固定はん新聞

G1史上最高メンバー集結だ@フェブラリーS

オレは今モウレツに感動している。こんな素晴らしいメンバーが揃ったGTを見られることに感謝している。ただ嬉しいのだ。
カネヒキリがドバイへ向けて勝利を飾る。JCDでは大接戦を最後の一伸びで制した。底を見せないこの馬は歴史的名馬になるか。
2着はもういらないシーキングザダイヤ。捉えられない詰めの甘さは何なのか?母がG1を制した地で母譲りの豪脚を見せてくれ。
こちらも父がG1を制した地で捧げる勝利をヴァーミリアン。本当はダートこそ得意な父だが世代を超えて息子が偉大さを証明する。
遅れてきたルーキーリミットレスビッド。スプリント王はマイルでもブルーコンコルド。どの馬にも勝利のシーンが浮かびます。
2006年1回東京8日( 2月 19日) 11R 第23回 フェブラリーステークス(GI) サラ系4歳以上1600mダート・左 (混合)(指定) オープン定量
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
サンライズバッカス タガノゲルニカ カネヒキリ タイムパラドックス トウショウギア ブルーコンコルド メイショウボーラー シーキングザダイヤ ヴァーミリアン アジュディミツオー サカラート スターキングマン ニホンピロサート ユートピア タイキエニグマ リミットレスビッド 馬名
牡4 牡4 牡4 牡8 牡6 牡6 牡5 牡5 牡4 牡5 牡6 牡7 牡8 牡6 牡5 牡7 馬齢
柴田善臣 池添謙一 武豊 安藤光彰 藤田伸二 幸英明 福永祐一 O.ペリエ C.ルメール 内田博幸 小牧太 柴山雄一 中舘英二 安藤勝己 田中勝春 D.バルジュー 騎手
57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 重量
カタス
コスモ
k
ガスタ
だい
八雲
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
大学生
杉本


着順 馬番 馬名 単勝 14 270円 枠連 5-7 540円 三連単 14-9-3 21,200円
1 14 カネヒキリ 複勝 14 130円 馬連 9-14 660円 ワイド 9-14 290円
2 9 シーキングザダイヤ 9 160円 馬単 14-9 1,090円 3-14 1,860円
3 3 ユートピア 3 750円 三連複 3-9-14 5,920円 3-9 1,820円


フェブラリーS調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
ヴァーミリアン ブルーコンコルド タガノゲルニカ
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
2月15日船橋競馬場 ダート・良
アジュディミツオー 単走(佐藤隆) 馬也 79.0-64.4-52.1-39.4-13.6
動きが重く軽さがない。フットワークは体全体を使えているし、馬体も張り艶は良く体調に問題はなさそうだが東京コースの芝スタート、軽いダートは合わないはず。
2月15日美浦 坂路・良 南W・良 南D・良
トウショウギア 坂路 単走(助手) 強め 49.1-36.4-×-13.2
前半からかかり気味にぶっ飛ばし猛時計。終い勢い落ちるも何とか踏ん張る。動きに勢いはあるのだが制御の効いてない動きで、これでは高評価はできない。
タイキエニグマ 南W 併外(助手) 馬也併入 66.3-51.4-37.8-12.4
スピード感がある動きで手前を替えてからの伸びもいい。グイと前に首を出して伸び伸びと走れているようだが、もうすこしトモの蹴りに力強さが欲しいところ。とはいえ全体的に見るとまずまず良い。
2月15日栗東 坂路・良 CW・良 DW・良 B・良 芝・良
ヴァーミリアン 坂路 単走(ルメール) 強め 52.6-38.7-25.6-12.8
真っ直ぐに淡々と坂路を駆け上がってくる。淡々と、とは言ったが動きに力強さ、伸びやかさがありケチの付け所がない。前走のフラフラした動きとは段違いによくなってきている。上昇度は高い。
サカラート 坂路 単走(小牧) 一杯 51.6-38.1-26.0-13.4
もう少しフットワークに伸びが欲しいが、この馬はいつもこのような感じ。地味ではあるが特別悪いところもなくまずまず。
サンライズバッカス 坂路 併せ(助手) 一杯併入 53.9-39.2-25.4-12.4
前半かかるところを抑えられてしまい追われる。キビキビとした動きでは伸びもまずまずではあるが全体的に地味でコレと言った強調材料は見つけられず。前走並みの状態はキープできている。
タガノゲルニカ 坂路 単走(池添) 一杯 54.3-39.0-25.0-×
前半緩く半ばから追われ通しで全体時計はかかっているがかなり中身の濃い調教。力強く掻きこむようなフットワークはいかにもダート馬。首を上手に使っているのが特に好印象を与える。五連勝という成績通り充実一途の動きで連戦でも出来落ちはない。
リミットレスビッド 坂路 単走(助手) 馬也 56.0-40.7-26.2-12.4
キビキビとした動きで非常にキレがある。気合の乗りがよく調子自体は万全といってよい。ただ少しピッチ走法で余裕のない動きはスプリンターのそれ、距離が持つか持たないかといえば持たないと思う。
ブルーコンコルド 坂路 単走(幸) 一杯 ×-36.2-24.0-12.1
ビッグなボディに迫力のある力強いフットワークでまるで重戦車のよう。追われてから首を振りふらつく場面はあったもののすぐ立て直してグンと伸びた。調子の悪いときは終いが淡白になるが今回はそういうところはなく万全の仕上がり。
ニホンピロサート 単走(小林徹) 一杯 78.3-63.7-50.7-38.2-12.4
良くなってはきているが騎手を乗せて長目から一杯に追われた割には走りに迫力がない。年のせいもあるのだろうが周りの出来と比べると見劣ってしまうのは否めない。
タイムパラドックス CW 単走(高田) 一杯 85.0-68.2-53.1-39.1-12.8
キビキビとした動きで追われるとしっかり反応し伸びる。悪くはない、悪くはないがこの馬にしては物足りない。JCDを勝ったときはなど本当に追われると同時に弾けるように伸びた。そのときと比べると完璧とは言いにくい出来ではある。
カネヒキリ 三頭併中(武豊) 強め1馬身先着 79.7-63.1-48.6-36.2-11.2
芝でのスタートを克服するために芝で追いきり。内ハットトリックには半馬身、外のデルタブルースには1馬身先着したものの、騎手が乗っているにも関わらず終始手応えが怪しく追われてなんとかハットトリックには先着できたという内容。フットワークも少しぎこちなく芝は合わなずに不安は残る。馬体もすっきりしていて悪くはないが張りなどやや物足りず先を見据えて余裕を残した仕上げのように見える。
2月16日栗東 坂路・重
スターキングマン 坂路 併せ(柴山) 一杯 52.1-38.8-25.4-13.0
しぶとく伸びて並びかけた。元からさほど調教駆けするほうではないのでこの動きでも十分及第点。
ユートピア 坂路 単走(安藤) 一杯 51.2-36.7-24.3-12.4
調教駆けする馬だけに全体時計は早く、落ち着いた雰囲気なのもまずまず。ただもう少しガツンとくるものがあってほしいところ。ちょっと動きが淡白すぎるように見えて評価を少し下げた。
シーキングザダイヤ 坂路 単走(助手) 一杯 52.6-38.1-24.5-12.1
調教ではいつも良く見せるタイプ。今回も頑張り屋さんなところを見せてくれた。手応え良く追われると弾けるようにグンと加速して最後までしっかりと良い伸びを見せた。ただちょっとフットワークが窮屈に見えるのが気になるところ。


カタス氏の見解 k氏の見解
 うは、何だこのレベルの高い混戦は。

 と言うわけで正直俺の出番ではないが、一応予想してみる。

 本命はブルーコンコルド。本来この条件は合うはずなんだが。前走は良い負け方でここまでの実績を考えれば軽視できない相手。時計面ではかなり優秀だしあとは1600でそれが出せるか。

 対抗にタイキエニグマ。1400でハイペースを押し切る競馬、スローの切れ味勝負を体験している。どちらも良い内容で前走は前掛りを差してきた。距離が鍵でもあるがリミットとの関係は上になると思うので、あとは展開次第。

 単穴にメイショウボーラー。放馬したのは誤算だろうが、今までの状態を考えればこれがプラスに出る可能性も無きにしも非ず。少なくとも放馬なかったら全然怖い馬じゃなかったんだけど。前走も行かなかったし、へんな追い込みしてから戦法に影響があった。今回は思い切って自分の競馬をすれば。

 連下サンライズバッカス。善臣大先生が鍵だが何も考えなくても直線だけで勝負になる馬なので印を。人気は何故かあまりないが、ここは1番人気になっても良い馬だと思ってる。哲三だったら本命だったんだがなあ。

 3ヒモにタイムパラドックス。
難解。どこから手をつけたものやら。
先行勢が揃った。メイショウボーラー、トウショウギア、ユートピア、アジュディミツオー。メイショウボーラーは全盛期のダッシュ力が見られなくなった。これは馬の衰えなのか、鞍上の弱気なのか、どうも両方のような気がするがおそらくこの馬の逃げはない、アジュディミツオーはマイルよりも中距離で成績を残してきた馬、また番手追走も可能なので逃げない。

逃げるのはユートピアかトウショウギア。ユートピアもそうテンが速い馬でもないしハナにこだわらなくても大丈夫な馬、ただ内枠なのでゲート次第では行くか。こうなると道中ペースが緩みそうなのであまりなって欲しくないパターン。トウショウギアが引っ張る流れはややHペースか。いずれが逃げるにしろ、ユートピア・トウショウギア自身の走破時計は1:36秒(±0.2)といったところだろうか。勝ち時計は1:35.5(±0.2)を想定。つまりは時計勝負。この時計で駆けられそうもない馬は全て消す。
残りは


ヴァーミリアン、シーキングザダイヤ、カネヒキリ、タガノゲルニカ、サンライズバッカス。


持ち時計からはメイショウボーラー、タイムパラドックスも圏内だがメイショウは上記の理由で、タイムは本質的にマイルが向いていない、年齢による衰えがある、鞍上変わりを嫌って。

ヴァーミリアン、タガノゲルニカはマイル経験がないが平安Sの好時計連対を採用。そしてここで前走落鉄+斤量差2があって頭差だった事から、実力差、鞍上差も含めてヴァーミリアン>タガノゲルニカを確定。サンライズバッカスはカネヒキリとの戦績が1勝2敗。その1勝もカネヒキリが出遅れてのもの、勝負付けは済んでいる。シーキンザダイヤはJCダートでカネヒキリとハナ差。マイル適正は分がありそうで、シーキング≒カネヒキリ。

ヴァーミリアン、シーキングザダイヤ、カネヒキリ。この3頭は優劣点け難いが、展開+脚質+臨戦過程+鞍上+独断と偏見、で◎にヴァーミリアン、○シーキングザダイヤ、▲カネヒキリとする。有馬に続いて砂上のディープインパクトもルメールが撃破だ。
だい氏の見解 八雲氏の見解
 この2開催、馬連以上を獲ったのは共同通信杯だけと悲惨過ぎです。レースをほとんど買ってないのが唯一の救いなんだけど、そんな予想を披露し続けてるからにはどうにか一発当てるか楽しめる見解を書ければ良いんだけど…。んー、G1だけ狙い澄ましたように当たれば良いな。

 フェブラリーSのベストレースは、去年のメイショウボーラーがスピードだけで逃げ切ったレースが強いなって思うんだけど、今年の10メイショウボーラーには衰えが目立ってハナも切れず4コーナー辺りで沈むと思う。

 他の逃げ勢となるだろう12トウショウギアも、根岸Sの折り合い策?らしきで距離不安を見せてるし、元来フェブラリーSはストーンステッパーとかワシントンカラーとか、マイル以下が得意なタイプって来ないと思う。15タガノゲルニカは1800mとか得意だから、ギアよりチャンスはあるだろうけど、池添の東京の重賞勝てなさを見れば重い印は未だ打ちたくない。

 フェブラリーSの割と普段の傾向だと、前をしっかり追走できてチョロっと差す馬が何頭かいるってので狙えば良いのかな、と思う。

 ◎は14カネヒキリ。つまらないかも知れないけど、一番そういうレースが出来る馬だと思う。怖さは芝スタートの大出遅れと間隔が開いた事だろうけど、芝スタートさえなければ1600mの方が距離は合うと思うし、この馬始め4歳馬や芝から転向の1リミットレスビッドなど勢力が入れ替わってきている事も比較して有利だと思う。

 ○は7アジュディミツオー。田中勝騎手が川崎でG1を勝った様に、中央と地方開催じゃ重圧に差があるのかもしれないけど、カネヒキリを除いた相手にはきっちり完勝。内田博騎手も東京に良く来ているし馬も3走目で"慣れ"という所に賭けたい。2000m以上じゃ散々ぶった切ったので、ここでも書くけど2000m以下で狙いたい騎手。

 ▲は8ヴァーミリアン。武豊騎手特有(?)の馬の見る目の無さという結果はG1では良く起こる。つまり選ばなかった方に先着される事も起こりうるメンバー構成という事だ。前走は15タガノゲルニカを捕まえきれなかったものの、今回は相手の苦手を付いて逆転を…と考えると、平安S組では一番狙いたい一頭だ。

 △は9シーキングザダイヤ。1年以上勝ってない馬に有馬記念とかAJCCとか昨日の京都記念とか勝たれてなんかブームなのかな?一着付けで厚くいければと思っている。

 6サカラートは、後藤なら復調はありえそうだけどこういう運命なんだろう。

 推奨馬券は馬連14−7,8,9、馬単7→14、馬単8,9→14。ちょいと買い方変えてみると裏目に出るのかな…。
カネヒキリの安定感は混戦になればなるほど信用できる。
休み明けだが調教を見ても状態はいい。
ドバイへの足がかり、しっかり結果を残してもらいたい。

相手は差し馬中心に選ぶ。
まずはタイムパラドックスだが、人気がまるでない。
もうしばらく掲示板を外しておらず、素晴らしい安定感を誇る。
堅実な差し足で争覇圏内に食い込んでくるだろう。

ブービー人気のスターキングマンも侮れない。
府中コースでの相性の良さからも、十分チャンスはある。

タイキエニグマは、ムラがあるが、休み明け復帰後は4戦して全連対と安定感がでてきた。
問題のスタートがうまく決まれば差してくる可能性は高そうだ。

目下重賞連勝中のリミットレスビッドも要注意。
距離はギリギリだろうが、差し脚は屈指で、最内枠、馬群をうまく捌ければ。
ワルサ氏の見解 マッハ氏の見解
10年近く競馬を見続けてきたが、ここまでメンバーが揃ったレースは初めてではなかろうか。シンガリ人気が能力馬のニホンピロサートだが、距離適性・調子がイマイチなだけで単勝200倍もつくなんて信じられない。普通のレースなら「一番強いのはこの馬」って書いた事は数知れずなのにねー。昨日、予想の最初に行う作業として100%いらないだろう馬は無条件に排除すると書いたが、このフェブラリーSは1頭もいなかった。それぞれが高い能力を誇っていて、少しでも天に愛されれば勝利をモノにできる気がする。ただの表現ではなく、本当に16頭どの馬にもチャンスがあるだろう。ここまで高いレベルの大混戦は、一競馬ファンとして、一ダートを愛する人間として、是が非でも当てたい。

まずはレースの結果に最も影響を及ぼす展開面の検討から。ユートピア、アジュディミツオー、メイショウボーラー、トウショウギアとメンツは申し分ない。しかし、一昨年のこのレースが、G1と思えない信じられないドスローになった経緯もあり油断は禁物。

一番早いのが芝でも先行力が高いメイショウボーラーなのは明白である。芝スタートの東京1600mでは、このダッシュ力は強力な武器だ。しかし前走の根岸Sではスタート早々にハナをあきらめるという、なんともこの馬らしく無いレース運びだった。近走の凡走を陣営は精神面に求めているが、その影響は積極性にも現れている。

暴走王トウショウギアはどうか。条件戦では行け行けで問題なかったが、ここまで1流どころが揃うと、時計勝負に持ち込み辛いと考えるのは致し方ないのかもしれん。根岸Sではボラ同様に先行争いをあきらめ、道中でつっかけていくスタンスの内枠の馬ごみで耐えさせるレースを試みた。結果は3着とまずまずといえる内容ではあるが、個人的には折り合い欠いてインコースをロスなく立ち回っただけにしか見えない。僕の意見なんかどうでもよく、陣営がどう考えているかポイントだが、騎手がカツハルから代打藤田となり、大胆にはなれない状況となっている。

アジュディミツオーは逃げた方がいいが、中央では他馬との兼ね合いでハナに立っていないレースを2戦している。距離適性の面で疑問が残るマイル戦もあるし、テン争いをするだけのスピードがあるのかも不明。

ユートピアが意外と行く気を見せている。得意の東京マイルで内枠を引き、橋口センセが積極策をにおわしている。他が絡んでくると厳しいが、兼ね合いが楽になればペースを握る可能性もある。

全体的な印象は世間の評判ほど早くなりそうな気配は無いけど、一昨年のような惨事は考えなくてよい。基本はHペースで、流動的ながら超Hペース〜ちょっとHペースを見ておけばいいだろう。

次は馬場だが・・・何この追い込み天国馬場は? 時計が掛かるようになりペースによっては先行総崩れも珍しいものではない。それが東京コースだ。しかしそれにしてもここまで後方勢にシフトするのはあまり例が無い。まともに先行勢が来たのは未勝利戦ぐらいであとは、先行有利の下級条件ですら追い込み炸裂しっぱなしだった。このメンバーになればさらにその傾向は強いのではないか。今日の競馬は注目する必要はあるが、現段階では後方圧倒的有利の結論とする。

最後の材料は能力比較
ボーラー≧カネヒキリ=ダイヤ=スタキン≧タイパラ=サンバカ≧ブルコン≧ピロサート>リミレス≧ユートピア>サカラート≧エニグマ=ギア>>ゲルニカ=ヴァー>>ミツオー

この順番となる。ここから調子&適性を考慮して選んでいきたい。そして今回は儲けるというギャンブルにおける基本的な考えは捨て、的中を目標とすることを許していただきたい。期待値の概念は忘れることにした。

的中への道1 最強馬メイショウボーラーの取捨選択

混戦とされるフェブラリーSも、メイショウボーラーさえ完全復調と判断できれば、その時点で軸馬選定はフィナーレを迎える。昨年の根岸S→フェブラリーSを再現されると太刀打ちするのは難しい。しかし多くの方が考えるように、今の状態は悪い。59kgだろうが何だろうが、自慢のスピードがまったく見られず、好位から粘りきれないという次に繋がらない完敗だった。先行力が影を潜め、馬場もパワー型の後方有利となり、条件は芳しくない。追い切りミスも馬体重を2kg単位で気にする白井先生だけにマイナスぽい。能力に敬意を表して△にはしておく。

的中への道2 ジャパンCダートの評価

クロフネのスーパーレコードの衝撃が多くの競馬ファンに刻まれているからか、近年の時計に不満を持つ人も多いと思う。昨年のタイムは2.08.0と改装後レコードを記録したが、クロフネの2.05.9とは2秒以上の差があるのは紛れも無い事実だ。しかし、2100mコースは年々時計が遅くなってきている点を考慮した計算では、実質的にはクロフネと0.9秒差となり、すごいレベルという結果が出てきた。ゴルア・ドンのピーク時よりちょい劣るぐらいなのだから、意外にもSクラスだったのだ。ここの好走組は他のステップ組よりも格段に強いと思われる。3ヶ月前のレースなので体調面も悪くないはず。人気の盲点となっている馬もいるだけに改めて見直すべきだ。

的中への道3 ジャパンCダート好走馬の距離短縮問題

2100mの内容をそのままマイル戦で同じように評価はできねえ。当然、距離実績時計内容を見て判断するべきだが、ここでカネヒキリがかなり怪しくなる。はじめて土をつけた武蔵野S、圧倒的評価の割には着差がつかなかったユニコーンSは共に東京マイル戦だった。2000m超の安定性のある競馬と比べると見劣るのは明らかで、下手ではないけど他馬が得意とするならばその分だけ不利だろう。目標をドバイと声高々に宣言するのは結構だが、そこまで他馬を舐めれるほどの時計差は認められない。3ヶ月の休み明けが致命的体調ももたらすというのは考えにくいが、100%のデキを早々に放棄した姿勢は勝負の運を落とす。エアグルーヴの教訓はここで活かし△まで。

上記3点を中心に検討してきたが、能力・体調・実績すべてを総合すると軸候補は、スターキングマン、シーキングザダイヤ、ブルーコンコルド、タイムパラドックス、サンライズバッカスに絞られた。

まずは★スターキングマン。JCDはデザーモのイン突きもあり大接戦を演じた。コース取りの妙が関係したのは確かも、フロックで片付けられる内容なわけがない。不良馬場のタフな03年JCDで4着まで来ているのだから。東京コースではマイルのサウジRC、1400mの欅Sで早い時計で連勝していて、距離的な心配は皆無どころかむしろ大歓迎だろう。期待値考慮なら文句無くこの馬から勝負だった。しかしオレは儲けたいのではない。当てたいのだ。

△サンライズバッカス 前回は進路を最後まで失い続けたのだから負けてやむなし。武蔵野Sを制している点、カネヒキリに土をつけた点を見れば距離短縮は歓迎だろう。1400mで重馬場でも時計を残せているのも大きい。しかしキャリアの点から有効な時計を残している実績が少ない。スタート出負けは馬場・展開の助けが見込めても決してプラスにはならず、この相手ではそのワンミスが命取りになるかも。大外ぶん回しで果たして掬われないか。・・・と御託を並べたが結局先生が4着を狙いに行きそうなのが怖いだけです。

▲ブルーコンコルドはやはり距離だけが最後まで引っかかった形となった。1400mのプロキオンSで鬼時計をたたき出しており、上位勢とほとんどヒケをとらない能力馬で、目標をここに狙いすました点もよかった。一昨年のこのレースでは瞬発力を見せ付けて、ある程度の距離のメドは立てたが、それだけはやはりパンチが足りない。パワー型馬場への不安も拭いきれず、相対的に上位評価より劣った。

残ったのはシーキングザダイヤとタイムパラドックス。ダイヤは中央の経験が少ないもいずれも時計レベルは申し分なし。一方タイパラはJCD2発、アンタレスS、フェブラリーSと一流の時計を複数残している。この点はややタイパラに分があるか。しかし近走状況はシーキングが完全に上だ。通算対戦成績は5勝2敗でここ3戦は相手のベスト条件で、ことごとく退けている。2着だけど。シーキングザダイヤは能力・調子・安定性すべてが高いレベルにあり軸には最適である。「やはりこの馬が本命か」と一度は決断した。しかしどうも引っかかる。パワー型のマイル戦は得意といえるのだろうかと。基本的に好位置につけられるセンスを最大限に生かすのがこの馬のスタイルである。今回の馬場とコースはプラスには働かないと思われる。

◎タイムパラドックスはその点高速馬場だろうが、パワー型だろうがどんとこいタイプ。他馬がバテる条件で結果を残してきた。確かにシーキングに比べ距離の不安は大きいだろう。しかし、アンタレスSの勝利をはじめ平安S等1800mまでは問題なくこなしてきていて、時計もありスピード的には通用して当たり前。昔は全盛期のピロサート、スタキンと短距離戦線を争っていたのだから、多少の不安はあるにしても大きく評価を落とすほどのものでない気がする。

一昨年、昨年も参戦しているが、7着、4着と結果は今一歩だったことは素直に認める。だが一昨年は異常なスローペースで、持ち味の一つスタミナがまったく必要ないレースだった。昨年も先行有利馬場だったのである程度前目かなと誰もが予想していたが、なぜか武豊の溜め殺しがここで炸裂し、またらしくない競馬をしてしまった。今年はスタミナもねばっこい脚も存分に活かせる馬場・展開セッティングとなっている。3年目でようやく能力発揮のチャンスを与えられたとまで言っても、過言では無いはずだ。

そしてこの馬を選んだ最後の一押しが、シーキングは勝てない馬だが、タイパラは15勝を挙げている勝てる馬だったからだ。勝つと負けるでは天と地ほどの差がある。ここまで混戦だと最後の一押しにこの勝利数が生きてきそうな気がするのだ。ただの勘だけど、この閃きを大事にしたい。必ず当てる馬券はそうじゃないとギャンブラーじゃない。

冒頭に書いたように誰にもチャンスがある。能力下と評した形の馬でも、まだ未知の面を秘めていて、一気に浮上する可能性は十分だ。現にカネヒキリ・サンバカ・ダイヤはJCDで一気に上げた馬だからだ。この歴史的なメンバーはどの馬からも目を離さず、全神経を研ぎ澄まし観戦したい。そして整備ままならずまだまだ不遇なダート路線だが、こういうすごい馬が集まるのだから最高だ。ありがとう。
 今年初のG1の予想となるがこれがなんとも苦しい予想となってしまった、それはいったい何故か。

 本当なら根岸Sまで見終わった時点で自分の中では軸馬から買い目まで完全にできあがっていた、しかしその構想で2頭軸に据えようと思っていたのがメイショウボーラーとブルーコンコルドだったのだ。
 ブルーコンコルドはいい、問題はメイショウボーラーだ。
 角馬場で放馬しただけなら個人的には笑って済ませられるレベルだったが白井師の息子の逮捕っちゅうのは「ボーラーが連覇する」と思っていた自分にとっては由々しき問題、サイン読みとか抜きにしてももし勝ったらどのツラ下げて表彰台に立つのか想像できん。
 別に事件そのものは馬には関係無いことだし、いくら息子つっても29歳なんていい大人なんだから白井師に責任を求めるのは筋違いだが、かといってここまでネガティブな材料に並ばれるとさすがに考え直したくもなる。

 そうして事件を知った上で考え直した結果、3番手評価だったサンライズバッカスを軸に格上げすることで良しとするつもりだった。
 にも関らず確定した出走馬をみたら目がテン、なんでよりによって大先生なのか?
 別に馬券が的中するかしないかという意味ならサンライズバッカスが勝たなくても当たる可能性はある、しかしどう考えても勝つことはないと思っている馬を軸で買うのもおかしな話でこのプランもおじゃん。

 最終的にたどりついたのはブルーコンコルドの1着固定、当初は鯔→青の並びを有力視していたのだがこうなっては仕方ない、下(3番手評価以降)との組み合わせでマルチを考えるならこのほうが潔いか。
 そういうことで前置きが異常に長くなったが本命はブルーコンコルド、プロキオンS→シリウスSと連勝した時点で本格化を確信てJBCスプリントを勝った時に絶対ここで買おうと決めた。
 そもそも超スローからドンが勝った年に最後方からすっ飛んできたくらいだし、結果的にスプリントGIは勝ったが本当はマイル(ないしそれより長い距離)がベストなんじゃね?とガーネットSの予想してる時にチラッと考えた。
 今年は全体的な顔触れは豪華なのだが、同時に前を引っ張る面子のスピードは若干貧弱にも映る。
 何が何でもハナへという馬もおらず皆が変に色気を出しそうで超ハイペースには間違ってもならなそう、読みとしては速くても平均より少し速いくらいでハイペースにはならないと踏んでいるだけに条件的には合致する、さらに差し有利の馬場らしいのも追い風だろう。

 2着候補の筆頭となる対抗にカネヒキリ、ボーラー駄目バッカス駄目となると必然的にこの馬にお鉢がまわりこれはドバイが目標なんだろうが仕方が無い、鞍上などもトータル考えるとどうしても上位に来てしまう。
 不安があるとすれば武蔵野Sでやっちゃったような出遅れ、ただ出遅れ癖があるわけでもないしあのディープですら菊花賞では抜群のスタートを切るくらいなので最終的にはゲート出てみなけりゃわからんし。

 打てる印の数の都合で今回は×>△という優先順位だが同じく2着候補に先に挙げたサンライズバッカスとリミットレスビッドを。
 サンライズバッカスを選んだ理由は相手の出遅れだろうが何だろうが武蔵野Sでカネヒキリに勝っているから、ただそれだけ。
 リミットレスビッドは理由を説明するのは難しいがイメージとして(≒スターリングローズ)だと思っている、実績・血統のいずれから考えてもマイルが持たないという根拠も無く、むしろ最内枠を捌けるかどうかが鍵だろう。
 3着紐には先に挙げていたボーラーの他に平安S組の2頭となんか奥歯にひっかかったサカラート、ただしシーキングザダイヤを切ったことに特に根拠があるわけではないのでその点は非常に気掛かり。
大モナ氏の見解 みるこ氏の見解
 これ以上無いくらい実績のある馬たちが揃って、馬券を抜きにしてもとても楽しみなレースになりました。今ダートレースで一番強い馬がここではっきりすると言いきっても良いと思う。
 さてハナを切りそうな馬はメイショウボーラー、トウショウギアにユートピア、サカラートあたりか。逃げ馬が揃っているように見えて、近走から見ると逃げそうで逃げないこともありそうな、GTらしく厳しい流れになるとはっきりと決め付けられない感じである。ただトウショウギアが乗り代わりになるし、距離延長でもあるので多分逃げるのではないか。

 本命はサンライズバッカス。前走は3、4コーナーで内を手応えよく上がっていったが直線で前が塞がってしまった。今回は大外枠なので、馬群に包まれてしまうことは避けることが出来そう。東京のマイル戦はカネヒキリを破った舞台でもあるし、この馬にとってもベストの条件だろう。・・・ただ問題は鞍上が先生だということだ。GTで先生の馬を頭から買うのは口にするまでも無く勇気が要ることだが、そつなく乗ってくれれば勝ち負けになると思っているので、ここで連敗を止めちゃってください。音無厩舎との相性も良かった筈。

 対抗アジュディミツオー。ドバイ遠征から帰国後、ようやく調子を取り戻してきた感じだ。中央場所ではまだ結果を出していないが、武蔵野Sで59kgを背負って先行勢が軒並み潰れる中、5、6番手から掲示板に粘った。マイルが決してダメではないと思うし、逃げずとも競馬は出来る筈。

 3番手タガノゲルニカ。前走斤量差があったとはいえヴァーミリアンを撃破し、4歳勢の中でもダートでは唯一の無敗。ここでもどれだけやれるか楽しみだ。競馬センスも良いし、連勝中の勢いに乗りたい。思ったよりも人気になってないしね。

 リミットレスビットは距離自体はひょっとしたら大丈夫かもしれないが、最内枠だしバルジューに乗り替わりもどうか。あと人気になり過ぎのようにも思うので切った。
 シーキングザダイヤは買いづらい、ていうか買いたくない。予想になってないが、人気になる割には勝ち味に遅いし、今回は他に買いたい馬が多いので無印にします。

 大穴はタイキエニグマ。前走も期待通り走ったし、力をつけているのは間違いない。このコースも合っている感じだし、今度こそ出遅れずにスムーズなら一発も★
目標はドバイ、将来を見据えながら今も勝とうとするのは難しい。
「ドバイに向けて恥ずかしいレースは出来ません」とカネヒキリ陣営が言えば「ドバイが目標だからこそ今回は勝機あり」が他陣営の本音ではないだろうか。

数年先のチーム作りをしながら今シーズンを圧倒的成績で乗り切る事は至難の業であり
来年の事など考えていられなかった立場のT藤川だからこそ昨年シーズンフル稼働で優勝の立役者となった…のだと思う。すでに常に全力投球する必要など無い実績馬カネヒキリはすでにG工藤状態、負ける試合を作る事が長期間の戦いを乗り切る秘訣でありカネヒキリの天王山は次だ。

逆に言えば負ける試合をきっちり消化してきたのが20キロ増で平安Sを走ったヴァーミリアンであり526キロでガーネットSを走ったブルーコンコルド。

ただこの二頭にも死角がある。ヴァーミリアンはワンペースの先行馬。初のマイルで道中5、6番手で砂を被る競馬は未経験。急な配置転換が嵌るかどうかは疑わしい。ブルーコンコルドはパワー優先の捲くり競馬。下位打線ともいえるメンバーには直球一つで押し切れたが今回は相手も屈指の強打者ぞろいで緩急が上手く使えないブルーコンコルドがどこまで通用するか。人気なら見送る事にする。

サンライズバッカスは当初後藤に騎乗依頼したと聞く。それが叶わず柴田善起用ならもう勝負の流れに乗れていない、これも消す。

ならば同じ舞台で2着のあるシーキングザダイヤが今度は決める番。もう負ける試合は必要無く5歳とピークを迎えた今回、女房役にペリエをキープして手抜き不要の全力投球。先行して36秒台の脚で纏められるのだから去年だけ走ればカネヒキリが絶好調でも簡単には差せん。

相手筆頭に本気でないとは言え格上のカネヒキリを選べば残りは一人一殺で持ち味のあるタイプを選ぶ。まず2戦2勝どちらも直線で36秒台の決め手があるリミットレスビッド。
常に引退勧告が付きまとうタイムパラドックスも手を抜く暇は無く今回もマーク。
今開催はダートの上がり時計が掛かっておりマイルでも出番はある。
基本的にこの2点で行けそうに思うが追加するなら雨が降った場合のサカラート。嵌ればホームランを打てるトウショウギアの2頭。
大学生氏の見解 杉本氏の見解
 ズブズブ差し馬祭りと決め打ってタイムパラドックス本命。テンに置かれるくらいで丁度いい。人気落ちすぎのこの馬から入る。相手も差し馬のみで勝負。
 消したがりがカネヒキリを張り切って消しまくるなら、カネヒキリとの3連複2頭軸流しも面白そう。現段階でも消して妙味が出るほど人気被ってないしね。
 もし、軽く雨振って前が止まらなくなったら、そんときはユートピアが穴かなと思う。
今年最初のGIと言うことでちょっとまじめに見解を書いてみようと思う。
今回のフェブラリーSはGIに昇格して以来ではないかというほどの超豪華面子。昨年の最優秀ダート馬カネヒキリや交流GI2連勝中のアジュディミツオー、昨年GIを4勝したタイムパラドックス等のGI馬が多数参戦しているのもさることながら、ヴァーミリアン、タイキエニグマ、タガノゲルニカ、リミットレスビットなどのダートでの新興勢力が難解さと面白さ、そして豪華さを倍増させている。
現行勢力が勝つか、はたまた新興勢力が勢いのままにGIを奪取するのか非常に楽しみなのは自分だけではないはず。

そして自分が勝つと思っている馬は新興勢力の1頭◎ヴァーミリアン。単に自分が贔屓しているエルコンドルパサーの産駒だからというわけではない。確かに贔屓目は少なからず存在しているものの、ヴァーミリアンのスケールの大きさは出走メンバー中1、2を争うと思っている。ラジオたんぱ2歳Sでローゼンクロイツ、アドマイヤジャパン、シックスセンス等のクラシックでも大活躍した強豪相手に完勝する素質の高さ、そしてダート初戦で好タイムで勝つセンスの良さ。初の左回りでも苦にすることなく重賞を制覇する強さ、前走は落鉄というアクシデントが起こりながらもタガノゲルニカにアタマ差の2着という安定感。
更に近年のフェブラリーSは芝実績のある馬が勝利していることもヴァーミリアンにとっては追い風。鞍上ルメールも昨年の有馬記念でハーツクライに騎乗し、ディープインパクトを破り橋口調教師共々患っていた2着病を終了させている。
すべてがすべて追い風のヴァーミリアンに逆らう必要はない。ラジオたんぱの法則はここで繋がる。

頭はさっと決まったが、流石にこのメンバーだとどれもこれもが勝ち負けできそうでまったく絞りきれない。その中で選んだのがペリエの騎乗する○シーキングザダイヤ。GI3連続連対中という安定感。悪く言えば勝ちきれない。しかし大崩れがないと言うことは馬券を買う側にとっては非常に有難い。ダートGIは7戦して6連対。ここでも2着になる可能性は非常に高い。

出来が素晴らしい△トウショウギア、勢いだけは出走馬No.1△リミットレスビット、府中のダートに5着以下なし△スターキングマンを押えて万全の態勢で挑んでみる。

3走前、芝並みの上がり35.4という超抜上がりを叩きだした★タイキエニグマ。府中という舞台を味方につけて、一発嵌れば一番怖い馬かもしれない。

カネヒキリは追い切り内容が非常に不満。芝の追い切りはどうかと思う。不安の現われにしか見えないし、そんなもので芝がこなせるようになるのなら毎日杯での惨敗やユニコーンS、武蔵野Sでの出遅れはどう説明するのか。
また古馬と同斤量で戦うのも今回が始めて。古馬混合緒戦で負けているように初めてに信頼性が薄い。ま、来たらごめんなさいとしか言えん。

アジュディミツオーもギリギリまで参戦を悩んでいたように疲れているのではないかと推測する。川崎記念での直線の脚の鈍りは疲れからきているのではないか。

無印の強敵はサンライズバッカスとブルーコンコルド。


第23回 フェブラリーステークス(GI)推奨馬券
カタス氏 3連単F ◎.▲→◎.○.△→○.▲.△.× 計 13点
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 4点
k氏 馬連F ◎−○.▲.△ 3連単F ◎.○→◎.○.▲→○.▲.△ 計 15点
ガスタ氏 3連単F ◎.○→◎.○.▲.△→◎.○.▲.△.× 計 24点
だい氏 馬連F ◎−○.▲.△ 馬単F ▲.△→◎ 馬単 ◎→○ 計 6点
八雲氏 ワイドF ◎−○.▲.△ 計 4点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△.★ 計 6点
マッハ氏 3連単F ◎→○.×→○.△.×.★ 計 18点
大モナ氏 ワイドB ◎.○.★ 3連単F ◎→○.▲→○.▲.△.★ 計 13点
みるこ氏 3連単F ◎→○→△.× 計 4点
大学生氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 5点
杉本氏 馬単F ◎→○.△.★ 馬単F ★→◎ 3連単F ◎→○.△→○.△.★ 計 22点



G1の裏は常に波乱であれ@斑鳩S

クラス安定株ニホンピロキースはそろそろ卒業したい。兄はG1で走るが今日から応援の走りを見せてやる。
自己条件にお帰りなさいキョウワスプレンダ。能力上なのでムラなく走ってくれれば勝てますよん。
秋華賞の善戦が記憶に新しいオリエントチャーム。追い込み利きそうな馬場設定で再度末脚炸裂。
叩かれて上昇確実モンローブロンド。リボンの騎士リボンアート。おかえりミスティクエイジ。
2006年2回京都8日( 2月 19日) 11R 斑鳩ステークス サラ系4歳以上1600m芝・右外 (混合)[指定] 4歳 1600万円以下,5歳以上 3200万円以下別定
8 7 6 5 4 3 2 1
12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
クロユリジョウ カネトシディザイア シゲルドントイケ サクラゲイル ミスティックエイジ リボンアート キョウワスプレンダ シンデレラボーイ ニホンピロキース モンローブロンド オリエントチャーム アドマイヤコンドル 馬名
牝4 牝7 牡5 牡9 牡5 牝5 牡5 牡7 牡5 牝4 牝4 牡8 馬齢
角田晃一 柴原央明 松永幹夫 吉田稔 和田竜二 長谷川浩大 佐藤哲三 川島信二 熊沢重文 秋山真一郎 赤木高太郎 岩田康誠 騎手
55.0 55.0 57.0 57.0 57.0 55.0 57.0 57.0 57.0 55.0 55.0 57.0 重量
カタス
コスモ
k
ガスタ
だい
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
大学生
杉本


着順 馬番 馬名 単勝 11 3,670円 枠連 5-8 2,430円 三連単 11-5-4 199,010円
1 11 カネトシディザイア 複勝 11 780円 馬連 5-11 22,070円 ワイド 5-11 4,730円
2 5 シンデレラボーイ 5 500円 馬単 11-5 46,060円 4-11 1,750円
3 4 ニホンピロキース 4 140円 三連複 4-5-11 18,660円 4-5 980円


カタス氏の見解 コスモ氏の見解
 どっちかってーとこっちの方が俺っぽいレース。なのでGTにもかかわらずこっちを本気で予想してみる。
 
 まず要らない馬。つーてもほとんど人気ウスだが・・・。ミスティックエイジ・・・タイプ的に中距離の切れないサンデー。マイルでもそれなりにはだが、決してベストではなかろうし、まして超休養明け。サクラゲイル・・・この馬は超一瞬のキレタイプなので長い直線は不向き。阪神マイル少頭数スロー見込みとかで狙え。カネトシディザイア・・・正直4走前の東京見たら怖いんだけど近走酷すぎで買えたもんじゃない。

 本命はキョウワスプレンダ。まずこの馬には切れる脚がないのがマイナス。しかし今回アドマイヤコンドル・ニホンピロキースと2頭のミドルラッパーがいる。この2頭が先行争いするのでそれほど遅いペースにはならない、1000m59秒前後にはなるだろう。となれば、最近先行力を見せているこの馬がこの2頭を早めに目標にして動いていけばしぶとい脚で抑えきってくれる可能性が高いだろう。能力は重賞級をもっているし、かといって準オープンで勝ちきれるか?と言われれば微妙だったがこの条件下はほぼベストと言えるだろう。確勝級。

 対抗にニホンピロキース、連下にアドマイヤコンドルを。2頭とも力はここでは上位。アドマイヤはヤヤオモ馬場をミドルラップで先行してトップガンジョーの0.4差があるし、ニホンピロの前走は抑えてスローの瞬発力勝負にしてしまい、結果切れに屈した感じ。どちらも力はあるが、キョウワには及ばないだろうから、この2,3着は軸。

 単穴にクロユリジョウ。休みあけがどうかだが、こっちは直線長いコースで平坦の鬼。1600万下がどうかだが、他の差し馬よりは良い条件だと言えるし、人気を考えても頭の可能性があるこの馬の評価を上げたくなる。

 3ヒモにリボンアート。距離ナガス。も弱気な長谷川なら安全策で3着くらいは拾うかも。
 相手のレベルが格段に落ちる◎キョウワスプレンダに注目。鳴尾記念で3着するなど、ダービー4着の実力は伊達でないことは証明済みで、長期休養明け4戦を消化し不安も完全に払拭できただろう。鞍上が佐藤哲に戻るのもプラス。
 ユートピアS後、間隔が開いた岩清水Sでも掲示板を確保したように、このクラスならメドが立っている○モンローブロンド。もう1ハロン短い方がいいが、このメンバーなら。
 イマイチが続くが、力はある▲アドマイヤコンドル。ここ2走出遅れで、まともに走ってほしい△シゲルドントイケまで。
だい氏の見解 大モナ氏の見解
 久しぶりに関西メインで一番人気が勝った…けど、そういう時に限って軸じゃないし。とりあえず、違った意味で復調感が出てきたのでなんとか落ち着いたレースに…。

 ◎4ニホンピロキースのただただ安定感を信用。前で残るタイプなだけに条件は悪化しているだろうけど、1600mより長い距離を使ってきた分の余力でなんとか残して欲しい。

 あとは、斬れる馬と話題になった岩田騎手と松永騎手を抑えてみたけど、これで当たったらそれはそれでどうなの?
 最近サボり気味になってしまっているので、こっちも少し書きます。
 逃げ馬がいないのでどれかが押し出されてしまうだろうが、流れは遅くなり直線の瞬発力勝負になると予想する。
 
 本命モンローブロンド。折り合えば良い脚を使う馬。メンバーからしても順番が回ってきた感じがする。ハナ切った馬の後ろにつけられれば理想的だ。
 ニホンピロキースは流れが向かないだろう。速い流れを先行して押し切るのがベストだし、騎手がしぶとく追って持たせるタイプの熊沢に変わるのもマイナスかと。切り。
 キョウワスプレンダもサンデー産駒にしては斬れるほうではない。実績からも力上位に見られがちだがここでは印は薄くて良い。

 大穴はミスティックエイジ。長期休み明けだが、流れが向くことは間違いない。得意の京都コースでどうか★
みるこ氏の見解 杉本氏の見解
まず京都競馬場においてマイルCS同日、正月明けにおいて先行して残った馬は全部消す。
アドマイヤコンドル、モンローブロンド、ニホンピロキースが脱落。キースは地力を評価して3着の一頭として残す。

差し馬で残るのはオリエントチャーム、シンデレラボーイ、キョウワ、リボン、クロユリジョウの5頭。その中で休み明けでオリエントチャーム一枚割引。前走の赤木の乗り方ではいきなりこの条件でてっぺんまで持ってくるのは厳しいと思われる。

リボンアートはマイルが長く3着まで。残るのはシンデレラ、キョウワとクロユリジョウの3頭。クロユリを休み明けで2着までと一歩落とせばフォーメーションの完成だ。
久々◎ミスティックエイジの地力に賭けたい。
ゴールドアリュールの全妹○オリエントチャームの陣営の鼻息が荒い。
叩いた上積み十分の▲モンローブロンド。
そして常に安定している△リボンアートを指名。


斑鳩ステークス推奨馬券
カタス氏 3連単F ◎.▲→◎.○.△→○.▲.△.× 計 13点
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
k氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
ガスタ氏 馬単F ◎→○.▲.△ 計 3点
だい氏 単勝 ◎ 馬連F ◎−○.▲.△ 計 5点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 4点
マッハ氏 3連複F ◎−○.▲−▲.△.× 計 7点
大モナ氏 ワイドB ◎.○.★ 3連単F ◎→○.▲→○.▲.△.★ 計 11点
みるこ氏 3連単F ◎.▲→◎.○.▲→◎.○.▲.△ 計 16点
大学生氏 馬単F ◎→○.▲.△ 計 3点
杉本氏 馬連F ◎−○.▲.△ 3連複F ◎−○.▲.△−○.▲.△ 計 6点




第8期 予想師ランキング(05/9/10〜12/25)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 1949.4 1.7
コスモ 380.4 25.0
k 200.4 16.7
ガスター基地 132.7 18.8
だい 84.0 32.3
八雲 69.0 19.6
ワルサー 54.8 11.1
マッハラジャー 50.4 4.2
大穴モナー 44.4 15.1
みるこデムウロ 30.3 1.6
大学生馬券師 21.3 5.2
杉本 18.7 8.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 385.9 12.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 253.0 13.3
第9期 予想師ランキング(06/1/5〜2/19)
予想師名 回収率 的中率
k 167.4 15.6
マッハラジャー 108.7 11.5
八雲 105.3 25.9
ガスター基地 71.7 15.4
大穴モナー 58.2 12.0
大学生馬券師 55.3 9.4
コスモ 48.1 8.3
ワルサー 37.0 15.6
だい 16.8 15.6
杉本 7.4 3.1
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 54.3 10.6
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 56.3 11.0



先週的中者一覧
ガスター基地 京都記念 3連単6370円 (集計ミスってごめんなさい)
コスモ フェブラリーS 馬連660円
だい フェブラリーS 馬連660円



先先週的中者一覧
マッハラジャー ダイヤモンドS 3連複19440円 万馬券GET!
八雲 バレンタインS 3連複4380円 ▲◎○的中!
ワルサー バレンタインS 馬連1300円 すばるS 馬連1540円 きさらぎ賞 馬連610円
大学生馬券師 バレンタインS 馬連1300円
杉本 きさらぎ賞 馬単1320円
ガスター基地 バレンタインS 馬連1300円
大穴モナー すばるS 馬連1540円



100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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