ジンクス破れ歴史は新たに動き出す@七夕賞

原石は磨かれたコンゴウリキシオー。逃げにこだわる競馬を見せ続け金鯱賞で最高の逃走劇を演じ完勝した。同じ2000mならもちろん再現濃厚でサマーシリーズの主役となる。  グラスボンバーは重賞を制した条件で相性はバツグン。時計が掛かり気味の馬場は歓迎で展開不問のマクり脚を発揮しそうだ。  小倉最強馬メイショウカイドウは福島まで足慣らし。馬体重絞れるシーズンが良いみたいで、わざわざ武豊を福島に呼ぶほどの心意気が熱い。  叩かれてコンラッド。 やや距離が短いがサザンツイスター。 小回りコースならトウショウナイト。
2006年2回福島8日( 7月 9日) 11R 第42回 七夕賞(GIII) サラ系3歳以上2000m芝・右 (国際)(特指) オープンハンデ
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
サザンツイスター フジサイレンス トウショウナイト アサクサキニナル シャーディーナイス コンラッド ホオキパウェーブ カナハラドラゴン グラスボンバー ダイワバンディット コンゴウリキシオー エクスプロイト メイショウカイドウ ユキノサンロイヤル タガノマイバッハ エルカミーノ 馬名
牡6 牡6 牡5 牡7 牡7 牡4 牡5 牡8 牡6 牡5 牡4 牡6 牡7 牡9 牡7 牡8 馬齢
小牧太 江田照男 武士沢友治 吉田隼人 吉田豊 柴田善臣 田中勝春 大西直宏 勝浦正樹 北村宏司 岩田康誠 大野拓弥 武豊 小野次郎 中舘英二 小林淳一 騎手
54.0 56.0 57.0 54.0 51.0 55.0 57.5 56.0 57.5 55.0 57.5 52.0 59.0 55.0 57.0 51.0 重量
ワルサ
大学生
ガスタ
だい
コスモ
カタス
みるこ
着順 馬番 馬名 単勝 4 730円 枠連 2-3 1,230円 三連単 4-6-8 9,710円
1 4 メイショウカイドウ 複勝 4 220円 馬連 4-6 1,690円 ワイド 4-6 620円
2 6 コンゴウリキシオー 6 160円 馬単 4-6 3,820円 4-8 630円
3 8 グラスボンバー 8 150円 三連複 4-6-8 1,590円 6-8 330円
七夕賞調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
グラスボンバー
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
7月5日美浦 坂路・やや重 南W・良
フジサイレンス 坂路 単走(助手) 一杯 52.0-37.3-24.4-12.4
相変わらず素軽いフットワークでスイスイ。順調。
カナハラドラゴン 坂路 単走(助手) 一杯 51.3-×-×-12.8
回転の速いフットワークでなかなかいい雰囲気。追われてからの終いの伸びは少し物足りなかったが元気一杯の動きを見せている。なかなかよさそう。
コンラッド 南W 単走(助手) 一杯 65.2-51.2-37.7-12.4
手応えよく追われてからもしっかりと伸びた。馬体の張りもよく良い状態。前走と比べ力強さが出てきている。一叩きされた効果あり。
グラスボンバー 南W 併外(勝浦) 強め先着 67.6-52.1-39.1-11.7
併走馬を三馬身ほど後ろから追走。直線ではスッと並びかけ軽く追われるとグイと伸びて突き放した。馬体はフックラとしているが太め感はなく身が入っているといった方がいい。フットワークは大きく動きも文句ない。良い状態。
ホオキパウェーブ 南W 併内(助手) 強め併入 66.3-51.5-37.?-12.2
なかなかこの馬にしては軽快な動き。手応え敵にはもう少し伸びてもよかったがやりすぎないようにセーブしたか。まずまず。
シンボリエスケープ 南W 併内(助手) 強め2馬身先着 66.8-51.0-36.8-12.3
豪快なフットワークで追われてからの伸びは迫力満点。ダートもこなせそうな叩きつけるようなフットワーク。
トウショウナイト 南W 単走(武士沢) 一杯 65.8-51.8-37.2-12.7
手応えも良くないし追われてからもこじんまりと纏まってしまっていて迫力不足。
アサクサキニナル 南W 併外(吉田隼) 強め半馬身先着 68.5-52.1-38.2-12.2
特に特徴のない、この馬にしてみればいつも通りの動き。ココというところはない。
エクスプロイト 南W 単走(助手) 馬也 69.4-53.1-39.4-13.8
時計は目立たないが終いを流しているのでさほど悪くはない。馬体はしまっているしまずまずの状態ではある。
ユキノサンロイヤル 南W 併内(小野) 一杯併入 66.3-51.1-37.3-12.4
直線一杯に追われる。格下の未勝利馬に手応えで完全に劣るがなんとか並びかける。馬の状態は悪くないが走る気が見られない。調教に意欲は感じるし、これで馬に走る気が戻れば。
ダイワバンディット 南W 単走(増沢) 強め 67.7-52.5-38.3-12.4
グッと首を下げたフォームで落ち着きがあり以前のようにダーッと行ってしまうようなところがなくなった。これが距離が持つようになった要因だろう。終いの伸びもしっかりしていて良い状態。
7月5日栗東 坂路・重 CW・やや重 DW・やや重
コンゴウリキシオー 坂路 併せ(助手) 一杯3馬身先着 51.5-37.4-24.8-12.6
キレは感じられないが追われたらしっかりと伸びているし時計も悪くない。成績が示すとおりに好調。
サザンツイスター 坂路 単走(助手) 一杯 53.2-39.5-26.8-13.8
最後時計は落ちたがフォームは崩さず踏ん張った。時計以上に印象のいい調教。
メイショウカイドウ 坂路 単走(助手) 強め 51.7-38.4-26.1-13.3
ちょっと太め残りではあるが動きはまずまず良い。この追い切りと輸送で絞れればそれなりに力は出せるだろう。
タガノマイバッハ CW 単走(助手) 一杯 88.3-72.2-56.9-42.0-12.3
動きが硬くフットワークに伸びがない、いまいち。
7月6日美浦 坂路・重
エルカミーノ 坂路 併せ(助手) 一杯先着 52.4-37.9-24.6-12.6
なかなかしっかりした動きで最後までしっかり伸びる。意外と良い状態にある。
ワルサ氏の見解 大学生氏の見解
土曜日をお休みして更新作業が無くなり、久々に心行くまで寝ることができました。そのおかげで脳もリフレッシュしたので、良い予想をして良い結果に繋がってほしいもんです。

今日で最終日となる福島競馬。さすがに馬場荒れしやすい競馬場なので内側の痛みがかなり目立つ。しかし「荒れ馬場=走りにくい」という公式が成り立たないのが現行競馬だ。土曜メインは荒れ馬場を嫌って、大外ぶん回した1番人気ヨシトミ大先生が、後藤に内を救われてその分しっかり負けたレースだった。このレースを見るかぎり、騎手が考えるほど内は悪くないようだ。天気予想は雨でも馬場悪化を心配するほど、強く降る事は無いようだ。

その材料が大きなメリットとなる馬がいる。金鯱賞を逃げ勝ったコンゴウリキシオーだ。4歳になってから積極的に逃げにこだわる競馬を続け、経験が実った金鯱賞では優秀なタイムで逃げ切った。単騎で楽に逃げる形にできたのは確かだが、平均ペースの後傾ラップで時計を叩きだすという、最高形の競馬ができたことにものすごく価値がある。この時計がメンバー中で近走最高時計なので、再現すれば基本的には勝利を飾れる計算となる。

再現のためには逃げなければ当然話にならない。今回はそれを阻む可能性のある同型馬が、タガノマイバッハ&ダイワバンディット&エクスプロイトと複数存在する。エクスプロイトは相手なりに作戦を決めるタイプで、この相手関係なら先行で良しとするだろう。ダイワバンディットは前回逃げて2着だが、テンから異常に遅い競馬で最大限恵まれた内容だから、今回逃げを打てる可能性は低い。最大の敵はタガノマイバッハで、本気で絡みにくれば厳しくなるが、それも今のデキなら恐れることも無さそうだ。今期前に行けたのはドスロー京都記念と、謎競馬大阪ハンブルグCのみで内容は散々なもの。とても強気に前へという空気では無いし、調子もピークとは雲泥の差では先行すら怪しい。

◎コンゴウリキシオーが前回同様に、自分の最高と言える、逃げの形に持ち込めると判断し本命とする。一番強いと思われる馬が逃げる時は当然頭で買うべきだ。馬単頭軸で。

○グラスボンバー 欠点が少なく得意の福島2000mなら軸に推しても悪くなく、コンゴウリキシオーが時計の掛かる馬場への不安が大きいようならこちらを上位に取っても良い。こういう馬場が理想で、勝利した福島記念も似たような馬場コンディションだった。時計的には人気ほどの優位性は認められないが、それでも上位評価するべき。

▲メイショウカイドウ 調子さえ問題なければ一番強いこの馬が本命だった。最高の舞台で行われた小倉大章典で連すら入れない現状を見ると深刻な状況だ。ベストは1800mで2000mは微妙に長くパフォーマンスが落ち、いかにも小倉を狙ったようなローテでは今回は強く推せない。ここまで悲観して3番手評価なのは、本当なら0.6秒は能力が上だからです。

△カナハラドラゴン 人気がまた微妙な所だが、重賞実績からは当然抑えておくべき馬。前回は変な馬場でまったく勝ち目の無い乗り方だから、ある程度は甘く見てあげるべきだろう。

△コンラッド カナハラドラゴンと接戦を演じているのだから当然評価。ただラジオたんぱ賞(現ラジオNIKKEI)の福島実績が過剰に買われている感じなのが嫌だなあ。

△トウショウナイト 距離は短いがここで戦える能力は持っているので抑える。馬場コンディションもこの馬には合っている。
コンゴウリキシオーとグラスボンバーで堅いと思う。普通に強くて、適性もあるわけだから逆らうことはできない。ただ、この2頭の馬連じゃ馬券にならないので、3連複2頭軸で流す。ちなみに、本命対抗の印の差はオッズだけ。

まず、コンラッド。晩成血統で、芽が出てきたのも遅いので、休む前より更に成長して強くなってる可能性が高い。休む前も、展開に恵まれさえすれば重賞で戦えるくらいの力はあったわけで、順調に成長してたら、このレースでサマー2000の主役に躍り出るかもしんない。ヨシトミはこの夏、この馬と心中らしいし。

あとは、そんなに強調したいわけでははないが、本格化したエクスプロイトと、実績のある3頭に流した。

サザンツイスターは1番消したい馬。小頭数の京都2400でテンをゆっくり走って下り坂と長い直線を使って長くいい足を使うのが得意な馬を、芝の荒れた多頭数の福島2000で買いたいとは全く思わない。前走で重賞でも通用すると思われてのこの人気だろうけど、前走は最も有利な1枠1番を引いた上に見事にスムーズに回ってきての4着だから、額面どおりの評価は出来ない。こいつは自信の消し。

メイショウカイドウも消してしまう。この馬はとてつもなくズブい馬で、馬群がある程度バラけてスムーズに動ける状況なら強いんだけど、場群が固まるような展開だとかなりツライ。スムーズな競馬ができればいいが、内枠を引いていることもあるし、その保証はない。少しでも動くタイミングが遅れれば終了だろう。それを期待しての消し。来ないと言い切れる馬ではないが、このオッズで買いたいと思う馬ではない。種無しマジック発動しないでくれと願いながらの消し。

タガノマイバッハに関して少し。馬房に余裕がないはずの松田博厩舎が、なぜか引退させてない。しかも、早くから入厩させて、しっかり調教積んできたので、もしかしたら、復活があるのかなあという気もするが、レース振りからどう考えても終わってるので消しでw
だい氏の見解 カタス氏の見解
 前走も逃げ切った◎6コンゴウリキシオーが、福島の前残りを生かして今回も着実に残すだろう。宝塚記念を蹴って臨むからには調子も万全だろうし、下手に人気で2番手に控えてとかしない思い切っての逃げに期待。

 ○は8グラスボンバー。面白くないかも知れないがやはり能力を見せているのはこの馬。◎との差でいえば、府中から福島に変わる勝浦騎手への信頼という感じ。

 ▲は5エクスプロイト。福島に合いそうなのがこの馬。騎手に不安があるので大きな事はいえないが、残れる展開にハマる事に期待。

 △には、騎手の行く気次第で上位がありえそうな10ホオキパウェーブと15フジサイレンスの2頭を推す。

 推奨馬券は馬単6→8,5,10,15。

 4メイショウカイドウは、得意の小倉でハンデがきつくても負けた事、そしてダートを使ったりと頂けない内容が多く、北九州記念の距離短縮が悪く出てしまった馬に思う。
 コンゴウはここで勝ち負けになるようなら本物。3走前は評価できず、前走は圧勝だが時計的にはA級まではいえないし、相手も雑魚。今回の馬場とコースで続けて来るようなら復活といえるけど現状ではちょっと買いたくない。

 カナハラは展開嵌ってなら十分勝ち負けできる能力あるでしょ。少なくとも前走以外の過去5走はすべてそれなりに評価できるわけでハンデと馬場考えたら雨降らねば勝負。
第42回 七夕賞(GIII)推奨馬券
ワルサ氏 馬単F ◎→○.▲.△ 計 5点
大学生氏 3連複F ◎−○−▲.△.× 計 5点
ガスタ氏 馬連B ◎.○.▲.△ 3連複B ◎.○.▲.△ 計 20点
だい氏 馬単F ◎→○.▲.△ 計 4点
コスモ氏 馬連B ◎.○.▲.△ 計 6点
カタス氏 3連単F ◎.▲→◎.○.△→○.▲.△.× 計 13点
みるこ氏 3連単F ◎→○.▲→○.▲.△.× 計 12点

今年は京都で輝く@プロキオンS

立夏Sでレコードタイムを記録したシーキングザベスト。OPでも力上位で得意距離の今回は重賞制覇に期待がかかる。積極策で突き抜けろ。  重賞連勝で格上の存在リミットレスビッド。適当な番組が無く芝で遊んでいたがやはり砂こそこの馬の舞台。強力末脚が京都でうなる。  追い込み娘エンシェントヒルが意欲の連闘。前回は展開が酷かったがそれでもゴール前よく追い詰めた。距離は疑問でも一撃を狙う。  ダートに復帰で通用するかシンボリエスケープ。 作戦どうするシルヴァーゼット。 ダート血統叩かれ花開くかメイショウバトラー。
2006年4回京都8日( 7月 9日) 11R 第11回 プロキオンステークス(GIII) サラ系3歳以上1400mダート・右 (国際)(指定) オープン別定
8 7 6 5 4 3 2 1
16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
シルヴァーゼット シャドウスケイプ シーキングザベスト ゼンノストライカー スナークスズラン リミットレスビッド ビッグフリート サンライズキング カイトヒルウインド ステンカラージン シンボリエスケープ ロッキーアピール メイショウバトラー エーピーフラッシュ エンシェントヒル ツルマルファイター 馬名
牡5 牡7 牡5 牡6 牝7 牡7 牡8 牡7 牡7 牡5 牡5 牡8 牝6 牡6 牝5 牡7 馬齢
池添謙一 角田晃一 福永祐一 石橋守 赤木高太郎 川田将雅 中西達也 和田竜二 後藤浩輝 鮫島良太 幸英明 山崎誠士 佐藤哲三 熊沢重文 生野賢一 上村洋行 騎手
56.0 57.0 56.0 56.0 54.0 57.0 56.0 56.0 56.0 56.0 56.0 57.0 55.0 56.0 54.0 56.0 重量
ワルサ
大学生
ガスタ
だい
コスモ
カタス
みるこ
着順 馬番 馬名 単勝 4 1,810円 枠連 2-7 1,830円 三連単 4-14-9 123,650円
1 4 メイショウバトラー 複勝 4 490円 馬連 4-14 2,390円 ワイド 4-14 1,080円
2 14 シーキングザベスト 14 130円 馬単 4-14 7,390円 4-9 5,840円
3 9 サンライズキング 9 650円 三連複 4-9-14 17,610円 9-14 1,150円
プロキオンS調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
なし
馬名5段階
評価
コース内容強さ時計
7月5日美浦 坂路・やや重 南W・良
カイトヒルウインド 坂路 単走(後藤) 一杯 51.7-37.7-25.0-12.7
ちょっと動きに重さを感じさせるが、いつもそういう動きの馬なのでさほど悪いという印象は受けず。
スナークスズラン 南W 単走(助手) 強め 68.9-53.2-38.3-12.0
手前を替えずにスーッと走りぬける。いつも通りの調教。特に変わったところはない。
7月5日栗東 坂路・重 CW・やや重 DW・やや重
サンライズキング 坂路 併せ(助手) 一杯併入 ×-38.7-25.2-12.7
手応えほど伸びない。変わってきたという印象は受けない。
メイショウバトラー 坂路 単走(佐藤) 一杯 52.3-38.0-26.1-13.?
終いが伸びないのはこの馬の特徴だが今回は全然覇気が感じられない動き。一叩きされた効果もあまり感じられない。
ステンカラージン 坂路 併せ(鮫島) 一杯併入 56.3-×-26.2-13.3
なかなかしっかりとしたフットワークで最後までしっかり伸びた。この馬にしては悪くない動き。
リミットレスビッド 坂路 単走(助手) 馬也 57.5-42.0-27.0-12.8
終いの終いだけ伸ばす。それまでが首を振ったりあげたりして雰囲気は悪いが…
シルヴァーゼット DW 単走(助手) 一杯 79.6-64.6-51.2-38.1-12.9
いつも通り長目をしっかりと追われる。動きは地味だが悪くはない。
7月6日栗東 坂路・重
ゼンノストライカー 坂路 単走(北沢) 強め 56.5-41.8-27.5-13.4
ちょっと迫力不足。悪いというほどではないかもしれないがここに入るとどうしても見劣りしてしまう。
シーキングザベスト 坂路 併せ(福永) 馬也併入 54.0-39.3-25.8-13.0
時計は平凡だが、手応えは良く余裕十分の動き。勝負がかってはいないようなのが気になるが馬の状態はよい。
シャドウスケイプ 坂路 単走(角田) 一杯 53.4-39.4-26.7-14.0
終い時計がかかりすぎている。騎手が乗ってこれでは、動きも重たくキレがない。
ツルマルファイター 坂路 単走(助手) 一杯 54.3-39.7-26.2-13.1
悪くはないが、あまり良いとも言いにくい平凡な内容。力は出せるだろうがどうか。
ワルサ氏の見解 だい氏の見解
毎年レベルの高い戦いが繰り広げられるプロキオンS。今年も例年に負けず劣らずのメンバーが揃い、全体的に高齢ながら世代交代を感じさせる面々だ。

上位混戦というべき能力関係だが本命はやはり◎シーキングザベストがふさわしい。コーラルSこそ失速して連を外してしまったが、それ以外のダート戦はすべて連対を果たしており、その確率は90%を超えている。軸としての信頼性はメンバーの中ではダントツで、能力面、距離適性、コース適性もろもろを考慮すれば鉄板級だろう。1番人気でも極めて正当な評価と考えられる。

○リミットレスビッドが微妙に一番強い。根岸Sの時計が馬場を考慮すると優秀なレベルに達しており、同じの距離なら芝から戻ってきた形でも当然評価すべき。課題は先行にこだわらなくなっている点だ。ずいぶん差しやすくなった京都とは言え、重賞の割に先行勢が少なく前が楽できそうなメンバー構成なのが少々気がかり。

▲シルヴァーゼット その楽なメンバー構成で得をするのがこの馬。1400mのパフォーマンスは高いレベルで安定しており、今回は外から内を見る形でペースに合わせベストの位置につけることができそう。持ち味生かせるなら勝ち負け必至。

△ツルマルファイター 1400mであれば外すことのできない馬で、昨年5着の実績もここに入れば自慢できる内容だ。最内で競馬はしにくいだろうが逆に距離得を生かしてもらいたい。

△ステンカラージン 距離は1ハロン長いけど、メルボルンC→栗東Sといずれもレベル高めの決着だったので手を回しておくのが吉。

★サンライズキング 調子は悪いけど、この中でもトップクラスの能力は誇っている。得意条件ならいつ復活してもいいはずだ。
 流石に若干底の見え始めてきた◎14シーキングザベスト。ただ、今までの成績と脚質からは堅実なので軸として期待。京都コースなら調子が上がらない感のある福永騎手でもまぁ無難だとは思う。

 ○は11リミットレスビッド。再度の芝からの挑戦が不安だが、ダートの重賞連勝は明らかな能力上位。騎手が乗り替わりでも今なら申し分ない。後は京都のダート1400mのコース次第で届くかどうか。

 ▲は16シルヴァーゼット。トウショウギアに食い下がったのは紛れのない実力。大外枠さえなければという感じだが、スタート決めてある程度楽に先手を取れれば。

 △は京都1400の得意な1ツルマルファイターと、蛯名騎手が遠征し続けていた6シンボリエスケープまで。

 推奨馬券は三連複14-11-(16,1,6)、馬単11→14。
コスモ氏の見解 カタス氏の見解
 ◎シーキングザベストはこの辺りまでなら威張れるだろう。前走は距離もやや短かったが、今回は得意の京都コースで1400m。不安材料は1000mを使った後だけに行きたがる面を見せないかということだが、連を外す姿は考えにくい。軸で問題ないだろう。
 近走は芝が中心だったが久々にダートに戻ってきた○シンボリエスケープ。状態はかなり良さそうで陣営から威勢のいい声が聞こえる。前走からの上積みを加味すればここでも上位争いの期待が持てる。
 オープンクラスで実績のある▲カイトヒルウインドが半年ぶりの前走を叩いてここに挑む。2戦目の成績は【2110】で、昨年のエルムSでも3着に食い込んだ。逆に鉄砲成績は【0004】なので前走は度外視してもいいだろう。こちらも上位争いに期待したい。
 年初のダート重賞連勝の△リミットレスビッドまで。
 すまぬorz夏競馬が終わってGT戦線の頃には安定して予想できる環境になるのでそれまではちょっと不定期っぽくなりますがごめんなさい。

 さて世間的には2強?なんかな。でも2頭は結構怪しいと思う。まあシーキングの場合はまだ強い馬と当たってないってのが大きいがリミットは何気に京都1400が合うかどうかは微妙なところだろ思う。フェブラリーで見せ場なく、ガーネットでシルヴァーを首差。同じスタート芝レースで200mの違いはどう転ぶのか。シルヴァーとの差は少なくともひっくり返る可能性が高いんじゃないか。今までの勝利は人気薄でのものだったしマークされる立場というものを考えてもそう楽観視はできないと思う。

 シーキングも目標にされるし相手も今までより1段上。今回勝利をもぎ取るまで行くかは疑問。あって2着。基本的には3着にでもこれればといった印象。

 本命はシルヴァーゼット。前走が買い時だった気がするが、今回もそれなりに引き続き勝負になる。まあ能力はGT級のトウショウギアと好勝負したんだからここでも。この馬は1200では若干短いのでこのコース替りはプラスだろう。外枠も番手からでいけるので問題ないし能力的にはシーキングを上回っていると思ってるのでシーキングを各馬目標にするならこの馬が一番有利になる。

 対抗にサンライズキング。こちらは適正面で図抜けてて展開的にも前を見ながらの競馬になるし普通に買い時だろう。

 エンシェントはいかにもな単穴候補。位置取りと展開待ち。能力はここでも1,2を争うがあまりにも極端だしこんな扱いがベストだろう。
みるこ氏の見解  
人気をシーキングザベストが持って行くんだろうが実質オープン実績と言えば前走スプリント戦くらいのもの。勝ちきるまでの信頼は無い。休み無く転戦しているしそろそろ疲れがあってもおかしくない。大体京都で前半60秒割れで流れた場合に信頼できる走りは一切していないのだから普通に頭では買えないと思うけど。2着でいいよ。

人気が無いならツルマルファイターを狙いたい。叩いて3走目、この条件の実績は申し分無い、無いのは人気だけとお買い得な一戦。22秒台で走れる下地もあるし断然買い。

シルヴァーゼットは大外が嫌な感じ。内からロッキー、ステン、カイトヒル辺りが飛ばすのは元より2つ隣のシーキングがかなり邪魔な壁になると見てる、シーキングを交わしてまでハナに拘れば終い甘くなるだろうしシーキングを見ながら控えれば持ち味は出ない。ここは展開がキツいと見てノーマークで行く。

2着候補のもう一頭はリミットレスではなくてシンボリエスケープ。稽古の動きが超抜に見えたしダートでも「差し」の競馬では底を見せていない。面白い存在かな。

怖いのがエンシェントヒルだけどこの頭数で生野が馬込みを捌くリスクを考えれば買いにくいしかといって大外では届かないか、という事で泣く泣く切った。
 
第11回 プロキオンステークス(GIII)推奨馬券
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△.★ 計 5点
大学生氏 馬連F ◎−○.▲ 計 2点
ガスタ氏 3連複F ◎−○.▲.△−○.▲.△ 3連複F ▲−○.△−○.△ 計 16点
だい氏 3連複F ◎−○−▲.△ 馬単F ○→◎ 計 4点
コスモ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
カタス氏 3連単F ◎.▲→◎.○.△→○.▲.△.× 計 13点
みるこ氏 3連単F ◎→○.△→○.△.×.★ 計 8点
先週的中者一覧
的中者なし う〜ん残念です
先先週的中者一覧
ワルサー TUF杯 馬連2590円 ◎○
100万馬券記念
カタストロフィ 毎日王冠 3連単1479620円 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
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