固定はん新聞

同一G1、3連覇達成なるか?それとも他馬の意地か?@マイルCS

同一GT3連覇の記録はデュランダルが打ち立てる。史上最強の末脚を誇り、過去の2年の豪脚は脳裏に焼きついている。

というのは建前。能力は認めるが、負けたら言い訳をするのはよせ。騎乗が認められたいなら他力本願から抜け出し前へ行け池添。

新興勢力牝馬ラインクラフト。やはりマイルが理想的で古馬初対決でも、適距離に戻れば戦えて不思議じゃない。

ハットトリックは得意京都コースでデュランダルを末脚で上回りたい。一撃性なら負けてはいない、ペリエはどう乗る?

もうダメとは呼ばせないダイワメジャー。マイルの適性開花しダービー卿CTでは素晴らしい競馬を見せた。時計勝負期待。

春のスプリント王者はマイルだってアドマイヤマックス。京都は第2の東京テレグノシス。一撃ならこの馬もサイドワインダー。
2005年5回京都6日( 11月 20日) 11R 第22回 マイルチャンピオンシップ(GI) サラ系3歳以上1600m芝・右外  (国際)(指定) オープン定量
8 7 6 5 4 3 2 1
18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
アルビレオ リキアイタイカン キネティクス テレグノシス デュランダル サイドワインダー ダイワメジャー タニノマティーニ マイネルハーティー バランスオブゲーム ダンスインザムード アズマサンダース ビッグプラネット ハットトリック ローエングリン ウインラディウス アドマイヤマックス ラインクラフト 馬名
牡5 出走取消 牡6 牡6 牡6 牡7 牡4 牡5 牡3 牡6 牝4 牝4 牡3 牡4 牡6 牡7 牡6 牝3 馬齢
岩田康誠 小牧太 勝浦正樹 池添謙一 松永幹夫 C.ルメール 須貝尚介 安藤勝己 木幡初広 北村宏司 藤岡佑介 和田竜二 O.ペリエ 横山典弘 田中勝春 武豊 福永祐一 騎手
57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 56.0 57.0 55.0 55.0 56.0 57.0 57.0 57.0 57.0 54.0 重量
大学生
八雲
ワルサ
マッハ
だい
k
大モナ
コスモ
杉本
みるこ
カタス


着順 馬番 馬名 単勝 5 1180円 枠連 3-6 3320円 三連単 5-12-1 63020円
1 5 ハットトリック 複勝 5 310円 馬連 5-12 3580円 ワイド 5-12 1150円
2 12 ダイワメジャー 12 360円 馬単 5-12 8040円 1-5 940円
3 1 ラインクラフト 1 230円 三連複 1-5-12 7960円 1-12 1170円


大学生氏の見解 八雲氏の見解

 歴史的名馬デュランダルの相手探し。
 テレグノシスが面白いんじゃないか。京王杯、安田、毎日王冠の走りから見て、まだ衰えは無い。秋天の凡走で人気が下がるなら買い。もちろん、脚質的に差し損ねとか勝浦ヘグリのリスクはあるけどデュラとの馬連が25倍もつくなら買う価値ある。
 押さえにラインクラフト。テレグよりも来る確率高いと思うけど、こんなオッズじゃ押さえどまり。秋華賞はすごく強かったけど、この鞍上じゃチャンピオンにはなれない。へぐって負けるのが当たり前になってる騎手を乗り替りさせられないこの厩舎がリーディングを取ることも永遠に無いんだろうなと思う。
 ダンスインザムードもいいと思う。秋天の着順が良かったから復活だとかいうのはおかしいんだけど、常識的なレースができたことを評価したい。折り合いさえつけば能力は高いんだから好走は間違いない。もちろん、まためちゃくちゃなレースするかもしれないけどね。

このレースはデュランダルとラインクラフトの人気両頭が
頭一つ抜けた存在だと思います。
デュランダルはもう、末は確実でしょう。
どんなペースになろうと、確実に突っ込んでくる。
この馬にマイル戦で先着するには、先行馬しかないと思います。
ラインクラフトは、直線入り口で、2,3番手あたりで先頭を視野に入れている
ような競馬をすれば、デュランダルを振り切れる可能性があるかもしれない。
この2頭の競馬になるとみて、馬単二点勝負。

ワルサ氏の見解 マッハ氏の見解

うん常識的にはデュランダルで何の問題も無いでしょう。スプリント戦こそ取りこぼしがあったものの、このマイルCSで連覇を飾っているように、1600mでは一枚違うのは認めざるえない。爪の悪化による長期休養を叩かれてというのも、昨年とまったく同じパターン。スプリンターズSも予想以上に走れていたのに、昨年同様パフォーマンスを上げてくるなら何も言うことなし。相手関係もここ数年、新陳代謝しておらず新興勢力は牝馬ラインクラフトのみとツイている。単勝1.5倍付近はいたって適正なオッズだと考えていいのだろうな。

ただ何度このデュランダル見ても相変わらず解せん。このマイル王者は連覇を飾りつつも、20世紀までのマイルGTでは当たり前なはずのHペースでは、ニューイヤーS以外何の結果も残せていない。02年の当レースはやや時計勝負にシフトしたが、そこまで厳しくないにもかかわらず、モノポライザーに先着を許しているのを僕は忘れていない。「そりゃ本格前だボケッ」 そうですね、さすがにこんなのを引き合いにHペースはダメだというのは、あまりにもバカすぎる。が、この競馬から3年が経とうとしているのに、いまだ完全払拭できていないのもまた事実。

なぜかと言えば、連覇のレースいずれも展開がぬるすぎたためだ。一昨年はギャラント楽逃げで後続はスローという近代よく見られる(先週もか)バカ競馬。昨年は条件戦並のスローで、マイル戦にもかかわらず出遅れた海外馬ラクティが掛かって高速で先団に取り付いてしまうという、日本のいんちきぶりが露呈し非常に恥ずかしい競馬だった。こんな競馬をいくら勝ったって陸上競技では何の価値も無い。そして追い込み脚質は展開への介入を自ら完全拒否するという、強者が絶対行わない競馬である。陸上は着順を競うものだからこそ、一番強い選手は己の最高タイムを目標にタイムアタックをするのである。100mからマラソンまで、この基本原則を破った選手はいまだかつていない。

デュランダルという馬は自分が弱いから追い込みを選択し、展開の助けを得てなんとか勝利しているのが本当の姿だ。そしてチャンピオンホースとなり挑戦に受けるべき側に立っても、まったくスタイルを変えることなくいまだチャレンジャー気分。まあそれですべてのレースに勝ち続けているなら何の文句は無い。が、こいつはGTを3回も取りこぼしているのである。そして我々の怒りの元凶キモ添がいつも言い訳するわけだ。今度こそ完全敗北を認めろよと、僕が予想内で書いたこの前のスプリンターズSでは「この調子でよく頑張った」だの「まともなら互角だった」だの、いつもより輪をかけてひでえコメントを残しやがった。そこまでアウエーで勝利したウイットネスを愚弄するなら、香港スプリントでリベンジしに行くかと思えば、そんな遠征する根性は持ち合わせていないらしい。

いままでラキ珍扱いされた名馬はいた。オペラオー・マンカフェなんか自分の中でラッキー系だと思うが、オペはグランドスラム後も走り続けしっかり負けて王者として受けてたった。GT勝利数の割に時計がイマイチなのが気に食わないだけであとは文句なし。カフェは時計がOPレベルにすら届かず、王者の責務も果たしていないが、少なくとも寝ぼけた発言はなかった。キモ添の加担もあり間違いなくデュランダルは日本競馬史上最低のラッキー珍馬となった。この馬がまともな王者という材料があるのなら是非とも教えてもらいたい。

こんなラキ珍を1番人気で買うことは、競馬は能力により正当に選別される陸上レースではなく、筋が通らないヘタ騎乗だらけの騎手に、馬券の生殺与奪を握られていると屈服するのと同じ。20世紀のマイル戦が好きだった自分としては、これ以上アホみたいな展開の競馬なんて見たくないし、そんな展開で作り出された王者が3連覇するなんて我慢ならない。展開が正当なHペースになったらどうなるかわからない以上はその可能性を探る。

Hペースを具現化できるのはローエングリンただ1頭だ。天皇賞・秋のぶっ飛びをはじめ、マイル戦で厳しい展開を作り出し勝利してきた。しかし、その天皇賞事件があってから、まったくローエンらしい逃げが見られない。そりゃ間違いなく後藤はバカだった。ただバカなのはその暴走の責任を吉田に擦り付けた貧しい心だ。自信を持って自分の判断と言い切れば、バカだけど傍観者に批判される筋合いはない。騎手として騎乗馬の能力を低く見積もり、能力を余して負けるのは、批判されても文句は言えないが、高く見積もってバテバテになるのでは完全な結果論なので筋違いだ。それがどうも世間とは真逆の考えらしく、もう二度とあの逃げはしてはならないという、暗黙の了解がこの馬にはできあがってしまった。そしてローエンは社台生産馬である以上、デュランダルに嫌がらせする理由がない。

もうなんか嫌になった。みんながこんなクソ展開を容認して、クソ王者を崇拝するなら、なにもかもぶち壊れてしまえという終末思想にたどり着く。もし牝馬限定級のスローになれば、今まで培ってきた能力・実績すべてが崩壊する。展開に介入しないということはこんな可能性を容認するということだ。改めて見ればこの先行争いの構図は、この前のクソ天皇賞秋と似ている。誰もがタップがいるのでスローは無いなと思っていたが、哲三の裏切りによって絶望スローまで落とされたのは記憶に新しい。ローエンってタップみたいじゃね? 行けば行けるし番手でも早め先頭だからスローは無いというのが一般的な展開予想。しかしノリは現にマイラーズCでローエンとしては超スローに番手で付き合っているし、JCDの大失敗を経験している。そして暗黙の了解がある以上野心家ノリとは言え積極的には出れない。ビッグプラネットがかなりの駄馬なので、楽すると決め込めば今週もまた絶望クソ展開になるかも。前半1000mを60秒位で通過してもう誰も止まらない。こんなクソ競馬で追い込みの愚かさを改めてみんな噛み締めるというのが、超へそ曲がり予想の終着点となった。

京都牝馬Sの無意味な競馬で快勝した◎アズマサンダース軸がベストだろう。京都のクソ競馬では実績を残しているし、他馬の相対的比較からは前目の位置取りになる公算が高い。ヒモはクソ競馬こそ牝馬という原則に習って○ラインクラフト▲ダンスインザムード。あとは先行する実力馬をなんとなく抑えた。毒を喰らわば皿までも。否定するならとことんまで行くのがアンチの筋ってもんだ。

 頭は全くの無思考でデュランダルで固定、ほんまにそれでいいのかという気もするのだが蹴飛ばしてまで頭に据えたいと思える穴馬もいない、こんな時は無理に捻っても良い結果が得られた験しがないしこれはもう仕方ない。

 ウィークデイのスポーツ紙の前評判を見ていると今回の人気は全く解せない、ラインクラフトやダンスインザムードはまだいいとしても何故ハットトリックがあそこまで持ち上げられるのか?
 まぁペリエが乗るからってのが最たる理由なんだろうが当のペリエもベースが関西の今年は例年ほどインパクトのある活躍は出来ていない、そもそも鞍上無視で馬だけ見たらハットトリックなんて確実に二桁人気だろうて。

 で、さらに牝馬も全部いらない、そうそう牝馬ばかり続けて来られるほど牡馬も甘くはあるまい、ラインクラフトはメサイアが中途半端にずっこけたおかげで古馬との力関係で利があるとも思えないしダンスインザムードも天皇賞は時計が遅すぎて復調しているのかすら怪しい、アズマサンダースも一つ叩いて上昇はしているだろうが藤岡JKもまだG1で勝ち負けするにはちと早い気がする。

 騎手・枠あたりも総合的に考えて上位と思えるのはサイドワインダーとダイワメジャー、サイドは幹夫も今は流れが来ているし近走実績はメンバー中でも一二、逆に近走ピリッとしていないダメジャーもルメール騎乗で個人的には昨年のコスモバルク@JCのイメージが被る。

 マイネルハーティーは足りないとは思うのだがデュランダルの3連覇がかかっているだけに刺客の血が騒ぐのではという血のロマンに期待、重りが取れてどこまでやれるかのバランスオブゲームまでを連下として2着付けに。

 以下重り継続のウインラディウスと勝浦テレグノシス、確実に目立ってないが実は最大の上り馬のタニノマティーニを3着で加える。

だい氏の見解 k氏の見解

 ◎は14デュランダル。前人未到の同一G1・3連覇を成し遂げられるか…が、一番の不安だがやはり力は抜けていると思う。スプリンターズSは、完全に力負けしたが、未だ国内では敵無し。同条件を2度制しているというのは、この条件の適正が高い証拠。…アドマイヤドンのJCダートで同じ様な事を思ってたり、前人未到…という点で、2着の感じもするが、はたして…。

 ○は1ラインクラフト。距離の合わない2000mで、エアメサイア以下には敗れたがその他とは圧倒的な差を見せつけた。今回は適した距離に戻り、しかも斤量54キロはとても有利。

 ▲は2アドマイヤマックス。高松宮記念を勝った事でスプリンターっぽい評価だが、1400とかマイルの方が合うと思う。…というか、強いスプリンターが不在だから1000m馬カルストンライトオとかが台頭してた気もするし。去年6着は不安だが、スピード寄りならチャンスだと思う。

 △は10マイネルハーティー。ムラが多く平気で大敗もありそうだが、大舞台でのアンカツの方が力は引き出してくれそう。トライアルとか人気での重賞・OPで無い状況でまだ成長時という点で、勝負付けの済んだ実績馬より期待する。

 推奨馬券は単勝14、馬連1-14、馬単14→1,2,10、1→14。

 3ウインラディウスは、勝った後オーロCを目指していた馬だし、それに負けた富士S組は、上昇するにしてもとてつもない差がある気がする。
 5ハットトリックは、冬場のトップクラスが休んだときに重賞を勝てただけの馬で、安田記念の武豊の捨てだけでは収まらず、四位騎手にも捨てられた馬。買えるのは京都全勝と、ペリエでどこまで…って位か。
 8ダンスインザムードは、もう買わない事にしている…だけじゃマズイので、データ的に。天皇賞は着&タイムを落としたし、昨年2着で今年成長…とは考えられない。北村宏騎手も関西でプラス…なんて事は絶対無いし。
 12ダイワメジャーは、同脚質の9バランスオブゲームに常に負け、どんなレースでもキッチリ差されているし、ここが初遠征はプラスにはならない。
 13サイドワインダーは、末脚に魅力があった馬が前回はメンバー中4位、福永捨てで、それ以上の着は期待できなさそう。
 15テレグノシスも、今年すべてのレースで前年の同レースより着順・タイムを落としてるし、やはり毎日王冠が最後に買えるレースだったと見てる。馬・勝浦騎手共に京都でもう一花…は考えられない。
 

同一GT三連覇というのは普通に考えて偉業だと思う、展開利やメンツに恵まれたとしてもなかなかできることじゃない。デュランダルは好きな馬だし強いと思う、三連覇の可能性は濃厚だ・・・が、鉄板、鉄板言われる馬がアッサリ、または不可解に飛ぶ競馬を我々は何度も目撃してきたはずだ!!!いや、だからって明日そうだ!とは確信を持って言ってるわけではないんですけどね(´・ω・`)

色々展開を考えても、うまい具合に外に入ったデュランダルの大外強襲を凌ぎきれる馬はいない。正直白旗を揚げたい気分だが、それでもなおデュランダルが負ける、飛ぶパターンを考えるならそれはもう先行勢の粘りこみ以外考えられない。デュランダルと同じような位置、もしくは少し前ではお話にならない。

◎はダイワメジャー。正直この馬全然強くないと思っていたのだが今年のダービー卿CTでトップハンデをものともせず1.32.3の快走。安田記念こそ8着に敗れているが関屋記念、毎日王冠でともに掲示板確保でマイル適正は現役馬のなかでは屈指の存在なのは間違いない。早い時計になっても対応できる事と鞍上が追える外国人ジョッキーに乗り変わっているのはプラス材料。

○に陣営が「前目の競馬で」といっているハットトリック。天皇賞時のパドックでの気配は群を抜いて良かった。その時急遽買い足したのだが結果は7着。しかしながら上がり3Fはメンバー最速の32.6を計時してあの競馬で0.4差ならパドックの評価は間違っていなかったと思う。僕自身、この馬の切れ味は実はデュランダルと遜色ないんじゃないかとも思っている。この馬も今までデュランダルと同じような後方からの不器用な競馬が多いが、ペリエ+ハットトリック、池添+デュランダルならば総合力で上回れるんじゃないかと。スムーズに流れに乗ってダメジャ抜けだしたところを一緒にインから抜け出してくる、そんな競馬希望。ペリエにならできるはず。

まぁ結局空気読めない外国人ジョッキーのガチ競馬に期待ということで。こういうときはやっぱり外国人ジョッキーかなと、安易な気持ちがないわけではないですが。

あとは▲ダンムー、△ラインのマイルGT牝馬コンビを。ダンムーには印入れると飛び、無視すると来るという裏切られっぱなしなところがあるが前走の内容ならここでも期待できる。こちらも前々でなおかつ最後の脚もしっかりしているので展開次第では去年以上の見せ場があるかもしれない。ラインはMCSと相性のいい3歳牝馬+桜花賞馬等ということを持ち出すまでもなくファンなので。祐一、しっかり乗ってください。

大モナ氏の見解 みるこ氏の見解

 逃げるのは多分ビッグプラネットかタニノマティーニ。この二頭ともため逃げするようなタイプじゃなくスピードに任せて行く馬だと思うので、ローエングリンは恐らくまた控えるのだろうが今回は心配するほどのスローにはならないような気がする。
 本命はラインクラフトです・・・なんかハナを切るような予感がするのは俺だけでしょうか。最内だし引っかかるんであれば行かせるような気がする。ここ二戦は距離も長かったが今回は得意とするマイルだし、古馬初対決でも好勝負できると思う。ヘボ牡馬相手とはいえマイルCも勝ってるし、まだ時計も縮められるだろう。
 対抗はアドマイヤマックス。右回りはもう問題ないでしょう。同じスプリント戦のGT馬デュランダルよりは距離延長しても問題無い。いちおう持ち時計もあるし、鞍上の手腕込みで期待。
 3番手タニノマティーニ。鞍上の不利(?)を跳ね除けて今年成長した馬。コーナーでだます逃げをする馬なので小回りの方が良さそうだが、前走東京で好走できたのでかなり地力がついている証拠だと思う。須貝も逃げならまだ買える。
 ハットトリック、キネティクス、マイネルハーティーあたりはGTでレースレベルが上がって通用しなくなる。前者二頭はしかもスローでなければ走らない。テレグノシスは京都合ってない。
 デュランダルは連覇しているとはいえそれほど絶対視できるとも思わない。相手も大した馬がいなかったし、もち時計も何故か33秒を切れていない。少なくとも一点台なら軸にはしたくない。紐まで。
 大穴は三年前の3着馬リキアイタイカン。短距離界のファストタテヤマはまだ健在ですまた3着なら十分ありえる★

メインがまともに当たる日は来るのかと思っていたがどうやらここだ。

まずは当然デュランダル。何回頭の中でレースをしても最後外から差しきってしまう。ただ個人的には本質的にマイラー、とは思っていないんでHペースになったら2年前の後半11.2-12.1-12.4を見る限り飛ぶ要素はあると思うのだが、だってスプリンターでしょ?
スプリンターのデュランダルが2連覇して3連覇しようかってくらい去年も一昨年も凡レースな訳ですよ。一回安田記念に出てきたら思い切り蹴飛ばしてやったんだけどな。
しかしじゃぁ今年は違うかっていうと天皇賞を見る限りスロー症候群に侵された日本ジョッキーには無理な注文だろうという悲しい結論に達した。

なもんでビッグプラネット、ローエン、タニノ、ダメジャー、ライン、ダンスの隊列でほぼ昨年と同様の、あるいはちょっと速い程度のラップを刻むんじゃないかなと思うので去年のレース上がり3ハロン11.7-11.5-11.4に対応できそうな馬を選んで見る事とする。

とりあえずハットトリック。単勝8倍ですか、ハーツクライの秋天のように摩訶不思議なオッズだ。東京新聞杯11-11.2-11.7。京都金杯11.6-11.8-12.2と最後の最後まで速いレースを差し切った事は無い。あとこの馬ジリジリ伸びるタイプだから道中のペースが緩んじゃうと届かないんじゃないかなと普通に思う。3角から捲くり気味におっつけるような競馬するか前目で競馬しなきゃ勝機は無いんだろうけどこれまでそんな競馬した事ない。そんな馬だからこのオッズじゃ来たらしゃぁないと割り切れるので消す。この馬買うならペースが上がっての来年の安田記念ですぜ。

対抗にはキネティクス。
叩き3走目で状態は万全の様子。富士Sは道中内を通ったもんが有利だったし最後まで差を詰めてるし内容は悪くない。仮にも1人気背負った馬がここまで人気落としたら不気味。小牧の乗り方から見て京都マイル外回りはベストだし直線勝負に賭ければデュランダル以外になら互角に渡り合える。近走34秒台33秒台の上がり連発で堅実、相手なりに走るタイプだろからこのオッズは妙味では。

もう一頭の連相手はアズマサンダースで決まった。明らかに叩き台の府中牝馬など眼中に無し。スローの京都牝馬特別11.4-11.1-11を差し切った脚は強烈。尻上がりラップは素直に評価してよし。5ハロン通過が61秒5だから当然速くなるんだけど「道中緩めば一瞬で動ける脚がある」という事が重要な訳で。京都金杯が35,0-58,4通過で去年のマイルCSが34,9−58,4と似通ってるんでこれ押し切れない以上先行したらほぼアウト。真ん中くらいで直線外に出して初めて連圏内。スイープやダンスに揉まれてきた4歳牝馬は高レベルだ。

ラインクラフトはどこから競馬するのか知らないが位置取り難しそう。ダンスはもっと危ないか、去年みたいに外からスムーズに競馬して2着。今年は天皇賞の結果をうけて「もう少しタメてデュランダルより早めスパートで押し切り」てそんな器用な人馬じゃないだろと。個人的には買うけど紙面上では印が回らないので2頭は無印扱いになります。

直線一気に腹を括ったマイネルハーティー、先行雪崩込みが可能ならのダイワ、人気無さすぎるって事でサイドワインダー。去年同時期に京都マイルを好内容で快勝してるアルビレオなど基本は外枠の差し馬を拾う。ハイペースになったらデュランダル飛ぶかもしれないけどそうなったらレースは面白そうなので後悔無し。

カタス氏の見解 &bnsp

 デュランダルは嫌いだ。マイルの追い込みはトロットサンダーだけで良い。というのは冗談なんだけど、デュランダルはどう考えても差しきってしまいそうなのだ。ならば、俺の存在意義はないしおもんない馬券を買って当たってうひょーとか言ってれば良い。予想としてはおもんないくらいおもんなくなるのでデュランダルが出るレースは買いたくない。

 しかしデュランダルが出るレースで一つだけ言える事がある。デュランダルより後ろ、或いは同じような位置で勝負する馬には用はないということ。これだけはほぼ間違いない。と同時にもしデュラを2,3着付けで買うなら前を買うしかないじゃんっと。

 本命はダメジャー、、、もといダイワメジャー。まずコースが全く別なダービー卿CTを見る。ミドルラップで最後まで止まらずの圧勝。負けたレースを見てみる。毎日王冠・関屋記念→キレ負け。安田記念→4453。と、今年に入ってからはそれなりの理由がある。ダイワメジャーの好走パターンは先頭集団から直線で一気に抜け出して粘りこむ時なのは言うまでもない。ならなんで東京やら新潟外が駄目なのかと言ったら、4角までに実質的な距離差を作れないから。だからキレ負けしてサイドやらなんやらに差されちゃう。決してばててはない、というのが激しくキーポイント。今回は公務員ジョッキー→和禿→ルメールと明らかに積極的に仕掛ける騎手に代わった。京都外でビッグプラネット、タニノマティーニ、ローエングリンを見ながらの4番手追走でバラゲー・ラインクラフト以外にロクな先行馬もいないので実質的な距離差を作りやすい展開が予想される。京都外は直線長いけど坂がないのでそこまで極端に止まらないしなによりダメジャー自体がミドルラップに強い馬×ルメールの豪腕で今回ばかりは頭を狙い撃ちだ。

 対抗も先行馬タニノマティーニ。これも前走の東京の乗り方が激しく巧かった、というより京都外で再現すればまずウインラディウスには捕まらないだろうなというほどの内容。この馬は時計面でダメジャーに劣るので対抗と言う位置。もしミドルラップをつくるならこの2頭でワンツーというのもあながち無理でもなさそう。

 単穴にキネティクス。デュランダルより前で競馬する差し馬で早めに仕掛けることが出来れば頭まで。デュランダルに交わされてしまえばそれまでの3着ヒモというダブルアタックで。

 連下はヅラ。

 3着ヒモはテレグノシス。相変わらずそんな人気してないし東京専用とは言え京都外なら3着争いには流石に食いつくんじゃね。

 武豊公式HP見てハゲワロス。以下引用「やっぱり、勝ち負けという気持ちがわき上がってこないときは、出るものではありませんね。」やる気無しやんw

 



第22回 マイルチャンピオンシップ(GI)推奨馬券
大学生氏 馬連 ◎−○ 3連複2頭軸流し ◎○−△
八雲氏 馬単◎−○ ○−◎
ワルサ氏 馬連◎−○▲△★(6点)
マッハ氏 (3連単F:24点)◎−○▲△−○▲△×★
だい氏 単勝◎ 馬連◎−○ 馬単◎→○▲△ ○→◎
k氏 3連単 ◎−○2頭軸マルチ−▲△ 馬連 ◎−○ (計13点)
大モナ氏 馬連 ◎−○▲△★ 3連複 2頭軸◎○−▲△★
コスモ氏 馬連 ◎−○▲
杉本氏 馬単◎○▲BOX(6点) 三連単◎○→◎○▲→◎▲(3点)
みるこ氏 3連単 ◎→○▲→○▲△★ 10点
カタス氏 3連単フォーメーション:◎▲−◎○△−○▲△×(13点)



馬券を当ててステーキ食べたいね@霜月S

暴走王トウショウギアが1400mで雪辱戦。前回大敗はやむなし。ぶっちぎり実績のある距離でヨシトミを背にスーパーダッシュ。

東京こその馬メイショウサライ。差し脚抜群だが不器用タイプという典型的東京巧者。Hペースなら末脚は100%発揮だ。

寂しがりや?ミリオンベル。果敢なシリウスS挑戦でスプリント王者に微差2着まで詰め寄る素晴らしいレースだった。ここも当然期待。

サンライズキングもライバルと真っ向勝負の大敗なら許すべき。体調が心配も条件はベスト、走れば好走必至だ。

衰えなのかニホンピロサート。叩かれ上昇気配サワノブレイブ。エンゲルグレーセの改心の一撃は本物です。
2005年5回東京6日( 11月 20日) 11R 霜月ステークス サラ系3歳以上1400mダート・左  (混合)(特指) オープンハンデ
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ショーストッパー アドマイヤジャック サンライズキング ニホンピロサート メイショウサライ オーゴンサンデー エイシンヴァイデン イシノミューズ トシザボス トウショウギア エンゲルグレーセ タイギャラント サワノブレイブ ミリオンベル テンケイ バロンカラノテガミ 馬名
牡7 牡7 牡6 牡7 牡4 牝6 牡3 牝7 牡7 牡5 牡8 牡8 牡4 牝4 牡7 牡5 馬齢
松岡正海 芹沢純一 蛯名正義 藤田伸二 秋山真一郎 吉田隼人 古川吉洋 塚田祥雄 D.ボニヤ 柴田善臣 中舘英二 赤木高太郎 後藤浩輝 柴山雄一 小林淳一 小野次郎 騎手
51.0 52.0 56.5 59.0 56.0 51.0 53.0 51.0 54.0 56.0 56.0 54.0 54.0 53.0 51.0 52.0 重量
大学生
八雲
ワルサ
だい
k
大モナ
コスモ
杉本
みるこ
カタス


着順 馬番 馬名 単勝 7 270円 枠連 2-4 550円 三連単 7-3-14 7560円
1 7 トウショウギア 複勝 7 130円 馬連 3-7 700円 ワイド 3-7 320円
2 3 ミリオンベル 3 170円 馬単 7-3 1190円 7-14 770円
3 14 サンライズキング 14 320円 三連複 3-7-14 2320円 3-14 1030円


大学生氏の見解 八雲氏の見解

 本命はミリオンベル。完全に本格化してる。こんな斤量で走れるのも今回が最後だろう。(どっかで似たような台詞聞いたことあるような)勝ち負け必至。
 相手は人気サイドで大丈夫なんじゃないか。俺は単勝を買うけど。

これはハンデも魅力のミリオンベルでよさそう。
安定感抜群で初の府中もこなす。
相手にはトウショウギア。
距離短縮で巻き返しは必至だろう。
テンノリの鞍上には半端な騎乗には成らないで欲しいが。

ワルサ氏の見解 だい氏の見解

GTよりも霜月Sにドキドキしている人間もそうはいないだろう。現行マイル戦とデュランダルをけちょんけちょんにこき下ろしてるのとは正反対に、ダート短距離戦はどんな馬でも強いと妄信している。あなたもトウショウギアがマイルCS出てれば勝ってただろうなと、本気で考え始めたらこの不治の病に感染していますので注意が必要です。

このレースはかなり簡単な部類。強い馬がはっきりしており、その中から適切な軸馬を選定する。上位陣が崩れる可能性が少なからずあるので、きっちり着を拾ってくれるヒモを的確にチョイスする。トウショウギアがいるので展開を細かく検討する必要もなければ、紛れなんかもゼロなので楽チンこ。

能力順はサート>サンライズ>ギア>>微妙な壁>>他と、この3頭が抜けている。ただどの馬も近走に問題がある。まず一番強いニホンピロサートだが、昨年のプロキオンSを最後に自分らしい時計がほとんど出ていない。中央競馬ではまったく競馬になっていないし、地方交流ではさきたま程度で辛勝、東京杯ではジェダイの後塵を拝す無様な内容。JBCスプリントでは一線級との差がはっきりと見えてしまった。ピークを過ぎているのは疑う余地無く、評価落ちは仕方ない。でもこのメンバーだと今年のプロキオンS8着がなかなかの評価点となるだけに切りきれない。人気落ちが見られるだけに▲までにしておく。

2番目に強いサンライズキングだが前回はある程度仕方ない。Hペースぶっ飛びのトウショウギアを2番手から追いかける形となってしまった。単純な計算からはもう少し粘ってもという気がするが、バテた競馬の着差を測るなんてほぼ無意味でしょ。能力を上に見積もった蛯名の考えがあったのなら責める理由はない。今回は得意距離への短縮で好走は必至。一番の問題はシリウスSの競馬があまりにも悪すぎた点だ。早めに手が動きまったく伸びない競馬だったが、やや後ろの位置取りでベストじゃないにしてもこの凡レベル時計決着に対応できないのはありえない。実際起こったのだから仕方ないけど、この敗戦はやや疑問となったので○まで。

◎トウショウギアならほぼ万全。前回は上記のとおり問題外。暴走して止まるならやむなし。1400mまでの通過タイムが優秀で一気に止まったのなら、調子落ちの可能性は否定されるし、得意距離への短縮ならまず止まることは無いだろう。有力馬に劣化の気配を感じる今なら大物食いで世代交代を果たす。問題はヨシトミ大先生だけとなる。彼は公務員と言う異名を持つほど普通の競馬が大好きで派手な競馬ができるのか…シロキタゴッドラン以来見た記憶が無いけどどうなんでしょ。掴ってるだけでいいから変なことしないでね。逃げ馬を軸に据えたら当然頭勝負。

ヒモには順当に強いし東京でこその△メイショウサライ。アンタレス3着の時計実績が光り、距離もこなせる△サワノブレイブ。ダート短距離にフロック無し★エンゲルグレーセまで。鬼門の3歳エイシンヴァイデンが急に走ったら泣きます。

 ◎は13ニホンピロサート。59キロと年齢の不安はわかるが、まだまだトップクラスで戦っているレベルでOP特別でJBC断念組やそれ以下に負ける訳にはいかない。乗り替わりだが、裏がG1だし、藤田騎手ならまだマシ…と思うところもある。

 ○は12メイショウサライ。この馬自体初の休み明けでどうか?という所もあるが、常に上がりもよくOP勝ちもあり期待する。あとは、ホントに休み明け次第。

 ▲は1バロンカラノテガミ。最内枠だけ不安だが追って堅実だし、何よりOPで好勝負してる中での斤量が52キロは絶好。

 △は16ショーストッパー。ここ二走は芝を使っていて比較にならず、ダート変わりと斤量51キロは魅力充分。

 更にに3ミリオンベル。前走通り…という評価だが、OPに落ちて斤量+1位なら依然好勝負が期待できそう。

 推奨馬券は、単勝13、馬連13−12,1,16,3。7トウショウギアは毎度の事だけど大先生騎乗という事で切った、もし断然1番人気ならヘタレ2着っぽいけど。

大モナ氏の見解 &bnsp

 先生がトウショウギアをどう乗りこなすかが見所。レース後、また罵声が聞こえてくるような気が・・・。
 春先東京のOP勝ちがあるメイショウサライ本命。斤量も問題ないし、東京コースも合ってる。

 



霜月ステークス推奨馬券
大学生氏 馬単 ◎→○▲△
八雲氏 馬連◎−○
ワルサ氏 馬単◎→○▲△★(5点) 3連単F◎→○▲→○▲△★(8点)
だい氏 単勝◎ 馬連◎−○▲△△
k氏 馬単 ◎→○▲△ (4点)
大モナ氏 馬連 ◎−○▲△★ 3連複 2頭軸◎○−▲△★
コスモ氏 馬連 ◎−○▲
杉本氏 馬単◎→○▲(2点) 三連単◎→○▲→○▲(2点)
みるこ氏 3連単  ◎▲→○→◎▲△ 10点
カタス氏 3連単フォーメーション:◎▲−◎○△−○▲△×(13点)


第7期 予想師ランキング(05/4/23〜9/4)
予想師名 回収率 的中率
大学生馬券師 113.2 11.0
八雲 104.5 28.6
ワルサー 88.4 16.9
マッハラジャー 73.4 3.8
だい 66.1 19.0
k 58.6 10.3
大穴モナー 34.3 3.9
コスモ 32.0 8.9
ガスター基地 15.9 3.3
杉本 5.6 3.8
みるこデムウロ 3.3 1.5
カタストロフィ 0.0 0.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 40.0 8.9
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 45.8 8.5
第8期 予想師ランキング(05/9/10〜)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 3343.6 2.8
ガスター基地 148.3 20.0
コスモ 125.8 27.8
だい 117.9 35.9
八雲 91.9 21.4
マッハラジャー 80.0 6.1
ワルサー 79.9 13.2
大学生馬券師 40.3 8.6
大穴モナー 18.9 13.3
杉本 10.3 4.0
k 8.2 9.1
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 606.2 12.8
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 339.1 13.5


先週的中者一覧
k マイルCS 3連単63020円!!!
馬連 3580円も1点でビシッと的中っ!
大穴モナー 東京スポーツ杯2歳S 馬連1850円
八雲 霜月S 馬連700円 1点的中!
杉本 霜月S 馬連700円


先先週的中者一覧
マッハラジャー 京王杯2歳S 3連単15460円!!!
だい 福島記念 馬連2780円・単勝570円
大穴モナー エリザベス女王杯 馬連1650円
八雲 京王杯2歳S ワイド490円
100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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