マイル新時代突入。牽引するスター誕生か@ダービー卿CT

インセンティブガイが重賞タイトルに手をかける。今年に入って一時期の不調から完全に脱し、センスの高い良い競馬を見せている。得意条件で安田に名乗りあげる。  重賞の舞台へ返り咲いたメテオバースト。富士S3着の実績から昇級の形でもまったくヒケをとらない。  上がり馬コスモシンドラーが関東に乗り込む。自慢の末脚が炸裂すれば勝利は目前。小回りコースでこそ生かされる。  マイルで活路を開いたキングストレイル。 叩き台でも実力は侮れずテレグノシス。 騎乗停止の穴はここで埋める蛯名@ダンスインザモア。
2006年3回中山4日( 4月 2日) 11R 第38回 ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII) サラ系4歳以上1600m芝・右外 (国際)[指定] オープンハンデ
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
アルビレオ コスモシンドラー ニシノシタン マイネルハーティー テレグノシス グレイトジャーニー キングストレイル ロードマジェスティ インセンティブガイ シルクトゥルーパー トールハンマー キネティクス メテオバースト ダンスインザモア グランリーオ ニューベリー 馬名
牡6 牡4 牡6 牡4 牡7 牡5 牡4 牡4 牡5 牡4 牡6 牡7 牡5 牡4 牡6 牡8 馬齢
田中勝春 武幸四郎 吉田豊 内田博幸 勝浦正樹 佐藤哲三 北村宏司 津村明秀 横山典弘 松岡正海 石橋脩 山田信大 後藤浩輝 蛯名正義 江田照男 四位洋文 騎手
56.0 55.0 55.0 55.0 58.5 56.0 56.0 54.0 57.0 53.0 54.0 55.0 55.0 56.0 56.0 57.0 重量
コスモ
k
ガスタ
八雲
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
杉本
着順 馬番 馬名 単勝 11 2,750円 枠連 5-6 3,460円 三連単 11-10-5 1,250,840円
1 11 グレイトジャーニー 複勝 11 690円 馬連 10-11 8,960円 ワイド 10-11 2,490円
2 10 キングストレイル 10 270円 馬単 11-10 23,710円 5-11 13,730円
3 5 キネティクス 5 2,170円 三連複 5-10-11 225,520円 5-10 11,000円
ダービー卿CT調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
ニシノシタン
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
3月29日美浦 坂路・良 南W・やや重 南芝・やや重
グランリーオ 坂路 単走(助手) 馬也 49.1-37.4-25.4-13.0
前半から飛ばす。舌がハミを越していてちょっと制御が利いてない。終いは時計ほど脚色は悪くないので前走よりは良いか。
キングストレイル 南芝 併外(北村宏) 一杯半馬身先着 63.9-49.6-38.6-11.7
ダンスインザムードを2馬身後方から追走。珍しく強めの追い切り。相変わらず首が高く追ってからの伸びがイマイチ。馬也の併走馬が抑えているのに突き放せない。馬体の張り艶も物足りない。
ダンスインザモア 南W 併外(助手) 強め併入 65.6-50.5-37.4-12.9
馬体に張りがなくガレ気味に見える。調教走る馬にしては終いの勢いが物足りないし、フットワークのバランスも悪い。
ニシノシタン 南W 単走(吉田豊) 馬也 64.5-49.7-36.5-12.7
淡々と駆け抜ける。手前の替えがスムーズでフットワークも軽やかさがありしなやか。馬体の張りも目立ち絶好調と言って良い。
メテオバースト 南W 単走(助手) 馬也 66.4-50.5-37.1-12.5
体のパーツが太く単走でも非常に力強い動き。それでも太目はない。ワンペースでキレは感じさせない動きだが非常にパワフルで力強い。
トールハンマー 南W 併内(石橋脩) 一杯半馬身遅れ 66.1-51.2-38.1-12.9
首がかなり高く追ってからの反応も悪いがレースでもそうなので問題ないだろう。脚の使いかたはしっかりしていて肩の出も良い。
テレグノシス 南W 併外(大野) 馬也2馬身先着 77.6-62.4-48.7-35.4-12.2
馬体の張りは目立つがちょっと太目か。フットワークが少し変わっているか。まずまずの動きだが抜け出してから手前を替えたりとまだ万全の出来とは言えず。
3月29日栗東 坂路・重 CW・不良 DW・不良
グレイトジャーニー 坂路 単走(助手) 一杯 52.3-38.2-25.1-12.4
馬場の悪さを嫌ってDWから坂路に変更したのだろうか。動きはいつも通りややモッサリとした感じで特に変わりはない。
ニューベリー 坂路 併せ(助手) 一杯3馬身先着 50.2-37.2-24.6-12.6
回転の速いフットワークで全体の時計も終いの時計も速いが首を上手く使えていない印象。時計ほど良いという印象は受けず。
マイネルハーティー 坂路 併せ(助手) 一杯2馬身先着 52.3-38.0-25.1-12.8
一杯に追われてジワジワと伸びる。終始右側にヨレぎみだがフットワークは崩れておらず悪くない動き。
キネティクス 坂路 単走(助手) 一杯 52.6-39.0-26.2-13.2
終いパタッと止まる。ただいつもそのような動きなので気にすることはないが、良いとは言えない平凡な動き。
コスモシンドラー DW 併外(武幸) 一杯併入 79.5-65.3-52.3-39.0-12.0
悪い馬場もあまり気にしないようで追われてからしっかりした伸び。特に悪いところはない。なんで高松宮でなかったのか。
インセンティブガイ CW 三頭併内(川田) 馬也半馬身先着 66.4-51.3-37.8-12.0
抑えきれない手応えでいつでも抜け出せるという体勢。馬体もスッキリしていて体の使い方も問題なし。好調。
k氏の見解 八雲氏の見解
とりあえず幸四郎の名前を重賞で久々に見た気がします。ガンガレ。 本命にはメテオバースト。
前走は久々の勝利、中山マイルは相性がいい。
前走のかちっぷりからも、ここでも通用。
この馬を中心に考えたい。

対抗にはキングストレイル。
際立った決め手はないが、堅実に走る印象。
徐々に状態は上向いてきており、ここはチャンス。

3番手にはニューベリー。
マイルでは、ココ最近崩れていない。
今期初戦も金杯2着、まだまだ元気な8歳馬。
先行力生かす。
ワルサ氏の見解 大モナ氏の見解
先週の高松宮記念は予想通りスプリンターではなく、マイル路線を歩んできた馬が上位を占めた。ということは現在のマイル路線はレベルが高いのか? 残念ながら答えはNO。この路線も低調な決着が続き、差のつかないどんぐり達が背比べしている格好だ。それほどスプリント路線はひどいレベルで争ってきたわけ。とは言えマイルCSのトップグループは久々にGTらしい時計で駆け抜けており、復活の兆しも見せている。この脇役といえるグループがどこまでトップに迫れるかがポイントとなるだろう。まだ今年はそれに答えるだけのレースは争われなかったが、昨年のダービー卿CTはAクラスの決着だっただけに期待したい。

予想に移るが、馬場が把握できない段階での予想はやはり信頼度が落ちる。プリキュアを放送している時点では、関東地方にまだ雨は降っていないので、影響はそれほどないやや重を想定する。一気に雨がザーザー降って極悪馬場になったらロードマジェスティ総流しをオススメしておきますが。さて天気はどうなることやら。

能力面は0.6秒以内に14頭がひしめきあう超大混戦模様となっている。マイルCSで流れ込んだだけの馬が時計を伸ばした形で、中途半端なレースの1・2着と同等の価値を持っているためだ。オッズも混戦を示しているが、それ以上に現実はわけわからん状況です。ペースはニシノシタンが外枠から思いっきり行くと思うので、スローは無いと見ていいだろう。決着は1.33.前半が濃厚。つまりほとんどの馬が走れる時計です。

軸は安全性に優れている馬、それに該当する馬がいない場合は穴馬を選びたい。ここで言う安全性とは、先行・もしくは逃げることができる。コース・距離に優秀な実績を残している。近走で崩れること無く良い成績を残している。この3点だ。何頭か該当するが、一番当てはまるのが1番人気のインセンティブガイとなる。今年に入ってから調子を取り戻した感じで、初戦の初富士Sで近走メンバートップタイの時計内容を叩きだしている。内容も番手から抜け出し完勝するもので文句なし。東京新聞杯を取りこぼした点は不満が残るが、東風Sで快勝してチャラ。中山マイルのパフォーマンスが目に付く馬だ。明確な能力差が認められず、完璧に立ち回ったとしても敗北する可能性は残されているのは確かだけど、現在単勝3.8倍というオッズならそう悪くは無いので◎とする。

混戦といいつつ1番人気を軸に据えたのだから、ヒモでは冒険してみる。○グランリーオは人気の盲点となっている。中日新聞杯はペースが作られローカルとしてはレベルの高い1戦だった。インセンティブ野郎と同率トップがこのレースだったりする。左回り専用&雨苦手に印象も重なり人気を落としているが、能力的には勝ち負け期待して当然。ここ2戦は冴えないが、好枠から番手でロス無く直線を迎えられるのは大きい。条件面には多少目をつぶっても問題ない単37.6倍なら積極的に買いたい。

▲ダンスインザモアは不思議な人気。評価点は○同様に中日新聞杯なのだが、勝ち馬が37.6倍でこの馬は9.5倍ってどういうことなんだろ。前日発売分なので、重馬場実績を買われたのだろうが・・・極端すぎ。インコースを捌けさえすれば期待できるので、思いのほか人気でもGO。

△アルビレオは近走の実績から順当に評価した形。大外枠を引かされて、先行に構えられなそうなのは気になる点。△グレイトジャーニーは1800m向きは確かも、地味にいい成績を残している。人気面ではお買い得。△ニシノシタンは不利な枠順も自分の形になればチャンスはいつでもある。中山コースこその馬。★はまったくしかとされてるキネティクス。マイルCSと富士Sはファンの記憶から削除されたようです。

切った人気どころのキングストレイルは何回も言っているようにただ弱い。セントライト記念はうんこで、前走2着した東風Sも勝ち馬以外は平凡極まりない。人気先行の典型だが、まだまだその傾向は続いている。コスモシンドラーも現状では時計不足。先行すると味がない変なタイプで今回も大外一気濃厚だけど、距離延長は使われ方を見る限りではマイナス要素だろう。テレグノシスは言わずもがな。
 雨、降るんですか?今のところ(AM11:30)中山競馬場は曇りのお天気のようですが、このまま持ちませんかねぇ・・・。ざんざん降りになったらお手上げということで開き直ります。
 
 本命はテレグノシスです。やや重までなら頑張ってくれると思います。ええ、中山は走れてませんよ。でも本当に苦手にしているのだろうかと考えてみると、三年前同レースで負けた事を含めた2回は重馬場であり(今回も同様になるかも知れんが)、昔の話になるがスプリングSではタニノギムレットにクビ差2着、富士Sでは自分の形でない先行策で4着と、何よりこのOPに毛が生えたような面子相手に1マイルで負けられないだろうと。一年勝ち星が無いが、GTでも差の無い競馬をしているし、中山外回りの今は外が伸びている馬場で大外一揆を決めてくれることを期待する。

 対抗コスモシンドラー。距離がどうかだが、馬場やコース代わりなどを問題にしなさそうだし、勢いがあるのでそれに乗ってみたい。
 三番手マイネルハーティー。今回はニシノシタンというペースメーカーがいるので、Mペース以上の流れならこの馬に出番が来る。鞍上に内田博も魅力だ。テレグノシスと共に突っ込んできてほしい。

 大穴にシルクトゥルーパー。前走の末足に復調の気配が見て取れた。最軽量を生かして3着までなら★
杉本氏の見解  
一発ありそうなアルビレオ。大外枠は確かに不利だが乗り方次第で十分いける。前走の東京新聞杯は一番人気であろうインセンティブガイと斤量差なしで同タイムだが、今回は1kg斤量に差があり、逆転可能と見る。

インセンティブガイはここへ来てぐっと成長した。ちょっとやそっとで崩れることはないだろう。

音無厩舎は東西で狙える馬を用意しているが、ニューベリーの方が期待できそう。

唯一のGI馬、テレグノシスは実力はあるものの、中山で割り引いて無印。
 
第38回 ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)推奨馬券
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
k氏 馬連F ◎−○.▲.△ 馬単F ○→◎ 計 6点
ガスタ氏 3連単F ◎.○→◎.○.▲.△→◎.○.▲.△.× 計 18点
八雲氏 ワイドB ◎.○.▲ 計 3点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△.★ 計 6点
マッハ氏 馬連F ◎−○.▲.△.×.★ 計 5点
大モナ氏 3連単F ◎→○.▲→○.▲.△.★ 計 10点
みるこ氏 3連単F ◎→○.▲→○.▲.△.★ 計 10点
杉本氏 馬単F ◎→○.▲ 3連単F ◎→○.▲→○.▲ 計 4点

目指すは天皇賞か宝塚か?@産経大阪杯

世界のハシグチが送り出すのがローゼンクロイツだ。古馬相手にも休み明けながら食い下がった競馬からは戦線を沸かせる1頭となりそう。鞍上の武豊はどう乗るのか。  破壊力は誰にも負けないカンパニー。京阪杯の競馬ができればG2にだって壁は無い。重馬場で持ち味を殺された前回だったが今日も雨模様・・・てるてる坊主作ろう。  G1制覇で覚醒したのかヨシトミ先生?調子に乗って阪神まで乗りに行くのがシルクフェイマス。AJCCのようにハナを切れそうなのでてるてる坊主作ろう。  展開次第はいつものこと結果は運任せアサカディフィート。 ステイヤーとして変身したマッキーマックス。 ディープとの戦いはダテじゃないアドマイヤジャパン。
2006年2回阪神4日( 4月 2日) 11R 第50回 産経大阪杯(GII) サラ系4歳以上2000m芝・右 (国際)(指定) オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
スズカマンボ アドマイヤジャパン シルクネクサス マーブルチーフ ローマンエンパイア アグネスシラヌイ シルクフェイマス カンパニー ローゼンクロイツ マッキーマックス アサカディフィート カンファーベスト 馬名
牡5 牡4 牡4 牡6 牡7 牡8 牡7 牡5 牡4 牡6 せん8 牡7 馬齢
安藤勝己 岩田康誠 幸英明 熊沢重文 川原正一 秋山真一郎 柴田善臣 福永祐一 武豊 藤田伸二 池添謙一 小牧太 騎手
59.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 58.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 重量
コスモ
k
ガスタ
八雲
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
杉本
着順 馬番 馬名 単勝 5 770円 枠連 3-5 4,010円 三連単 5-3-12 150,590円
1 5 カンパニー 複勝 5 290円 馬連 3-5 5,860円 ワイド 3-5 1,700円
2 3 マッキーマックス 3 580円 馬単 5-3 9,660円 5-12 1,910円
3 12 スズカマンボ 12 380円 三連複 3-5-12 27,540円 3-12 3,260円
産経大阪杯調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
なし
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
3月29日美浦 坂路・良 南W・やや重 南芝・やや重
カンファーベスト 坂路 単走(助手) 馬也 52.3-37.3-24.9-12.6
キビキビした動きで終いまで脚色は衰えなかった。毛艶のよさが目立ち体調は上向き。
3月29日栗東 坂路・重 CW・不良 DW・不良
マッキーマックス 坂路 併せ(藤田) 一杯2馬身先着 53.2-39.2-25.8-12.5
手前を替えようとしたときに大きく右にヨレたのが気になる。伸びはしっかりしているがさほど目立つ動きとはいえない。
カンパニー 坂路 単走(福永) 強め 53.4-37.9-24.7-12.2
気合の乗り良くキビキビした動き。手前を替えるときにちょっとバランスを崩す不器用さを見せる。そこからはフットワークもしっかりとしていて追われてからの反応も良く状態良し。
ローマンエンパイア 坂路 単走(助手) 一杯 52.8-37.8-25.2-12.9
軽快なフットワークでなかなか良く見せる動き。終いやや脚色が鈍ったが最近の同馬の動きではかなり良い。
スズカマンボ 坂路 単走(安藤) 一杯 53.1-38.7-25.7-12.9
綺麗な馬場を登って来る。意外とフットワークはしっかりしていて終いの伸びもこの馬にしては良く、仕上がりはまずまず良い。
シルクネクサス 坂路 単走(幸) 強め 53.3-38.8-26.1-13.4
フワフワした動きで安定感がない。毛艶は良くこの馬なりの出来にはあるが、馬体に成長が感じられず大幅な上昇は見込めない。
アドマイヤジャパン CW 併外(高田) 一杯併入 86.6-71.2-56.4-41.2-11.7
馬体に厚みが増した。少し太めだがこの追い切りで絞れてくるくらい。終い追ってからはこの馬らしくないキレのある動き。休養明けだが成長を感じさせる調教でなかなか良い。
シルクフェイマス DW 単走(助手) 一杯 65.3-50.4-38.1-13.3
何度かノメったり手前を替えたり走りにくそうにしているところはあったがしっかりしたフットワークで悪いというところはない。順調。
3月30日栗東 坂路・やや重 CW・やや重 DW・やや重
アグネスシラヌイ 坂路 単走(秋山) 一杯 53.3-38.8-25.0-12.6
淡々として地味な動き。しかし動きにキレはあり、太め残りもなく休み明けでも力はしっかり出せる仕上がり。
ローゼンクロイツ DW 併外(武豊) 一杯2馬身先着 82.3-65.9-51.9-39.2-12.3
ドバイで好走したゲンをかついでコースでの追い切り。フワフワしていて気合を早めから入れられる。前走あたりから首をしっかり使えるようになってきていて体の使い方が上手くなってきた。今回も良く好調持続。
アサカディフィート CW 単走(池添) 馬也 85.0-69.5-54.5-40.1-12.2
馬也で流す。年のためか覇気がない。悪い馬場も苦手のようでフットワークのバランスがよくない。
コスモ氏の見解 k氏の見解
 休み明けの中京記念でも連を確保した辺り、ここでも十分勝負になるだろう◎ローゼンクロイツ。アドマイヤジャパンが休み明けなのに対してこちらは2走目。更なる上積みに期待したい。
 今年に入って復調著しい○シルクフェイマス。好調の先生と共に連確保期待。
 アドマイヤジャパンは同舞台である神戸新聞杯を休み明けで5着に敗れており、今回も?マーク。JC大敗で人気を落とすようなら一考。スズカマンボは59キロで買いづらい。カンパニーは1ハロン延長がカギだろうが、能力的に疑問符がつくので見送り。
ダメダー(´Д`)もぉ全然当たらないや。とりあえず京都が待ち遠しいkです。
現在の阪神の馬場はかなり重い、いつもどおりの阪神といってしまえばそれまでだがパワー型有利な馬場にシフトしている。軽い芝で展開とラスト3Fの時計が予想のメインファクターとなっている僕にとっては重ーい重ーい馬場はあまり歓迎できないのです、荒れるのはこんな時だけど。

で、もしコレが京都外回り2000Mとかだったら◎候補はローゼンクロイツやらカンパニーやらスズカマンボ、シルクフェイマスと盛りだくさんなのだがこれと同じ思考で◎を打ってるからハズレなわけで、◎はローマンエンパイア。僕の中では02年皐月賞とともにとっくに終わっていた馬だったのだが近走の走りを見るにその認識を改めなければならない。ようは軽い芝の時計勝負は向かず重いパワー偏向馬場で真価を発揮タイプ。ずっとこの馬を追っかけてる人たちからは「今更杉」とかいわれるかもしれんけど、僕の予想哲学(そんな大層なものじゃない)では理屈は分かっていてもなかなかこういう馬を買い辛いのです。

現在大阪では雨が降ったり止んだり、重い馬場と相まって勝ち時計は2.00.0を超えてくるだろうか、そうなると多くの馬にチャンスが生まれてくる。とりあえず時計がかかり雨が降ってもマイナス要素にしかならないカンパニーはいらない。あとシルクフェイマスもAJCCでは渋った馬場もこなしたが相手が弱かった上、本質的には軽い馬場、京都が向いているので消し。ローゼンクロイツは前走超ハイペースを中段追走でしぶとく伸びてきたのは評価できるが本質的には早い時計勝負に向いているように思う、この人気では消す。アドマイヤジャパンは取捨の選択に困る。京成杯で泥んこ馬場の中シックスセンスを抑え、中段から上がり最速をマーク。雨や渋った馬場はものともしなさそう、脚質とも相まって○を進呈。マッキーマックス、マーブルチーフ、シルクネクサスはホームの京都でなければ能力2〜3割引。残ったカンファーベスト、アサカディフィート、GT馬スズカマンボの古豪3頭を加え抜けると嫌なのでチキンにBOXで勝負。
ガスタ氏の見解 ワルサ氏の見解
 とりあえずはいらない馬から。アグネスシラヌイ、シルクネクサス、ローマンエンパイアはどうしたって地力が足りない。マッキーマックスは京都の4ハロンからの差し合い専用の馬で阪神2000特有の残り5ハロンからの伸びあいは合わない。マーブルチーフは距離が短すぎる。アサカディフィートは低レベルのG3まででここでは出番はない。

 残ったのはカンファーベスト、ローゼンクロイツ、カンパニー、シルクフェイマス、アドマイヤジャパン、スズカマンボの6頭。ここから予想を組み立てていく。

 スズカマンボは同コースの重賞で二度の好走実績があるがどちらもスローでメンバーのレベルも低くあまり高いパフォーマンスではなかった。しかし今回もメンバーを見るとスローになりそうでチョロッと3着には入ってきそうなので拾う。

 カンファーベストは2年前の同レースでネオユニヴァースに0.2秒差と好走していて、他にも3年前の朝日CC1着、昨年の鳴尾記念2着と三度走って全て馬券圏内と阪神2000はベストのコースといえる。近走は不振が続いているが調教の動きはよく、きっかけが掴めれば好走しておかしくない。

 カンパニーは2000の経験はないが1800の京成杯や中山記念ではかなり高い能力を見せている。好走したレースのラップを見ると追い込み馬ではあるが残り3ハロンの切れ味で勝負が決するレースでは凡走していて全体的に速いワンペース気味のほうが好走している。阪神2000の傾向としてやや後者よりのレースになるが1800と違うのは一旦ペースが落ち着いてそこからまたペースアップする緩急のついたレースになる点だ。あまり器用さのあるタイプではないので最初でいきなり対応できるかは疑問であり、連までは難しいのでは。ただ地力を警戒して3着候補に。

 シルクフェイマスは2200や2500というある程度余裕の持てる距離が身上で2000で突かれるような競馬になると以外に脆いのは金鯱賞で証明済み。近走は好走しているとはいえ以前のような強さは感じられずここは上手くいけたとしても3着まで。

 そうなると必然的にローゼンクロイツとアドマイヤジャパンに絞られてくる。二頭とも緩急のつく競馬に対応できる馬で、このレースに相性の良いサンデーサイレンス産駒。一叩きされていて成長が明らかなローゼンクロイツを上にとる。神戸新聞杯のレースが出来ればここは頭。アドマイヤジャパンにも雨が降ればこの馬にも逆転の目があるのでほぼ同評価。ローゼンクロイツと比べて休み明けの分不安はあるが鞍上も心強い
馬場状態の把握できないデメリットは関東よりも関西のメンツの方がより大きいか。雨雨降れ降れもっと降れタイプはアドジャパ・マッキーか。微妙に降れ降れはカンファ・マーブル・マンボが相手関係からそうなる。人気のローゼンクロイツ・カンパニーは是非良馬場でやりたいだろう。自身の切れを生かして初めて走れるので、持ち味が殺されるようだと好走は厳しくなってくる。

明確に得意不得意が見えているので、馬場状態の的中が予想を制すことになる。関西に住んでないから雨の加減がどんなもんか分からないけど、予報からはズブズブの馬場まではどうかなという気もする。一応関東同様、やや重あたりを想定したが外れたらあきらめます。

あまり馬場の悪化がないと踏めば◎ローゼンクロイツが妥当。武豊人気をモロにしているのは悲しいことだが、神戸新聞杯・中京記念と2000mで高いレベルを駆け抜けている。安定性は高く、展開は幅広く受けられるので軸としては優秀である。課題は馬場と武豊の本気度だけだ。

○カンパニーも馬場さえまともなら勝負になる。初距離となるが京阪杯から少し落とすぐらいで済むようなら期待できる。乗り方に注文はつくが12頭立てならさほど問題ではないだろう。

調子を落とした▲カンファーベストがここ。あとは順当に△アサカディフィート、△シルクフェイマスを抑える。予想外れて馬場が極悪になるようならほとんどに馬が浮上してきます。あまり過信するようだとサンライズフラッグが現れますよ。
マッハ氏の見解 みるこ氏の見解
 降水確率90%っつうのは確実にローゼンクロイツにとっては逆風だろう、一つ叩いた効果は確実にあるだろうが馬場適性も含めて単勝2倍台では全く旨みが感じられない、中京記念はラップも厳しく結構レベルが高かった感もあってアッサリがあっても不思議はないが連下に留める。

 雨が逆風になるだろうということはカンパニーにも同じことが言える、仮に雨が降らなかったとしても今の阪神の馬場状態は上がりのキレ身上といったタイプには適していない、差し有利な馬場であることは間違いないが2000mへの距離延長を加味しても強気に出られる要素はなくこちらも連下。

 そういった意味では本当ならアドマイヤジャパンを本命にしたいところだった、しかしどうも神戸新聞杯を思い返しても休養明けという点に疑問が残る、またレースセンスは抜群に良いのだが(当然鞍上のファインプレーなのだがそれに応えられる能力があるという意味で)どうも『筋は良いが細い(将棋的表現)』印象もありここでは様子見とする。

 ただこれといって本命する決め手がある馬も見当たらない、ただアサカ・マッキー・ローマンとも今の馬場なら十分上位は争えるとみる、買い方としては苦肉の策だが単オッズから考えてもどれかが勝ってくれればいいという姿勢で。
まず切れる馬を簡単に。

マッキーマックス…コース形態が合わない カンパニー…雨降ると、距離も微妙だ
シルクフェイマス…雨なら完全終了のお知らせ アグネス…実力不足
ローマン…連荘は効かない マーブル…阪神が合わない ネクサス…家賃が高い

残ったのはカンファー アサカ ローゼン アドマイヤ スズカの5頭。

この5頭で考えるとスズカマンボは59キロ。勝負はあくまで次の天皇賞、勝負気配薄。
アドマイヤジャパンは休み明けに不安が、阪神コースも本質的には合わないのではないか
ローゼンクロイツは中京記念2着の内容が良い。Hペースで長く良い脚を使うというこの馬の特性が良く出た、同様のラップ構成が展開される宝塚記念で3着程度になら来るんじゃないか。ここも条件合うし賢軸ならこれか。
カンファーベスト…一枚オチの関東馬、上手く乗って3番手争い

よって残るのはアサカディフィートなんです。メジロマントル、メジロマイヤーと逃げ馬が勝ち馬の時は馬券圏外に飛んでいるがそれ以外は末脚安定。2着なら十分あるし上手く嵌れば突き抜けてよし。
杉本氏の見解  
ドバイの勢いをそのままに、橋口厩舎がローゼンクロイツで重賞をゲットしそうなメンバー構成。強敵は唯一のGI馬スズカマンボと関東馬ながら阪神巧者のカンファーベスト。

道悪ダメなシルクフェイマスやカンパニーはぶった切る。
 
第50回 産経大阪杯(GII)推奨馬券
コスモ氏 馬連 ◎−○ 計 1点
k氏 馬連B ◎.○.▲.△ 計 10点
ガスタ氏 3連単F ◎.○→◎.○→△.× 計 8点
八雲氏 ワイドF ◎−○.▲.△ 計 3点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 4点
マッハ氏 馬単F ◎.○.▲→◎.○.▲.△ 計 12点
大モナ氏 3連複F ◎−○−△.★ 計 4点
みるこ氏 3連単F ◎.○→◎.○→△ 3連複F ◎.○−◎.○−△ 計 9点
杉本氏 馬単F ◎.○→○.▲ 3連単B ◎.○.▲ 計 9点
第8期 予想師ランキング(05/9/10〜12/25)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 1949.4 1.7
コスモ 380.4 25.0
k 200.4 16.7
ガスター基地 132.7 18.8
だい 84.0 32.3
八雲 69.0 19.6
ワルサー 54.8 11.1
マッハラジャー 50.4 4.2
大穴モナー 44.4 15.1
みるこデムウロ 30.3 1.6
大学生馬券師 21.3 5.2
杉本 18.7 8.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 385.9 12.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 253.0 13.3
第9期 予想師ランキング(06/1/5〜4/2)
予想師名 回収率 的中率
k 99.7 11.3
八雲 90.0 18.4
マッハラジャー 89.4 11.4
大穴モナー 58.7 11.1
ワルサー 56.9 17.9
ガスター基地 48.9 13.9
大学生馬券師 49.9 8.3
杉本 45.1 8.9
コスモ 30.5 5.3
だい 26.3 20.4
カタス 0.0 0.0
みるこ 0.0 0.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 47.0 10.7
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 49.6 10.6
先週的中者一覧
八雲 産経大阪杯 ワイド1700円
先先週的中者一覧
マッハラジャー 日経賞 3連複8980円
だい 日経賞 馬連1220円
100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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