マチカネキララの真価はいかに?@エプソムC

マチカネキララが圧倒的人気に支持されている。負けたのはディープの神戸新聞杯と、構えて乗りすぎた前回オーストラリアTだけでその他は完璧な競馬だ。血統・陣営からも大物感漂い、ここでステークスウイナーの仲間入りするぞ。  重賞3勝のクラフトワークが黙っちゃいない。仕上がりに疑問説が囁かれているが、実績はやはり最上位なのだから侮れない。  得意東京で立つんだトップガンジョー。重賞で揉まれ都大路SでOPクラスにもメドがついた。  ローカルに向けて調子を上げてくるグラスボンバー。 ノド手術の効果はどう?ペールギュント。 折り合いついたデアリングハート。
2006年3回東京8日( 6月 11日) 11R 第23回 エプソムカップ(GIII) サラ系3歳以上1800m芝・左 (国際)[指定] オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
ツルマルヨカニセ カナハラドラゴン サイドワインダー グラスボンバー トップガンジョー スズノマーチ タイガーカフェ ダンスインザモア ニシノデュー コンラッド クラフトワーク ダイワバンディット ペールギュント ロードフラッグ ルーベンスメモリー デアリングハート シェイクマイハート マチカネキララ 馬名
牡6 牡8 牡8 牡6 牡4 牡6 牡7 牡4 牡5 牡4 牡6 牡5 牡4 せん9 牡6 牝4 牡6 牡4 馬齢
G.ボス 大西直宏 四位洋文 勝浦正樹 後藤浩輝 北村宏司 内田博幸 木幡初広 吉田豊 柴田善臣 安藤勝己 田中勝春 小牧太 二本柳壮 菊沢隆徳 藤田伸二 吉田隼人 横山典弘 騎手
57.0 57.0 58.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 55.0 57.0 57.0 重量
八雲
k
大モナ
ワルサ
大学生
杉本
ガスタ
だい
コスモ
みるこ
着順 馬番 馬名 単勝 14 1,980円 枠連 7-7 3,440円 三連単 14-15-1 39,050円
1 14 トップガンジョー 複勝 14 370円 馬連 14-15 5,690円 ワイド 14-15 1,550円
2 15 グラスボンバー 15 250円 馬単 14-15 14,160円 1-14 740円
3 1 マチカネキララ 1 120円 三連複 1-14-15 3,080円 1-15 470円
エプソムC調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
なし
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
6月7日 坂路・重 南W・やや重 南芝・やや重
マチカネキララ
坂路をやや離れて併走。まだ少し馬体を持て余しているようなところがあるが、動きは軽快でまずまず。取り立てて褒めるような中身ではないがまずまず。
スズノマーチ
芝コース三等併せの外。やや首が高く手応えが悪いがそれはいつもの事で追われるとそれなりに伸びていた。体の使い方はよく馬体の張りも十分。力は出せる状態。
コンラッド
南Wで三頭併せの外を2馬身ほど追走。追われると弾けるように伸びた。騎手が乗っていたこともあるが動きはしっかりしているし太め残りもなさそうでいい仕上がり。
カナハラドラゴン
いつも通り北Cコース。以前よりは少し迫力がないがそれは年のせいか。動きはキビキビとしていて問題ない。
クラフトワーク
北Cコースで外に併せる。後肢の踏み込みが甘く手前も替えていない。前回よりは多少マシというくらいであまりいい仕上がりではない。
トップガンジョー
Wコースで単走。ナリタトップロードのような大飛びのフォームになっているので雨が降るとだめそうだが状態は良さそう。
グラスボンバー
Wコースで三頭併せの内。手応えは良いのだけれどイマイチ迫力不足。
タイガーカフェ
Wコース単走。この馬にしてはなかなか柔らかい動きでしっかり体を使えている。久々の勝利で馬が変わってきたのかも。
ダンスインザモア
芝コース単走。細い。動きにも迫力がないしイマイチ
6月7日栗東 CW・良 B・良
サイドワインダー
CWの外で騎手が乗って一杯に追われる。馬体の張りはよい。少し太目だがこれで絞れるだろう。そこそこ走れる出来。
6月7日栗東 坂路・良 DW・良
ツルマルヨカニセ
DWペールギュントのうちを併走。終いは離されたがこの馬なりの動きは出来ていてわるくはない。
ペールギュント
DWツルマルヨカニセの外を併走。しまい終われて軽く1馬身突き放す。手術明けだが仕上がりは悪くなさそう。長目を追われてこの終いの伸びならば喉の状態も改善してそうではあるがどうか。
八雲氏の見解 大モナ氏の見解
府中4戦4勝のマチカネキララが軸当確。
前走は詰めて使った影響か馬体が細かった。
今回は鞍上に横山典を迎え万全といえる。

相手候補にはまずルーベンスメモリー。
25戦で掲示板を外したのは2度のみ。
相手なりに走る馬で、ここまで人気ないと買い。

もう1頭は、タイガーカフェ。
ここに来て決め手が少しついてきたか。
初重賞制覇へ。
 逃げ馬はニシノデューぐらいしか見当たらず、スローはほぼ間違いないだろう。馬場状態も考えて、前に行けて瞬発力に長けた馬から買おうと思う。
 本命はデアリングハート。前走で復調の兆しを見せたし、東京ではマイルカップの2着があり、今回は展開面でも味方しそうなので3着までには食い込めるのではないか。距離が不安だがギリギリ我慢できると思う。
 
 マチカネキララは前走を見る限りそんなに強い馬じゃないことが分かってしまった。少なくとも1倍台で買う馬じゃない。東京コースでの無敗というのも真に受けないほうがいい。今回はワイドで買うのであっさり切った。
 大穴にはロードフラッグ。東京18はベスト。短いところを二回使って行きっぷりが良ければ十分馬券圏内に★

 中京のほうはカシマフラワーが狙い目。大穴印のマヤノシャドーと共に前走は展開に泣いた形。ギャラントチュラサンのハナ争いなら後ろの馬にもチャンス有り。
ワルサ氏の見解 大学生氏の見解
マチカネキララは言われるほど強くは無い。エイプリルSから直行して臨んできたのであれば、能力未知数の恐ろしい馬だった。しかし今はオーストラリアTで負けた後の馬だ。連勝は止まり能力の底が割れたのだから、ここで人気になるべき馬で無いと自信を持って言える。まず単純に時計面でクラフトワーク・サイドワインダーとは明らかな差があり、コンラッド・ダンモア・虎カフェ・スズノ・ジョー・グラボン・カナハラ・ヨカニセとはどんぐりの背比べ。圧倒的人気馬として最低限必要な一番強いという条件を満たしていない。安定性と東京コース実績は認めねばならないが、超スローの対応と1800mの距離に課題は残ったままだ。今週も誰かが大金ぶっこんだみたいだが、さすがに今回は空振るね。レース直前になればこの異常オッズもだいぶ収まっているだろうけど、それでもキララはおもいっきり蹴っていくべき。

展開面が平均以上だったら文句なくクラフトワークから入りたいところなんだが・・・逃げるのは超スロー逃げで一撃狙いのニシノデューでは夢は叶いそうも無い。困ったことに超スローが大好きというタイプは、ニシノデューとデアリングハートしかいないだけに、能力バランスが崩れ大きな波乱を呼ぶ可能性がある。

今開催ずっとイン有利を演出した東京芝も土曜の競馬を見る限りは、まあマシにはなってきたかなという印象。イン特攻して詰まるようなシーンも無かったように思えるし、追い込みも飛んできてたからね。もちろん最終判断は明日のレースを見てからで遅くは無い。

◎サイドワインダー ぎどう(漢字忘れた)で休養したが、鉄砲のパフォーマンスは優れており大きな問題では無いだろう。マイル〜1800mでAクラスの時計を数多くたたき出しており、追い込み馬らしくどんな展開でも対応してこれるのが魅力。東京で勝ち鞍は無いが、この血統で東京を勝たなかったら嘘だよ。大きな不安はなく、総合的に優れているのに低評価はちょっと信じられない。まさか半年でよぼよぼになってるわけでもないだろうに。

ヒモは能力面で見所のある馬を最大限手を回した形。クラフトワーク以外は横一線だが、スローペースや微妙な時計の馬場で受けが利きそうな順番で印を並べた。もしもここでマチカネキララが脅威の能力を見せたら、前回の北村のクソ騎乗を恨みつつ旅へ出ます。
マチカネキララが相当な人気だけど、そんなに堅いとは思わない。この馬、ずっと大物勘溢れるレース振りを見せつけてきたけど、そこが弱点になると思ってる。1枠1番を引いたってことはある程度ポジションを取って、直線抜け出すというレースが求められるわけでしょう。これまでこの馬がやってきたレースとは正反対のもの。つまり、そういう小物勘溢れる競馬をちゃんとできるのかという不安はかなりある。馬群の外回して勝つのは強さの証明だけど、競馬で1着を取る能力がある証明にはならない。もちろん、スムーズに走れれば、若い良血馬で上積みもあるだろうからこれまで以上に強いなあと思わせるレースを見せてくれるかもしれない。なので、自信の消しとは言わないが、こんなオッズじゃとても買えないので消し。「来るか来ないか当てなきゃ殺される状況なら来る方に賭けるけど、馬券では買わない」というやつ。

そいじゃあ買う馬の話を。馬場が異常でインの数メートルが抜群に伸びるので、単純に内枠から買っていく。ルーベンスメモリー本命、クラフトワーク対抗、3番手にコンラッド・・・という感じでツルマルヨカニセまで流す。ツルマルは展開に恵まれてないだけで強いよ。
杉本氏の見解 だい氏の見解
◎ルーベンスメモリーがなんでこんなに人気ないのか理解できない。1800m、しかも東京なら全然信頼できる。この馬、25戦中23回掲示板に載っているがその内訳はこうだ。

全成績(6.10.3.6)
東京(1.8.2.2)
左回り(3.8.2.3)
1800m(1.4.1.2)内、東京(0.4.1.0)

勝ちきれないが、連軸なら最高の安定感。ここで買わずしてどこで買うのか。

○マチカネキララは◎に負けなしと力上位ではあるが、この人気では積極的に買いたいとは思わない。複勝圏は外さないだろうから対抗に。

▲ペールギュント。喉なりの手術も成功し、休み明けながらしっかり仕上がってる。朝日杯で1番人気に推されたこともある実力馬がここで復活してもおかしくない。

そして久々重賞制覇なるか、△コンラッド。

この辺りを三連複で買えば流石に当たるだろう。
これで当たらなきゃなんかもう病気だ。
 ここはやっぱり1マチカネキララ次第。他の17頭の単勝全てを買っても損しない感じの単勝オッズだけど、捕まえきれない伸び負けるの両方を露呈してしまった事で今回どちらに重点を置いてもきちんと勝ち切るまでは心配が及んでしまう。力上位とは表現出来ても一枚も二枚も抜けた存在とは言えず、軸にはしづらい感がある。

 ◎は16サイドワインダー。8歳馬になってもG1で活躍できる末脚はやはりここでも期待、安田記念断念組…と見ればやはり力上位の一頭。東京の馬場は心配だがそこはトニービン産駒だし、休み明けでも走るので休養明けでも心配は無い。衰えさえなければ…。

 ○は1マチカネキララ。前走のオーストラリアTは京都遠征で北村宏騎手が見せた乗り方での3着は流石に遊び過ぎだったろう、と。得意の東京で横山典騎手に乗り替わる今回でやっぱり強かったと再認識したい、将来的な期待もあるので。

 ▲は8クラフトワーク。一度も騎乗したことが無い関東馬に乗る為にアンカツが遠征とはやはり気になる存在。一年以上開いた前走より少なくとも状態は上向きでメンバーも落ち、馬場も当時ほど渋る事は無いと好条件は揃いそう。

 △は4ルーベンスメモリー。重賞での菊沢騎手は多少心配だが、得意な条件で堅実に走ってくれる事に期待。先行すれば馬場も味方してくれると思う。

 推奨馬券は馬連16−8,1,4,12。
第23回 エプソムカップ(GIII)推奨馬券
八雲氏 ワイドF ◎−○.▲ 計 2点
k氏 馬単F ◎→○.▲.△ 計 5点
大モナ氏 ワイドF ◎−○.△.★ 計 4点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△.×.★ 計 8点
大学生氏 馬連F ◎−○.▲.△.× 計 6点
杉本氏 馬連F ◎−○.▲.△ 3連複F ◎−○−▲.△ 単勝 ◎ 計 6点
ガスタ氏 3連複F ◎−○−▲.△.× 計 6点
だい氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 4点
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
みるこ氏 3連単F ◎→○→△.× 計 4点

今年から春シーズンに引っ越しました@CBC賞

ヴィクトリアマイルで5着と健闘したアグネスラズベリ。今の充実振りなら得意の中京1200mで突き抜けそう。新たな短距離女王誕生なるか。  完全に生まれ変わったワイルドシャウト。4連勝中ともっか絶好調で重賞でもまったく臆することは無い。乗れてる岩田を背に積極競馬を。  3歳馬ウインレジェンドが古馬に挑戦。自分のスピードが活かしきったパフォーマンスはここでも通用しそうな勢いがある。  レコードホルダーのシーイズトウショウ。 武を乗せどの戦法を選択するリミットレスビッド。 この馬も充実一途シンボリエスケープ。
2006年2回中京8日( 6月 11日) 11R 第42回 CBC賞(GIII) サラ系3歳以上1200m芝・左 (国際)[指定] オープンハンデ
8 7 6 5 4 3 2 1
17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
テイエムチュラサン シーイズトウショウ カネツテンビー アグネスラズベリ ステンカラージン リミットレスビッド ナゾ ギャラントアロー カシマフラワー ブルーフランカー ゴールデンキャスト ワイルドシャウト シンボリエスケープ マヤノシャドー ウインレジェンド プレシャスカフェ ホーマンアピール 馬名
牝4 牝6 牝7 牝5 牡5 牡7 牝8 牡6 牝4 牡4 牡6 牡5 牡5 牡7 牡3 牡7 牡6 馬齢
田嶋翔 池添謙一 津村明秀 本田優 福永祐一 武豊 佐藤哲三 幸英明 熊沢重文 秋山真一郎 石橋脩 岩田康誠 蛯名正義 吉田稔 赤木高太郎 柴山雄一 渡辺薫彦 騎手
52.0 57.0 53.0 54.0 53.0 58.0 51.0 57.5 52.0 54.0 58.0 56.0 55.0 54.0 51.0 58.0 53.0 重量
八雲
k
大モナ
ワルサ
大学生
杉本
ガスタ
だい
コスモ
みるこ
着順 馬番 馬名 単勝 16 820円 枠連 3-8 770円 三連単 16-6-12 44,940円
1 16 シーイズトウショウ 複勝 16 280円 馬連 6-16 2,200円 ワイド 6-16 920円
2 6 ワイルドシャウト 6 210円 馬単 16-6 5,100円 12-16 1,340円
3 12 リミットレスビッド 12 320円 三連複 6-12-16 7,570円 6-12 1,230円
CBC賞調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
シンボリエスケープ
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
6月7日 坂路・重 南W・やや重 南芝・やや重
シンボリエスケープ
坂路を単走で駆け上がる。安定したフットワークでまっすぐと駆け上がる。追われてからは重心をグイと下げて力強く伸びた。状態に何の不安もなく、充実した状態。
ワイルドシャウト
坂路のやや内側を単走で。ちょっと前駆の出が硬く重心が高い。スピード感はあるがさほど良く見えない調教。
プレシャスカフェ
南Wコースで1馬身ほど追走、直線追われて1馬身先着。ただ動きにいいころのようなキレているところがなく大人しい。
カナハラドラゴン
いつも通り北Cコース。以前よりは少し迫力がないがそれは年のせいか。動きはキビキビとしていて問題ない。
カネツテンビー
南Wで単走。気合の乗りは抜群で馬体の張りもいい。好調。
6月7日栗東 CW・良 B・良
ウインレジェンド
前半飛ばしすぎて終い脚がなくなってしまった。騎手が乗ってこれだとあまりいい内容ではない。
アグネスラズベリ
Bコース単走。淡々とピッチ走法で終いまで。前走とさほど変わらぬ出来。
6月7日栗東 坂路・良 DW・良
シーイズトウショウ
坂路を単走。この馬にしては地味な動きだが出来落ちは感じられない。
ゴールデンキャスト
DWを単走。終いの伸びは上々で状態は上向き。
k氏の見解 ワルサ氏の見解
◎アグネスラズベリ。コース、距離、斤量、近走成績、死角らしい死角は見当たらない。前走はタフな東京マイルで初のGT出走ながら勝ち馬に0.5差5着の大健闘。ベストの距離に戻って今の勢いを見せ付ける。近4走は全てラスト3ハロン34秒前半の脚(内1度は34秒割れ)でまとめ、ここで大崩れは考えにくい。中京開催も最終週を迎えて外差しが決まりやすくなっていることも強調材料。

○はやや捻ってシンボリエスケープ。現在見せている時計能力ではやや物足りないものがあるがこれは条件戦の緩ペースに付き合ってのもの。レースレベルが上がれば時計を詰めてくると考える。こちらも末の鋭さは◎に劣らないものがあるだけに怖い。直線うまく外に持ち出して◎との差比べに持ち込めば重賞制覇のチャンスは十分。

▲は意外(?)に人気のないリミットレスビッド。今年ダートを使われるまで微妙なレースばかり繰り返していたが馬が勝味を覚えたのか7歳にして凄い充実振り。高松宮記念でも勝ち馬から0.4差、ここに出てきている高松宮最先着馬シーイズトウショウとは0.1差と地力では屈指の存在。斤量58kが嫌われている恰好だが大型馬、しかもダートもこなせるパワー型なので特に気にならない。実力はあるけどここで来るのか微妙、って言うような馬に乗っている時の武豊は虎視眈々といった感じで非常に怖い、要注意。

△2頭はプレシャスカフェにシーイズトウショウ。過去の実績を考えればこの2頭が本来◎、○を背負わなければならないんだろうけど。プレシャスカフェは昨年の京王杯SCから長い長い低迷。復調すればここも勝ちきるだけの力はあるが、その復調がどこになるかがわからないだけに厄介。ただ人気がないだけにこういう時は押さえておくのが吉。シーイズトウショウも買い続けてきたけどやや賞味期限切れか。高速馬場、重い馬場どちらも大丈夫だが本質的には高速の方がいいだけに今の常識的な時計が出ている馬場で実質トップハンデを背負いどこまで。
ただスプリント戦というだけで穴狙いをする理由としては十分だろう。先週の飛騨Sを見て分かるようにもう力関係の差なんてほとんど無いし、我々が考えている能力と現実は大きく乖離しているのが現状だ。条件戦でしか時計を持っていない馬でも十分通用しそうだし、果敢に挑戦する3歳ウインレジェンドですら文句なく連対候補と考えられる。

そういう意味では勢いのある馬が楽勝するシーンも容易に想像できる反面、みんな新たなヒーローに期待しすぎているという気がする。コースレコードを持っているシーイズトウショウすら単勝9.6倍という低評価でこの馬が実績馬の中では一番人気。それよりも支持を集めているのが、アグネスラズベリ2.2倍、ワイルドシャウト6.2倍、ウインレジェンド9.4倍という新興勢力なのだが・・・人気で積極的に買う意味は果たしてあるのだろうか。

現状は11頭ぐらいがほぼ横一線なので、新興勢力のなかで確実に他馬を上回る能力を持っている馬はいない。あくまでも近走の充実振りから、更に時計を伸ばす可能性、好走続きの安定性が評価されている形だ。基本的な幹となる能力面の比較要素はおざなりで、枝葉の部分の総合力だけ持ち上げられているのは、やはり不可解に映る。新たなヒーローに期待するよりも、今までのテーマどおりとにかく穴だ。

◎プレシャスカフェ 確固たる信念があって軸にするというわけではない。ただ能力の割にとてつもなく人気が無いというだけだ。重賞2勝の実績があり、特にその中で昨年のシルクロードSの時計は評価できるもの。まともに走れる調子まで回復さえしてくれれば、勝ち負けする可能性はかなり高いだろう。最近はまともなローテーションを組めず、調子の悪さをうかがわせるが、それだけに休み明けを叩かれた効果は期待していい。高松宮記念で1番人気に支持された馬が、同じ舞台で単勝24倍は舐められすぎね。

あとは復調すれば強い○シーイズトウショウを強く買い、他のヒモは人気の薄いところで好走できそうな馬を選んだ。ギャラントとチュラサンは能力を認めても兼ね合い次第で即あぼーんなので今回は見送り。
杉本氏の見解 ガスタ氏の見解
◎ウインレジェンドは落ち着いてさえいれば、楽勝すらあり得る程の素質の持ち主。51kgの恵量を活かして逃亡を図る。前走のようなレースが出来ればまず間違いなく勝ち負け。

中京芝2戦2勝と相性の良い○アグネスラズベリ。その2戦共に1200m戦なのだから押さえないわけにはいかない。

出遅れていなければ高松宮記念馬だった▲プレシャスカフェとプレシャスカフェの前の主戦が騎乗する△シンボリエスケープを押さえる。
 短距離は自分の予想方法では全然分かりません。そこでいままでとは全然違う予想方法を実験的に導入してみます。今回は血統です。

 今開催中中京芝の1200mはヘイロー系が圧倒的なようです。と言っても現在日本にあるヘイローのラインはサンデーサイレンスのラインとタイキシャトルのラインがあるんで一緒くたにするのはアレですが今はどちらも好走しているようなのでここは両者まとめて。特に父系がヘイローがほとんど(全部かな?)で母系にミスプロやノーザンダンサーの血が入った馬が好走例が多いよう。それとどこの競馬場でも短距離になるとそうですけれどサクラバクシンオーは安定してポツポツ好走しています。

 そこで本命はゴールデンキャスト。タイキシャトル×Niniskiで先に述べた血統の特徴はつかんでいるし馬自体も夏+平坦+荒れ馬場は好条件。相手も全然敵わないという馬は見当たらず軸の評価。

 対抗にはサクラバクシンオーのシーイズトウショウ。最終週はマイナス要因ではあるけれど、実績的にはメンバー1。前走の走りがイマイチではあったけれど高松宮でも3着と走っていて力が出せれば上位争いは必至。
 
 三番手にリミットレスビッド。サンデー×ノーザンテーストでやはりこの馬も先に上げた条件にフィット。高松宮では◎○と接戦。冬に行われていた時代のCBC賞でも3着経験ありとなかなかプラス材料はあり。

 ヘイロー系のウインレジェンドとテイエムチュラサンは先行はやや苦しいと見てヒモに下げ、サクラバクシンオーで充実一途のシンボリエスケープも抑え。アグネスラズベリは遡ってすぐにサクラバクシンオーと同じ血に行き着くし勢いもあるしで印をまわさざるを得なかった。ワイルドシャウトは消し。

 これで当たっちゃったらそれはそれで結構悲しかったりするなぁ。
だい氏の見解 コスモ氏の見解
 ◎は16シーイズトウショウ。阪神牝馬Sで牝馬相手だろうと距離での相手関係を見極め、ここに回ってきたのだからハンデはきつくても力上位と見る。前走の意欲の無い騎手の乗り替わりを考えると、今回は池添騎手に戻ってくるのだから期待したい。

 ○は6ワイルドシャウト。芝の短距離で条件戦といえど4連勝は本格化の現れ。斤量は増えるが、短距離にしては着差をつけての勝利が続いているだけにもう一歩上の実力を秘めているのではないだろうか。

 ▲は17テイエムシュラサン。前走は勝ち馬に早めに潰される感じでの4着なので、もっと良い競馬はできるはず。騎手面の不安はあろうが、斤量で恵まれ前走よりこらえる場面も浮かぶ。

 △に人気薄、格を落としたレースで残る事が多い10ギャラントアロー、中京コースと距離短縮の14アグネスラズベリを押さえる。

 推奨馬券は馬連16−6,17,5,10。
 57キロは軽くはないが◎シーイズトウショウ。実績はメンバー随一で、中京コースもお手の物だがいかんせんハンデが重いのが嫌われる理由か、かなり人気を落としている。高松宮記念で3着に食い込んだところからまだまだ衰えは感じさせず、スムーズなら勝ち負けを演じてくれるはず。
 ヴィクトリアマイルでも掲示板を確保したせいかかなり人気になっている○アグネスラズベリ。距離短縮はプラスだろうが、若干人気しすぎの感はある。が、ハンデもお手ごろで2戦2勝の中京芝ならチャンス十分だろう。
 おもしろそうなのは51キロの▲ナゾ。放牧明けの前走は6着。更に軽くなった斤量で前進に期待したい。
 3歳馬△ウインレジェンドまで。
みるこ氏の見解  
昨日は競馬を見ていないので馬場状況がわからない。
なんとなく結果だけ見てると真ん中>大外>>最内くらいのイメージを思ってんだけどどうでしょうか。

本命はアグネスラズベリ。外枠は良いし54も問題無い。知立特別でマルブツブリザードの作るハイラップを快勝してるのでテンが早くなっても問題無いと思われる。

対抗にマヤノシャドーで勝負を挑む。前走テレビ愛知オープンはレース34,2自身35,1の前半3ハロンでかなり遅めの流れとなった。純然たるスプリンターでは無いゆえにスタミナが多少要求される厳しい流れの方が台頭できるんじゃないかと考えここでもう一度厚い印をつけた。

3着候補には差し馬を揃えて勝負。
 
第42回 CBC賞(GIII)推奨馬券
八雲氏 3連複F ◎−○−▲.△.× 計 5点
k氏 3連単F ◎.○→◎.○.▲→○.▲.△ 計 11点
大モナ氏 ワイドF ◎−○.△.★ 計 4点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 5点
大学生氏 馬連F ◎−○.▲ 計 2点
杉本氏 馬連F ◎−○.▲.△ 3連複F ◎−○−▲.△ 計 5点
ガスタ氏 3連複F ◎−○.▲−○.▲.△.★ 計 9点
だい氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 4点
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
みるこ氏 3連単F ◎→○→△.× 3連複F ◎−○−△.× 計 10点
先週的中者一覧
コスモ エプソムC 馬連5690円 ◎○でGET!!
だい CBC賞 馬連2200円 ◎○でGET!!
ワルサー 白川郷S 馬連1340円
大学生馬券師 ブリリアントS 3連複840円
ガスター基地 ブリリアントS 3連複840円w(ガミ)
先先週的中者一覧
コスモ 飛騨S 馬連71,010円 7万OVER炸裂!!!
マッハラジャー ユニコーンS 3連複10,360円 今週も土曜に万馬券的中!!!
ガスター基地 関ヶ原S 馬連2680円! 欅S ワイド1090円w(ガミ)
100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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