固定はん新聞


無敗の3冠馬〜そして最強へ〜@有馬記念

無敗の3冠という歴史的快挙を成し遂げたディープインパクト。これだけでも大変すごいことだが我々ファンは貪欲である。

有馬記念で古馬を完全に倒し世代交代を告げ最強馬になってもらわないと気がすまないのだ。

本来なら3歳馬は挑戦者の立場である。しかし我々はすでに王者として彼を捉えている。決して古馬の壁は低く無い。

この異様なプレッシャーを乗り越えてこそ名馬。我々の期待に答え最強の姿を見せてくれるのか。新たな歴史はクリスマスに生まれる。

迎え撃つ古馬も黙っていない。昨年の秋、完全制覇を成し遂げたゼンノロブロイ。JCで豪脚爆発ハーツクライ。

4連覇がかかるペリエ騎乗デルタブルース。ラストランでも自分らしくタップダンスシチー。さあ今年最後のグランプリ、目に焼き付けよう。
2005年5回中山8日( 12月 25日) 9R 第50回 有馬記念(GI) サラ系3歳以上2500m芝・右  (混合)(指定) オープン定量
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
オースミハルカ デルタブルース リンカーン コイントス ビッグゴールド オペラシチー ハーツクライ タップダンスシチー グラスボンバー ヘヴンリーロマンス ディープインパクト スズカマンボ コスモバルク ゼンノロブロイ サンライズペガサス マイソールサウンド 馬名
牝5 牡4 牡5 牡7 牡7 牡4 牡4 牡8 牡5 牝5 牡3 牡4 牡4 牡5 牡7 牡6 馬齢
川島信二 O.ペリエ 横山典弘 北村宏司 柴田善臣 中舘英二 C.ルメール 佐藤哲三 勝浦正樹 松永幹夫 武豊 安藤勝己 五十嵐冬樹 K.デザーモ 蛯名正義 本田優 騎手
55.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 55.0 55.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 重量
大学生
八雲
ワルサ
マッハ
だい
k
大モナ
ガスタ
杉本
みるこ
カタス


着順 馬番 馬名 単勝 10 1710円 枠連 3-5 520円 三連単 10-6-14 30500円
1 10 ハーツクライ 複勝 10 260円 馬連 6-10 750円 ワイド 6-10 410円
2 6 ディープインパクト 6 120円 馬単 10-6 3320円 10-14 1610円
3 14 リンカーン 14 330円 三連複 6-10-14 2970円 6-14 490円


有馬記念調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬

コイントス リンカーン
馬名 5段階
評価
コース 内容 強さ 時計
12月20日美浦 南W・良
コスモバルク 南W 単走(五十嵐冬) 一杯 78.5-63.8-50.6-38.3-14.0
前駆の掻き込みは力強さを感じるがトモの蹴りが極端に弱く全体のバランスが悪い。
そのためこの馬の特徴の猫のようにギュッと体を収縮させる動きができていない。未だ不調期から脱出できてはいない。
12月21日美浦 南W・良 南芝・やや重 北C・良
ゼンノロブロイ 南芝 三頭併外(鹿戸) 馬也半馬身先着 82.4-67.8-53.7-39.9-12.8
馬体はいままでになくスッキリとしていて本数をこなした成果が伺える。動きはキビキビとしているが首、肩の出が少し硬く見える。
ただそのような動きのときのほうがこの馬は好走する傾向があるのでむしろ良いと取ってもいいのかもしれない。
グラスボンバー 南W 併外(勝浦) 強め先着 81.4-65.9-51.0-37.3-12.5
少しフットワークが柔らかすぎてふにゃふにゃした印象を受けるが追われてからの反応は良く登り馬らしくいい状態。
コイントス 北C 併内(北村) 馬也併入 68.1-53.4-38.8-12.6
気合乗りが素晴らしく手応えも抜群。北村くんが必死に重心を後ろに持っていって抑えようと頑張ってる。フットワークも大きく力強い。
北Cで走りやすいコースというのはあるけれども、復帰してからは一番良く見える状態。
12月21日栗東 坂路・良 CW・良 DW・良
サンライズペガサス 坂路 単走(助手) 一杯 52.7-38.3-25.1-12.6
最後ピシッと追われてしっかりと伸びる。毎日王冠のときほどの迫力はないがそれでもこのキレなら十分にいい状態。
スズカマンボ 坂路 単走(助手) 強め 53.0-3.4-25.2-13.1
この馬にしては珍しくまっすぐ駆け上がってくるが追われてからの動きは少し物足りない。いつも通りだがあまり良いとも言えない。
リンカーン 坂路 単走(助手) 強め 54.0-39.5-26.0-13.1
時計は出ていないが、体全体をしっかりと使ったフットワークで動きにもキレがある。馬体の張り艶もよく体調は文句ない。
ハーツクライ 坂路 単走(ルメール) 馬也 53.5-×-×-×
大きくのびのびとしたフットワークでスピード感がある。ただ騎手が乗っている割にはもう少し鋭い動きをしても良かった。
毛艶もこの馬にしてはちょっとくすんで見えてしまう。悪くはないが、うーん。
デルタブルース CW 三頭併内(ペリエ) 馬也一馬身遅れ 68.8-52.7-38.6-12.6
落ち着いた印象で走りに集中できている。やや遅れたがさほど気にすることはなさそう。
ビッグゴールド DW 単走(助手) 一杯 80.9-65.9-51.9-38.7-12.5
ビッシリと追われて力強い動きで最後までしっかりとまとめた。
調教は走る馬であるので高い評価をするほどまではないが悪くはない。
ディープインパクト DW 単走(武豊) G前強め半馬身先着 83.1-67.3-53.3-39.3-11.6
コーナーの立ち上がりでの行きっぷりが悪くフットワークも小さくチョコチョコした走りになっていて全体のバランスも悪い。
いままでのこの馬の調教でよく見せる全てのところが見劣って見える。菊花賞のきつい競馬の反動があるのかもしれない。
ヘブンリーロマンス CW 単走(助手) 一杯 82.4-66.8-52.4-38.9-12.5
終い追われてからの動きに伸びがなく、少しフットワークに硬さが見えてバランスが悪くなってきた。下降線に入ったか。
マイソールサウンド CW 単走(助手) 強め 82.0-67.3-53.1-39.6-12.8
スピード感はなかなかのものだが全体的に少し太く見えるし動きに伸びがない。あまりいい状態ではなさそう。
オペラシチー DW 単走(助手) 一杯 80.0-65.3-52.0-39.4-12.9
ビッシリ追われて最後まで踏ん張ったが、ちょっとフックラしすぎているようにも見える。
この一追いで絞れるだろうがある程度余裕を残した仕上げ。
オースミハルカ CW 単走(川島) 一杯 77.0-63.9-51.1-38.7-13.7
終いの時計は落ちたが馬の気持ちは切れていない。フットワークのバランスは素晴らしくおっと思わせるものがある。
タップダンスシチー DW 単走(助手) 一杯 81.4-66.0-51.6-37.9-12.4
ようやく調子が上がってきた。
上手く言葉で表せないが一定した首の使い方、鋭い前足の掻き込み、ここまでの秋の2戦とは違う。



大学生氏の見解 八雲氏の見解

 ディープが圧勝する。レースが下手だからコーナーたくさん回る中山2500は不向きとかそんなんで評価落としていいレベルじゃない。馬相手には負けないよ。
 普通ならロブロイか、上手くレースできたときのタップが2着で「キレイな世代交代劇」になるんだろうけど馬券的にはそれじゃ面白くないのでひねってみる。
 ヘヴンリーが面白い。秋天は無かったことにしたとしても、札幌記念とJCは評価できるんじゃないか。札幌記念はレースをもう1回見てみると、上位に来た馬はヘブンリー以外、インぴったりを回った馬だけ。そこをやや外目を回した上に早めに動いて1着を取ったのは立派。JCも、府中2400なんて誰でも力を出し切れるコースじゃ相対的にパフォーマンスが悪くなるだろうと思ってたら意外に頑張った。小回りが得意なこの馬にとって中山2500に替わるのは大幅な上積みがある。3着くらいなら大いにあると思うけどな。今年は馬の世界も人の世界もメスが頑張ったから有馬も牝馬でってことでいかがでしょうか。
 JCで頑張ったSS×TBの2頭をここで買うのは無いよね。最高の条件で激走した馬を次で買うのは馬券的には間違ってる。
 スズマンが穴人気するっぽいけど、俺はこの馬1回も強いと思ったことないべ。

ディープインパクトが一年をキッチリ締めくくって欲しい。
負けたらしらけますよ。
今回は初の古馬との対戦、それに中山では圧倒的な勝利は収めていないため、
やや不安な面はいつもよりありますが、それでも圧倒的存在。
相手は2頭に絞る。
まずリンカーン、横山典で2GET。
一昨年の有馬は2着と健闘。決め手にかけるが、しぶとく。
もう1頭はデルタブルース。
こちらもワンパンチ足りないが、豊富なスタミナで、なだれこみ2GET候補。

ワルサ氏の見解 マッハ氏の見解

素晴らしいレースがいっぱい見れた2005年を締めくくる有馬記念。ここ2年はレコード決着でぶっちぎり、真っ向勝負の叩きあいとラストGTにふさわしい勝負が演じられてきた。今年は過去2年を上回るメンバーのレベル&豪華さがあり、期待せずにはいられないぞ。

やはり有馬記念を検討する上で一番重要な馬はディープインパクトにほかならない。もう今更どうこう説明すべき馬ではないね。このディープインパクトと予想者として向き合うときに、心に決めていたことが一つだけある。「ディープが負ける時は必ず無印にしてやろう」と。いままでスタート下手・折り合い難など不安要素を抱えつつも、それを物ともしない圧倒的能力で勝利を飾り続けてきた。まさにパーフェクトホースである。しかし盛者必衰という言葉があるように、勝ち続け負けしらずのまま引退なんてできるのだろうか? 無敗のスーパーホースなんて歴史的にごく少数の事例があるだけで、近代競馬では皆無。いつか敗れの時は来る。僕は敗れの日がクリスマスであると踏んだ。

その理由は簡単だ。ディープインパクトよりも強い馬がいるからだ。それも1頭だけではない、ロブロイ・バルク・ヘヴンリー・タップ・ハーツ・コイントス・リンカン・デルタ、これらの馬と比較すると、現時点までに見せた時計能力だけでは確実に劣っている。ペース考慮しても各馬0.1〜0.8秒は離れている計算。別に現3歳世代が弱いと主張している訳ではない。基本的に古馬との壁は厚いのだ。過去の有馬記念では3歳(旧4歳世代)の勝利が多いがいずれも低レベルに助けられた面が否めない。(ナリブはいいけど) 今年はまず間違いなくHペースでレコード級の決着が予想され、ディープはいまだかつてない展開で戦うことになる。そして迎え撃つ立場の古馬は、昨年の有馬記念、今年のJCと同じ展開を経験し結果を残している猛者達だ。古馬初挑戦としては、過去に類を見ないほど厳しい条件となっている。

それでもディープインパクトには底知れない可能性がある。今までも時計が無いとか僕がいちゃもんをつけるたんびに、急に早く走ったことも現実にあった。何せ負けて無い以上、時計が無くたって批判される筋合いは無い。

だけどやっぱりディープインパクトは無印なのである。可能性だけで1番人気を買ってしまっては、今まで時計を残してきた馬達への冒涜になってしまう。期待値的にもまったくおいしくない。そしてディープ自身が強さをアイデンティティとした馬だから消さねばならない。ディープがかつてのスターホースに、肩を並べているのかわからないが、ハイセイコー、オグリといった馬は挑戦という大衆のドラマを背負っていたが、ディープは違う。ただ己が強さで人々を引きつけ、魅了しここまでの馬に成長した。弱者からのサクセスストーリーなんか誰も望んでいないし、圧倒的に能力による完全な勝利だけが求められている。「強さ」という唯一のアイデンティティを否定した以上、僕がディープインパクトに印をつけるのは失礼だし、そんな権利も無い。

可能性の能力を持った馬ではなく、現実に能力を見せた馬を買うことにしよう。圧倒的1番人気をぶったぎったなら、後は何を買ってもいいのだろうけど、やはり◎タップダンスシチーに期待せずにはいられない。というか昨年タップダンスシチーが現役続行すると聞いてからずっと楽しみにしてたのが、有馬記念でもう一度ゼンノロブロイと対決することだった。昨年ロブロイは秋天→JCと連勝を遂げ名馬の仲間入りを果たしつつあったが、いずれもクソ馬場クソ決着で中身は伴っていなかった。しかしタップの積極果敢の逃げを意外にも2番手から追走する積極的な競馬を見せ、タップ自力勝負に受けて立ち本当の勝利を遂げた。それが昨年の有馬記念だった。この時負けはしたがタップ自身も過去最高のパフォーマンスを発揮したレースでもあった。お互いが得意とする舞台で、お互いベストの体調で、もう一度だけ真っ向勝負を見たい。

なぜ◎タップダンスシチーなのかはただの趣味。逃げ馬の方が好きだからというのはもちろん、ロブロイ・ハーツ・リンカーン・デルタの能力を引き出したのは間違いなくこの馬のおかげだからだ。タップがいなかったら今の中距離路線はつまらなかったと言っても過言ではない。その感謝の意味を込めて本命。決して馬券的にも無謀ではない。今年の成績こそ振るわないが、天皇賞はクソ展開と敗因がはっきりしているし、この馬負ける時はとことん負けるので、着順・着差から調子を判断するのは難しい。ジャパンCがHペースかと言われればHペースだが、決してタップなら粘ってもおかしくはなかった。衰えは懸念されるが、それは昨年も同じことを言われていた。凱旋門大敗のステップに比べれば今年の方がはるかにマシ。中山コースを生かしきり理想の展開を作りだせたら、昨年の再現は8歳だろうとまだまだ行けるはず。がんばれタップ!最後まで自分らしくだタップ!引退式は笑って飾ろうタップ!

○ゼンノロブロイもラストランらしいが、この馬も良く頑張っている。クソレベル→謎海外→クソペース→超リアルファイトと崩れずに安定して走っているのは本当に凄い。軸としてはこちらの方がふさわしいのだが、心の中では2強対決。軸とかそんな概念はないので対抗評価。GTでは珍騎乗が多いデザーモだけど、昨年のペリエみたいな真っ向勝負してくれよ。

▲ハーツクライはこの中で一番強くなった。が、典型的なネーハイシーザータイプ。時計はものすごい物を持っているけど、完全に他力本願。条件が合わないとパフォーマンス発揮不可能と言う困ったちゃん。前回の時計がNO1になるけど、東京コースを生かしきってのもので、中山コースで再現できるかと言えばまず無理。でも能力を上げてきたので着筆頭になるのでは。ルメールのアイデア次第では一撃もなくはない。

△リンカーン 単純にJC4着を評価。上げ下げの関係で実質的には3着でしょう。いままで中途半端な馬だったけどライバルの影が見えた。ハーツと同じく2GETの足音が聞こえてきます。

△デルタブルース 昨年有馬5着を評価。今回のペースは能力差的には厳しいながらも、自身にとってはベストに近い。枠順が外気味だけど先行策を取るようなら怖い存在。

△ヘヴンリーロマンス JCでやや距離の不安が大きくなってしまったが、まだ消すには至らない。札幌2戦の内容は本物だ。

あとお金がある人なら3歳時の時計能力はディープとさほど変わらない(むしろ上か)コスモバルク。条件ベストのコイントスまで手を広げてもいいだろう。

ディープインパクトがもし困難な条件を乗り越え、勝利を手にしたら、もう逆らうべき要素は無い。現段階ではスペグラエルよか少し弱いぐらいの評価をしているが、初挑戦でレベルSクラスを勝った馬は皆無。エルコンは時計的に対応してきたがスズカに完敗し、他はボコボコ。勝ったらこれらを越える逸材なのだろう。もし勝ったら来年は前々で競馬をして最強の称号を勝ち取ってください。

 ちくしょう、何が悲しくてクリスマスイヴにこんな時間(23時20分)まで仕事せにゃならんのだ。
 今月は週末になるとことごとく体調が悪化するは、本当にもう真剣に御祓いを考えたくなるほどの不運ぶりだ。
 1年の締めなんてもはやどうでもいいので、是非ともこの最低な12月の締めくくりとなって欲しい有馬記念。

 もちろん本命はディープインパクト、正直いままで追っかけてきた中では一番の感じている。 その理由は世代レベルに代表される相手関係などではなく、追い切りの状況。
 まぁ追い切りの善し悪しの判断もつかない素人の直感なのだが、今までこの馬を見てきた中では最もチグハグだった印象がある。
 それでもなんとかしてくれるだろうというのは完全に信者の発想なのだが、ここで負けると来年の競馬界は完全に白けきった状態になりそうなため希望もこめて。

 対抗はデルタブルース、単穴にしたタップとしこたま迷ったのだがこちらから。
 ステイヤーズSは完全にやっちゃうんだろと思っていたのだが良い意味で期待を裏切ってくれた、昨年見せたパフォーマンスにJC組の消耗度を加味するとこちらを取った、ぜひ3歳と4歳の菊花賞馬の力を合わせて引退組に引導を渡して欲しい。

 手ザーモロブロイはなんだかんだで紐では中心に売れていて妙味ゼロ、正直もう出涸らしっぽいしペリエと手ザーモの差は大きいので昨年のようにはいかんだろう、ディープには逆らわんがこいつには全力で逆らいたい。

 リンカーンとハーツクライも反動が気になるのだが、順番をつけるとどうしてもこいつらが次点に来るので仕方が無い、個人的にはディープが勝つ前提で『デルタが来て、ロブロイが飛ぶや否や』という勝負をしたいレースだったのでそこらへんは捻るつもりはなかった、あとは買いたくない馬以外に印をまわすとこうなったという感じ。

 ということで頭にした馬券は一円も買わなかったが長期的な心情的ではタップに花道を飾って欲しいんだがなー、ロブロイが勝つのだけは煮え切らない気持ちになること必至なので本当に勘弁だが。

だい氏の見解 k氏の見解

 週中、◎6ディープインパクトをどうしようかずっと迷っていて、まだ信じきれないでいる。ディープを好きな人や信じている人からすれば、何を迷っているのかと言われそうだが、菊花賞での、あれほどの完成度の低さが古馬戦線で通じて良いのかという、今まで見てきた競馬では起こりえなかった事だからだ。もちろん、菊花賞が自身最悪のレース内容ながらあの快勝劇、神戸新聞杯を信じ、菊花賞の内容こそ滅多に見られないと思えば成長力に疑いを持つ必要もなく最強を証明するだけのレースになるだろうし。

 もちろん、悪いデータだけでもなく、同年三冠馬の有馬記念は2戦2勝だし、三冠馬の有馬記念は4着以下無しと好走以上は保障されている。55キロは誰が見ても有利だし、JRAが保障してくれていると言っても過言ではない。(まぁ思い込みだけど)たぶん、スタンドで見ている多くが味方なら、外しても同士な気分だろうよきっと…という事で本命とする。

 ○は15デルタブルース。この馬の実力はステイヤーズSほどではない。昨年の菊花賞は、春クラシック組を成長力で抜き去った分岐点でJC3着もしっかりした実力だったし、更なる成長力でここで古馬の実力を見せるのはこの馬ではないだろうか。

 ▲は10ハーツクライ。秋3戦目は好ローテの部類だし、天皇賞・秋が若干万全では無かった気もするし、JCと近い実力を見せるのはこの馬だと思う。ただ、馬が1年半近く勝ってないのは確かだし、騎手も重賞未勝利というのはやはり重要。脚質の合わない中山だし…ここで久々の勝利とは思えない。

 △は11オペラシチー。札幌記念から間隔が開いているだけに、惜しむらくはあと1戦欲しかった。とりあえず言える事は、札幌記念と京阪杯みたいな距離を評価してはいけないという事。中舘騎手が勝てないであろう中山メインを、ローカルあるのに乗りに来たのはやはり警戒すべき一頭だろう。中山なら中舘騎手も良いだろうし。

 △は3ゼンノロブロイ。衰えや、少なからず海外遠征からのローテの窮屈さがあるのか、天皇賞・秋は展開次第だとしても、ジャパンCでは成長…というものを見られなかった気がする。更にハーツに比べ主役を務める上で秋2戦が全力だった事も少なからず不利か。昨年の覇者という所にすがりたい。

 推奨馬券は馬単6→15,10,11,3、3連単6→15,10→15,10,11,3。

 14リンカーンと2サンライズペガサスは秋4戦目がマイナス。
 7ヘブンリーロマンスと5スズカマンボは、松永騎手の長距離実績とアンカツの中山実績があんまり良くない。
 9タップダンスシチーは、昨年引退予定がやはり正解な気がする。宝塚記念の失速が往年の逃げで無かった気がしたし、よく金鯱賞3連覇したと思う。

ダービー開催時に像を作ってみたり、記念入場券を作ってみたり、主催者JRAが煽りに煽ったディープインパクトの三冠ロードは思惑通り無敗で達成された。そして今度は史上初無敗の四冠馬へということで右も左も、猫も杓子も再びディープ一色。僕自身三冠達成を生で見たことがなかったこともあって、三冠が終わるまでは無条件にディープを応援していたが今回は違う。あくまで有力馬の一頭として、今まで見せてきたパフォーマンスを元にフラットな気持ちで考えたい。考えた上でディープ◎なら良し、三冠の勢いに流されるがまま思考停止的に◎は打ちたくない。

◎はゼンノロブロイ。昨年古馬三冠達成も今年はなんと未勝利。この馬の強さを疑い続けてきたけどさすがにここまで未勝利でくるとはちょっと意外。しかしながら力は全然衰えてはいない。もともとこういうジリっぽい馬だったのだ、ゼンノロブロイは。東京→中山のコース替わりは一瞬の切れを生かすこの馬にとってはプラス材料。昨年もこのレースでベストパフォーマンスを発揮したように叩いて叩いて良くなる馬なので、引退レースになる今回は仕上げもメイチになっていそうだ。展開的にもタップかバルクがM〜Hに飛ばすラップが刻まれるのならば望むところ、トラブルがない限り脚質的にディープより前で競馬するのは決定的なので出し抜けを食らわせる形で4角から一気に先頭に踊り出れば後続、まぁ主にディープになるんだろうけど追撃をかわせるかどうか、いいところだろう。デザーモもこの秋手綱を取って三走目、そろそろ神戸新聞杯の時の感触を取り戻して欲しい。

○にディープインパクト。前走、一周目掛かった課題は改善されたのか?タップ・バルクの繰り出すラップに末脚が鈍りはしないか。前走こそまともに出たゲートももともとは不安がある。ひょっとするとまた掛かってしまうとマズイということでワザとモサッと出て前に壁を作るような競馬を考えているかもしれない。そうなると紛れの多い中山、内枠という事もあり仕掛け遅れた場合、短い直線で◎を捕らえきれるのか?ディープを○に据えた理由は大体こんなところ。勿論、これらの事をあっさりクリアしてブッちぎるシーンも大いに考えられるが、上記した懸念材料は人気馬が“飛ぶ”時のありがちなパターン。競馬に“絶対”はない。

▲リンカーン。この馬も東京→中山のコース替わり歓迎のクチ。鞍上が横山典弘なのもいい。正直今回出場している騎手で本気でディープを負かしてやろうと考えているのは多分外国人騎手とサトテツ、ノリだけだと思う。あ、あとアンカツもだろうけどこっちは馬がね。宝塚記念の時の見解に書いたけど、この馬も実力的にはロブロイにヒケはとらない。一昨年のようにマクリ気味に4角先頭に取り付いて◎との叩き合いに持ち込めば面白い。そっちの方が◎ともども単走で直線粘り込むより踏ん張りが利きそうだ。

△はタップとデルタを。タップは前走天皇賞とは見違えるような競馬。高速馬場も相まって驚異的なラップで逃げて1秒差の10着。ペース、年齢を考えてもよく踏ん張ったと思う。ただ今回も追い切りの動きを見る限りは去年の唸るような動きは見えなくなっているように思う。しかしこの馬も中山のこの舞台なら前走くらい走れれば馬券になる、皆があんまりディープを意識しすぎるとひょっとすると逃げ切ってしまうかも・・・とも思わせるのはこの馬が強かった証。でもやっぱり今回はヒモが妥当な評価だろう。デルタブルースはこのメンバーに入るとどうにもパンチ不足な感じがするが、一応復帰して前走結果を出したのと何より鞍上が怖すぎるので押さえる。

大モナ氏の見解 ガスタ氏の見解

 あえて言うべきことでもないが、今年の有馬記念は無敗の三冠馬が超一流の古馬勢をねじ伏せることが出来るのか、ということに尽きる。単勝一倍台前半に支持されてはいるが、同世代以外とのレースはこれが初めて。しかも出馬表を見れば今まで戦ってきた同級生達が一頭もいないではないか。20年遡ったって、有馬記念に出走したその年のクラシック世代がたった一頭だったなんてことは無い。ダートではカネヒキリがGTを勝ち、昨日は大障害でテイエムドラゴンが圧勝した。しかし芝でのレベルは・・・。今週はディープインパクトの取捨にとても悩みました。香港でシックスセンスが2着に好走して力関係を余計難解にした感もある。
 
 逃げるのはタップダンスシチーだろう。ビッグゴールドは逃げのタイプが違うし、オースミハルカは大外を引いた。馬込みが苦手らしいので大外なら揉まれることも無いため、2、3番手あたりにつけるのでは。問題はコスモバルクだ。この馬は何回も言っているが抑えないで行かせたほうがいい馬だし、手元に今一度戻してもらった五十嵐が今度は勝つための競馬をするかもしれない。スローは考えにくい。

 本命はデルタブルース。休み明けを叩かれてステイヤーズSで結果を出した。多少強調点に欠けるかもしれないが、厳しいレースとなったJC組の疲労度を考慮してそれ以外から本命を選んだというのもある。去年も長い距離を叩かれて上がり馬として菊花賞を制し、JCでは3着。去年の有馬記念は出遅れたのを強引に前につけて、見せ場のある5着に頑張った。まだ上がり目もあると思うし、瞬発力よりは流れが速くなってのスタミナ勝負に長けていると思うので今回も好走できそうだ。今年はこの馬でペリエに有馬記念連勝記録を伸ばしてもらいましょう。

 対抗は結局ディープインパクトにしました。同世代とははっきり能力の違いは見て取れるし、過去の三冠馬の戦績からしても情けない競馬をするとも思えない。ただ、今回は何かにやられてしまうような気もする。なんかファインモーションが負けたときの感覚に近い。それだけ厚い壁であると思うのだが、ここでも勝てるようならようやくこの馬を最強馬として認めることができる。競馬界のためにはここでも勝った方がいいんだろうけどね。楽しみもまた増えるし。

 単穴タップダンスシチー。本命に推したかったのだが、JCで異常なハイラップで飛ばした疲れを懸念したのに加え、同系のコスモバルクの出方も気になるので。ただ自分のペースで逃げれれば勝つ力はまだタップに残っていると思うので、ここまで競馬を盛り上げてくれたお礼というか応援も兼ねての印です。

 終い一辺倒の脚をもつハーツクライは条件が合わないと思うので、思いきって無印に。グラスボンバーはこの面子でこの初距離は厳しいだろう。
 他では、ロブロイとリンカーンには3着争いを頑張ってもらうとして、大穴はサンライズペガサス。JCでは外を回って一瞬来たかと思わせた。コースもむしろ東京よりいいかも知れない出遅れ無く内をうまく捌ければ★
 ・・・あと印はつけないが、コイントスはシンガリ人気なら押さえておいてもいいような・・・この馬も力は未だ落ちてないと思うが。

時間と体力がないので見解はなしです。すみません。

杉本氏の見解 みるこ氏の見解

明石家サンタを見ながら、悩みに悩んで初志貫徹で行こうと思ったクソ寒い2005年の冬。

◎はゼンノロブロイ。
昨年実行した偉業(天皇賞1着→JC1着→有馬記念1着)は、今年の三冠よりも難しいことだと思っている。正直ゼンノロブロイという馬は(東スポのヨネのおかげで)好きではないが、今回ばかりは応援したい。ロブロイの敵はただ一人、手ザーモだけだろう。

無敗の三冠馬にこの印はちょっと失礼かもしれないが、三歳馬が一流馬に通用することは難しい。○ディープインパクトは超一流のサラブレッドだと思うが、ゼンノロブロイも超一流のサラブレッド。ならば経験の分だけロブロイの方が上。下手したらロブロイ以下の古馬にだって負ける可能性も否定できない。それぐらい経験というモノは重要だと思っている。
ディープインパクトの場合、圧勝ばかりで揉まれていない点が気になって仕方がない。

△に2着ホルダーを用意した。ルメールとハゲだ。両者ともに虎視眈々と1着を狙っていると思うが、どちらも足らない。そういう星の元に産まれてるとしか思えない。2着はこれのどっちか。

×デルタブルースは四連覇のかかったペリエが頑張っても3着止まりだろう。この馬、そんなに強いと思ってない。仏ハゲパワーで掲示板。

ディープインパクトに本命つけない奴は馬鹿だとか、○や△つけるのは失礼だとか言う人がいるがじゃっかしいわい。そう言いながらも本命です。

確かに3歳馬同士なら本命つけないのは馬鹿かもしれんけど古馬相手だし何より一番の負けうる要素として『通常の競馬の範疇』で競馬をしている事だろう。
レベルの高低はさておき道中まずは折り合いをつけ3角から上がっていき直線差すというのは普通の競馬の流れでありその競馬には当然不利やアクシデントもついてまわるし。

で考え方としてディープを負かしうる馬を探すのとディープからオッズ見て買うかの二択になるので負けるまではディープ頭にしようかなという予想放棄に近い結論に達しました

はっきり言って胴元であるJRAが肩入れしまくっている事は非常に不愉快でまた金子か!また武か!と負けて欲しい要素が個人的にはありまくりなんだが。

単純に2着になりうる馬としてはゼンノロブロイ、ハーツクライ、タップダンス、リンカーン、デルタの5頭かと思われます。消去法で行くと中山不得意のハーツはまず消える、おにぎり型の阪神では走れても中山では無理。ルメールなら…と思ったところで100倍つかないオッズが並んでたら買う気にはならない。
タップも去年ほど展開が楽にもならず馬場レベルもイーブンになって連という期待は少ししずらいのかなと、ゼンノロブロイは前目の競馬をしないと話にならんと思うがこの馬を2着で買うとどうしようも無く安いので買えません。

よって2着候補はリンカーンとデルタブルース。どっちを上に獲るかだがリンカーンは京都大賞典を『勝たなければならなかった事』、つまり一回ピークに近いものを初戦で作らなければならなかった。その馬の秋4戦目、まして雪で坂路に入れられなかったというアクシデント。それならば連下筆頭はデルタブルースでいく。角居調教師にペリエという一番熱いコンビでJCを経由せず秋3戦目のフレッシュな状態で相手筆頭第一本線は決まり。

3着候補はゼンノロブロイは置いておいてタップダンスの残り目が70倍と170倍で買えるオッズ。シチー違いでオペラシチーも京都1800は適性外と見るだけに3着滑り込みが無いか。後は人気急落コイントス。

カタス氏の見解 &bnsp

 ディープインパクトが強いことは3歳レベル云々とは関係なく間違ってないと思う。ただし、それはあくまで出遅れたり掛かったりしてロスがありつつも性能の違いで勝っているからに過ぎない。もちろんそれこそが最強と言うイメージを持たせるわけだが。もしそうであれば古馬との性能差がどれほど小さくなるか、或いは古馬のほうが上に立つのか、という条件次第ではディープに本命を打つことも無い、という結論に至っても決して不思議ではない。

 前にも述べた、ディープインパクトは皐月賞さえ取れたら3冠はほぼ間違いないと。なぜ皐月賞こそが最大の難関なのかと言われれば、追い込み馬は相手・馬場・展開に恵まれなければ絶対に地力だけでは勝てないから。ディープほどの器になればダービーなら直線だけで、菊ならば4角からでも十分勝てるだけの力を示してはいたが、皐月賞だけは直線だけではぶっこ抜けないし、かといって捲って行けば弥生賞の時のように危うい競馬になる可能性もある。

 そういった意味では皐月賞と言う舞台でマイネルレコルトが早めに前を潰して差し馬に恩恵があった、という展開面、グリーンベルトが無かったという馬場面、何よりビッグプラネット、コンゴウリキシオー、エイシンヴァイデンなど先行馬が論外の馬だった相手面のことを考えてもディープインパクトは全てにおいて恵まれた状況だったと言える。それで2馬身突き放したわけだから決して恩恵を受けたことが全てではないが影響を及ぼしていたことは確かだ。もしノーリーズンの馬場だったらタニノギムレットになりえたかもしれないし、セイウンスカイがいてその馬場ならスペシャルウィークになりえたかもしれないしアグネスタキオン・ジャングルポケット・ダンツフレーム・クロフネがいたらどうだったか分からない。唯一つ言える事はそれらの条件で無い皐月賞と言う舞台ではシックスセンスの2馬身半前にいたと言う事実。ディープインパクトを判断するならこれしかないはずである。

 話を今回に戻す。なぜ皐月賞と比べたかと言うと、有馬も皐月賞に匹敵するくらい展開・馬場・相手によって大きく影響を受けるレースであると言うこと。つまり追い込み馬は地力だけでは勝ちきれないレースでもあると言うことだ。中山の内回りではそれだけの不安を抱えていると言うことである。加えて相手の強化・初めて味わうであろう古馬レベルでの前がそうそうばてないハイペース競馬、例年に比べて荒れてない馬場を考えたとき、全てがうまく行ったときの皐月賞の2馬身半が縮まる可能性はかなり高い。少なくとも弥生賞レベルまで低下する可能性も否定できない。

 そのような条件で単勝1倍台間違いなしの馬に本命を打つことは出来ない。

 もちろんこれが圧倒的力差を見せ付けていた3歳馬あいてならば1,1でも金さえあれば買っただろうが。弱いから買わないのではなく、この相手にこの条件でディープがぶっちぎるのならそれはそれでいい。少なくとも日本においては敵がいないことになるから。しかし勝ちきるのは相当困難だろう。

 本命はタップダンスシチー。皆が東京2000m1.57.7で走ったと言うところにばかり注目するがこと有馬記念においてはそれよりも2200m通過タイムが2.09.7であることに注目すべきだ。タップダンスシチーは2000mを1.57.7で走った後の200mを12.0〜12.4付近で走り抜けている計算になる。と言うことは、少なくとも2200mは日本最高級の競馬が出来る馬であると言うことは確かだ。問題は残り300mをどうするか、或いはよどみない2200mの競馬をどうよどみない2500mの競馬に持っていくかがかぎとなる。コーナーが多い有馬記念ではどこからよどみない展開を作るかが鍵となり、それさえ出来れば今回は間違いなく勝てる。JCの反動が無ければだが、最高の競馬を見たいと言う夢があるのでそれは考えない。哲三は思い切って前に行くはず。3角まででディープインパクトとの差がそれなりにあればまず負けないだろう。トップギアで3角、4角を廻れるタップに対しハイトップギアで廻らざるを得ないかもしれないディープインパクトではどちらに分があるかと言えばやはりタップになるだろう。惨敗だった一昨年の有馬はスムーズじゃなかったのもあるが重い馬場で仕方のない部分もあった。本質的には高速馬場向きなので今年の馬場はちょっときつい気もするがクリスエスの圧勝のときよりはましだろう。とにかく勝ってオグリ・テイオー・グラスに次ぐ4度目の復活劇を見せてくれ。

 対抗はディープインパクト。流石に印をまわさないわけには行かないし、失礼に値しない最大限の賞賛をこめての対抗にする。実際2着を外す可能性は低いだろう。展開に恵まれなかったとしても最大限に展開に恵まれた馬以外を差せないことは流石に考えられない。それだけのパフォーマンスは認めるべきだ。

 単穴でもしタップ以外にディープを負かせる可能性があるとしたらそれはヘヴンリーロマンスだろう。天皇賞は確かに評価しづらい。しかし明らかに不向きと見られた実力勝負のよどみない展開のJCでそれなりの位置につけ格好をつけたのだから、今まではすろーという展開では本領発揮できなかったと見る方が良い。それは去年のゴールデンホイップの淀みない展開のマイル戦でアサクサデンエンを差しきっているのを確認してある程度の確信は取れた。完璧な競馬さえ出来ればディープを負かすのも決して冗談では無いだろう。

 連下にオペラシチー。タイプは違うがこの馬もある程度上の競馬で揉まれた方がいいだろう。ましてちょっと時計が掛かり気味の今の中山なら重い血統のこの馬が流れに乗れば本家シチーを食ってしまうこともあるかもしれない。ひそかにプラベ馬券では三連単頭を考えて買う。

 3着ヒモにゼンノロブロイ。もはやネタと化してしまった去年の年度代表馬と手ザーモ

 



第50回 有馬記念(GI)推奨馬券
大学生氏 3連単 ◎→○→▲△ ◎→▲△→○
八雲氏 馬単◎−○▲ながし
ワルサ氏 馬単◎−○▲△ ○−◎(6点)
マッハ氏 (3連単F:14点)◎−○−▲△×★ ◎−▲△×★−○
だい氏 馬単◎→○▲△ 三連単◎→○▲→○▲△△
k氏 3連単フォーメーション ◎○−◎○▲−▲△ (計10点)
大モナ氏 3連単フォーメーション ◎▲−◎○★−○▲△★(23点)
ガスタ氏 三連単◎○−◎○△−△×
杉本氏 三連単◎○→△→◎○×(8点)
みるこ氏 3連単  ◎→○▲→○▲△× 10点
カタス氏 3連単フォーメーション:◎▲−◎○△−○▲△×(13点)



終わり良ければすべて良し@2005ファイナルS

あー今年もたくさん負けちまった。でも素晴らしい1年だったなぁ。最後ぐらいビシッと当てて笑って来年を迎えようぜ。

ラストの記念レースはアルビレオのもの。岡部引退記念R勝ちがあるように注目レースはいいぞ。得意阪神マイルで白井最強!

2ちゃんのアイドル、ウインクリューガーが2005年を締める。NHKマイルC以来勝ち星は無いが、重賞の豪脚は感動シーンの予告。

マイルOPの安定株ニューベリー。ダート実績からも馬場は得意そうで叩かれた今回は期待できそう。古豪が幕引き役か。

酒で締めるぜタニノマティーニ。復活で締めるぜローマンエンパイア。バイクで締めるぜロードマジェスティ。復活劇はパープルエビスで。
2005年5回阪神8日( 12月 25日) 12R 2005ファイナルステークス サラ系3歳以上1600m芝・右  (混合)(特指) オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ニューベリー ローマンエンパイア ハッピートゥモロー ロードマジェスティ タガノマイバッハ ポジションワン マイネルソロモン ウインクリューガー タニノマティーニ メジロマイヤー アラタマインディ オーゴンサンデー パープルエビス ナイトフライヤー キングザファクト アルビレオ 馬名
牡7 牡6 牡5 牡3 競走除外 牡5 牡5 牡5 牡5 牡6 牡8 牝6 牡8 牡6 牡8 牡5 馬齢
四位洋文 石橋守 渡辺薫彦 池添謙一 太宰啓介 小牧太 藤岡佑介 須貝尚介 幸英明 芹沢純一 熊沢重文 小坂忠士 柴原央明 角田晃一 岩田康誠 騎手
56.0 56.0 55.0 54.0 55.0 56.0 57.0 56.0 56.0 56.0 53.0 56.0 55.0 55.0 55.0 重量
大学生
八雲
ワルサ
マッハ
だい
k
大モナ
杉本
みるこ
カタス


着順 馬番 馬名 単勝 16 610円 枠連 1-8 700円 三連単 16-1-15 30860円
1 16 ニューベリー 複勝 16 190円 馬連 1-16 870円 ワイド 1-16 390円
2 1 アルビレオ 1 150円 馬単 16-1 2190円 15-16 1550円
3 15 ローマンエンパイア 15 530円 三連複 1-15-16 6390円 1-15 1530円


ワルサ氏の見解 だい氏の見解

有馬記念は当たったか外れたか知らんけど素晴らしいレースだろう。そんな充実感に包まれたまま、今年の競馬を締めくくるためにファイナルS是が非でも当てたい。が、さすがJRA、僕に現実の厳しさを噛み締めさせんとばかりに、とんでもないメンバーを組みよった。馬柱をざっと見渡した印象は、難しい馬ばかりで、ほとんど馬が体調に不安を抱えていおり波乱濃厚ぽ。また馬場も芝が剥がれて、昔の福島を彷彿とさせるタフな馬場。この点で騎手の判断も結果のウェイトを占めるだろうし、ハッピートゥモローみたいな切れ味型は完全に殺される。

展開はメジロマイヤー陣営が今回こそは逃げると意気込んでいるので、この馬のタイプを考えれば平均以上のペースが想定される。じゃあ時計どおり並べるぞ、というのがいつものパターンなんだけど、そうするとほとんど調子絶望的な馬、馬場不向きな馬が上位に来てしまうので、適性を脳内補正して並べてみます。

◎メジロマイヤー 各馬イマイチで不安を抱えるメンバーなら、逃げ有利の原則に従って逃げ馬を買うのも良い作戦だ。前回の本命時と繰り返しになるが、昨年連勝の道頓堀S→オーストラリアTは、自ら平均以上のペースを作り出して粘りきると言う理想の競馬を体現した。時計内容も優秀でOP特別はおろか重賞にも手が届く。つーかきさらぎ賞勝ってるけどさ。阪神コースは得意としているし、馬場は分からないけどタフな決着は歓迎のクチ。最大の課題、調子が叩かれてどこまで良化しているかがカギだ。

○タニノマティーニ 正直能力は大した内容では無い。しかし阪神マイルがベスト条件という抜群の適性。先行策から展開利を最大限に生かしきるセンスの良さ。マイルCSは大敗の形も自分の能力分はしっかり走る安定性。やや人気に持ち上げられているので、軸には据えれなかったが、圏内に飛び込む可能性は高そう。

▲ニューベリー 瞬発力勝負からダートまでこなすオールラウンダーで、今の馬場では安牌ともいえる。今年の安定性、阪神マイル適性からは人気でも軸候補なのだが、休養明けのスワンSがどうなのか? 確かに重馬場で乱戦気味、時計もGUレベルに達していないだろう。それにしても大崩れが無かっただけに気になる材料だ。間隔を空けたので立て直していることを期待する。

あとはダートでの走りを評価したローマンエンパイア。今の馬場で阪神マイルを勝ってきた点を評価するロードマジェスティ。距離は長そうだが馬場に適性ありそうな気がするポジションワンまで。今年最後の競馬は逃げの素晴らしさを見届けて幕を閉じよう。

今年も固定はん新聞をごひいきいただいてありがとうございました。独善的な予想、立場をわきまえない発言、へんてこな文章などお見苦しい所が多々あったかと思いますが、お付き合いいただき感謝しています。来年はもう少し固定はん新聞グレードアップしていこうと考えています。詳しい内容は後日発表しますのでしばしのお待ちを。

素人が集まってプライベートの時間を削りつつ運営しているサイトなので、皆さんの期待にどこまで答えられるか分かりませんが、来年もがんばっていきます。これからもよろしくお願いします。それでは良いお年を〜

 有馬記念の日くらい、さぁ最終だ!…みたいなテンションはあまり歓迎できないので、中山最終含め、このレースも買った事はない。まして、現地に電車で見に行ってる時なんて、有馬後でも中山脱出が5時近くになるだろうし、払い戻さないと年越せない…なんて状況じゃない人意外はさっさと有馬と同時に馬券でも買っておいたほうが良い。まぁ、明日はバイクで行くからあまり関係ないけれど。

 ファイナルSの◎は1アルビレオ。WSJSの岩田騎手と最終レースOP馬のこの馬が決めてくれると見る。G1挑戦馬が55キロ出走なら、安心して勝ってくれるだろう。

 ○は8タニノマティーニ。安定した先行馬で、今回は丈の合ったOPレース。このメンバー中では調子が安定しており、素直に信用したい。

 ▲は3ナイトフライヤー。馬自身は勝ちから見放されている感じだが、柴原騎手の16ニューベリーよりこちらを選んだと信じたい。

 △は10マイネルソロモンの小牧騎手を昨日同様信じる。更に勝ちきれないも相手なりに走りそうな△14ハッピートゥモローで。…うわ〜、名前だけで売れそうな馬指名したな…。

 推奨馬券は単勝1、馬連1−8,3,10,14。

k氏の見解 大モナ氏の見解

何故だか分からないが昨日の阪神の時計を見る限りどうも先週ほどの極重馬場ではなくなってきたような気がする。◎は阪神マイルがベストの舞台であるニューベリー。前走は久々の上、道悪も重なって13着に沈んだが放牧前の戦績は実に堅実。ケイアイガード、ダイワメジャーに迫った実力はここに入れば屈指の存在、鞍上も柴原→四位の乗り替わりは明らかに強化。

○アルビレオ。こちらもマイル戦の能力は信頼できる。最内枠というのが少し気になるがWSJSを制してノっている岩田騎手ならいらぬ心配か。

▲にハッピートゥモロー。阪神マイルは滅法走る。追い切りの動きも良かったようで、休み明け一叩きした効果は顕著だ。朱鷺Sではフォーカルポイントを負かしており秘めた実力は侮れないものがある。正に単穴にふさわしく、あんまり覚えていないのだがパドックでは分かりやすく気合を出している時が好走していたと思う。パドックをチェックして気配良好ならこの馬から入るのも面白いかもしれない。

△勢は穴っぽい実力馬マイネルソロモンとメジロマイヤー。マイネルソロモンはよく分からない近走の不振ぶりだが実績から言ってもこのメンバーなら走られても驚けない。メジロマイヤーは逃げるのだろうか?同型が隣のタニノマティーニくらいしか見当たらずそのタニノもメジロが行く気を見せれば無茶には競りかけては来ないだろう。単騎逃げの形に持ち込んでどこまで行けるか、展開的に有利にはなりそうだが。


読者の皆様へ
今年の競馬もいよいよこのレースで終了。今年からの途中参加でしたが、自分の中では凄く楽しんでこちらへ予想を寄せさせて頂きました。ともすれば自己満足的な予想+駄文にお付き合いいただいて本当にありがとうございました。それでは皆さん良いお年を!

 今の力の要る馬場は多分向いているはず・・・がんがれウインガー!!

杉本氏の見解 みるこ氏の見解

なんだこの「足りない馬を勢揃いさせてみました。」みたいなメンバー構成は。
予想が難しいがとりあえず予想してみる。

◎ニューベリー
○ロードマジェスティ
▲アルビレオ

今年もありがとうございました。
来年も宜しく御願い致します。

勝ち馬が出るとは思えない好メンバーになりました。
基本は外差し有利のやや重たい馬場と見る。米子S悪夢の再現も無しとしないが

本命というか軸にはニューベリーが相応しいだろう、休み明けを使われて得意の阪神マイル、安定しているのはこれ一頭だけ。

対抗にウインクリューガーを買うがこの馬の頭はどうだろう、阪神マイルはドン尻一気がまず届かないコースだけに前走みたいな事やられると非常に危険を伴う。

単穴評価をオーゴンサンデーに進呈。前走も3走前も芝のマイルで差の無い競馬、よく差を詰めている。状態は悪く無いようなので輸送さえクリアすればこの相手弱化で大駆けも無しとしない。阪神コースも1-0-1-2なら良し。

3着候補はメジロマイヤー、タニノマティーニの先行勢とロード、ローマンの差し組の両面待ちとしたがどっちかといえば先行勢の方が残りそう。



2005ファイナルステークス推奨馬券
大学生氏 3連単 ◎→(○▲△△)
八雲氏 馬連◎−○▲ながし
ワルサ氏 馬単◎−○▲△★(5点)
マッハ氏 (3連単F:20点)◎−○△−○△×
だい氏 単勝◎ 馬連◎−○▲△△
k氏 馬連 ◎−○▲△ ○−▲ (計5点)
大モナ氏 馬連 ◎−○△×★ ワイドBOX◎○★
杉本氏 馬連BOX◎○▲(3点) 三連単BOX◎○▲(6点)
みるこ氏 3連単 ◎▲→◎○→◎○▲△× (15点)
カタス氏 三連単F ◎▲−◎○△−○▲△×


第7期 予想師ランキング(05/4/23〜9/4)
予想師名 回収率 的中率
大学生馬券師 113.2 11.0
八雲 104.5 28.6
ワルサー 88.4 16.9
マッハラジャー 73.4 3.8
だい 66.1 19.0
k 58.6 10.3
大穴モナー 34.3 3.9
コスモ 32.0 8.9
ガスター基地 15.9 3.3
杉本 5.6 3.8
みるこデムウロ 3.3 1.5
カタストロフィ 0.0 0.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 40.0 8.9
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 45.8 8.5
第8期 予想師ランキング(05/9/10〜12/25)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 1949.4 1.7
コスモ 380.4 25.0
k 200.4 16.7
ガスター基地 132.7 18.8
だい 84.0 32.3
八雲 69.0 19.6
ワルサー 54.8 11.1
マッハラジャー 50.4 4.2
大穴モナー 44.4 15.1
みるこデムウロ 30.3 1.6
大学生馬券師 21.3 5.2
杉本 18.7 8.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 385.9 12.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 253.0 13.3


年末的中者一覧
大穴モナー ラジオたんぱ杯 ワイド1450円
八雲 ファイナルS 馬連870円
k ファイナルS 馬連870円
杉本 ファイナルS 馬連870円


先週的中者一覧
k フェアリーS 馬連6640円
アクアルミナスS 馬連1250円 阪神牝馬特別 単勝450円
杉本 アクアルミナスS 馬単2850円
だい フェアリーS 単勝 1850円


100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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