大敗知らぬ誇り高き馬達よ真を賭けて戦え。クラシック第1弾@皐月賞

先週のキッスは敗れたがアドマイヤムーンが無念を晴らす。負けたのは休み明けハナ差のたんぱ杯だけで、他はパーフェクトの成績を誇る。武豊に替わりソラ癖も封じ込められ堂々主役としてGTを手にする。  名前の由来はジャンクスポーツというフサイチジャンク。過去にテレビがバックアップした馬は多数いたが、GTに手をかけるたのはこの馬がはじめて。4連勝勢いそのままに無敗の皐月賞馬となるか。  オーナーはこちらに期待しているフサイチリシャール。朝日杯FS勝利して明るいクラシックが見えていたが、脚質転換もあってか歯がゆい競馬続き。その陣営の判断はすべて今日のため。作戦は実りを結ぶか。  桜の季節にサクラが満開サクラメガワンダー。唯一Aムーンを下した馬で大物感漂う。前回はいかにもトライアル的乗り方で敗れたが、今回ひろゆきに替わって本当の力を見せてくれそうだ。  ベガはベガでもキャプテンベガ、兄の果たせなかった皐月賞制覇を成し遂げる。 センスの良さで脅威の粘りを見せるメイショウサムソン。 巡ってきたチャンスを生かせ高田!ドリームパスポート。 
2006年3回中山8日( 4月 16日) 11R 第66回 皐月賞(GI) サラ系3歳2000m芝・右 牡・牝(指定) オープン定量
8 7 6 5 4 3 2 1
18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ニシノアンサー ディープエアー ジャリスコライト アドマイヤムーン スーパーホーネット インテレット サクラメガワンダー ステキシンスケクン トウショウシロッコ ゴウゴウキリシマ ダイアモンドヘッド ショウナンタキオン フサイチジャンク メイショウサムソン キャプテンベガ ナイアガラ ドリームパスポート フサイチリシャール 馬名
牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 馬齢
菊沢隆徳 池添謙一 横山典弘 武豊 四位洋文 後藤浩輝 内田博幸 藤田伸二 吉田豊 中舘英二 北村宏司 田中勝春 岩田康誠 石橋守 安藤勝己 小牧太 高田潤 福永祐一 騎手
57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 重量
カタス
コスモ
k
ガスタ
だい
八雲
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
杉本
着順 馬番 馬名 単勝 5 1,450円 枠連 1-3 1,000円 三連単 5-2-6 273,310円
1 5 メイショウサムソン 複勝 5 450円 馬連 2-5 13,980円 ワイド 2-5 3,290円
2 2 ドリームパスポート 2 760円 馬単 5-2 29,670円 5-6 1,380円
3 6 フサイチジャンク 6 260円 三連複 2-5-6 34,700円 2-6 3,000円
皐月賞調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
なし
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
4月12日美浦 坂路・重 南W・不良
インテレット 坂路 併せ(後藤) 強め2馬身先着 ×-×-24.6-12.5
前走よりか幾分スッキリとしていてかなり仕上げてきたなという馬体。動きも前走芝を使ったことでやや芝のほうにシフトしてきたか。掻きこむような力強いフォームから前にスッと伸びるような素軽いフォームになってきた。上昇の目はあり評価できる。
トウショウシロッコ 坂路 併せ(吉田豊) 馬也併入 55.7-37.6-24.2-12.0
終いかなりいい時計が出ているが迫力不足は否めない。回転の速いピッチ走法で悪い馬場は上手そうだが変わり身はあまりなさそう。
ジャリスコライト 南W 三頭併内(横山典) 馬也併入 64.0-50.2-37.8-12.7
自ら自然にハミをとってスッと伸びる。手応えでは外のダンスインザムードに比べると劣ったが落ち着きがありフットワークも綺麗で雰囲気は良い。ただいまひとつ強調材料にかけるのであまり高い評価にはしなかった。
ショウナンタキオン 南W 併外(田中勝) 馬也1馬身先着 65.5-51.3-38.2-13.4
ちょっと腹回りが薄く感じるし肩周りも丸みがなく筋張った感じで馬体から良い印象は受けない。最後まで手前を替えなかったのも気になるが特に気になるのはフットワーク。重心が前に行き過ぎてトモの蹴りに力強さがなくこの馬のバランスの良い伸びのあるフットワークではない。好転してきてはいないなという印象。
4月12日栗東 坂路・不良 CW・不良 DW・不良 芝・不良
ステキシンスケクン 坂路 単走(助手) 一杯 53.3-39.3-26.9-14.1
前走と動き自体はほとんど変わらず。ただ追われるとヨコを向いたりフワッと重心を浮かせたりしていて自ら走るのを止めているように見える。余裕がないというよりは馬場を嫌った感じでそんなに悪くない動きではあるがよくもないといったところ。
フサイチリシャール 坂路 単走(福永) 一杯 53.5-39.0-26.0-13.3
前走から少し絞れているがそれでももう一絞り欲しい所。調教の内容も目一杯という感じではない。やはりG1三連戦の初戦ということでそれ相応の仕上げ、ということなのだろう。
ゴウゴウキリシマ 坂路 単走(石橋守) 一杯 55.0-40.7-26.9-13.3
終始気合をつけられつつ。フラつく場面もあったが全体的には鋭い動きで脚色も最後までしっかりしていていい雰囲気。良い競馬が出来そう。
サクラメガワンダー 坂路 併せ(助手) 一杯3馬身先着 58.1-41.4-26.3-12.8
前走は終始緩めの調教だったが今回は終いしっかりと追われる。親父さん譲りのフットワーク。前走と違い重心が低いのは体をしっかり使えている証拠。伸びも良くさながら回転の速く柔らかい動きはチーターのよう。まだ追われてからヨレたりと子どもっぽいところは残っているものの前走からの上積みはかなりあると見てよい。
スーパーホーネット 坂路 併せ(小林慎) 一杯2馬身先着 56.7-41.3-26.4-12.5
非常に動きにキレがありスピード感はかなりのもの、伸びも良く目立つ動きではあるが前半かかり気味でどうしても距離への対応力に疑問。
ダイアモンドヘッド 坂路 併せ(助手) 一杯2馬身先着 53.4-39.6-26.4-13.3
絞れてきて前走より動きにキレが出てきたのは良い兆候だが、トモの蹴りに迫力がなく終いやや脚色が鈍り気味。一回使った効果は目立って現われてはいない。平凡な出来。
フサイチジャンク DW 併外(岩田) 強め2馬身先着 83.3-67.6-53.7-40.0-11.9
スパッとキレるという類の動きではないが安定したブレのないフットワークでしっかりと伸びる。気のせいかもしれないがこの馬の調教からは底知れないものを感じる。楽ではない内容なのに苦しいところを一切見せていないからなのかもしれない。状態は良い。
ナイアガラ 併内(小牧) 強め併入 81.1-63.8-50.0-36.6-10.9
チョコチョコとした走りで迫力に欠ける。もっとグイッと体全体を使って前に行く姿勢を見せてほしい。
ドリームパスポート 単走(高田) 一杯 83.6-68.1-53.6-39.9-12.5
相変わらず地味な動き。前二走と比べてほとんど変わりない動きだがきさらぎ賞・スプリングSのときとほぼ変わらない状態にあるとはいえる。
アドマイヤムーン CW 単走(助手) 一杯 86.4-70.1-54.8-39.9-11.8
今回もいつも通り終いだけ追われるというパターン。ただ馬場を気にしてか手前を替えるのが遅くおやっと思わせたがそこからの伸びは十分。バネの効いた動きで弾けるように伸びた。前走も良かったので更に上昇とまでいかないが好調をしっかり維持できている。
ディープエアー DW 単走(池添) 一杯 84.8-68.5-54.1-39.6-11.6
淡々と最後までしっかりと伸びた。特にいいと言うところはないが別段悪い点もなくまずまず。
メイショウサムソン CW 単走(石橋守) 一杯 82.0-66.2-52.2-39.0-12.5
前走の素晴らしい動きと比べると見劣りする。トモの踏み込みに力強さがない。前にいた馬を避けたりとスムーズではないところがあったし前走が良すぎたという見方も出来るが、やはりやや落ちるという印象はある。
キャプテンベガ CW 併内(高田) 一杯3馬身先着 84.9-68.5-53.4-39.4-12.2
トモが弱く前駆が勝っていて、また首の使い方もさほど上手くないのでどうしてもバランスの悪い走り方になってしまうが前走よりは改善されている。首もしっかりと使えているし反応も良い。成長途上の感は否めないが悪い仕上がりではない。
4月13日美浦 南W・不良
ニシノアンサー 南W 併外(菊沢徳) 一杯半馬身先着 66.3-51.4-37.3-12.5
手応えはあまり悪くないが追ってからは意外に粘りのある動きで一伸び。意外と言っては失礼だがなかなか良い動き。
カタス氏の見解 コスモ氏の見解
ゴウゴウキリシマ◎は決して気違いでは無い。キングヘ産駒は意外と長距離向き。フジムスメも2000で勝ったしね。しかも中舘で確実に逃げを意識。他に逃げそうな馬もいない。
あとはスプリングで前で粘った組を買って人気落とした馬買えば良い。リシャはコメント見る限り控えそうだが…
 今年2戦目を迎える◎サクラメガワンダー。アドマイヤムーンを唯一破った馬だが、前走はやり返される形に終わった。その前走、中山入厩後にイレ込んだようで、4着という結果は深く考える必要はない。休み明けよりも2戦目が良さそうで、上積みを考慮すれば地力で1着をもぎ取る力は十分感じさせる。偶数枠も味方してチャンス到来といったところだろう。
 ○アドマイヤムーンは対抗よりも下の評価にはできない。今年既に2戦消化しているが、どちらもさすがという内容。父エンドスウィープで本質的にはもう少し短い所が良さそうだが、今までは素質で勝ってきたようなもの。そうそうたるメンバーが集まったここでも当然上位だろうが、絶対の存在ではない。唯一先着を許したサクラメガワンダーが叩き2戦目になり逆転の余地があると踏んで評価を入れ替えた。
 京成杯以来だが、朝日杯で1番人気にまで支持された▲ジャリスコライト。個人的には横山への乗り代わりは必ずしもプラスとは感じないが、それでも無様なレースはしまい。
 △フサイチジャンクは評価が難しい一頭だが、4連勝は一流馬の証。これまでのレースのような展開にはならないだろうが、2000mを続けて使ってきた陣営の並々ならぬ期待に敬意を表して印を付けた。
 なかなか騎手が決まらず結局自厩の高田に決まった△ドリームパスポート。スタートがスムーズなら・・・という思いはあるが、この大舞台でレース前から馬以外の所でドタバタした感があり、大きな評価は難しい。
 忘れてはいけないサンデーサイレンス産駒△ダイアモンドヘッドが一度使って穴をあける。
k氏の見解 ガスタ氏の見解
雰囲気的には02年にソックリな今年の皐月賞。一応アドマイヤムーン(タニノギムレット)という軸が存在しながらも別路線の大物(?)フサイチジャンク(モノポライザー)や同路線でしのぎを削ったフサイチリシャール(アドマイヤドン)やメイショウサムソン(メジロマイヤー)、サクラメガワンダー(メガスターダム)にジャリスコライト(チアズシュタルク)、そして不気味なナイアガラ(ノーリーズン)までいる。

今02年の皐月賞オッズを見ると笑う、モノポライザー3番人気とかローマンエンパイア2番人気ってダメだろwww・・・・両方買ったけどね(´・ω・`)

そこでオッズに惑わされてはダメ、確固たる意志を持って自信の◎を打ちたい、◎スーパーホーネット。この馬は強い、未勝利戦を大きく後方から捲くって勝ち、デイリー杯ではユタカのダイアモンドヘッドに不利を受けながら3着、弥生賞でもまた致命的な不利を受けていたがしぶとくサクラメガワンダーと同タイム入線、この馬の真の実力はこの世代でも間違いなく一線級。緩い流れだった朝日杯を最速の上がりで差し込んできたことからも疑いようがない。弥生賞は不利+休み明けということで不問。血統的にも距離が伸びた方がいいだろうし、2度も不利を受けているところから器用さを欠くところがあると思われるので、外枠へ入ったのもむしろ好材料。鞍上は出来れば内田が良かったがテン乗りというわけでもないので特段マイナス材料にはならない。

○はアドマイヤムーンに唯一土をつけたサクラメガワンダー(鞍上込み)。弥生賞ではいいところなく沈んだ同馬だが、イレ込んでいたらしく今回はメンコを使うらしい。アドマイヤムーンに先着した馬が新たに馬具を使ってくるのならばこれは無視できない、弥生賞はおそらく休み明けの分もあったのだろう、順調に使われてきたアドアイヤムーンとは上積みが違う。また鞍上に内田博幸を持ってきたのは現状では最高の乗り代わり。中山では安藤克己よりも更に上昇といっていい。

▲にはこちらも実力を高く買っているジャリスコライト。東京のドスローを強烈な脚で勝ってきただけに朝日杯でやや評価を落としたが、デザーモの手鞭事件とマイルの流れが合わなかったのだろう。今回馬場も渋りなおかつ距離が伸びる事はこの馬にとっては追い風。兄のアグネスデジタルもこの時期は素質だけで走っていたので勝ったり負けたりを繰り返していたが、この馬も良くなるのは実際秋以降のような気もする。脚質は皐月賞を勝つにはうってつけの先行が出来るので鞍上の横山典弘と相まって不気味な存在。ステキシンスケクン、ニシノアンサーが逃げ宣言をしてるがフサイチリシャールはここに来てコレを追うようなことはしないだろう、道中のペースが緩めば前で切れる脚のある同馬に更にチャンスが広がる。ちなみにニシノアンサーは言わずもがな、穴人気の一角ステキシンスケクンは直線入り口で止まると思っています(展開補足)

△には関西重賞馬3頭を。フサイチリシャールは今の走りではもはや底は見えた感じだが展開が向きそうな今回までは一応押さえる。「道中の流れが落ち着きそうな1800〜2200が向く」と以前書いたが、それは嫌廉味のない逃げを打っての話であって今のリシャールはちょっと強い普通の先行馬だ。メイショウサムソンは馬場が渋り消耗戦になりそうな今回は押さえておいた方が無難。スプリングSのように常に前々を意識した競馬でこそ浮上の目がある、それはデビューから手綱をとっている石橋騎手なら分かっているはず。ドリームパスポートは鞍上が激しく残念。それでもスプリングS終了時点では◎まで考えていた馬なので△を回す。

アドマイヤムーンは押さえた方がいいんだろうけど、今回は蹴る。他頭数、渋った馬場と不安要素は一応列挙できるが無印にするまでは弱いと自分でも思っているが今回は理屈ぬきで穴を買う。
 まさか石橋さんクラシックでお手馬がバッティングするなんて夢にも思わなかっただろうに。乗り捨てた馬でも声をかければすぐに取り返せる武豊なら「うれしい悲鳴」なんて表現を使ってもいいんだろうけど石橋さんの場合はそんな悠長なことは言ってられないよね。せっかくの重賞レベルのお手馬なのに、中舘でここを好走しちゃうと千両賞で勝ってることもあってサムソンがいて大変だろうから次からは中舘君でいくよ、みたいなことをいわれちゃいそう。

 下位人気からさわっていく。最低人気のトウショウシロッコは京成杯の2着はあるものの勝ち馬以外の相手が500万下レベル。時計も遅いし実質500万下勝ちの実績しかないと見て良い。まぁない。ブービー人気はニシノアンサー、これもないでしょう。スロー専門の逃げ馬で今回は逃げることすら出来ない。16番人気はゴウゴウキリシマだが、これはちょっと食指を動かされる馬。アーリントンは惨敗だったがステキシンスケクンと古馬の時計との比較で言うとシンザン記念がほとんどアーリントンCと同じくらいのレベルと評価できるのでアーリントンCが凡走だったという見方が出来る。この二頭ともマイルでは古馬1000万下以上の時計で走っていて皐月賞で来る下地はある。マイル以下しか経験のないシンスケクンと違って一応こちらは1800のレースを経験しているのも大きいか。ただ最高のパフォーマンスを見せた条件とは距離・競馬場と変わってくるのでマイナスはあり実力を出し切ったとしても掲示板どまりか。15.14番人気のディープエアー、ダイアモンドヘッドは2歳時にはそれなりに強い馬に僅差の競馬をしていたが年を越して回りにおいていかれてしまった感じ。厳しい。

 13番人気のインテレットだがこれがこのレースのダークホース。前走の毎日杯は今の馬場を考えると破格の時計。一旦道中位置取りを悪くしながら大外を通って勝ち馬に肉薄した2着の競馬は評価できる。ダート中心に使われてきてギリギリトライアルで権利を取って好走した馬は最近ではダイワメジャー、フジヤマビゼン、古くはヤエノムテキとポツポツ出現していてどれも穴馬だ。芝二走目での上がり目もあるしこの人気なら強気に行って対抗にしたいくらいだったが勝つまでは・・・というところで★に。

 ナイアガラは底を見せていないもののセールスポイントがない。前走は不良馬場でわけ分からん内容だし、ダートから芝使ってすべりこみ出走といえども2200からの距離短縮はあまり買いたくない。ショウナンタキオンは不調。中山も合わない。ステキシンスケクン、スーパーホーネットは脚質こそ違えど掛かり気味の馬でマイルがベスト。このレベルの2000mだと厳しいと言わざるをえない。

 大抵皐月賞というのはミドルペースで前半5Fが60秒前後になってなかなかはっきりと息をいれるところがなくそのままというパターンが多い。道中スピードを出しても終いまで持つ先行馬か、仕掛けどころ手前で小出しに脚を使っても差し脚を残しておける馬が有利で俗に言う「スピードの絶対値」が高い馬が好走するレースでそういった意味では「皐月は速い馬が勝つ」というのは理にかなっている。

 そう考えると上位馬でフサイチジャンクは危ない。いつも勝負どころで置かれてしまうくせがここでも出ると致命的。しっかりとしたレースの経験もなくここで勝ち負けするなら最低でも時計を2つ以上縮めてこなければならないのも痛い。人気しすぎな感じもありここは消す。素質的には勝ってもおかしくないのだがテレビの関係上か確実に勝てるレースだけを選んできたのがここでアヤになる。

 先行馬で有力なのはスプリングS上位のメイショウサムソンとフサイチリシャールだがサムソンのほうは前走が最高の状態で今回は少し落ちる。全てが上手くいってリシャールにミスがあってあの着差だとここでは逆転を許してしまいそう。フサイチリシャールはいい加減に先行差しは止めて逃げか先行押し切りの競馬をしんさい!前走よりは勝負気配はありスイスイいってしまえばあれよあれよというまにもうゴールという展開は十分ある。ここは単穴。

 本命はアドマイヤムーン、ピッチ走法で平均ペースの中位差しが一番この馬にはあっている。器用さもありスローなら余裕で先行できるくらいのスピードも持っているのもプラス。プラスの材料しかなく欠点といえば弥生賞を勝ってしまったというくらい。ソラを使うので単でガツンといく勇気はないが連は外さないだろう。

 ジャリスコライトは前走がショボイ内容で普通に考えると買えないがノリが誤魔化して乗ってきそうでその点が怖い。3着ならあるかも。

 ドリームパスポートは高田では買えない。まぁ来たらおめでとう。キャプテンベガも優秀なレース内容のレースはなく買えない。迷ったのはサクラメガワンダー。一応唯一アドマイヤムーンを負かしている馬。前走の惨敗は調整不足で競馬場が問題ではないと思う。仕掛けどころでは自然にスッと捲くれていたこともある。今回は調教も意欲的で乗り替わりの中山の重賞では人気以上に持ってくるひろゆきも最近は過剰人気気味で神通力が薄れてきたが中山でのアンカツと比べると間違いなく鞍上強化。ここまでそう高いパフォーマンスを示しているわけではなく実力馬のポカに乗じての重賞勝ちしかなくプラスの要素とマイナスの要素が同居しているが迷った末に対抗に。

 ここまでの外しパターンだとインテレットが勝っちゃったりフサイチリシャール、メイショウサムソンのワンツーでムーンが3着とか、2着にドリームパスポートが突っ込んできたりしそうだなあ。ここのコメントを見た人は自分の買い目と被らないように注意してください。
だい氏の見解 八雲氏の見解
 桜花賞では、今も正に実力が入れ替わっている状況と書きフラワーC馬キストゥヘヴンが勝ち、チューリップ賞馬アドマイヤキッスが2着、クイーンC馬コイウタが3着と、年明け以降に活躍した馬が上位独占した形となった。総合力の出た差しの展開で、オークスに関してはこの三頭中心で進むと見ていい。

 さてさて牡馬のクラシック戦線は混沌…という見方になってはいるが、朝日FSとラジオたんぱ杯2歳S組がそのまま上位を形成して来たと見て良い。僕はクラシック制覇にはある程度の素質と高い完成度を必要だと思っている(昨年はスケールの違いでそれすら打ち破った)が、今年はどの馬も完成度が高く、能力通りのレースを進めてきたと思う。若葉S組の2頭4キャプテンベガと6フサイチジャンク、アーリントンCを勝った11ステキシンスケクン以外はどの路線でも勝負付けあったと見る。

 ◎は人気だろうが15アドマイヤムーンで軸は鉄板だと思う。年明けの共同通信杯、弥生賞と特に好騎乗という感じも無く無難に勝ち進めて来たと思う。これを思うと休み明けにしてもたんぱ杯の2着はやってはいけない汚点に思うし、乗り替わりもミスだけはしない騎手であればという極自然な陣営の思惑に感じる。前に挙げた三頭との比較では、武豊騎手が6フサイチジャンクよりこちらを選んだ点で、若葉S組よりはレース経験やレースのしやすさでこちらを上位と取ったものと見た。11ステキシンスケクンとは距離経験でこちらを上位とした。不安としては、共同通信杯→弥生賞と少し窮屈に感じるローテ後の反動か。

 ○は11ステキシンスケクン。1600mまでしか経験ないタイプが皐月賞で好走した印象が無いが、逆に順調に皐月賞まで進めた例も少ないように思える。コーナーが多く楽な流れ…とかは言い切れないが、最後の坂までは残っているなら一発のチャンスは充分だと思う。

 ▲は6フサイチジャンク。テレビ馬で人気先行の印象がとても強く無傷の4連勝も、常に全力投球での僅差勝ちに三億円馬のスケールの大きさを感じづらい。斬れる脚は魅力だが皐月賞馬ではそうそう印象に無いし、タイムも良くなって来てないのも気になる。ただ固定観念で見ている分、疑いつつも未知な魅力があれば発揮してもらいたいところか。

 △は4キャプテンベガ。安藤騎手が12サクラメガワンダーより2ドリームパスポートよりこちらというのが魅力に感じる。斬れる馬でなく前に行ってスタミナで残すタイプであれば前走は不本意だろうし中山でこそな気はする。今回は人気を背負わないレースで重圧無く前で進められると思う。

 更に三ヶ月をどう過ごしたか、手ザーモで朝日杯FSはまだ上はあったと見る△16ジャリスコライトまで。…ただ、横山典のが巧いのはわかるけど北村宏はチャンスももらえないのか…。

 推奨馬券は馬連11-15、馬単15→11,6,4,16、三連単15→(11,6)→(6,3,16)

 1フサイチリシャールは、前走は距離・コースで良い展開確実な中で敗れた点で、通年の福永の乗る牡馬の道を歩んでいると思う。朝日杯時→世代トップ、共同通信杯→二強、スプリングS→上位と、更にこの一ヶ月で飲み込まれたと思う、良くて5,6着か。
 2ドリームパスポートは高田騎手への乗り替わりに期待を感じられず、以前から感じた小物臭も帯びてきた様に思う。
 5メイショウサムソンは石橋守の好騎乗が前走だと思うし、あれ以上よりG1の重圧と慣れないであろう中山コースに好走は期待しづらい。 
混戦の中でもアドマイヤムーンはひとつ抜けている。
末は確実に伸ばしてくるし、レース経験豊富。
どんな展開でも台頭してきそう。
やはりこの馬が軸になる。

相手候補も人気サイドだが、
まずサクラメガワンダー。
アドマイヤムーンに土を付けている唯一の馬。
持っている能力は一番と見ている。
前走のような競馬にはならないだろうし、
末の斬れならばトップ。鞍上も魅力。

フサイチリシャールは前走からの上積みがカギ。
4コーナーで先頭に立つくらいの積極的な競馬を期待。
ワルサ氏の見解 マッハ氏の見解
先週の最終レース終了後の帰り道、ギャロップの皐月賞想定号外が配られていたので、ありがたくちょうだいしたのだが、最初に目に飛び込んだのがまっ赤っ赤とまっ黄っ黄の馬柱で目がチカチカした。馬柱の1着・2着部分に着色してあったのだが、ほとんどの欄が該当していたのだ。つまりメンバー全体がダート上級クラスのように、底を見せずここまでたどり着いたことを現している。典型的な上位混戦模様で、各レースの判断が馬券的中のポイントとなりそうだ。心配される雨は少量になりそうなので、馬場に大きな影響を与える可能性は前日段階では少ないと考えられ、順当に強い馬を買っていけば良い。

多頭数ということでペース次第では後続馬が不要になるので展開は重要となる。その展開を作り出すのは、18番枠から逃げ宣言とかのサニーブライアンを彷彿とさせるニシノアンサーだ。自身はぬるいペースで行きたいとは思うがG1だし、葉牡丹賞のような高速決着を作り出す逃げもできる。他がつつかなくても平均ペースは望めそうだ。早くもなく遅くもないというレース条件こそ、差し・追い込みタイプが飛んでこれるので、脚質によって過剰に評価を入れ替える必要は無さそうだ。

桜花賞同様にここまでのレースレベルを
クロッカスS>朝日杯FS=毎日杯=アーリントンC=シンザン記念>弥生賞=葉牡丹賞>きさらぎ賞≧東スポ杯2歳S>中京2歳S>スプリングS=共同通信杯>ラジオたんぱ杯>札幌2歳S>若葉S>>>>>若駒S>ホープフルS わからん:すみれS、京成杯

上位のマイル以下は時計が出やすい条件なので、今回の2000mにそのまま当てはめるのはどうか。そうなると同じ距離の、弥生賞・毎日杯のレベルが高いと考えてよい。逆に2000m未経験組に距離不安を感じないのであれば、大混戦模様となる。能力差が全体的に少ないので、軸は能力はもちろん強豪メンバーと当たっても崩れない安定性が必要だ。

◎アドマイヤムーンは軸の条件をすべて満たしている。今まではスロータイプに傾倒していたが、ペースが作られた弥生賞で強力な末脚を発揮し時計を一気に詰めた。やや後方からの競馬が多いが、連対率は100%と確実に勝負圏内へ突入してくれるし、マクるレースも得意といえる。今まで培ってきたレース経験も、北海道の重めの馬場、レベルが落ちる阪神馬場、瞬発力勝負など多彩なもの。同じような連対率を誇っている馬は相手にも多数いるが、内容は確実に一枚上だ。武豊の選択により1番人気は確実だが、現段階ではテレビ馬の影響もあってか単勝3倍と申し分ないオッズとなっている。武豊の皐月賞に嫌なイメージを持っている人も多いかと思いますが、今年は相手関係を考慮すると例年よりも楽かと思います。さすがに昨年のディープには遠く及びませんが。

○インテレット 期待値重視ならこちらを軸に取る選択も当たりだろう。毎日杯の2着が評価点となる。勝ち馬から0.2秒離されたが、この内容はAムーンと0.1秒差とほぼ差が無い。能力面では申し分なく、安定性も高い。しかしギリギリの権利取りで目標として目を向けられて来なかった点、そして芝レース経験の少なさから、◎よりも信頼性が落ちると判断し対抗評価に留めた。W軸で予想を提供するのはチョンボっぽいので、ここでは◎流しとしますが、実馬券はこの馬からも少し流します。

▲フサイチリシャール 今年のトライアル戦線で時計的価値を無視し、脚質転換を最大のテーマとしたので、能力NO1の座から陥落した。なのでもう逃げなきゃダメという理屈は通用しなくなってしまった。昨年の財産、朝日杯&東スポ杯を評価すれば能力的にこの評価がふさわしい。ただどう乗っても誰かに何かが劣るということ。そして2000mのパフォーマンスが他距離に比べ相対的に低く、距離延長はプラス要因とは考えられないこと。以上2点がこの馬のウィークポイント。好位からの競馬を試して、本番で逃げると牽制すれば一番楽な1番枠を引く間の悪さ・・・志を低く持ったことが相応の結果をもたらしそうだ。

△ドリームパスポート 高田ということはあきらめたという意思表示でしょうか。ここ数戦まともにゲートを出ていないのに2番枠というレースがしにくい枠順。騎手の力を最大限発揮してどこまでという状況で、最低級の乗り替わりは騎手買いしない僕としてもさすがにいただけない。きさらぎ賞の競馬内容からは上位に顔を出しそうで、コース取りしだいでは連まであるがさてさて・・・

△メイショウサムソン レース展開次第では自慢の先行力が大きなメリットをもたらす可能性もあるし安定性も高い。きさらぎ賞2着で時計もたたき出し、非が少ないタイプだ。

△スーパーホーネット 弥生賞は不利を受けたので、ある程度甘めに見てあげるべきか。朝日杯FS2着でトップクラスの能力を持っていることは証明済み。前回の競馬で距離適性が×と認定できないし、叩かれた効果を期待すればまだまだ圏内と考えられる。

★ステキシンスケクン 上記の能力表からはこの馬が能力NO1となる。それだけに距離の長い皐月賞よりも、順調にマイル路線を歩んで欲しかったのだが。今までの競馬が逃げてのもので、今回ニシノアンサーが行くと宣言している以上、強力に逃げることはしないと考えるのが常道。パフォーマンスの劣化は必至、距離延長がどこまで対応できるか。これらの困難を跳ね除けたら、一気に主役級となるので爆弾印。

フサイチジャンクは近年まれに見る駄馬です。連勝する馬はどんな馬でも何かしら目に留まる材料があるのだが、この馬は何もない。時計はすべて圏外2桁着順濃厚のレベル。すべて危なっかしい勝ち方。エンジンの掛かりが遅くセンスを感じないレース運び。デビューからすべて空き巣ローテを組んだこと。テレビ馬ということで超過剰人気。何一つ強調材料がないし買うべき要素もない。それに負けたキャプテンベガも同様に駄馬。
 さて先週は考えに考えた末に手痛いハズレ、まぁフサイチパンドラはあんな気性の馬だとわかっていた上で本命にしたわけだし、さらに言えばk氏には怒られるかもしれんけど外枠からあの展開(乗り方=位置取り〜仕掛け)は読み通りで個人的には理想的なものだった(あの枠から無理に逃げても破滅的なペースになるだけだし控えて味があるわけでも無し)だけに、そういった意味で悔いは残らなかった。
 ジョッキーは敗因を気性に求めたが全体の流れも速かったし直線で馬が止めていなくても掲示板も辛かっただろう、ただ樫で巻き返せる地力はあるだけにまだまだ見限ったわけではないことは付記しておく。

 閑話休題。

 今週の本命選びは楽だった、混戦模様の中で当たり障りのない印という気もしないでもない、しかし他に本命を打ってもいいと思える馬がナイアガラ・シンスケクン・ジャンクの3頭ならやはりアドマイヤムーン以上に本命に相応しい馬はいないだろう。
 共同通信杯はしょっぱいペースでの上がり勝負だったが切れ味の違いでリシャールの前残りを阻止、弥生賞は逆に時計の字面だけ眺めればこれもしょっぱいペースに見えるが馬場状態と3歳戦ということを加味すればまずまずの平均ペースでこれも差し切り、グロリアスウィークが随分と抵抗したが2〜3着の間が0.5秒差なのだからこれはグロリアスを褒めるべき、ただそのグロリアスともゴール前の勢いは明らかに差があった。
 2歳時には北海道の力の要る芝でも能力を示しているし武JKも3戦目だけにもう手の内にいれているはず、15番枠というのも変にゴチャつく可能性も低く好枠にみえる。
 ローテ的には結構使っているように見えるが札幌2歳Sからラジオたんぱ杯までの間にしっかり休養できているので問題無し、確かにダービーまで見据えると共同通信杯が余分だったようにも思えるのだが今回に限れば死角は無い。
 穿った見方をすれば意地でもここを勝たせ、嘘骨折から種牡馬入りさせでめでたくエンドスウィープの後継種牡馬におさまるんじゃねーかという気もするんだが、これはいくらなんでも飛躍し過ぎか。

 対抗はインテレット、正直誰も重い印は打たんと思っていただけにワルサー氏の対抗にはビックリしたが考えていることが同じでこれまたビックリ、もしアドマイヤメインが出てきてたらメイン本命だったんじゃないですか?>ワルサー氏
 とまぁ今年の毎日杯は馬場状態考えたら破格の好時計、ちょっと中だるみしたもののひたすら平均ラップで逃げ切ったアドマイヤメインはとんでもなく強いんじゃないかと思っているわけで。
 当のインテレットは2着で勝ったわけではないので過信はできないが完封ペースの逃げでは相手が悪かった、まだまだ底を見せたわけでもなくダート実績から考えても力の要る馬場をこなすだけの下地もある、そういえば先週のキストゥヘヴンの見解でも似たようなこと書いたなぁと思ったわけだがいずれにせよ人気的にも見くびられすぎのここは是非狙いたい。

 ナイアガラの単穴には半信半疑、すみれSは不良馬場にスローペースとわけのわからん要素満載なのだが肝心なのは直線出口で一瞬詰まって追い出しが遅れたにも関らず叩き合いに持ちこみ競り勝ったということ、しょうもないレベルの馬にはなかなかで出来る芸当でないことは確か。
 とは言ったもののとりあえず雨が降っても大丈夫なことと勝負根性があることしかわかっていない、鞍上小牧JKっつうのも微妙だしそもそもGIで勝負になるだけの能力があるのかどうかも未知数だがこちらも人気薄なだけにリスクを背負ってでも勝負するメリットは十分ある。

 連下にはとりあえず無敗のフサイチジャンクととっても渋太いメイショウサムソンというトライアル勝ち馬2頭、無敗馬はレース展開がしょっぱかったのもあり現時点で絶対能力が測りにくいだけにとりあえず負けるまでは過剰人気でも買っておこうという方針、メイショウサムソンは脚質的なものも含め抜群の安定感、鞍上込みでGIではちょっと足りないような気もするが蹴飛ばせるレベルの馬ではないことは確か。

 紐にドリームパスポートとステキシンスケクン、ドリパスは内枠から捌けるかどうか微妙ではあるが調教から乗りなれた高田JKへのスイッチというのはあながち鞍上弱化とも思えない、シンスケはビッグプラネット的な臭いもするがとんでもなく強い可能性もあるので一応でも印は回しておきたかった。
 フサイチリシャールは本来なら蹴飛ばしたかったんだが積極的な競馬をすれば強いのはわかっているだけにしゃーなしで、あと個人的にはサクラとジャリ絡みの馬券も少々抑えたがはてさて、ただどうでもいいけどどうも何故かわからんがサクラにはローマンエンパイアがダブるんだよなぁ……。
 あと買い目がアホみたいに多いが今期は今週で最後らしいので一つ盛大にっつーことでご勘弁下さい、自分の馬券ではこれの3倍くらい◎○▲中心にこれでもかというくらい手広くいってたりしますw
大モナ氏の見解 みるこ氏の見解
 桜花賞に負けず劣らず難しいレース・・・それだけメンバーが揃ったということでとても面白くなりそうだ。ハナを切りそうなのは、包まれるのを嫌ってフサイチリシャール、ゴウゴウキリシマにステキシンスケクンがいるし、大外のニシノアンサーが逃げ宣言をしているようだ、ただ菊沢がサニブよろしく強引にハナを奪うことは想像できない。他の馬も何が何でもというタイプでもなくハイペースにはならなそうで、スローまでありえる。
 
 本命は迷った末メイショウサムソンにした。前走は大外枠を嫌って評価を下げたのだが、素早く先団に取り付いてレースを運んだ。その器用な脚とスピードは皐月賞というレースには大きな武器となる。今回位置的にはリシャールのすぐ後ろあたりにいて、4コーナーあたりで先頭に立ち、後続を振り切るのが理想だろう。石橋には以後名コンビと呼ばれるように是非頑張ってもらいたい。今回みたいに買いたい馬がたくさんいるときは、好みも多少入れないとね。

 対抗アドマイヤムーン。敗れたたんぱ杯は先に抜け出したところを出し抜けを食った形。以後、それを意識してユタカがゴール前で差し切る競馬をしているが、GTのこの舞台で狙い済ました競馬ができるかどうか。他の馬とそれほど実力が離れているとは思わない。

 三番手ドリームパスポート。出遅れ癖のある馬だが、戦歴はなかなか大したものだと思う。きさらぎ賞ではメイショウサムソンを差し、かなりの末脚を持っている。追い込み馬の内枠だが、そこはラッキー馬ならぬラッキー騎手高田に何とかしてもらいましょう。決して上手いとはいえない騎手だが、チャンスを生かしてほしい。

 若葉賞組の二頭は切る。いままでの対戦相手に強い馬がいないことがその理由。ただ阪神の馬場が読みづらく、時計がまったく信用ならないような状態なのでなんとも言えない。フサイチリシャールは逃げられないのであれば、また善戦に止まるのでは。ペースが上がって喜べる馬のようには見えない。ステキシンスケクンはマイルでは相当強いと思われる。印は付けなかったが、距離が持つなら頭まであるかも知れない。印を付けた中ではインテレットがお勧め。毎日杯の走りはなかなか評価できると思う。アドマイヤメインも出てきたら面白かっただろう。

 大穴には懲りずにもう一度トウショウシロッコ。馬場が渋って台頭する・・・かも★
こんな混戦を当てる自信は無い。と開き直ってみる。
各馬一長一短でどう転んでもおかしくないわけでフサイチリシャール陣営も「瞬発力勝負じゃ分が悪い」と認識してるがじゃぁどういう競馬するの?ってなった時にもひとつわからん。逃げなのか、4角先頭の意識なのか、向こう上面で撒くって行くのかで全然違う。
そらもう合コン行ってイケメンと同席して「顔面勝負じゃ分が悪い」ってんで笑いで勝負すんのか、優しさアピってみるのか、他の作戦で行くのかでは全然違う、で結果「下心ミエミエ」と言われて惨敗している友人を見た事がある、あくまで友人。

ステキシンスケクンが逃げてニシノ追っかけてゴウゴウも3番手で追いかける、その後ろサムソンの前か後ろからくらいの位置取りだろうリシャールは。おそらく「4角先頭」の競馬を思っているのだろうと推測する。が皐月賞で重要なのは小足が使える事。一瞬できるスペースに突っ込めるような反応がいるので最内枠で5番手待機なんてしたら瞬時に動けないリシャールは勝負所で包まれて終了、なんて事もある。気付いたらブサイクに挟まれて動けず終了のパターンだ。この手の馬は一度ブレーキ掛けたら再点火に時間がかかるのでそうなると連も危ない。4角でスムーズなら勿論連圏内。

キャプテンベガはそれほど強いと思ってないので消す。メイショウサムソンは平均ラップが向くのだろう。シンスケ、ニシノで隊列が決まると道中スローの流れになる。あくまで道中含めて一貫ペース向きだろうし掲示板下の方が限界かな。

フサイチジャンクは差すなら一銭も投じたくないけど先行させるなら多少目があるんではないかと、良くも悪くも相手なりのタイプだけどキレはまるで無いでしょこいつ。

サクラメガワンダーは調整過程に不満アリ。ウッチーが乗ろうがのらまいがまず中山に向いてない。適性の無さはジョッキーが誰であろうとカバーでけんやろと。

アドマイヤムーンは抜け出すとソラを使うタイプだけにこれが怖い。小回り他頭数で早めに交わせない。これは結構取りこぼす可能性はあるはず、単穴か。

スーパーホーネットは四位が怖い。存在感の無い癖に気付くと美味しい所を持っていく嫌な奴、とにかく流れに乗る事に全てを注ぐ男、四位。3着滑り込み程度なら。

ジャリスコは右回りが駄目なんで無いか。左回りの方がコーナーがスムーズな気がする。

でムーンが単穴になった以上一頭本命を選ばないといけないのだが、消去法でドリームパスポートに決まった。消去法なら高田で真っ先に消えるだろ、と言われればその通り。しかし高田のおかげでオッズは倍近くになっている。高田の前がポッカリ開いてアドマイヤムーンが抜け出してソラを使った所を運よく強襲というリスクを倍のオッズで買うと思えばよい。
皐月賞で棚ボタで騎乗馬確保できてGT初制覇ならこれ以上ないドリームパスポート、ステキシンスケクンやん。
対抗でちょっと注目してるのがインテレット。キレは無いので早めの進出は欠かせないけど意外にやりそう。つーかアドマイヤメイン出て来いよ。明らかに皐月の方が勝負になる馬だろ。
第66回 皐月賞(GI)推奨馬券
カタス氏 3連単F ◎.▲→◎.○.△→○.▲.△.× 計 13点
コスモ氏 3連単F ◎→○→▲.△.× 計 5点
k氏 3連単F ◎.○.▲→◎.○.▲→◎.○.▲.△ 計 24点
ガスタ氏 3連単F ◎→○.▲.★→○.▲.△.★ 3連単F ○.▲→◎→○.▲.△.★ 計 20点
だい氏 馬連 ◎−○ 馬単F ◎→○.▲.△ 3連単F ◎→○.▲→▲.△ 計 10点
八雲氏 ワイドF ◎−○.▲ 計 2点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△.★ 計 6点
マッハ氏 3連単F ◎→○.▲→○.▲.△.×.★ 3連単F ○.▲→◎→○.▲.△.×.★ 3連単F ◎→△.★→○.▲ 3連単F ○.▲→○.▲.△.★→◎計 38点
大モナ氏 3連単F ◎.○→◎.○.▲→◎.○.▲.△.★ 計 20点
みるこ氏 3連単F ◎.▲→◎.○.▲→◎.○.▲.×.★ 計 16点
杉本氏 3連単B ◎.○.▲ 馬単B ◎.○.▲ 計 12点

さらば阪神。また会う日まで@淀屋橋S

改装工事のため今の阪神競馬場は今日でラスト。中央屈指の変則コースに別れを告げる前に馬券で落とし前をつけよう。  ジリ脚リボンアートには今の馬場はぴったんこ。弱点をカバーして末脚発揮。  展開利見込めそうなのがフラワリングバンク。今年は安定して成績を残しており、自慢の先行力で粘りきる。  GTの裏といえば記憶に新しいホーマンアピール。さすがに今回は大万馬券とはいかないもしっかり突っ込む。  女神の道筋ビーナスライン。 今日は出遅れないクリノワールド。 休み明けは走るイソシギ。
2006年2回阪神8日( 4月 16日) 11R 淀屋橋ステークス サラ系4歳以上1200m芝・右 (混合)[指定] 4歳 1600万円以下,5歳以上 3200万円以下ハンデ
8 7 6 5 4 3 2 1
15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ショーストッパー ホーマンアピール フラワリングバンク ヨイチサウス トーセンザオー チアフルワールド マルブツスピーディ ナチュラルメイク リボンアート ピクシーダスト イソシギ トニービーバー クリノワールド ビーナスライン ヒシフェアレディ 馬名
牡8 牡6 牡4 牡5 牡6 牡4 牡4 牝4 牝5 牝4 牝6 牡9 牡5 牝5 牝6 馬齢
古川吉洋 渡辺薫彦 生野賢一 本田優 藤岡佑介 武幸四郎 芹沢純一 佐藤哲三 川原正一 東川公則 幸英明 安藤光彰 上村洋行 秋山真一郎 川田将雅 騎手
52.0 56.0 56.0 56.0 56.0 55.0 55.0 54.0 55.0 52.0 54.0 52.0 58.0 54.0 51.0 重量
コスモ
k
だい
八雲
ワルサ
マッハ
大モナ
みるこ
杉本
着順 馬番 馬名 単勝 14 1,050円 枠連 6-8 4,620円 三連単 14-11-1 443,940円
1 14 ホーマンアピール 複勝 14 360円 馬連 11-14 7,800円 ワイド 11-14 2,260円
2 11 トーセンザオー 11 490円 馬単 14-11 18,100円 1-14 3,120円
3 1 ヒシフェアレディ 1 670円 三連複 1-11-14 81,470円 1-11 3,960円
k氏の見解 だい氏の見解
準OPの1200Mハンデ戦。心斎橋S組が人気を集めそうだが、馬場も重いことを考慮してナチュラルメイクを◎に抜擢。時計勝負になるよりこういった馬場の方に適正がありそうで、枠、展開、鞍上、馬場と全てに恵まれている。○ホーマンアピールは出遅れクセがひどく出世できていないが純粋なスプリント能力ならば人気のリボンアート、トップハンデのクリノワールドには劣らない。いつ激走するとも限らないので常に押さえなければならない迷惑な馬だ。▲、△に特段差はない、ハンデ戦の多頭数だけにゴール前の攻防は際どくなりそうなので、ナチュラルメイク軸一頭固定の3連複BOX。なんだか久しぶりだなこの買い方。  別路線や休み明けとは一概に比較は出来ないが対した面子や状態に思えず、船橋S組と心斎橋S組とハンデで決まると思う。関東馬の遠征が目立つのでこの中で船橋S最先着馬の2ビーナスラインから気になった馬に流す。
ワルサ氏の見解 みるこ氏の見解
皐月賞の前のレースとしては、ある意味適しているレースかもしれない。何のテーマもなく注目馬もいないのだから、結果はどうであれ集中してGTを迎えられる。予想する側としてはこれほど難しいことは無いけどね。

土曜競馬が降雨に見舞われ、開催ラストの馬場が更に時計が掛かる状態となった。日曜は晴天の中レースは行われそうだが、馬場回復には手間取りそう。ある程度回復したとしても、かなり時計が掛かることが予想される。

近年のスプリント戦線は、馬場悪化した時はかなりとんでもない決着が多い。それでなくてもレベルの低下により、着差がつきにくく運勝負となり、毎レース力関係が変わっている。予想を導き出すのは困難だし、信頼性も薄い。こういう場合は開き直って、とにかく人気薄から入るべきだろう。悪いところを挙げればキリがない面々なので、良いところを伸ばしていく形でいく。

◎ナチュラルメイクが人気を落としていてよさげ。札幌戦を勝って昇級を果たしたように、時計が掛かる馬場コンディションはプラスに働きそう。道営上がりでダート戦で好走している点から、悪くなればなるほど他馬が苦にしていくはずなので逆てるてる坊主を作るべき。スプリント戦は安定性が比較的高く、自分なりにいつも走ってくれるので、レベルが下がりそうな今回は絶好の条件となる。サンライズSで1番人気に推されたのはつい最近のこと。当時は期待値損だったので評価を落としたが、今回は狙い目だ。あとは手広く押さえる。
クラシックの裏のオープン特別なんてのは、まるで阪神のオープン戦の裏でやってるパリーグ開幕戦の様で盛り上がりに欠ける。

ホーマンは六甲アイランドで最内突いた好走、フラワリングは前走35,1のマイペース逃げで3着がやっと。普通に考えれば内のビーナスライン、リボンアートが上位だがダート使って人気落としてるトーセンザオーとか妙味があるしナチュラルメイクはここ2走で一気に人気薄だろうけどコパノの接戦してるようにいつ覚醒してもおかしくなし。
淀屋橋ステークス推奨馬券
コスモ氏 馬連B ◎.○.▲ 計 3点
k氏 3連複F ◎−○.▲.△−○.▲.△ 計 10点
だい氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 4点
八雲氏 ワイドB ◎.○.▲ 計 3点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△.★ 計 6点
マッハ氏 3連複F ◎−○.▲−▲.△.×.★ 計 9点
大モナ氏 馬連F ◎−○.△.★ 計 5点
みるこ氏 3連単F ◎→○.△→○.△.× 計 12点
杉本氏 馬連F ◎−○.▲.△ 3連複F ◎−○.▲.△−○.▲.△ 計 6点
第8期 予想師ランキング(05/9/10〜12/25)
予想師名 回収率 的中率
カタストロフィ 1949.4 1.7
コスモ 380.4 25.0
k 200.4 16.7
ガスター基地 132.7 18.8
だい 84.0 32.3
八雲 69.0 19.6
ワルサー 54.8 11.1
マッハラジャー 50.4 4.2
大穴モナー 44.4 15.1
みるこデムウロ 30.3 1.6
大学生馬券師 21.3 5.2
杉本 18.7 8.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 385.9 12.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 253.0 13.3
第9期 予想師ランキング(06/1/5〜4/16)
予想師名 回収率 的中率
八雲 102.4 22.8
k 85.9 11.5
大穴モナー 72.8 11.8
マッハラジャー 69.4 9.6
ワルサー 60.9 20.3
大学生馬券師 49.9 8.3
杉本 40.1 8.1
ガスター基地 39.5 12.2
だい 27.7 22.6
コスモ 27.2 4.8
カタストロフィ 0.0 0.0
みるこデムウロ 0.0 0.0
総回収金額(的中R数)÷総投資金額(予想R数)×100=総合A
総合A 43.8 11.3
(A氏回収率(的中率)+B氏〃+・・・)÷予想人数=総合B
総合B 48.0 11.0
先週的中者一覧
大穴モナー 淀屋橋S 馬連7800円!!
ワルサー マイラーズC 馬単550円
八雲 マイラーズC 馬連370円
だい 京葉S ワイド190円
先先週的中者一覧
八雲 エイプリルS ワイド200円(1点勝負的中!!) 阪神牝馬S ワイド1250円 750円(2点勝負で完全的中!!) ニュージーランドT ワイド910円
ワルサー ニュージーランドT 馬連2800円 阪神牝馬S 馬単320円
だい エイプリルS 馬連770円 阪神牝馬S 馬単320円 ワイド130円(両方1点的中!!)
k 阪神牝馬S 馬単320円
100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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