固定はん新聞

昨年の覇者VS4歳勢力VSスペシャリスト〜白熱先行争い〜@根岸S

昨年はこのレースでは圧勝劇だったメイショウボーラーが中央に帰ってきた。調子今ひとつも我々は覚えているし再現を信じている。
G1は善戦その他ダート全勝サンライズバッカス。出遅れながらぶっこぬいた武蔵野Sの末脚は一級品。距離短縮無問題。
オレは隠さずいつもトップ状態トウショウギア。激化予想される先行争いを激しい気性で引っ張るか。爆走or爆死しびれるねぇ。
タイキエニグマは本格化し今がピーク。東京1400mは先行あり豪脚あり得意舞台。騎手は変わっても結果は変わらないさ。
砂で活路を開いたリミットレスビッド。飛び級3連勝の天才マイティスプリング。1400mなら侮れずTMアクション。
2006年1回東京2日( 1月 29日) 11R 第20回 根岸ステークス(GIII) サラ系4歳以上1400mダート・左 (国際)(指定) オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
テイエムアクション シルヴァーゼット ハタノアドニス ダイワキングコン タイキエニグマ バランスオブゲーム プライドキム マイティスプリング ニホンピロサート リミットレスビッド サンライズバッカス メイショウボーラー ニシノコンサフォス トウショウギア アグネスジェダイ リンガスローレル 馬名
牡5 牡5 牡10 牡4 牡5 牡7 牡4 牡4 牡8 牡7 牡4 牡5 牡6 牡6 牡4 牝7 馬齢
橋本美純 津村明秀 石崎隆之 北村宏司 柴田善臣 木幡初広 柴山雄一 安藤勝己 小林徹弥 内田博幸 佐藤哲三 福永祐一 和田竜二 田中勝春 小牧太 D.バルジュー 騎手
56.0 56.0 58.0 55.0 56.0 58.0 55.0 55.0 57.0 57.0 56.0 59.0 56.0 56.0 57.0 54.0 重量
カタス
コスモ
k
だい
八雲
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
大学生
杉本


着順 馬番 馬名 単勝 7 1,100円 枠連 4-6 2,280円 三連単 7-12-3 58,400円
1 7 リミットレスビッド 複勝 7 360円 馬連 7-12 3,450円 ワイド 7-12 1,120円
2 12 タイキエニグマ 12 230円 馬単 7-12 8,130円 3-7 1,490円
3 3 トウショウギア 3 280円 三連複 3-7-12 7,990円 3-12 800円


だい氏の見解 八雲氏の見解
 連日の先生のメイン好騎乗で関東は散々な感じ。根岸Sも有力と思われる12タイキエニグマに騎乗で、少なくとも1番人気にはならない辺りで伸び伸び乗られてしまう気がする。…早い所、元通りに戻って欲しい。それにしてもフジサイレンスで馬連万馬券は痛恨だ…。

 ◎は3トウショウギア。G3の武蔵野Sで潰れ、OPの霜月Sは完勝。武蔵野Sは距離を問われたのか格を問われたのかが、ここではっきりするだろう。今回はどの馬に対しても騎手が目まぐるしく替わり、田中勝騎手は7リミットレスビッドや9マイティスプリングに乗っていた経過があるが、それらの馬よりこの馬を選んだと信じて…。

 ○は9マイティスプリング。前走のメンバーに不満がある意外はこれといって不安は無い。アンカツも東京は苦手というわけではないし、ダート重賞なら何よりの安定感がある。関東馬でどれだけ手の内に入れているかがポイントになりそう。

 ▲は6サンライズバッカス。武蔵野S・JCDと善戦し、4歳ではカネヒキリと双璧をなすと言ってもいいし、すでにダート界ではトップクラス。馬の方はJCDなどの中距離よりマイル周辺の方がベストか!?ただ、変な話かもしれないが、佐藤哲騎手に1400は短い。レース間隔が開いた以上に、勝ち切れなければこの辺の方が大きいかもしれない。

 △は7リミットレスビッド。ダートになって実力を見せた感があり、状態的にここもチャンスか。とりあえず田中勝騎手の選び損にはならない位の実力発揮(ギアの2着位)で。

 推奨馬券は、単勝3、馬連3-9、馬単3→9,6,7。

 5メイショウボーラーは好きな馬だけど、衰えてしまった感がある。芝→ダートの転身も適正ではなくスピードの通じる方…という見方だったし、前走も悪い意味で2着は2着。どんな暴ペースのレースでも勝っていた馬が計れてしまったのは痛い。2歳から頑張ってきた事を考えると無難に引退を…と思ってしまう。
これは超混戦模様。
悩みに悩んで、タイキエニグマ、トウショウギア、ニシノコンサフォス、マイティスプリング、メイショウボーラーくらいまでには絞ったが・・
その中でもタイキエニグマには一目置いている。
近走の充実ぶりからも重賞初挑戦の時とは、ひと味違う。
速い展開にも十分に対応できるし、本命うってもイイと思った。
相手候補に絞ったのは3頭。
まずニシノコンサフォス。正攻法でジョイフルハートを破った前走は評価できる。
前走のような番手での競馬を期待したい。
続いてトウショウギアだが、脆いところがある。
がしかし、このレースへもっとも意欲を燃やしているのはこの馬かなと思う。
ボーラーがいくのかいかないのかよくわかりませんが、いくなら付き合わない方がいい。
もう1頭マイティスプリングを加える。
59`、近走一息のボーラーより昇り調子のこの馬のほうを上にとったがいかに


ワルサ氏の見解 大モナ氏の見解
先週のダート重賞平安Sは好メンバーで、予想しててもレースを観てても面白かった。ダートは下級条件から上がってくる馬は、スポポポポ〜ンとジャンプアップしてくるので底を見せないし、好調期に一度入れば能力どおり決まる競馬しか無いので、当たり前のように連勝モードに突入する。この根岸Sも先週同様に好メンバーが集まった。そして平安Sには無かった楽しみが増えたのもいい。激化が予想される先行争いのことだ。

この根岸SはフェブラリーSの前哨戦に位置づけられるが、JCDの前哨戦となる武蔵野Sでは、積極的にトウショウギアがペースを作り1000m通過57.5という、スーパーペースを刻んだ。そのため直線ではめまぐるしく順位が入れ替わり白熱したレースとなったのだ。今回は武蔵野Sから1ハロン距離短縮される1400mなので、これ以上のペースが望めるかもしれない。

武蔵野Sの立役者、暴走王トウショウギアを筆頭に、昨年伝説を打ち立てたメイショウボーラー。ダートで新味を見せ強豪相手にも互角の戦いをしたシルヴァーゼット。短距離で復調を見せたニシノコンサフォス。ハナにはこだわらない、アグネスジェダイ、マイティスプリングもいる。ここまで有力先行タイプが結集するのも珍しいが、それに加え大半の馬が内枠に入ったのが面白い。先行したいなぐらいの気持ちでは中段待機を余儀なくされ、内枠ではほぼ凡走が確定する。厳しいと分かっていても、行かなければならない状況が、またゾクゾクさせる。この先行争いを制し、誰がハナを奪い、そしてどんなラップを刻むのか是非とも期待してください。

さて予想のほうですが、能力順に並べると
Mボーラー>>ピロサート≧Sバッカス>トウショウギア>TMアクション=Tエニグマ>Nコンサフォス>リミット=白銀Z>>>Mスプリング

やはりメイショウボーラーが、昨年同じ条件でぶっちぎり異常時計を叩き出したのが、一枚も二枚もレベルが違う。見た目のタイムでは他馬と変わらない、または劣っているが、ただでさえ東京の砂は時計が掛かるのに、昨年の開幕週はそれに輪をかけて重かった。単純に1秒余分に掛かっていると思えばいいだろう。今回のポイントは、昨年に比べ勢いがまったく違うのと、逃げるのかが疑問な点。タイムアタックの観点からは、一番時計を持っている以上逃げて当たり前なのだが、あまり積極的になれない状況ではある。別に逃げなきゃダメというタイプじゃないけど、逃げなければ昨年のパフォーマンスはありえない。能力は突出しているが、体調面と積極性を欠きそうな今回はやや評価を落としても致し方ない。▲までとする。ただ体調が戻りきっていると読んでいたり、59kgが嫌われて人気を落としているようならガンガン買いを入れるべきだ。

2番目に強いニホンピロサートは交流こそ勝利を収め、メイショウボーラーを下していたりするが、中央の霜月S、プロキオンSあたりを見る限りではやはり年齢による衰えらしきものが確認できる。ただそれに比例をして人気も落ちているので、抑えておくには十分な馬。★

3番目に強い◎サンライズバッカスを軸向きという観点から本命にした。G1らしいレベルとなったJCDでは差の無い5着。武蔵野Sでは出遅れながらもペースに乗じて、強烈な末脚で勝利するなど、古馬相手にも互角異常の競馬をした。どう考えてもHペース必至の今回は展開はベストだし、競馬はしやすそう。経験があるとはいえ忙しそうな1400mはマイナス要素になる可能性はあるが、課題は唯一これだけだろう。先行勢には騎手が予想されるペースにびびって先行しないという、致命的判断ミスの可能性が付きまとうので、下位とは決定的能力差がある訳ではないが、軸としては適任だろう。

4番目△トウショウギア。泣く泣くこの評価だが、自身の上昇能力・敵の体調うんぬんでは勝ってもまったく不思議ではない。暴走ラップで潰れたとしたら、それはご愛嬌なので許してあげる。むしろ怖いのは霜月Sで嫌な感じの折り合いがついてしまったこと。公務員を背に走ったらいつもの暴虐武人ぶりはどこへやら、常識的な逃げで勝ってしまった。今回はカツハルに変わるが、新潟では好位からの競馬をし、行った武蔵野Sでは大敗と、なんとなく抑えて競馬しそうな予感がする。ボラ同様に好位でもレースはできるが、パフォーマンスは間違いなく落ちる。そこだけ心配だ。ぶっとばせば押しきれる!△評価だけどがんばれ。

5番目△テイエムアクション。ガーネットSは敗北を喫するが、叩き台と割り切れれば当然買うべき。欅S→プロキオンSと1400mで好時計を連発している実績はから、復調すれば勝ち負けに加わってこれる。

5番目タイの○タイキエニグマを上位に取った。連勝中で状態は申し分なく、不向きと当初判断していた、東京1400mは先行抜け出しでもよし、追い込んでもよしと自在性を見せてくれた。この馬にはスタートミスがいつもつきまとうが、位置取り悪くなってもこの展開ならさほど不利にはならないだろう。中山1800mほど、東京1400mのパフォーマンスがよく無い点が気になるが、よい意味で安全な馬だ。

そして7番手の△ニシノコンサフォスを順当に抑える。

ガーネットS組は馬場の割にそこまで時計が出ず、相手関係・人気を考えれば消しが妥当と判断した。サンバカ軸だとここまで手を伸ばしてはダメだよね。マイティスプリングは3連勝してきたが、勝つごとに着差が詰まっているように500万の時からパフォーマンス上昇が認められない。連勝している以上、隠してある能力があるかもしれないが、ここまで相手が強くなると、好走圏突入には0.8秒は詰めないといけない計算ではやはり消してしまえ。ここでバラゲに走られたら萎えます。
 トウショウギアとメイショウボーラーの出方次第で超ハイペースもありえるが、たとえ双方が思ったより飛ばさなかったとしても先行馬が他にも多く、速い流れになることは免れない。シルヴァーゼットが恐らくハナを切るのではないかと睨んでいる。

 本命はサンライズバッカス。JCDでは直線外に出すロスがあって1馬身半差の5着。距離が短くなるのはプラスだと思うし、1マイルでカネヒキリを破ったことからも力上位なのは明らかだ。心配なのは休み明けだということと、前走2100を使ったので前半流れに置いていかれる可能性があることだが、追い込み有利の展開になると思うので地力で何とかできると信じる。
 対抗マイティスプリング。前走ギャラクシーSではコーナーで大外を回って力の違いをみせつけて完勝。ハイペースを付いていっての結果なので時計的には大したことは無いが価値はあると思う。脚質的にも逃げ先行馬を見据えて走れるので安勝の仕掛けひとつで好走は可能と見た。
 3番手タイキエニグマ。こちらも脚質に幅がある。2走前のブラジルCで大外から強烈な末脚を使った。3連勝中だが倒した相手も十分威張れるし、今まで重賞では歯が立っていなかったが本格化した今回はこの相手でも馬券対象になる。
 
 メイショウボーラーとトウショウギアは切る。ボーラーは斤量が心配なのと宮杯以降力が落ちているようにみえるので。展開的にも楽は出来ないだろう。ギアは逃げ云々よりも自分のリズムで走れるかどうかが重要なようだ。武蔵野Sのイメージが悪く、ムラ掛けする面もありそうなので今回は悪い面が出ることを祈って無印とした。

 印は付けなかったがニホンピロサートとテイエムアクションも余裕があれば押さえても面白そうな馬だ。大穴にはリンガスローレル。スプリントのほうがいいが、東京コースで追い込み有利の流れに最内枠。ロス無く競馬が出来れば3着はある・・バルジューにも期待★
 
大学生氏の見解 杉本氏の見解
 まず、差しが十分利く馬場だということは強調したい。前行くことでいい着順とって来た馬は評価落とすべき。差し馬中心に買おうということで。
まあ、サンライズバッカスが1番強いと思うけど、帰厩して一月足らずで賞金十分足りてる馬がそこまでちゃんと仕上げてるのかな?というのはあるよね。どうせ人気だし、押さえくらいの評価で。
 本命は上がり馬マイティスプリング。前走の勝ち方は本物だと確信できるもの。下克上が起きまくってる路線だし、実績足らずの馬を買うのに抵抗は感じない。
 相手はようやく軌道に乗ってきたタイキエニグマ、内田博、上記のサンライズバッカスでいいんじゃない。
 メイショウボーラーは消しやすい馬だし押さえてもいいかと思ったが、去年と比べて余りに馬の状態も、府中のダートの状態も違うので消しで。2歳の夏からずっと強かったしもうそろそろ終わりかなという気もする。
このメンツでこの斤量ならサクッと勝ってもらいましょう◎トウショウギア。武蔵野Sの時とは違い体調は万全。中山を全休して満を持して府中に乗り込んできた。目標はフェブラリーではなくここと言い切る陣営も今回の挑戦は自信満々。現役屈指のスピード馬が見せる逃走劇を非常に期待している。

追い込みという新味を見せた○メイショウボーラー。59kgも前走経験済み。高松宮記念を使ったことでリズムが崩れ終わってしまうかに見えたが見事立て直しに成功し、上昇しつつある。得意の東京Dで前年王者の力を見せる。

現役最強ダート馬のカネヒキリをダートで唯一破った▲サンライズバッカスはまだまだ仕上がり途中。しかし実力は一線級であるから押さえないわけにはいかない。

連勝中の△タイキエニグマ、マイティスプリングを押さえて、更に未完の大器★テイエムアクションを押さえる。


第20回 根岸ステークス(GIII)推奨馬券
カタス氏 3連単フォーメーション:◎▲−◎○△−○▲△×(13点)
コスモ氏 馬連◎−○▲△
k氏 3連単フォーメーション ◎○−◎○▲△−◎○▲△ (12点)
だい氏 単勝◎ 馬連◎−○ 馬単◎→○▲△
八雲氏 ワイド◎−○▲△ながし
ワルサ氏 馬連◎−○▲△★(6点)
マッハ氏 (3連複F:7点)◎−○▲−▲△×★
大モナ氏 ワイド BOX◎○★ 3連単フォーメーション◎−○▲−○▲△★(10点)
みるこ氏 3連単  ◎→○▲△→○▲△×  12点
大学生氏 馬連 ◎−○▲△
杉本氏 馬単◎→○▲△★(5点)


今年からはG1を見据える女の戦い@京都牝馬S

叩かれたディアデラノビアが牝馬限定戦で世代の強さを見せ付ける。スロー展開に乗って自慢の瞬発力炸裂だ。
昨年の優勝馬アズマサンダースが連覇を狙う。2桁着順続きも、マイルCSの内容は悪くない。ベスト条件で。
ダイヤがダートの2GETERなら牝馬限定戦はマイネサマンサにおまかせ。どんな条件でも2着に来るぞ。
兄同様に走り時が読めないレクレドール。時計勝負にシフトしてくるとチャンスがでてくるが、さてさて。
前回不利ありながら見せ場ありチアフルスマイル。59kg重いけどオースミハルカ。もう一度黄金をオーゴンサンデー。
2006年2回京都2日( 1月 29日) 11R 第41回 京都牝馬ステークス(GIII) サラ系4歳以上1600m芝・右外 (国際)牝[指定] オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
アンブロワーズ レンドフェリーチェ レクレドール メイショウオスカル マイネサマンサ アドマイヤメガミ ヤマニンシュクル オースミハルカ アズマサンダース ヴィフォルテ ディアデラノビア スナークスズラン チアフルスマイル マルターズヒート トーセンハピネス オーゴンサンデー 馬名
牝4 牝6 牝5 牝5 牝6 牝4 牝5 牝6 牝5 牝4 牝4 牝7 牝6 牝5 牝4 牝7 馬齢
池添謙一 長谷川浩大 O.ペリエ 松永幹夫 岩田康誠 石橋守 四位洋文 川島信二 秋山真一郎 渡辺薫彦 武豊 岡部誠 藤田伸二 熊沢重文 幸英明 上村洋行 騎手
53.0 53.0 55.0 56.0 55.0 52.0 56.0 59.0 56.0 52.0 54.0 54.0 54.0 54.0 52.0 54.0 重量
カタス
コスモ
k
だい
八雲
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
大学生
杉本

注 2着同着

着順 馬番 馬名 単勝 12 680円 枠連 2-6
6-7
1,730円
690円
三連単 12-4-13
12-13-4
52,700円
62,300円
1 12 マイネサマンサ 複勝 12 220円 馬連 4-12
12-13
1,410円
3,800円
ワイド 4-12 1,110円
2 4 チアフルスマイル 4 310円 馬単 12-4
12-13
3,020円
7,230円
12-13 2,980円
2 13 メイショウオスカル 13 840円 三連複 4-12-13 22,750円 4-13 3,670円


カタス氏の見解 コスモ氏の見解
 んーまさかフジサイレンスとは・・・。レース見れてないから分からんけど・・・まあ3着くらいなら不思議はない馬だが・・・まさか勝つとわ・・・。

 気を取り直して日曜の勝負レースはこのレース。10Rも何気に荒れそうなんで、ダイタクアルビンかブライアンズレターが1着、2着にテイエムテンライ、トウカイワイルド、ダイタクアルビン、3着にテイエムテンライ、トウカイワイルド、エリモファイナル、ブライアンズレターが来たら小躍りして祇園まで言って来る予定なので四位・岩田・熊沢はこけるように。

 話がそれたけどこのメンツでハイペースはまず考えられない。となると、根本的に取捨選択する馬が限定できるので、そこから入る。その前に全馬切り。トーセンハピネス・・・時計足りず、切れも見劣る。マルターズヒート・・・論外。ヴィフォルテ・・・ダートでもスタートの芝の部分で行き脚がついていないので先行すらできずアボーン。メイショウオスカル・・・またとちくるってマイルに出てきた。この手の馬はスローで先行しても切れが無いし差し馬との距離が4角で必要なタイプだが、今回はスローだし馬群は比較的固まるだろうから洋梨。早く1周コースの1800mに出ろと。レンドフェリーチェ・・・絶好の条件が何度もあったが好走できず。逃げ馬ではないのでこれもオスカル同様切れに屈するかと。アンブロワーズ・・・前走は度外視しても良いし、2走目の上積みを見込んでも適正面能力面とも厳しい。

 で、本題。恐らく超スローからスローよりミドルでの競馬になることが予想される。となれば人気馬で買える馬は2パターン。キレがある逃げ先行馬(2の脚タイプ)かキレと最低限の持続力がある差し馬に限られる。追い込み馬は恐らく届かない。

 その中でまず切れる馬から。あっさり切れる有力馬はレクレドール。洋禿がまた先行させてしまうかも知れんけど、現状で先行できる脚は持っていない。超スローだとしたら府中牝馬Sのようにキレ負けする母父ディクタスの血が出てしまうし、この距離だとある程度のペースで引っ張られたら追走力がないので前との差が広がって差し切ることができなくなる。どっちに転んでも信用できない馬だし前走は得意の阪神でかつ時計が掛かって追走が楽な上にアドマイヤが早めに仕掛けた流れに巧く乗った。今回は馬場が軽くなって前も止まりにくくなる。普通に考えれば鴨。

 次に人気馬ではないがアドマイヤメガミ。まあ展開云々と言える馬ではないかもしれないが、スローなら追走できるがキレで負け、ある程度のペースなら以下略な馬。マイルじゃ短いよ。

 もう一頭もヤマニンシュクル。この3頭は距離適正は違うがタイプ的には似ている馬。ヤマニンシュクルはスロー向きではないし安定感はあるが1600のスローでは決め手で不利だと見る。もっとも上の2頭よりも可能性が高いのは高いんだが。この馬はミドルラップでこそだと思うのでヴィクトリアマイルの本命候補の一頭ということにしておきます。

 本命はマイネサマンサ。府中牝馬を見てもやはりスローで確実に前に行ってすぐ加速して粘りこむと言う形を取れるこの馬が一番信頼できる。早い時計にも対応できるし、地力もここでは上位。有力馬はほとんど差し馬ということを考えても一番本命にしやすい馬であると言える。

 対抗にアズマサンダース。京都金杯で服部君に0.1差。マイルCSでの惨敗はデュランダル型追走で脚一杯敗戦なので気にしない。もともとスロー見込みだし少なくとも去年の京都金杯のペースより大幅に早くなることは考えづらいのでメンツを考えても相手筆頭にした。

 単穴にチアフルスマイル。前走は恐らくあのあと伸二に頃されかけたんであろう信二騎乗のエイシンなんちゃらに激しく妨害された7着。切れ味は他馬に見劣るかもしれないが総合力は上位だし何よりミドルラップでの実績がそこそこあってキレ勝負でもそこそこ良い競馬をしているのだから位置取り次第で頭もあると見た。

 連下にオーゴンサンデー。前走は全く考えた無かったわけじゃないのであれくらいはやれて当然。ただ重い馬場よりは軽い馬場向きだと思うしハイペースよりはスローペース向きで、全馬直線で横に広がるし、かつ内ラチぞいが空いて内でも加速しながら直線に出せる京都外は本来向いてるはず。力関係はここなら5,6番手に入ると思うので展開次第で再度突っ込んでくるかと。

 3着ヒモにはスナークスズラン。持ち時計では勝負になるし、比較的前にいければ案外やるんじゃないかな。ただどう転んでもスローで勝ち負けという条件ではきついと思うし追走力の無さを補えて3着までと見たが・・・。
 8ヶ月半ぶりの府中牝馬S、GIのマイルCSでは2ケタ着順に終わったアズマサンダースだが、昨年の覇者。同じ舞台である京都金杯でも3着と好走歴があり、上積みを見込めば見劣りしないどころか主役になれると思う。秋山への乗り代わりがキニナルといえばキニナルが。
 ディアデラノビアも久々を叩かれてのここ。前走は掲示板を外したが、久々であったこと、古馬・牡馬との対戦を考慮すれば牝馬同士のここなら上位争いは必至だろう。
 一発ならメイショウオスカル、復調気配漂うヤマニンシュクルまで。
k氏の見解 だい氏の見解
◎はアズマサンダース。昨年このレースを強烈な末脚で差し切ってから長い休養に入っていたが、復帰してからは12、14着と今一つ。しかし、両レースとも距離の不適だった府中の1800MとGTマイルCSだった事を鑑みれば着順ほど負けてはいない。叩き三走目、陣営ももとからここに照準を合わせていたようだ。人気もディラデラノビアやヤマニンシュクルあたりに譲りそうだが桜花賞2着、京都マイルでヘウンリーロマンスを破っている実力はこの中では最右翼の存在。59kの酷量を背負ったオースミハルカがどんなペースで逃げるかちょっと想像がつかないがお決まりの緩ペースになれば切れ味では他馬には劣らない、直線突き抜ける。

○は近走充実してきたレクレドール。これまではいつ好走するのか兄に似て今ひとつ掴み辛い馬だったがクイーンSを制したあたりから本格化してきたのか負けてもそれなりに力は見せるようになった、バッタリ止まったエリザベス女王杯の敗因はペースと距離なのだろう、ローズSを制してはいるが根本的にはマイラーなのかもしれない。この馬も澱みない流れよりもやや緩いペースのほうがキャラが生きる馬だと思うが切れ味では◎、▲に劣ると思われるのでそこはもう鞍上に期待するしかない、京都マイルならおかしな競馬はしないと思うが・・・

▲ディラデラノビア。時計の裏づけがないので正直強いかどうか判断しかねているが今まで見せている末の切れ味を考えるとこのメンバーなら人気でもノーマークにすることはできない。武豊が乗っているおかげで余計な人気が上乗せされているが、「この馬、ユタカ乗っててこの人気ってどうなの?」という馬券のボーダーライン上にいる馬を持ってくるのがまた、武豊なのだ、うーむ。

△勢で注目はチアフルスマイル。金杯は直線前の詰まる不利があったよう(レース映像見てもチラっとしか確認できなかったが)で、それで勝ち馬から0.5差ならここでも圏内だ、クイーンSでもレクレドールを上回る末脚で0.1差に迫っているだけにハマれば直線一気に浮上するシーンも。
アンブロワーズはなんだか調教時計がすごいので。
 前日書いた通り、京都金杯時からの予想通り◎6ディアデラノビアが出走してきた。前走は長期の休み明け通りの出来、内容だった様に思う。叩いての今回は牝馬相手という事で大幅に上昇を期待出来そう。ただ、関西メインでの1番人気での連敗っぷり(アンドロメダSのマルカキセキ以来勝ってない)は尋常ではない。ここも1番人気に押し出されるなら注意が必要か。

 ○は14レクレドール。阪神牝馬S組は意外に少頭数で、好走馬は一段落ちるメンバーを回避させるランクにあったとみていい。その前走は、意外に後ろからの競馬が新たに良い面だっった様に思う。その競馬なら京都に変わる今回は更に期待出来そうか。

 ▲は12マイネサマンサ。前走は○と同じで、結果は2着と上回った。勝ち切れない感じから、良くも悪くも魅力が無いといった感じ。抑えておきたくはなる。

 推奨馬券は単勝6、馬連6−(14,12)、馬単6−14裏表で。

 10ヤマニンシュクルも気になったが、ローテの怪しさから距離不足…というか陣営の適正距離の把握が失敗でローテ失敗な気もする。
マッハ氏の見解 みるこ氏の見解
 見えてないレースの見解ってのはなかなか難しい。
 個人的に牝馬S戦線においてはメイショウオスカルとアズマサンダースを上位と見てきたのだが、両馬とも昨年後半はピリッとしない戦いが続いており判断に苦しむところ。
 本来ならこの2頭から軸を考えていきたいのだが、年が経てば当然勢力図も変わってくるものだしこのレースに関しては連下に抑えることにして別に軸を探していく。

 各地牝馬Sでもマイル戦なのは阪神と京都の2レース、短距離志向の馬が台頭するケースも多く(マイネアイルやらビハインドマスクやら)広い意味でのマイル適性を重要視したい。

 で、本命はレクレドール。
 一見上記のマイル適性重視の方針に矛盾しているようにも見えるが案外そうでもない、ローズS勝ち馬という肩書きに惑わされがちだがローズS以降馬券になったのは1800m戦の時ばかり、前走の阪神牝馬Sで本命を打ったがキッチリ3着には入ってきたので本格的に「こいつマイラーなんじゃねぇの?」と思うに至った(ハッピーパスタイプか?)。
 前走に引き続いてのペリエ騎乗、1800m戦で馬券になった時はいずれも直線平坦コースということで京都替りもプラス材料と考えたい、マイネサマンサより上に印にする理由には欠けるが前走で本命にした手前ここももうひと押しだ。

 対抗には前述のマイネサマンサ、阪神牝馬Sではレクレドールに先着しており今回もマイル戦、こっちはどちらかというと阪神向きのイメージもあるが京都だから割引ということもなく順当にこの印だ。
 単穴にはディアデラノビア、京都金杯ではそこそこまともに走っており牝馬戦線なら十分に勝ち負けになりそうな気配、豊人気はいただけないがもうボチボチ来そうと思わせて期待をひっぱりながら裏切り続けているチアフルスマイルよりはこっちを(というか藤田がそういうキャラな気もする、見限った頃にドカンとやられる気もするが)。

 最後に紐にアンブロワーズとヤマニンシュクルを、アンブロワーズは他に穴っぽいのもいないという消極的な理由、ヤマニンシュクルは単穴も考えていたが最近の四位があまりにもイマイチなので。
木津川特別でエルコンとキングヘイローが33秒2で競馬しちゃったからもう何がなんだかわかりません。

本命はチアフルスマイル。まぁ以前から決めてたんでね、「不利が無ければ」っつうコメント何回出してるかしらんがそろそろちゃんと走ってください。

対抗はマイネサマンサにした。先行できて終いしっかり、安定株じゃないかな。京都も合うし好走凡走の繰り返しのリズムが気になるが気にしだした頃にそういう物は途切れたりするから。

1、2着はこの2頭で固定する。問題は3着。信用ならないレクレドール以外のサンデー産駒に流す。トーセンハピネスは福島戦で61,9通過の11.9-11.5-11.3-11.7で逃げ切り。京都マイル内枠軽量で3着粘りこみがあっても、ディアデラノビアは前走先行して止まったから今回は後方一気の悪寒もする。アズマさんは去年の覇者なんで。ヤマニンでちょっと迷ってます。
杉本氏の見解 &bnsp
牝馬限定戦で52kgはまさに恵量の◎アドマイヤメガミ。51kgで望んだターコイズSは0.6差をつけられ敗北。しかし骨折明けと高田くんの駄騎乗ということで度外視して良かった。ここ2走も準OPとはいえ牡馬の骨っぽい相手に1秒差をつけられたことはない。昨年春はディアデラノビアにも先着した馬なのに今はこれっぽっちも人気がない。実力と人気が逆の意味で伴っていないので高配当が期待できる。

先述した○ディアデラノビアを本線に、▲マイネサマンサ、△オースミハルカ、△レクレドールと流す。
 


第41回 京都牝馬ステークス(GIII)推奨馬券
カタス氏 3連単フォーメーション:◎▲−◎○△−○▲△×(13点)
コスモ氏 馬連◎−○▲△
k氏 馬単 ◎→○▲△ ○▲→◎ (7点)
だい氏 単勝◎ 馬連◎−○▲ 馬単◎−○(裏表)
八雲氏 ワイド◎−○▲ながし
ワルサ氏 馬連◎−○▲△(5点)
マッハ氏 (3連複F:9点)◎−○▲−▲△×★
大モナ氏 3連複 2頭軸◎○−△×
みるこ氏 3連単  ◎○→◎○→△  6点
大学生氏 馬連 ◎−○▲△
杉本氏 三連複◎→○▲△(6点)


第8期 予想師ランキング(05/9/10〜12/25)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 1949.4 1.7
コスモ 380.4 25.0
k 200.4 16.7
ガスター基地 132.7 18.8
だい 84.0 32.3
八雲 69.0 19.6
ワルサー 54.8 11.1
マッハラジャー 50.4 4.2
大穴モナー 44.4 15.1
みるこデムウロ 30.3 1.6
大学生馬券師 21.3 5.2
杉本 18.7 8.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 385.9 12.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 253.0 13.3
第9期 予想師ランキング(06/1/5〜1/29)
予想師名 回収率 的中率
k 369.1 31.3
マッハラジャー 109.7 20.0
大穴モナー 89.7 7.7
八雲 67.6 33.3
コスモ 59.1 6.3
だい 12.5 18.8
ワルサー 8.9 6.3
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 70.5 10.2
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 59.7 10.3



先週的中者一覧
ワルサー 橿原S 馬連1910円
八雲 根岸S ワイド800円



先先週的中者一覧
k AJCC 3連単28100円!!!
サンライズS 馬連2340円
マッハラジャー AJCC 3連複3860円
八雲 AJCC ワイド590円



100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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