重賞昇格記念すべき第1回@オーシャンS

スプリント界の新主役シンボリグラン。混迷極める路線を連勝で切り開いてきた。デムーロを背に堂々受けて立つ。
マイネルアルビオンは充実一途。連続連対で条件戦を突破し、重賞挑戦も2着と健闘した。今度は順番的に1着だ。
4歳牡馬の短距離を牽引していたアイルラヴァゲイン。競馬内容は決して悪くないが、賞金加算は是が非でもしなくては。
4歳だけじゃねえとマルカキセキ。1番人気を裏切る形が続くが仕方ない面も。昨年GTの走りを同じ舞台で再現せよ。
調子は戻りつつあるシーイズトウショウ。芝にメド立つタイキジリオン。最内枠生かせそうコパノフウジン。
2006年2回中山3日( 3月 4日) 11R 第1回 夕刊フジ賞オーシャンステークス(GIII) サラ系4歳以上1200m芝・右外 (国際)(指定) オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ディープサマー タイキジリオン マルターズホーク マルカキセキ シンボリグラン マイネルアルビオン シーイズトウショウ ゴールデンキャスト タカオルビー アイルラヴァゲイン エイシンヘーベ ネイティヴハート スパイン ナイキアヘッド ギャラントアロー コパノフウジン 馬名
牡4 牡6 牡9 牡5 牡4 牡4 牝6 牡6 牝6 牡4 牝5 牡8 牡4 牡7 牡6 牡4 馬齢
田中勝春 四位洋文 松岡正海 福永祐一 M.デムーロ 柴山雄一 池添謙一 小牧太 吉田豊 横山典弘 後藤浩輝 内田博幸 柴田善臣 村田一誠 大西直宏 佐藤哲三 騎手
57.0 56.0 56.0 56.0 58.0 56.0 55.0 57.0 54.0 56.0 54.0 56.0 56.0 56.0 57.0 56.0 重量
カタス
コスモ
k
ガスタ
だい
八雲
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
杉本


着順 馬番 馬名 単勝 5 13,950円 枠連 1-3 5,980円 三連単 5-1-12 2,160,190円
1 5 ネイティヴハート 複勝 5 3,240円 馬連 1-5 87,950円 ワイド 1-5 16,560円
2 1 コパノフウジン 1 310円 馬単 5-1 218,210円 5-12 10,370円
3 12 シンボリグラン 12 190円 三連複 1-5-12 168,070円 1-12 980円


オーシャンS調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
ギャラントアロー
馬名 5段階
評価
コース 内容 強さ 時計
3月1日美浦 坂路・重 南W・不良 芝・不良
シンボリグラン 坂路 単走(助手) 馬也 49.0-36.7-24.9-12.8
気合の乗りはよいが動き自体はそれほどではない。休み明けとしてはまずまずといったところ。
タカオルビー 坂路 併せ(助手) 強め半馬身遅れ 50.6-37.1-24.4-12.3
時計は速いが動きはややモッサリ。反応もいまひとつで仕上がりに不安。
マルターズホーク 南W 単走(助手) 一杯 64.3-50.3-37.3-12.3
上の人がバタバタしているせいで馬もバタバタした動きになってしまっている。動きにキレがあり気合の乗りもまずまずだが判断しにくい。
ナイキアヘッド 南W 併内(助手) 強め半馬身遅れ 66.9-52.0-38.6-13.4
調教で比較的動くほうのこの馬にしては物足りない動き。動きに勢いが無くフワフワした感じ。いまひとつ。
スパイン 南W 単走(助手) 一杯 68.5-52.4-38.3-12.7
動きにキレはないが、伸び伸びとしたフットワークで時計以上にスピード感がある。踏み込みが深くしっかりとしているのも好印象。
アイルラヴァゲイン 南W 併外(菊沢徳) 一杯1馬身先着 64.7-49.6-36.8-12.4
しっかりしたフットワークで手応えよく駆け抜ける。ただ動きが緩くガツンとくるものがない。完調手前の出来といったところ。
マイネルアルビオン 南W 単走(柴山) 一杯 63.2-48.7-35.9-12.6
キビキビした動きで、スピード感は抜群。追われてからの反応もまずまずで充実ぶりが伺える。好調持続。
3月1日栗東 坂路・重 CW・不良 DW・不良 芝・ B・不良
ディープサマー 坂路 併せ(助手) 一杯2馬身先着 54.4-39.1-25.5-12.6
特に目立つところはないが悪いところもなくまずまず。
マルカキセキ 坂路 単走(福永) 一杯 14.3-12.3-12.5-×
(1ハロン毎の時計)
終い脚が上がっているし、体も上手く使えていない。物足りない動き。
コパノフウジン 坂路 単走(助手) 一杯 52.1-38.5-25.7-12.8
ちょっと背中に硬さが見られるがキビキビとした動きで、それなりに出来にはある。
ゴールデンキャスト 坂路 併せ(小牧) 馬也併入
53.2-39.3-26.0-13.2
相変わらず重心の高いフットワーク。力強い動きでまずまず。
ギャラントアロー 単走(幸) 強め
84.6-67.9-52.6-38.6-11.6
ビチャビチャ馬場も気にすることなく力強いフットワークで駆け抜ける。いつもはスーッと流す感じだが今回は力強さが加わって非常によく見える。


k氏の見解 だい氏の見解
先行勢が揃った印象。差し馬中心で。シーイズトウショウは実績を再評価。アイルラヴァゲインはこのメンバーに入るといかにもパンチ力不足。人気にになりそうなシンボリグランは時計面で不安ありすぎ。  今年開設される重賞で、OP時と比べると流石にメンバーが揃った。関東馬のトライアルという様相以上に関西の有力どころも集まっての一戦で、本番にどう繋がるか来年へ向けても期待したい。

 ◎は7アイルラヴァゲイン。人気先行だが能力も至って上位ではあるし、そろそろきっちり勝ちきってもらいたい。逆にそこが本番での使い詰めという事に出てしまうかもしれないが、ここは横山典騎手に戻り関東での競馬で有利になる点も多い。複勝率が高いのでワイドや三連系で買った方がいいと思う。

 ○は13マルカキセキ。こちらも常に人気となる馬だが、斤量の56キロは絶対有利だし、人気も分散されると予想されるだけに、良い意味で中心のレースとならなくて良い。この馬も逆に本番での人気はいただけないが。

 ▲は10シーイズトウショウ。この馬も斤量に左右される馬で、更に遠征も得意とはいえない。実力をどこまで発揮出来るかだが、池添騎手の関東もあまり信用できないけどなぁ…。

 △はチューリップ賞のニシノタカラヅカよりこちらに乗ることになった後藤騎手の6エイシンヘーベと、山内厩舎−田中勝騎手の繋がりのある16ディープサマーまで狙う。

 推奨馬券は単勝7、三連複7−13−10,6,16。

 1コパノフウジンは佐藤哲騎手に短距離は短いだろうし、更に中山は似合わんよ。

 12シンボリグランは短距離路線での急激な斤量増加にそろそろ無理が来る頃だと思う。お手並み拝見という感じか。
八雲氏の見解 ワルサ氏の見解
どうでしょう、なかなか難しそう。
ですがわりと人気サイドで収まりそうな気もします。
本命にはアイルラヴァゲイン。
すっきりしないレースが続いてはいる。
好位からの競馬で勝ちきれないものの、
複圏内には来てくれそうな安心感がある。
ですので、本命に推したいと思います。

相手候補も人気サイドとなります。
マイネルアルビオンは、まさに充実一途、
今の状態なら必ず追い込んできそう。
ただ、この馬なんでこんなに乗り替わりが多いの?

最後にトップハンデのシンボリグラン。
休み明けだが、今年のスプリント路線では重要な位置にいる馬。
大きく崩れるタイプじゃないし、上位には来ると予想。
デムーロ鞍上で今年の初陣を飾れるか。
今年から重賞に格上げされたオーシャンS。より一層高松宮記念へのステップレースとして充実した。ただ馬券検討の観点からは難しいレースセッティングとなった。OP特別時代に比べトライアル要素が強くなり、実績馬が出走できることになったが仕上げはメイチでは行ってこない。まだクラシック路線だったり、中長距離戦なら能力差で実力馬押し切る傾向にあるが、スプリント戦は全体的に能力差が少ない。近年はその傾向が顕著に見受けられるし、ペースも遅くなったりするケースもある。比較的信頼がおきにくいと言える。そして中山で行われるのも難しくする大きな要因だ。高松宮記念とスプリンターズSは共にスプリントGTながら、歴代勝ち馬のタイプがかなり異なっている。高松宮記念勝ち馬は平坦巧者が多く、GTはこの1勝という馬が多い。その高松宮記念のステップを、急坂のある中山でやろうというのだから、コース適性は他のレースに比べ重要なファクターだろう。今年のメンツは全体的に平坦巧者が多い気もする。

注意点を確認したうえで能力比較に入るのがいつもの流れだが・・・差がまったく無い。いや一応差は少々あり、マルカキセキ・シーイズトウショウ・アイルラヴァゲイン・ゴールデンキャスト・タカオルビーが上位なのだが、CBC賞→シルクロードSとまったく能力を生かせる展開となっていない。それはギャラントアロー君のおかげです。スプリンターにしてはテンが遅く、誰もが逃げると認識しているので、単騎逃げになり隊列が整うまでの間は楽に行かせる。そのため前半からガンガンというペースにはならず、中途半端な瞬発力勝負になり、着差がつかないわけだ。(元々、スプリンターは瞬発力勝負には向いていない) 今回もギャラントアローが内枠引いたので、似たような展開が濃厚だろう。能力から予想するスタンスの核を破壊された格好になった。

誰が1着になるかを当てるよりも、単純に有力馬から人気の無い馬を選べば間違いでは無いと思う。紙面上は◎シーイズトウショウとした。能力があって、馬場が高速orノーマルか不明の現状では、馬場不問タイプなのもよい。展開も広く受けられ、安全な先行タイプと軸としては妥当な線だろう。平坦巧者と思われる実績だが、今回がはじめて見極められるコンディションなので、良い材料ではないけど特に悪い材料でもない。体調も「ゆとりローテ」で取り戻しつつある。馬体重だけは注意せねばならないけどね。ヒモは差が無いのでめいっぱい手を広げた。正直これでも足りない。馬券作戦は人気の盲点を手広く買うのが吉だと思われます。
大モナ氏の見解 杉本氏の見解
 このメンバーなら単騎で逃げられそうなギャラントアロー本命。開幕週から雨が降った影響が少なからずあると思うので、多分少し時計がかかり気味になった馬場がこの馬に味方しそうだ。二走前の勝ちっぷりから力はまだ健在だろう。枠もいいところを引いた。
 対抗マイネルアルビオン。ここ最近の充実度を買いました。あまり人気になりそうじゃないし、別定戦で嫌われれば美味しいかなあと。

 大穴はナイキアヘッド。もう少し前に付けられればもっとやれそうな気がするのだが。中山コースは走るし、そろそろ馬券になりそうな予感★
アイルラヴァゲインが重賞勝てないのは多分アレのせいだろう。アレというのは勿論ヨシトミのこと。クリスタルCは間違いなく勝っていたレースだったが、今までに見たこともないような超クソ騎乗でただもらいだった重賞を逃してしまった。その呪いが未だ尾を引いてるような気がする。そう思わないとやってられない。

今回の中山は良でやれるようで、芝も3〜4コーナー付近は荒れてきているみたいだが全体的には問題なさそう。ならば時計勝負と言うことで2歳時に1分7秒台を叩きだしたことのあるアイルラヴァゲインを本命にした。

ああ、そうだ。仰るとおりこんなのは所詮戯言。アイルラヴァゲインを本命にするための理由付けにしか過ぎん。
とは言うものの最近パットしないとはいえ安定感は抜群だし、順番的にもそろそろだろう。人気を考えたら今回ほど美味しいときはないと思う。

対抗は2連勝と波に乗っているシンボリグラン。中山の成績も(1.1.1.0)と好成績だし、調教も悪くない。自分としては同厩のマイネルアルビオンよりこちらをお薦めしたい。

単穴に山内馬に乗った時の勝春。年に1回から2回ほどしか乗る機会がないが成績は不思議と悪くない。今年は何故か騎乗回数が多く、既に3回目。頭はないにしても2着3着なら十分考えられるのではないか。

他、下手永の乗るマルカキセキとアイルラヴァゲイン、ディープサマーとはワンセットな感じのコパノフウジン。人気になると走らないダイタクヘリオス化してきたギャラントアローまで。


第1回 夕刊フジ賞オーシャンステークス(GIII)推奨馬券
カタス氏 3連単F ◎.▲→◎.○.△→○.▲.△.× 計 13点
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
k氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 5点
ガスタ氏 3連単F ◎.○→◎.○.▲.△→◎.○.▲.△.× 計 24点
だい氏 単勝 ◎ 3連複F ◎−○−▲.△ 計 4点
八雲氏 ワイドF ◎−○.▲ 計 2点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△.×.★ 計 8点
マッハ氏 3連複F ◎−○.▲−▲.△.×.★ 計 9点
大モナ氏 ワイドB ◎.○.★ 3連複F ◎−○−△.×.★ 計 8点
みるこ氏 3連単F ◎.○→◎.○→△.× 馬連 ◎−○ 計 9点
杉本氏 馬単F ◎→○.▲.△.× 3連単F ◎→○.▲→○.▲.△ 計 11点




熊乗れずともまかせたスプラッシュスター@チューリップ賞

無敗の2歳女王テイエムプリキュアが始動する。熊沢は乗れないが本番でふたりでプリキュアになるために良いステップにしよう。
阪神JFを回避したラッシュライフが復帰。ファンタジーS2着の実績が示すとおり、能力は世代上位だ。
今年は当たり年アドマイヤ軍団からアドマイヤキッス。未勝利勝ちの内容からはスケールを感じさせる。やはりヤネは武豊。
紅梅Sで外からぶっこ抜いたタッチザピーク。スタートミスを物ともしない能力はここでも通用するはずだ。
今週から馬柱「岩田」が騎乗するシェルズレイ。1戦1勝サンデーには大物もプリムローズヒル。ニシノフジムスメも侮れない。
2006年1回阪神3日( 3月 4日) 11R 第13回 チューリップ賞(GIII) サラ系3歳1600m芝・右 (混合)牝(指定) オープン馬齢
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
プリムローズヒル ウインシンシア アドマイヤキッス マヤラブハート サルトリーガール テイエムプリキュア タッチザピーク ラッシュライフ シェルズレイ ステラマドレード プリンセスデザイア ヒトリムスメ リトルブレイブ ニシノフジムスメ ヤマトマリオン スパニッシュソウル 馬名
牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 牝3 馬齢
幸英明 秋山真一郎 武豊 小林徹弥 本田優 上村洋行 柴原央明 蛯名正義 岩田康誠 川原正一 川田将雅 安藤勝己 川島信二 藤田伸二 安部幸夫 藤岡佑介 騎手
54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 54.0 重量
カタス
コスモ
k
ガスタ
だい
八雲
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
杉本


着順 馬番 馬名 単勝 14 380円 枠連 4-7 2,120円 三連単 14-8-15 357,600円
1 14 アドマイヤキッス 複勝 14 180円 馬連 8-14 2,570円 ワイド 8-14 900円
2 8 シェルズレイ 8 330円 馬単 14-8 4,530円 14-15 7,940円
3 15 ウインシンシア 15 1,780円 三連複 8-14-15 87,530円 8-15 11,410円


チューリップ賞調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
なし
馬名 5段階
評価
コース 内容 強さ 時計
3月1日栗東 坂路・重 CW・不良 DW・不良 芝・ B・不良
プリンセスデザイア 坂路 単走(川田) 馬也 56.0-41.3-27.3-13.0
フワフワとしていて馬体もほっそりとして力強さのない動き。ただ走りに集中は出来ているし悪くはない。
プリムローズヒル 坂路 併せ(幸) 1馬身遅れ 51.1-37.5-25.2-13.0
調教で動く馬ときいて期待して見たのだが期待外れ。最後完全に足が上がってしまっている。首は低いが使い方が下手でまだまだ成長の余地は残しているが現時点では厳しいのではないか。
シェルズレイ 坂路 単走(岩田) 強め 51.7-38.9-36.7-13.7
フラフラした走りで首も使えていないし脚も前に出てない。この動きでは良いとはとてもではないが言えない。
ヒトリムスメ 坂路 併せ(安藤) 馬也半馬身先着 53.4-38.4-25.3-12.7
ちょっと肩の出が悪くフットワークが小さくなっているが手応えはあり雰囲気もまずまずよい。
リトルブレイブ 坂路 単走(生野) 一杯 68.5-52.4-38.3-12.7
フラフラとして全体的に若さを覗かせる内容だったが、追われてからの動きはしっかりしていてなかなか見るものがあった。
ステラマドレード 坂路 単走(助手) 強め 54.9-40.0-26.7-13.4
全体的に動きにキレがなくメリハリもない。いまいち。
テイエムプリキュア DW 単走(熊沢) 強め 83.8-66.6-52.5-38.7-11.8
力強い動きで、騎手の指示にもすっと従う。馬体も迫力があり問題は無い。良い仕上がり。
アドマイヤキッス CW 併外(高田) 一杯半馬身先着 80.7-64.9-51.6-38.9-12.3
反応よくスッと伸びそうなところに素質を感じさせるが、すぐに脚が上がってしまいなんかチグハグな印象。馬が若く経験不足。長期の休養明けもマイナス。
タッチザピーク CW 単走(柴原) 馬也 82.5-67.5-53.0-39.8-12.7
落ち着いた様子で淡々と駆け抜ける。手応えよく大人びた感じ。馬体はすっきりとしすぎているのがきになるが動きは良い。
3月2日栗東 坂路・不良 DW・不良
ウインシンシア 坂路 単走(助手) 馬也 56.2-41.7-28.3-13.8
淡々とした動き。馬体の張りは目立つが動きは平凡。


カタス氏の見解 k氏の見解
 ニシノフジムスメ必勝祈願!!をしておいて、とりあえず予想に入る。

 てかフジムスメは普通にここでも勝負になるので休み明けがどうかは知らんが単穴で良い。というか最初は本命の予定だった(事実この第一次原稿送信時は本命だった)

 問題はそれ以下。今年の牝馬クラシック戦線は大混戦と言う前提で予想する。まず阪神JFは馬場が異常に重すぎて上位の馬を額縁どおり評価することは避けたい。評価できるのは前行って粘った馬くらい。テイエムプリキュアは前走完全に展開・馬場条件共に「嵌った」馬であることは言うまでもない。今回の普通の馬場では不安が出てくる。JF以外の内容ではフジムスメやラッシュライフの方が1枚上手だし、人気次第ではあるが紙面に載せる予想としては消しの方向で。一応2,3着穴ヒモ候補なので前走がフロック視されるようなら。

 後前走ダート組の評価をしとく。ヤマトオリオンは前走はまずまず。芝での2走は1200mなので参考にはしないが、どちらも先行して伸びず。距離が短かった可能性が高い。ダート1700でミドルラップを早め押し切って2着、1800で1着を見る限りミドルラップ向きで阪神のスピードコース1600m。1200で先行できたスピードを生かせれば怖い。

 ヒトリムスメは前走はアフリート特有の脚抜きの良い馬場で行った行った。時計も平凡で評価に値せず。血統的にも芝、1600共に不安。

 プリンセスデザイア、時計はまずまずで先行力もそれなりには見せた。芝替りも父デインヒル母父カーリアンなら問題ない。が、そこそこ人気しそう。これなら芝でそれなりにやれそうなヤマトオリオンのほうが期待値は高そう。

 以上。

 本命は超大穴を狙ってのステラマドレード正一。未勝利を勝ち上がるまでに時間を費やしたが、その相手を見てみると結構強敵だ。タガノバスティーユはOPに上がったしアンテヴォルテは素質馬。勝った相手にはゲイルもいる。素質馬相手に戦ってきたので、ここでメンツは強化されても陣営がそれなりに色気を持つのも分かる。何よりも3走前の時計が秀逸。もちろん糞重馬場なので当てにはしないが、それでも単純計算ならJF組よりは上の計算になる。何よりJF組よりも早いペースで先行して終いも悪くない。開催日が違うとは言えエイシンチョーテンやゲイルより早い時計だったし実際、前走は59秒で終いも35秒9で何とかまとめててゲイルに勝ってる。スピードタイプのミスプロらしく開幕2週目の馬場とスピードを生かしての逃走劇であっさり逃げ切りもあるんじゃないかと。めちゃくちゃ人気ないし力関係がはっきりしない今回のレース。これなら狙っても良さそうだ。

 対抗はスパニッシュソウル。前走のスピードから距離伸びての不安はあるが、このメンバーでも通用する分かりやすい武器があるので対抗。流石に勝ちきる決め手には欠けるが2,3着には食い込んでくるんじゃないか。

 連下にラッシュライフ。ベストは1400だろうが、スピードは上位。普通に圏内。

 3ヒモに前述ヤマトマリオンを。

 タッチザピークは前走低レベル。勝ちっぷりは鮮やかだが時計は平凡だしスローで展開も向いた感じ。

 アドマイヤキッスはミドルラップで結果を出してきてはいるが重い洋芝のレースで、時計面での不安がある。まあサンデーだしそこは大丈夫だろうが、追い切り時計もそんなよくないし切れがあるかどうかも怪しいし。
まずテイエムプリキュアは切る。ドロんこ馬場だったジュベナイルフィリーズ勝ちを額面どおりには受け取れない。過去10年遡っても阪神JF→チューリップ賞を連勝で飾ったのはテイエムオーシャンのみ。メジロドーベル、ヤマニンシュクルは人気で負け、スティンガー、ピースオブワールドに至っては出走すらしていない。テイエムプリキュアの真の実力の程は定かでないが、GT勝ちというプレミアが人気に上乗せされるのならいらない、バッサリ切ろう。

◎は新馬で素晴らしい競馬を見せたスパニッシュソウル。前半33.8のペースを好位追走でレースの上がりを0.4上回る34.7の脚でまとめて完勝、時計も古馬500万下に匹敵する好時計。このレースぶりを見てもマイルの流れに戸惑うとも思えないし末の確かさも時計の早さも一級品。最近絶好調の父フジキセキもポイント。死角はキャリアの浅さと最内枠だがそれを補って余りある魅力満載。一気に桜花賞の主役へ名乗りを上げる。

○もSS産駒の好素質馬プリムローズヒルを抜擢。新馬はスローペースの番手追走、末の切れの違いだけで勝った内容は時計的には評価できないが、唯一上がり35秒割れを計時、前々でのものだけにこれは評価して良い。大外に入った事で十中八九差す競馬をするはず。3年前はSS+幸+松元省+下川辺=三冠馬だったが・・・さて。

▲はダートでの勝ちっぷりが凄かったプリンセスデザイア、以下3番、5番のWムスメを。ようは僕はこのレースでは既存の勢力は全く信頼していないという事です。

だい氏の見解 ワルサ氏の見解
 2歳女王、11テイエムプイキュアの出走で一段と盛り上がる桜花賞トライアルだが、阪神JFの結果はレベルに反映するんだろうか?更に休み明けや乗り替わり、前回が以前と違うレース運びだっただけにちぐはぐなレースになる事も充分予想出来る。どちらにしても阪神JFが抜けて強かった訳ではないので疑ってかかりたい。

 ◎は9ラッシュライフ。こちらも休み明けではあるが、ファンタジーSが極めて安定した能力比較で上位に思えたし、蛯名騎手も乗りに行っているだけに期待できる。

 ○は10タッチザピーク。新馬−OP2連勝で桜花賞出走は決まった様なものだが、ここでは柴原騎手の重賞制覇がかかるだけに少し重圧もかかる。逆に本気度もあると取れるし2着というのが一番の期待か。

 ▲は8シェルズレイ。1600mばかりを使い距離適正は一番でジワジワよくなって来ているし、あとは岩田騎手の手腕に期待。阪神コースなら内からスルスルと巧く乗ってもらいたい。

 △は新馬を快勝した1スパニッシュソウルとアンカツの選んだ5ヒトリムスメまで抑える。

 推奨馬券は馬連9−10,8,1,5。
テイエムプリキュアを消すのが前提となるレースである。誰もが阪神JFは馬場に助けられフロック視しているので、GTウイナーをけっぽった割には見返りは少ないと思う。だが単勝1桁台すら適正では無いだろう。そのぐらい時計を残せていない。一般の新聞はGTをフロックとして完全無視するのは一種のタブーなので、そこそこ印がついている。素人やプリキュア好き少女から、お金を巻き上げるのは心が痛むが、他人を蹴落としてこそギャンブルであり競争社会だ。

自称玄人の我々はファンタジーSの価値を知っている。3歳牝馬路線で一番レベルの高く、他レースを一枚も二枚も上回っている。その2着の◎ラッシュライフを本命に、○ニシノフジムスメを対抗にすればいい。どちらも安定性は高く、休み明けで全力投球は望めずとも楽に押し切れそうだ。

新興勢力からはタッチザピークよりも▲スパニッシュソウルを注目したい。スプリント戦の新馬勝ちで挑んで来た馬だが、時計は優秀で上昇も見込める。距離に壁があるタイプには思えないし、一気にクラシック候補に躍り出る可能性を秘めている。あとはレベル高かったエルフィンS4着の△シェルズレイまで抑えておけばOKだろう。

タッチザピークはまだ底知れない未知の魅力があるが、時計は出ておらず、素人受けするインパクトを見せたのでムダに人気へと推されそう。あまり買う意味を感じない。

アドマイヤキッスも似たようなクチだが、残した時計はタッチよりかは上で成長分が見込める。しかし武豊で人気で相殺されるのがオチだろう。堅実に攻めて、堅実に実りを手にするのが玄人だ。

ただテイエムの馬を切る時は毎回「弱い」「ザコ」と言っているのだが、オペラオーといいチュラサンといいよく走ってくれます。プリキュア少女に巻き上げられる玄人の図が、浮かぶのはオイラだけ? まあ10年後にいい競馬好きねーちゃんになってくれれば御の字っす。(注・少女は馬券を買いません!)
みるこ氏の見解  
大外プリムローズヒルは母系のラストタイクーンが好印象で新馬の終い11.5-11.6-11.8は中々に優秀。しかし今回は阪神マイルの大外で前走2番手追走4角先頭の競馬からは全く違うレースを要求される事になる。逃げなら買える幸だが外目の差し馬に乗せたら4馬身はコース損をしてくるジョッキーであり買う気が失せた。買えて3着だろう。

アドマイヤキッスも外で買えない。素質馬だか知らんが上がプラズマで母父ジェイドじゃやっぱり阪神マイルでキレる脚もパワーも感じない。まだ筋肉がつききってないし太い気もした。

本命はシェルズレイ。ここでどういう結果出そうと桜花賞でも熱い印を打つつもりだ。馬力タイプの一貫ペース型なのでペースが落ち着きやすい京都は本質的には合わない。京都で未勝利を脱した時は5ハロン通過が58,8のペース。リシャール同様道中ペースが緩くなると逆効果の先行馬である。阪神マイルは先行が基本有利だし桜花賞かどっちかでは穴開けると思うんだが。


対抗にはシェルズレイが来る流れを前程とするならステラマドレードが絶対に外せない。
前走京都マイルは前有利の馬場ではあったしそこまで過大評価する必要は無い。その前の前阪神マイルで2着したレースがかなり凄い。5ハロン通過が59,5で終いの4ハロンが12.1-12-12.1-13で2着。一週前の阪神JFが5ハロン通過60,6通過で12.5-12-11.9-12.8の上がりだから時計面では圧倒的にステラマドレード。
プリキュアが差し馬が上位の中で突き抜けた差し馬なのに対して未勝利戦のステラマドレードは1着アンテヴォルテ 15-12-8  4着フィールドミューズ 13-15-12 5着テイエムアメジスト 11-12-12 の完全差し馬上位の中で3-3-2の2着は勝ち馬より内容は濃い。

3着候補なら阪神の馬力比べなら出番ありそうなヤマトオリオン、オペラハウスにアンバー社台だから京都1200のスピード比べってのは違うだろう。
ニシノフジムスメはキングヘイローが阪神合いそうなのでマーク。ラッシュライフは距離が微妙でタッチザピークはミスプロが気になる。馬格も無いし阪神マイル向きじゃない可能性がある。ゲート難で外回らされる恐れも。
 


第13回 チューリップ賞(GIII)推奨馬券
カタス氏 3連単F ◎.▲→◎.○.△→○.▲.△.× 計 13点
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
k氏 馬連F ◎−○.▲.△.× 計 6点
ガスタ氏 3連単F ◎.○→◎.○.△→◎.○.△.× 計 18点
だい氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 4点
八雲氏 ワイドF ◎−○.▲.△ 計 3点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
マッハ氏 3連単F ◎→○→▲.△.×.★ 3連単F ◎.▲→◎.▲→○.△.×.★ 計 15点
大モナ氏 ワイドB ◎.○.★ 馬連F ◎−○.△.★ 計 8点
みるこ氏 3連単F ◎→○→△.×.★ 馬連F ○−◎.△.★ 3連単F ◎→△.★→○ 計 15点
杉本氏 馬単F ◎.▲→○.▲.△ 3連単F ◎.▲→○.△→○.▲.△ 計 22点



第8期 予想師ランキング(05/9/10〜12/25)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 1949.4 1.7
コスモ 380.4 25.0
k 200.4 16.7
ガスター基地 132.7 18.8
だい 84.0 32.3
八雲 69.0 19.6
ワルサー 54.8 11.1
マッハラジャー 50.4 4.2
大穴モナー 44.4 15.1
みるこデムウロ 30.3 1.6
大学生馬券師 21.3 5.2
杉本 18.7 8.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 385.9 12.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 253.0 13.3
第9期 予想師ランキング(06/1/5〜2/26)
予想師名 回収率 的中率
k 157.3 17.1
八雲 117.6 25.8
マッハラジャー 99.5 13.3
ガスター基地 85.8 23.5
ワルサー 51.3 19.4
大穴モナー 50.0 10.3
大学生馬券師 49.9 8.3
コスモ 44.3 7.7
だい 14.7 13.9
杉本 14.1 5.6
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 53.5 11.5
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 57.1 12.1



先週的中者一覧
マッハラジャー 内外タイムス杯 3連複2090円
八雲 アーリントンC ワイド1470 630
ガスター基地 アーリントンC 馬連1730円 中山記念 馬連1580円
ワルサー アーリントンC 馬連1730円 中山記念 馬連1580円
杉本 中山記念 馬連1580円
k 中山記念 馬連1580円


先先週的中者一覧
ガスター基地 京都記念 3連単6370円 (集計ミスってごめんなさい)
コスモ フェブラリーS 馬連660円
だい フェブラリーS 馬連660円


100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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