にイン差しを狙ってくるノリを2着のみに取った。展開利と相手なりに走りある意味ソコを見せていないピサノパテックを2,3着候補に。アドマイヤフジはイン差し宣言をしてはいるが下り坂で動けないのは致命的で追い込んだとしても3着まで。シックスセンスはレース的に菊花賞は向かないが勝負度外視で着を拾いにくれば3着はあるのでイヤイヤながらも。ズブズブの展開になったときはコンラッドも3着はあると見る。フサイチアウステル、シャドウゲイトは消し、というのが結論。それにしても無駄に長いな。こういうときは大抵外れる。

ディープに勝つならローゼンクロイツしかあり得ない。

何故ならアンカツは空気嫁ないから。
他はユタカの奴隷でしょ。

ま、ディープの三冠を楽しみにすれば良いんじゃないっすかね。

みるこ氏の見解 カタス氏の見解

今から京都競馬場へ突撃するわけです。
無理してディープを消してもしょうがないので本命。
本当に救いがあるならフサイチ、ローゼンは3角過ぎから動かないといけない。
動いてディープも3角杉からいつものように捲くり気味に上がっていくとしよう。となると2着候補は内々で脚を溜めてた追い込み馬って事で。
シックスセンスは前走仕上げすぎたんじゃないかなぁ、反動が怖いお。

て事でローゼンとフサイチを2着指名。フサイチは押し切れる程のパフォーマンスは見せてないので頭は無い。ローゼンも関西圏がいいのだろうけどヨレたりして結構信頼できん。この両馬で2、3着と素直に決まる事も無いでしょう。

なんで3着には無欲の追い込み馬ヤマトスプリンターとミツワスカイハイの2頭を選んだ。
菊花賞馬が親父だからさ←単純予想

 本命はディープインパクト。16頭全馬の中で瞬発力・持続力共にダントツ。距離延長に不安を残すということを除けばまさにディープ銀行。距離延長不安はどの馬もやってみなければわからないし、2400mのダービーであれだけの圧勝をしている馬が3000mに不安があるというのもなんだか妙な話であるし血統的にリファール入ってるとはいえいまや実質的な距離不安などないに等しい状況なので全く意に介さない。

 展開を予想すればシャドウゲイトが引っ張る、後は団子で空前の超スローが予想される。この超スローからのロングスパート勝負か、ホントの瞬発力勝負になるのか、いずれにせよディープが負ける計算は立たない。いずれにせよディープが動いてから後続は動くので(ホントは逆でなきゃいけないけど多分こうなるでしょう)それほどのロングスパート戦になるとも思えない。

 ダービーの5馬身、休み明け神戸新聞杯での完勝と付け入る隙が全くなさすぎてどう転んでもまず負けない。アクシデント込みの予想は予想ではないし、ダービーのときもそうだが来ない根拠を示せない。素直にディープインパクトを本命にします。

 さて、恐らく芝中長距離路線はディープ以外のレベルが低いと思われる3歳馬の2着争いだが・・・。

 やはりこれもシックスセンス以外は考えられない。シックスセンスは先行力がないので地力での上位ではないが、ディープがいるときはレベルが高くなり差し馬との勝負でディープ以外には負けない。

 穴馬をとりあえず考えてみた。タイプ的にはコンラッド、ヤマトスプリンター、シャドウゲイトの3頭がとりあえず引っかかったが、コンラッドは時計を詰められない。ヤマトスプリンターはダートから芝替りとは言え超スローでは決め手で劣るので、今回のような菊花賞は向いてないと思う。シャドウゲイトはホワイトマズルということで京都長距離単騎逃げの一発はあるしディープが事故以外で負ける可能性を探れば前残りしかないとも思ったが、武の頭には圧倒的な勝利しかないだろうから割と早めに仕掛けるだろうし頭はない。となれば2,3着で固定しかないだろう。



第66回 菊花賞(GI)推奨馬券
大学生氏 馬単1着付け流し ◎→○▲
八雲氏 ワイド◎−○▲ながし
ワルサ氏 3連単◎−○▲−○▲△(4点)
マッハ氏 (3連単F:6点)◎−○−△×★
だい氏 単勝◎ 馬単◎→○▲
k氏 馬単 ◎→△
大モナ氏 三連単フォーメーション ◎−○▲−○▲△★
コスモ氏 馬連 ◎−○▲
ガスタ氏 三連単フォーメーション◎−○▲★−○△×★
杉本氏 三連単◎○→◎○▲→▲△(10点)
みるこ氏 3連単 ◎→○△→× 4点
カタス氏 馬単◎→○ 三連単フォーメーション:◎→○△→○△(2点)



菊の裏は笑いの歴史あり@TV静岡賞

笑伝説のレース、カブトヤマ記念での1着入線降着事件は記憶に新しい。この年は菊花賞ではもっとひどい大惨事が・・・

厄落としはこの裏レースでしておこう。笑いの神様ヨシトミ・シバタ騎乗はブラックカフェだ。暴走エプソムCと同じ舞台で期待できる。

GTの笑いの神カツハル・タナカはシェイクマイハートの手綱を握る。土曜メインの騎手は翌日も調子よいだけに休み明けでも。

一撃ESPは今だ健在エキゾーストノート@エビナ。ギャグ冴える木刀王スウィフトカレント@ゴトウ。僕はこの笑競馬場で菊花賞を見ますw
2005年4回東京6日( 10月 23日) 11R テレビ静岡賞 サラ系3歳以上1800m芝・左  (混合)(特指) 3歳 1600万円以下,4歳以上 3200万円以下別定
8 7 6 5 4 3 2 1
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
サクラゲイル ドラールブライトン シンデレラボーイ ビッグコング エキゾーストノート スウィフトカレント ブラックカフェ カフェブリストル ソウゴン エアムートン シェイクマイハート 馬名
牡8 牡7 牡6 せん5 牡3 牡4 牡5 牡6 牡6 牡3 牡5 馬齢
勝浦正樹 北村宏司 江田照男 菊沢隆徳 蛯名正義 後藤浩輝 柴田善臣 小林淳一 石神深一 張田京 田中勝春 騎手
57.0 57.0 57.0 58.0 55.0 57.0 57.0 57.0 57.0 55.0 57.0 重量
大学生
八雲
ワルサ
マッハ
だい
k
大モナ
コスモ
ガスタ
みるこ
カタス


着順 馬番 馬名 単勝 1 1600円 枠連 1-6 1880円 三連単 1-6-5 18360円
1 1 シェイクマイハート 複勝 1 310円 馬連 1-6 1920円 ワイド 1-6 750円
2 6 スウィフトカレント 6 140円 馬単 1-6 5640円 1-5 860円
3 5 ブラックカフェ 5 140円 三連複 1-5-6 1970円 5-6 270円


大学生氏の見解 八雲氏の見解

 富士Sは完敗だ。レコルトはダッシュ力無いから内枠ならこういうこともあるわなとレースが終わってから思った。俺が甘かったってことで。久々に競馬で凹んだわ。これで人気落ちだろうからマイルCS出てきて外枠引いたら狙いたい。総帥お願いだから鞍上はそのままでw
 日曜メインは本格化したスウィフトカレントとビッグコングで堅いかなと思うんだけど、エアムートンが間に入るかもしんない。エアムートンのこの2戦は内容あると思う。エアムートンが人気無いならこの三連複一点で勝負してみようかな。

本命はこの距離得意のブラックカフェ。
5勝の内4勝をあげている距離。加えて一つ叩いて状態がいい。
本命視できる存在。
相手候補には、まずエアムートンを挙げる。
芝2戦2勝と、底を見せておらず、なかなか魅力的だ。
ここでどこまで勝負できるか。
もう1頭はエキゾーストノート。
久々になるが、能力高く、あっさりパスもある。

ワルサ氏の見解 だい氏の見解

昨年はホープフル勝ちの「兄より優れた妹は存在しない」エアシェイディが復活を飾ったレースだった。今年もステップは違えどホープフルSを制したエキゾーストノートが出走する。時計も無ければ切れも無い、いかにも関東の2000mで空き巣狙い成功といった感じの馬なので人気先行と判断するのが吉か。昨年のメサイア兄ちゃんもホープフルはクソレベルだったが、Sクラスのセントライト記念を乗り切っていた強みがあった。

やや展開が読みきれない。ソウゴンが久々に引っ張るのか、ビッグコングが押し出されるのか、はたまたヨシトミ大先生が太一騎乗を見せて、菊花賞前で緊張している競馬ファンを和ませるのか。まあ常識的にはスロー〜うんこスローを想定するべきだろう。

うんこスローではわけ分からんので、スローと勝手に思い込む。そうなれば好位置につけて粘りこめる◎ビッグコングが一番有利。めちゃくちゃなスローではどうしょうも無いけど、ロングスパートぽくなると粘りに磨きがかかり、東京コースでも府中Sのような競馬ができる。ここ2戦は1800mでも好走していて、2000mでなくとも大きな心配も無い。

○ブラックカフェ エプソムCで珍馬のイメージを持ってしまったが、1600万クラスでの実績はなかなかのもの。中山コースに良積が集中している印象も、高レベル晩春S3着がある以上東京コースでも問題は無いはず。大先生とのコンビということはまた3着争いをする可能性はあるが、公務員騎乗はこういう馬でこそ生きるべし。

▲スウィフトカレント 1000万連勝の内容はごくごく標準的な内容だが、ペース&相手関係考えれば評価すべき。距離はベストも東京コースが良くない。というか関東に持ってくるのがたぶんダメなんだろう。当日の気配&馬体減には注意してみたいが…残念なことに僕には良く分からない。皆さんの相場眼なら見抜けるはず。

シンデレラボーイは能力的にはヒケは取らないが・・・www

 富士Sは田中勝◎で1着、最近勝春騎手に関しては逆神化していただけに印打つの控え目にしてたけど、キチンと狙えば来てくれて嬉しかったなぁ、と。ただ単勝買ってなかったけど。紐抜けしたけど…。それにしても、前日書いた通りG1挑戦も行わないラディウスが勝ってしまったので、このメンバーは上のクラスでは狙えない孤立したレースになってしまった感があります。

 ◎は6スウィフトカレント。2連勝も、1000万クラスで勝ちきれない時期が続いていたりで重賞まで一気に届く馬、つまり"突き抜け組"では無い。しかしなかなかの人気での勝ち上がりだけに、実力では既に上位クラスにあると見る。武豊やデムーロ騎手が手綱を取った事もあるので期待も伺える。武豊が空いてなくても前々走乗った後藤騎手に頼む点、裏でも勝ちを狙いに来ていると見た。

 ○は8ビッグコング。順調さに加え、最近では安定感も出てきた。しかし乗り手がよく変わる点や今回の菊沢徳騎手にいささか不安はある。実績上位もこの部分と斤量で本命視できなかった。

 ▲は9シンデレラボーイ。乗り替わりは中舘騎手のローカル空き巣好きなので気にせず、むしろ東京なら江田照で歓迎か。前走競争中止(異常なし)も一応叩いてで良化とみ
る。

 △は2エアムートン。ダートから芝主戦はあまり好かないが、休み明けで前走勝ったからには今回も上積みを伺えそうなので抑える。

 更に△は1シェイクマイハート。田中勝騎手の菊回避(?)から、こちらに勝機ありか!?

 推奨馬券は単勝6、馬単6→8,9,2,1。7エキゾーストノートは、当時京都2歳Sでもアンカツが乗り捨てた点で、トップクラスではなかったと見る。その上骨折の長期休養明けではここでは危険、今後に期待する程度で。

大モナ氏の見解 カタス氏の見解

 何が逃げるのかよく分からないメンバーになってしまったが、ビッグコングであれソウゴンであれ、速い流れにはなりえないだろう。直線のみの瞬発力勝負になると思われる。
 準OPで実績のあるブラックカフェとビッグコングはどちらも詰めの甘いタイプで信頼が置けないので、買うとしても紐として流す。本命は連勝中のスウィフトカレントです。二走前の弥彦特別での斬れ味はここでも買い材料。東京に実績は無いが、新潟で走れてるし青葉賞でも4着があるので問題は無い。
 対抗サクラゲイル。上がりの勝負はピッタリだが、問題は年齢による衰えだ。楽に先行できればまだやれると思うのだが・・・。
 エキゾーストノートは休み明けの3歳馬だし、手は伸ばさないことにする・・・てか何で一番人気なのよ(;´Д`)斬れ負けするシェイクマイハートやシンデレラボーイも不要だろう。
 大穴には地方馬エアムートン。距離が持てば通用する・・・ってこれは二番人気かよ!!大穴にならんじゃん( ゚'д゚  )

 菊花賞があれなのでこっちを真剣に予想したい。てか今日の京都はミスっちゃったよタハー(ノ∀`)しかしオースミステイヤーとは物凄く相性良いっすな・・・来るときは大概買ってる。東京はテンで駄目だったんで気を取り直して日曜分は当てます。

 富士Sは思ったよりもハイペースになったので予想が全部外れたのはしょうがない。しかし静岡賞はまずスローは必至です。行く馬がビッグコングしかいない。あってもシンデレラソングかサクラゲイルくらい。

 少ないので全馬ギリから。シェイクマイハート・・・追走力キレ共に足りない。ソウゴン・・・休み明けに能力足りず、条件は良いもタイプ的に被る馬がいるので却下。カフェブリストル・・・距離延長はいいが決め手がない。シンデレラボーイ・・・近走買える要素なし。地方馬・・・考えるだけ無駄。

 本命はエアムートン。前走をまるまる評価したわけではないのだけども、このメンバーならまずそこまで後ろでの競馬にはならないだろう。この頭数で東京なら内枠も関係ないしお結び型の差し馬は東京の長い直線でも通用する。決して時計的な評価ではないがミドル以上にさえならなければ勝ち負けだろう。

 対抗にブラックカフェ。善臣大先生なのでそこまで積極的な競馬はしないだろうからスロー決め打ちで頭は無い。先行力はこのメンバーならまずまずあるので2,3着を外すことは考えにくい。

 単穴はサクラゲイル。タイプ的にはスローの瞬発力勝負で爆発するタイプなので少頭数のスロー、先行可能な今回は絶好の狙い目。昇級3走はいずれもミドルペースでの先行競馬。それでも差は小さく、前走は休み明けでやむなし。今回はチャンスだ。

 連下はビッグコング。スロー先行して直線入り口での実質的な差を保って2の脚で粘る典型的な直線が長いコース向きの逃げ馬。ただキレで劣るので、あまりにスローすぎるとうまく先行した馬にキレで差される可能性が高いので2,3着。

 3着ヒモにエキゾーストノート。圧倒的に先行力が足りない。このメンツだと到底差しきれるだけの脚はないので3着くらいが関の山でしょう。他が他だし一応抑えます。



テレビ静岡賞推奨馬券
大学生氏 三連複 ◎−○−▲
八雲氏 ワイド◎−○▲ながし
ワルサ氏 馬連◎−○▲△(3点)
マッハ氏 (3連単F:16点)◎−○▲−○▲△×★ ○▲−○▲△×★−◎
だい氏 単勝◎ 馬単◎→○▲△△
k氏 馬連 ◎○▲BOX 3連複 ◎○▲ (計4点)
大モナ氏 馬連 ◎−○△★ 3連複 2頭軸◎○−△★
コスモ氏 馬連 ◎−○▲△
ガスタ氏 馬連◎軸−○▲△
みるこ氏 3連単 ◎→○→△ 2点
カタス氏 3連単フォーメーション:◎▲−◎○△−○▲△×(13点)



第7期 予想師ランキング(05/4/23〜9/4)
予想師名 回収率 的中率
大学生馬券師 113.2 11.0
八雲 104.5 28.6
ワルサー 88.4 16.9
マッハラジャー 73.4 3.8
だい 66.1 19.0
k 58.6 10.3
大穴モナー 34.3 3.9
コスモ 32.0 8.9
ガスター基地 15.9 3.3
杉本 5.6 3.8
みるこデムウロ 3.3 1.5
カタストロフィ 0.0 0.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 40.0 8.9
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 45.8 8.5
第8期 予想師ランキング(05/9/10〜)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 5209.9 4.2
ガスター基地 245.1 27.3
コスモ 145.6 33.3
ワルサー 106.6 15.4
だい 63.4 33.3
大学生馬券師 54.3 11.1
八雲 51.5 18.8
大穴モナー 18.3 13.6
k 5.9 8.7
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 909.7 13.4
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 491.7 13.8


先週的中者一覧
ガスター基地 富士S 馬連9310円 菊花賞 3連単7090円
コスモ 菊花賞 馬連1290円
だい 菊花賞 単勝100円


先先週的中者一覧
だい 府中牝馬S 馬単3850円 デイリー杯2歳S 馬単570円 単勝160円 秋華賞 馬連180円
コスモ 府中牝馬S 馬連2750円
八雲 神無月S 馬連410円 デイリー杯2歳S 馬連410円
大穴モナー 秋華賞 3連複1110円


100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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