固定はん新聞

今年は混迷の3歳牝馬クラシック戦線@クイーンC

鳴り響けコイウタ。距離不安を菜の花Sで一蹴し、再度クラシック候補に名乗り上げる。男馬と互角に戦った東京で重賞制覇だ。
アイスドールは寒い季節にどうですか。阪神JFは位置取りが厳しすぎた印象だ。赤松賞で見せた爆発力は同じ舞台で再現される。
ルビーレジェンドが伝説を打ち立てる。競馬センスは抜群で安定性が魅力的。キャリアを積んだ今回どんなレースを見せるのか。
福原じゃなければ宮里でも無いマルカアイチャン。差脚炸裂すればやはり侮れない存在だ。飯島じゃなければ長瀬でもないからね。
代打吉田?ハネダテンシ。朝日健太郎アサヒライジング。ジリ脚は長い直線でこそワイキューブ。
2006年1回東京7日( 2月 18日) 11R 第41回 デイリー杯クイーンカップ(GIII) サラ系3歳1600m芝・左 (混合)牝(特指) オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ミッキーコマンド ゲッタウェイ プリティタヤス ウエスタンビーナス アイスドール コイウタ アサヒライジング マイネジャーダ ハネダテンシ ルビーレジェンド マルカアイチャン ミルククラウン ワイキューブ クリノスペシャル チャームダンス マチカネタマカズラ 馬名
牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 馬齢
石橋守 江田照男 池添謙一 田中勝春 藤岡佑介 C.ルメール 小林淳一 松岡正海 吉田豊 柴山雄一 福永祐一 内田博幸 四位洋文 上村洋行 石橋脩 藤田伸二 騎手
54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 55.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 重量
カタス
コスモ
k
ガスタ
だい
八雲
ワルサ
マッハ
みるこ
大学生
杉本


着順 馬番 馬名 単勝 11 320円 枠連 5-6 1,010円 三連単 11-10-1 155,340円
1 11 コイウタ 複勝 11 160円 馬連 10-11 2,190円 ワイド 10-11 920円
2 10 アサヒライジング 10 370円 馬単 11-10 3,710円 1-11 2,740円
3 1 マチカネタマカズラ 1 1,190円 三連複 1-10-11 36,170円 1-10 6,650円


クイーンC調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
プリティタヤス
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
2月15日美浦 坂路・良 南W・良 南D・良
ウエスタンビーナス 坂路 単走(助手) 強め 55.3-39.2-26.1-12.9
フラフラしていてフットワークに安定感がない。ちょっと集中力に欠ける感じ。気合をつけられてからはしっかりと走れていたがあまり伸びがなく迫力のない動き。いまいち。
アサヒライジング 坂路 単走(助手) 強め 52.0-37.9-24.5-12.0
やや首が高めなのは気になるのだがキビキビとした動きでまっすぐ駆け上がってくる。好印象。
コイウタ 坂路 単走(助手) 馬也 52.0-38.2-25.5-13.1
力強い動きで見た目のスピード感以上に完歩が大きい。これといって強調するようなところはないが順調。
ミルククラウン 坂路 三頭併中(坂路yo) 馬也併入 53.4-38.2-25.1-12.2
牝馬にしてはかなり雄大で幅のある馬体。気合の乗りが良く見た目と同様に動きもパワフル。オッと思わせる動き。芝もこなせるかどうかはこの動きだけではちょっと判断しにくいが全くダメということはなさそう。
ルビーレジェンド 坂路 併せ(柴山) 馬也併入 13.6-12.8-11.5-×
馬体が細く写るが、力強さと軽快さを併せ持っていて目立つ動きを見せた。まだ首の使い方が下手で落ち着きのない走りで完成度は低いが、素質・前走からの一叩きされての効果はある。ただ馬体はギリギリなので当日パドックで注意が必要。
ハネダテンシ 南W 三頭併外(助手) 強め併入 65.2-50.2-37.4-12.9
見栄えのする馬体でフットワークも大きく素質の高さを感じさせるが、収縮が甘くメリハリに欠ける動きなのでキレ負けしそう。
マイネジャーダ 南D 単走(助手) 一杯 64.9-51.0-38.8-13.7
悪くないが、あくまで悪くないという程度。首が使えてないところや前足の出が硬いところは変わらず。平行線。
2月15日栗東 坂路・良 CW・良 DW・良 B・良 芝・良
プリティタヤス 坂路 単走(池添) 強め 52.4-38.0-24.6-12.4
淡々と静かに坂路を駆け上がってくる。追われるとスッと加速する。まったく文句をつけるところがない、地味だが非常に良い印象を受ける調教。時計も14.4-13.4-12.2-12.4と1秒ずつ加速して最後もタレない理想的な時計。
ミッキーコマンド 坂路 単走(助手) 一杯 51.4-38.0-25.4-12.9
動きに勢いはあるがバタバタしていてあまり良い印象は受けない。フットワークに余裕がなくストライドを伸びないのがそう見せてしまうのか。体調はまずまず悪くなさそうだが、距離が持つかは微妙。
クリノスペシャル 坂路 併せ(上村) 一杯先着 52.2-38.5-25.7-12.9
ちょっとフットワークに伸びがなく追われてからはこの馬なりに伸びてはいるが平凡。
ワイキューブ CW 単走(助手) 強め 81.4-65.1-51.3-38.5-12.8
フワフワしていて走りに集中できていない。フットワークはしっかりとしていて体の使い方も上手い。初の東京競馬場で競馬に集中できるか。
アイスドール 併外(藤岡) 強め併入 77.-62.1-48.7-35.8-11.4
ちょっとフットワークが突っ張っているようなところがあり伸びがイマイチだが、反応はよく馬体も充実しておりまずまずといったところ。
マルカアイチャン CW 単走(福永) 一杯 82.9-67.1-52.7-38.9-12.2
手先に柔らかさがないちょっと硬い動きだがしっかり体全体を使えていて良い動き。首の使い方が徐々に良くなってきていてジワジワとだが上昇して来ている。


だい氏の見解 八雲氏の見解
 様相としては、関東で行われた菜の花S上位組が人気となりそうだけど、関東馬中心のレースを高評価してしまっていいのだろうか…という疑問は残る。

 ◎は12アイスドール。阪神JF組に関してもイマイチ評価は難しいが、この馬の末脚だけは堅実。藤岡騎手は重賞を勝ってから1年は経ってしまったが悪い印象は無く、あと一歩をトライアル手前というところで勝てるかどうかに期待したい。

 ○は6マルカアイチャン。この馬が勝ったら、例年通りこぢんまりと収まったレースになりそうだけど、桜花賞の上位に乗る程のメンバーが揃ったとも言い切れない。福永騎手の手腕に委ねる割合が多いだろうけど、完璧では無いながら斬れる脚に期待したい。

 ▲は11コイウタ。乗り替わりに疑問は残るが、ルメール騎手ならそこそこ。使い詰めで、本番には合わないだろうがここでは順調といえるし抑えたい。

 △は4アイキューブ。京都記念のシルクフェイマスもシックスセンスも失った四位騎手の善戦っぷりに期待。

 更に△に距離短縮の8ハネダテンシを狙う。

 推奨馬券は単勝12、馬連12−6,11,4,8。
本命には伏兵、プリティタヤスを抜擢したい。
府中コースは初だが、前走の未勝利戦で見せた瞬発力はなかなか。
休み明けだが、ここ目標に仕上げられてきた。
どれだけ人気になるかだが、10倍以上なら嬉しい。

相手候補は4頭。
まずアイスドール。
同コースの赤松賞を快勝、適正は見せているし、末は確実に伸ばしてくるタイプか。
勝ち方如何ではクラシックの主役候補。

続いては、ハネダテンシ。前走は牡馬に混じりながらも7着、
終いの脚色はなかなかだった。府中替わりの距離短縮はプラス。

コイウタは、前走の内容が素晴らしい、府中での実績もあり、
鞍上はテン乗りとなるが、中団あたりから堅実に伸びてくるでしょう。

前走そのコイウタに屈したルビーレジェンドは、
終いの斬れに欠けるタイプに見える、勝ちきれなくとも安定した戦績の馬になりそう。
ワルサ氏の見解 大学生氏の見解
昨年は豪華だった牝馬クラシックも、今年はどうも低調な印象を拭い去れない。阪神JFは謎馬場で争われ上位陣があっさり崩れ去る内容で、時計面でも馬場を考慮したって500万と未勝利の間ぐらいのレベルだった。主役不在の大混戦なのだから、低調と言われるこのクイーンCからも有力馬が出てもおかしくない。まあ100万馬券のほうが出そうな気がしますがね。

予想をするときって、まずはじめに100%いらないだろう馬を消す作業をする人が多いと思う。その方が馬券圏内の馬を比較しやすいし、情報吸収がしやすいからだ。僕もその方法を採用している。そんな感じでいつものように「ハイ時計ゼロ」「はいラキ勝利」という具合で消していったら5頭しか残らんかった。16頭立てなのに・・・

6  マルカアイチャン
7  ルビーレジェンド
8  ハネダテンシ
11 コイウタ
12 アイスドール

検討作業に入る前に絞れてしまった。なんという簡単なレースだろう。ただこの5頭ダチョウの「どうぞどうぞ」というのと同じ押し出され方なので、信頼しきれるかといったら全然そんなことは無い。飛ぶ時はあっさり飛んで、ガチンコ級の「このあとクイーンCに大波乱が巻き起こる」つう結果まで覚悟すべきだろう。予想は簡単だが、それに対しての自信がもてない典型的なレースである。

5頭から軸を決めねばならないが◎ハネダテンシを推す。単純にたたき出した時計がNO1だからだ。前回の葉牡丹賞は1分台突入のレベルの高い決着だった。確かに後続は流れ込んだ形の競馬で、額面どおりの評価を与えるのはどうかと思う。しかしこの馬に限れば適性不明な2000mの距離延長で相手は男馬と、このクイーンCでは威張れるレベルまで達しているはず。瞬発力を争いそうな展開が予想される中で、切れを見せていないのはウィークポイントだが、前回を換算すると上がり34秒前半ぐらいは使えておかしくない。人気もそこまで無さそうだしこの中では1番妙味がある。予想の範囲では無いので最後にしたが、吉田は後藤からの乗り代わりで本当に競馬してくれるのか? 長期離脱ならそのまま騎手固定というのはありうるが、ただの騎乗停止では賞金加算してもクラシックでは後藤に戻るはず。この吉田はサイレントハンターのいざこざでオーナーと確執がある中、そのオーナーの持ち馬ゴーステディを使って後藤に絡みにいった男だ。どうも嫌な予感がするが・・・

○マルカアイチャン 評価点が7着のファンタジーSというのはどうかと思うが、確かに2番目に強いと出ているね。展開待ちな面はあるが東京コースはタイプ的には合うだろうし、左回りを中京で勝ちきっている点も見過ごせない。

▲コイウタ 京王杯が評価t・・・じゃないよ。これはうんこなのでどうでもいい。菜の花Sでようやく及第点の時計をたたき出してくれた。能力的な点は見劣るが、展開不問・馬場不問・条件不問という3拍子揃った安定タイプで自分の能力分は走ってくれそう。その能力分走って圏内に入れるかは他馬次第。

△ルビーレジェンド キャリア的にのりしろは残していそうな馬である。単純に上げてくれば勝ち負けに加われるので。

アイスドールは瞬発力では見るべき点はあるものの、時計はまったく残していない。1番人気が必至な情勢では消すのが妥当だろう。個人的には吉田がヤオらないか見張っています。
 力関係はそんなに差は無いと思っているので適性重視で。
 府中マイルを速く走る(好走する)方法ははスタートしてそこそこのポジションとって、3,4コーナーで軽く息入れて、直線でエンジン全快にする。つまりテンのダッシュ力、折り合える気性、トップスピードの高さがあれば府中マイルは向いてる。世間で言われるように府中マイルは中距離実績があると強いってのは、決してスタミナがあるといいってわけじゃなく、この3つの能力が2000くらいの距離で求められることが多いということ。
 それを持ってるのがアイスドール。赤松賞のレースは完璧だった。あれと同じことやればまず勝ち負け。
 対抗にルビーレジェンド。この馬も府中マイル合いそう。前走は厳しいペースを勝ちに行って差されただけでコイウタよりこっちのが強い。
 あとは適性0のアサヒライジングを消しただけで、普通に実績ある馬に印を回した。


第41回 デイリー杯クイーンカップ(GIII)推奨馬券
カタス氏 3連単F ◎.▲→◎.○.△→○.▲.△.× 計 13点
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
k氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 5点
ガスタ氏 3連複F ◎.○.▲−◎.○.▲−◎.○.▲.△.× 計 13点
だい氏 単勝 ◎ 馬連F ◎−○.▲.△ 計 5点
八雲氏 ワイドF ◎−○.▲.△ 計 4点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
マッハ氏 3連単F ◎→○.▲.△→○.▲.△.× 3連単F ○.▲→◎→○.▲.△.× 計 20点
みるこ氏 3連単F ◎→○→△.× 計 5点
大学生氏 馬単F ◎→○.▲.△ 馬単 ○→◎ 計 4点
杉本氏 馬単F ◎→○.△ 馬単 ○→◎ 3連単F ◎.○→◎.○→△ 計 8点



最強の1勝馬は武豊を背にどんな競馬を見せるのか@京都記念

武豊がシックスセンスを勝利に導く。切れもある、長く使える脚もある、なのに勝てない4歳世代最強1勝馬。
能力は海外で証明し、負けられない立場にある。シルバーコレクター勝利請負人はステイゴールドの感動を再現する。
ヨシトミ大先生がシルクフェイマスのために関西へやってきた。前回は逃げが功を奏したが、先生いかがなさいます?
有馬記念では何もできず終わったデルタブルース。久々のホーム関西で巻き返しを誓う。
一撃はここでもヴィータローザ。スローならサクラセンチュリー。叩かれて変わり身期待トウショウナイト。
2006年2回京都7日( 2月 18日) 11R 第99回 京都記念(GII) サラ系4歳以上2200m芝・右外 (国際)[指定] オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
マーブルチーフ ヴィータローザ タガノマイバッハ ブルートルネード サクラセンチュリー ビッグゴールド シルクフェイマス デルタブルース トウショウナイト シックスセンス 馬名
牡6 牡6 牡7 牡5 牡6 牡8 牡7 牡5 牡5 牡4 馬齢
熊沢重文 安藤勝己 高田潤 長谷川浩大 佐藤哲三 和田竜二 柴田善臣 O.ペリエ 武士沢友治 武豊 騎手
57.0 58.0 57.0 57.0 58.0 58.0 59.0 58.0 57.0 56.0 重量
カタス
コスモ
k
ガスタ
だい
八雲
ワルサ
マッハ
みるこ
大学生
杉本


着順 馬番 馬名 単勝 1 180円 枠連 1-6 510円 三連単 1-6-10 6,370円
1 1 シックスセンス 複勝 1 110円 馬連 1-6 510円 ワイド 1-6 220円
2 6 サクラセンチュリー 6 160円 馬単 1-6 710円 1-10 580円
3 10 マーブルチーフ 10 330円 三連複 1-6-10 2,250円 6-10 920円


京都記念調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
トウショウナイト
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
2月15日美浦 坂路・良 南W・良 南D・良
トウショウナイト 南W 単走(武士沢) 馬也 68.5-53.8-39.5-12.6
非常に安定感のあるフットワークで気持ち良さそうに駆け抜ける。グイグイと引っ張っていくようにして走る気を前面に出していた。追われてからの伸びや反応も文句なし。一叩きされてしっかり変わってきた。上昇度は一番。
2月15日栗東 坂路・良 CW・良 DW・良 B・良 芝・良
ビッグゴールド 坂路 単走(助手) 馬也 54.6-×-×-×
珍しくコース追いではなく坂路での追いきり。最後までガッチリと手綱を引かれてかかり気味に首を下げなから。フットワークは大きく特に減点材料はないが、調教は走る馬でもあるし特別良い評価もできない。
ヴィータローザ 坂路 併せ(安藤) 一杯半馬身先着 51.6-38.4-26.1-13.3
いつも通り一杯に追われても反応悪く淡々と。全体の時計はまずまずでフットワークも硬さがなくしっかりとしている。良い意味のでの平行線といったところ。
デルタブルース 三頭併外(助手) 一杯1馬身遅れ 80.8-63.6-49.2-36.6-11.4
ハットトリック、カネヒキリの外を一馬身追走。一杯に追われて反応も悪くなくしっかり動けてはいるがしっかりと力が伝わっておらず空回りしているような印象を受ける。遅れたこともあるがあまり良く見えない。
サクラセンチュリー DW 単走(佐藤) 一杯 79.3-64.6-51.3-38.5-12.1
終い重点ではなく全体的に早めの調教。さっぱり目立たない動きだが最後までしっかり踏ん張ったのは評価できる。まずまず。
ブルートルネード DW 単走(長谷川) 一杯 81.3-66.4-51.9-37.8-11.8
やや突っ張っているところが見られるが首を引く前に出してしっかり使えていて依然とはまるで別馬。状態よく充実している。
マーブルチーフ CW 単走(助手) 一杯 82.0-66.2-51.6-38.2-12.0
この馬にしては力強い動きで最後までしっかりと伸びた馬体も張りよく調子は良い。
シックスセンス DW 単走(助手) 一杯 86.3-68.0-52.9-38.8-11.7
終い重点でしっかりと追われるとこの馬の良さである回転の速い脚捌きで良い伸びを見せた。追われてからも重心が高いままだったところが、今回はしっかりと沈み込むようなフォームになっていて成長を感じさせる。良い状態。
タガノマイバッハ CW 併外(高田) 一杯先着 81.5-66.1-52.0-39.1-12.6
追われてからはしっかりと伸びたが動きはまだ重くフットワークのバランスも悪い。
シルクフェイマス DW 単走(助手) 一杯 65.6-50.6-38.4-12.5
スピード感がまずまず、重心が安定してきて前走よりは良くなってきているがまだこの馬にしては物足りない。


カタス氏の見解 コスモ氏の見解
 このレースはシックスセンスの取捨だけで事足りる気がするなあ。特に語る気が起きない。が、最近ちょっとさぼり気味なので、てか忙しすぎて死にそう。なので今日は久々にちょい気合入れて書きます。

 今回は全馬切りの前に展開予想。これは意外かも知れないがそこそこ早いペースになるのではないかと予測。ブルートルネードは2400をそこそこのペースで引っ張っている実績があるし、2200になるここならそこそこ逃げやすいはず。まして単騎逃げではなくシルクフェイマスとの兼ね合いという印象で、マーブルチーフが早めに潰すかも、と言う意識の中で先行馬へはそれほど強いマークは行かないだろう。

 その中で消し馬を。デルタブルースは恐らくシックスセンスより前で早めに動く予定だろうが、2200での先行力が疑問で徐々に加速していく競馬がベストなのに、今回は恐らくミドルラップである程度スピードが必要とされるか、ブルーが変に抑えて逃げての超スローで切れ味勝負のどちらかしかないので、買える要素が無いことになる。トウショウナイトも同じ理由で。前年の同レースでは前半が遅く徐々に加速できる2400に近い競馬だったが、今回はそこそこ中距離能力も必要になると思うのでここでは洋梨。ビッグゴールドは近走さえないのでいらない。シルクフェイマスは前走を信用するか否かだが、メンツを見てもここでは一、二枚落ちる相手に展開利でぎりぎり。ここではないだろう。

 本命はブルートルネード。それなりのペースで飛ばしてもある程度抑えてもどちらでも無難な競馬が出来る。特にミドルラップを刻んで終いまで自分の能力を発揮できれば、そういったタイプに強い馬はいないので、普通に勝ち負けだろう。北海道の成績も十分で相手もそこそこ強かった。タイプ的にサクラセンチュリー辺りの天敵になると思われる。自力で捕まえにいけないタイプが多いしシックスセンスは今回そんなに早く動くかどうかもあれなので。

 対抗にマーブルチーフ。スローならサクラセンチュリーに切れで負け、ミドルなら追走で脚を使うタイプでブルーを交わせるとは思えない。だが、展開的に鍵を握る馬であり、こちらも前を逃がすのか、後ろに差されるのかを選べる立場。ミドルなら無理せず下りで徐々に加速、超スローなら3角で仕掛ける。どっちにしても能力を発揮できる展開だと思うのできっちり2着、3着争いには食い込むことだろう。

 単穴にいつもどおり保険のサクラセンチュリー。スローなら切れ味ではシックスセンスより上。なら団子でスローなら決め脚勝負で1着は確定。問題はミドルになったときだが、長く良い脚は望めないし長距離を走ってきてるので追走も以前より更に問題だろうから、3着を外すことも。ただ、それでも自分の競馬に徹すれば3着あるかも。

 連下にシックスセンス。ミドルなら頭もあるかもだが、人気的にそれでは面白くない。それでも2着キャラから2着でも美味しくないだろうから出来れば3着が良い。その場合の組み合わせは、超スローで二の足で粘るブルーを切れで捕えるサクラセンチュリー、粘るブルーを交わせない微妙に切れないシックスセンスが3着って感じだと思う。この3連単は遊びでも良いから100円くらい持ってて損は無い希ガス。スロー見込みもあるしね。

 3ヒモにヴィータローザ。ヤヤオモで能力上積みも追走力切れとも微妙なので来て3着でしょう。
 白富士ステークスを使って上積みが見込める◎トウショウナイト。プラス10の前走は掲示板確保で十分、衰えは無い。昨年は準オープン勝ちからこのレース2着と健闘しており、骨っぽいメンバーが揃った今年も好走を期待する。初重賞が期待されるシックスセンスだが、この馬も同じだ。
 その○シックスセンスは海外帰りということで若干の割引。56キロは好材料で、鞍上に武豊を迎えるが、ここも2着に期待したいところだ。
 有馬では2桁着順に終わったデルタブルースもここなら▲。距離が短いということは無いと思う。
k氏の見解 だい氏の見解
頭数は寂しくなったがメンバーはなかなか揃った印象。しかしながら今の外差し馬場を考えると走覇圏の馬は絞られてきそうだ。

◎は末の破壊力が最も強力なサクラセンチュリー。この馬58kを背負ったらいいところがない。過去重賞で4度58kを背負っているが全て人気を裏切った着順で入線、カンカン泣きするタイプなのか?って書いてたら心配なってきたよ。いやいやとにかく今の京都は末に信頼のある馬を買っておけば間違いない。距離もベストで鞍上もずっと乗りなれた佐藤哲三なら上記の斤量面以外の死角はない。

○はシックスセンス。クラッシック、香港ヴァーズと惜しい競馬が続いているが日本で古馬と当たるのは初めて。そして意外なことに京都の戦績があまり振るわない。まだ現4歳世代の世代レベルがどうなのか把握しかねる部分もあるが、日経新春杯を見る限り、中・長距離は当初言われていたほど弱くない。この馬がここでどんな競馬をするかによってよりディープ世代の実力が浮き彫りになりそう、鞍上は武豊だけに末勝負するのは間違いない。56kも魅力。

▲ヴィータローザ。デルタブルースと迷ったが距離と切れ味勝負になった時の適正という意味でこちらを上位に。いつ走るのか分からないムラのあるタイプだが、末の切れとは裏腹に馬場が荒れて時計がかかった方が浮上しやすい馬キャラだと思う。開催が進んで先行勢不利のいまの馬場なら浮上してきてもおかしくない。距離、舞台ともにベストの条件だけにキツいマークが必要、アタマもありえるかも。

△勢は残りの馬から実力上位馬を。先行勢が不利とは書いたがブルートルネードの近走の充実振りは侮れないものがある。鞍上変わりは割引だがこの距離だけに流れが落ち着くと前残りシーンも一考。対してデルタブルースはスローより一貫した流れの方に浮上の目が。シルクフェイマスは実績を評価してもAJCCより大幅にメンバー強化、59kではこの印を回すのがやっとといったところ。
 ディープインパクトやハーツクライといった大将格に挑むべき好メンバーが揃ったが、それを打ち破る京都競馬…といった感じで、期待し過ぎるとガッカリしそうだからハードルは低めに設定してみる事とする。

 ◎は6サクラセンチュリー。僕でもわかる直線内側の伸びない馬場で、前行く馬から狙うべきじゃないだろう。決めて勝負ならこの馬が一番評価だろう。中山より京都、長距離より中距離だと思っていたし、ステイヤーズSの3デルタブルースには逆転は期待できる。

 ○は3デルタブルース。有馬記念はガッカリの結果に終わり、今回も総合力では一番だと思うが決め手勝負でのレースだと苦戦しそう。天皇賞を考えると阪神大賞典を2戦目と見て叩きのレースとも考えられるし考えどころではあるが。

 ▲は1シックスセンス。1年半勝ち無しの単勝評価はありえないだろうが、今回は主役として迎えるだろう。クラシック組上位の4歳馬としてここでも善戦以上でないとマズイだろう。この乗り替わりを武豊強奪と見るか四位捨てと見るかも実は楽しみだったりする。

 △は9ヴィータローザ。上位人気から少し外れそうな時こそ狙いたい馬か。

 推奨馬券は単勝6、馬単6→3,1,9、三連単6→3,1,9→3,1,9。

 2トウショウナイトはまだ良化に少し足りない気がしたし、関西では思い通りには進められなさそう。

 4シルクフェイマスは先生の珍しい遠征でしっかり空気となって下さい。お願いします。
ワルサ氏の見解 みるこ氏の見解
今週は朝鮮玉入れ屋へ現状を偵察してきたすた。新世紀エヴァンゲリオン2ndimpactというパチンコ台が登場し、競馬に影響を及ぼすだけのレベルに達しているか調査するt・・・という建前で遊びにいきました。はいダメ人間です。パチンコは5年ぐらい前から面白さという点で頭打ちが続いている。「海物語」シリーズが登場してから、パチンコホールの大半がこの台に占有される状況がずっと続いている。ゲーム性は単純明快でリーチ時に「魚群」が流れれば激アツというもの。シンプルイズベストの王道といえる台だ。普通はシンプルなものほど奥深さが無く飽きやすいのだが、この台はそんな兆候をいまだ微塵も感じさせない。パチンコの主流世代がジジババなのだが、ちょっとでも複雑になったら、どういう予告が熱くてこのリーチが熱いのかまったく理解できないという酷い脳レベルなのだ。人間は理解してはじめて感情が発生するため、ジジババどもは海物語しか真に楽しめないわけなんです。シンプルとは進化性を閉ざしたものなので、パチンコの面白さはそこでストップしていた。

今回打ちにいった「エヴァンゲリオン」は海物語とはまったく真逆。予告・リーチ・プレミアムは多種多様、モード・突確なども搭載し史上最大の複雑さを備えているといっていいだろう。そしてエヴァンゲリオンという作品柄、ある程度若い世代しか原作を知らないのでジジババが楽しめる要素は皆無となる。・・・が、打ちにいったら大変な事態になっていた。エヴァの島の半数以上がジジババなのである。いくら新台とはいえありえんだろ。ついにパチンカーに最低限の知能が身につきつつあるのだろうか?これからパチスロの衰退は間違いないがパチンコの飛躍があるのかもしれない。情勢はおって報告する。


と全然関係ない話をしたのだが、競馬関係者にもエヴァヲタはかなり存在していると思う。

「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」

碇シンジの有名なセリフである。作品の最中にいたるところで出てくるセリフなので、知っている人も多いはずだ。どうも競馬関係者にはこのセリフをそのまま受け止めてしまった方が多い。困難な状況に相対して、逃げずに挑む姿勢は人間として大切な精神だが、お前ら競馬やってて逃げないのはどういうことだ。ぼけ。

この京都記念は逃げられるのが

・シルクフェイマス
・ビッグゴールド
・ブルートルネード
・タガノマイバッハ

と4頭もいる。そしてどの馬も逃げた時の好走率は桁違いに良い。なのにどの陣営からも逃げ宣言らしきものが聞かれないのはどういうことだ。どの馬も相手なりに逃げるかどうかを決めるタイプなので、行くと決めさえすれば楽に単騎が望める状況なのにもったいない。そしてみんな相手なりということは、展開も流動的で予想できない。碇ヨシトミ・碇リュウジ・碇ハセガワ・碇タカダという兼ね合いでは読めるわけも無く予想も必然的に難しさUP。

全展開OKがシルクフェイマスなのだが、控える可能性が否めないのでは折り合いの心配がつきまとう。これで軸は決まりというお馬さんはいなくなった。

現行競馬の流れに逆らわず、可能性が高いスローと決め打ちしレベルが低くなると想定して◎サクラセンチュリーとした。AR共和国杯で時計勝負にも対応できて快勝→ステイヤーズS3着と状態は良い。能力面で他に見劣りするのがネックもスローでレベルが低くなれば、差はなくなるし、この馬自身がそういう競馬が大得意。やや人気しそうなのが嫌だけど、現実的に広く受けれそうなのはこの馬だ。

レベルが低くなると読んだら相手も人気薄気味を選んでみた。シックスセンスは現段階では能力下。上げてくる可能性はあるが人気を考えれば消し妥当。トウショウナイトも単純に能力と人気がかみ合っていないので消し。
自信が無いがゆえの絞り馬券。
展開予想はスロー。何が逃げるが知らないがシルクヨシトミは飛ばさない。まず馬なり。タガノマイバッハが逃げれば長谷川も無理にはいかない、長谷川はペースが速いか遅いかは無関係に番手を追走してるだけのイメージ。タガノがハナならスローとなる。

3角まで淡々と流れてそこから瞬発力勝負に持ち込みたくないマーブルチーフ、デルダブルースが追っかけ始める。追っかけていった所が早くなるんでヴィータローザ、サクラと勝負処で置かれる組が追い込んで来れる流れが一番自然。シックスセンスは3番手争いの一頭に過ぎない。


第99回 京都記念(GII)推奨馬券
カタス氏 3連単F ◎.▲→◎.○.△→○.▲.△.× 計 13点
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲ 計 2点
k氏 3連単F ◎.○→◎.○.▲→○.▲.△ 計 15点
ガスタ氏 3連単F ◎.○→◎.○.△→◎.○.△.× 計 12点
だい氏 単勝 ◎ 馬単F ◎→○.▲.△ 3連単F ◎→○.▲.△→○.▲.△計 10点
八雲氏 3連複F ◎−○−▲.△ 計 4点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 4点
マッハ氏 3連単F ◎.▲→◎.○.▲→◎.○.▲.× 3連単F ◎.▲→×→○ 計 16点
みるこ氏 3連単F ◎→○→△ 計 3点
大学生氏 3連複F ◎−○.▲.△−○.▲.△ 計 3点
杉本氏 3連単F ◎→○.▲.△→○.▲.△ 計 6点




第8期 予想師ランキング(05/9/10〜12/25)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 1949.4 1.7
コスモ 380.4 25.0
k 200.4 16.7
ガスター基地 132.7 18.8
だい 84.0 32.3
八雲 69.0 19.6
ワルサー 54.8 11.1
マッハラジャー 50.4 4.2
大穴モナー 44.4 15.1
みるこデムウロ 30.3 1.6
大学生馬券師 21.3 5.2
杉本 18.7 8.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 385.9 12.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 253.0 13.3
第9期 予想師ランキング(06/1/5〜2/12)
予想師名 回収率 的中率
k 193.7 17.9
八雲 125.4 29.2
マッハラジャー 137.2 13.6
大穴モナー 66.0 13.0
大学生馬券師 63.1 10.7
コスモ 46.7 5.0
ワルサー 41.3 17.9
ガスター基地 23.6 11.1
だい 15.1 14.3
杉本 9.7 4.6
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 60.9 11.2
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 60.2 11.4



土曜的中者一覧
ガスター基地 京都記念 3連単6370円 (集計ミスってごめんなさい)



先週的中者一覧
マッハラジャー ダイヤモンドS 3連複19440円 万馬券GET!
八雲 バレンタインS 3連複4380円 ▲◎○的中!
ワルサー バレンタインS 馬連1300円 すばるS 馬連1540円 きさらぎ賞 馬連610円
大学生馬券師 バレンタインS 馬連1300円
杉本 きさらぎ賞 馬単1320円
ガスター基地 バレンタインS 馬連1300円
大穴モナー すばるS 馬連1540円



100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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