固定はん新聞

3世代のダービー馬が東京2400mで世代を賭けた対決@ジャパンカップ

2008年 11月30日(日) 5回東京8日 10R 第28回 ジャパンカップ(GI) サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量2400m 芝・左

8 7 6 5 4 3 2 1 枠番
18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 馬番













































































































































馬名
牡7 牡7 牡4 牡4 牡5 牡5 出走取消 牡5 牡6 牡3 牡5 牡5 せん5 牡3 牝4 牡4 牡5 牡3 性齢
松岡
正海
安藤
勝己
M.デムーロ C.ルメール R.ムーア 蛯名
正義
J.ムルタ 川田
将雅
四位
洋文
藤田
伸二
横山
典弘
J.スペンサー 北村
宏司
岩田
康誠
O.ペリエ 石橋
内田
博幸
騎手
57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 55.0 57.0 57.0 57.0 55.0 55.0 57.0 57.0 55.0 重量
Exly
k
ワルサ
ドラ男
杉本
みるこ
ガスタ
ネネ
UZU
カタス
KD
単勝 16 4,100円 9番人気 馬連 9-16 7,620円 19番人気 馬単 16-9 25,160円 55番人気
複勝 16
9
4
710円
130円
140円
9番人気
1番人気
2番人気
ワイド 9-16
4-16
4-9
1,770円
2,260円
230円
19番人気
20番人気
1番人気
3連複 4-9-16 6,410円 18番人気
3連単 16-9-4 68,950円 169番人気
枠連 5-8 4,180円 13番人気                

10R 第28回 ジャパンカップ(GI)推奨馬券

Exly氏 3連複F ◎−○.▲−○.▲.△ 馬連B ◎.○.▲ 計 10点
k氏 3連単F ◎.○.▲→◎.○.▲.△→◎.○.▲.△ 計 18点
ワルサ氏 馬単F ◎→○.▲.△ 計 5点
ドラ男氏 3連単F ◎→○.▲.△→○.▲.△.★ 計 9点
杉本氏 3連複F ◎−○.▲.△.×−○.▲.△.× 計 10点
みるこ氏 3連単F ◎→○.△→○.△.×.★ 計 8点
ガスタ氏 3連単F ◎.○→◎.○→▲.△.× 馬連 ◎−○ 計 11点
ネネ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 3点
UZU氏 3連単B ◎.○.▲ 3連単B ◎.○.△ 3連単B ◎.○.× 3連単B ◎.○.★ 計 24点
カタス氏 3連単F ◎.○.▲→◎.○.▲.△→◎.○.▲.△.× 計 27点
KD氏 馬連F ◎−○ ワイドF ◎−○ 3連複F ◎−○−▲.△.× 3連単F ◎.○→◎.○→▲.△.× 計 14点

Exly氏の見解

k氏の見解

有力馬3頭の中でどれを一番上位にとるか最後まで迷った。結局ディープスカイに◎を打ったのは有力馬3頭の中で一番後ろからレースを進めることになると読んで、その分だけ前が潰しあう状態になったときに差し切れる可能性が大きいと判断したからである。メイショウが好位抜け出しを図り、その後ろからウオッカが差してきたときに、さらにその後ろから差し切れるだけの脚を持っている馬はディープスカイだけであると判断した。
展開の関係で評価を下げてはいるが、ウオッカ、メイショウサムソンの実力についてはいまさら語る必要もない。どちらも東京2400で強い勝ち方をしているわけで、勝っても何らおかしくはない。

個人的にジャパンカップというレースは「強い外国馬を日本のトップホースが迎え撃つ」というレースであってほしいと思っているだけに、近年の外国馬の参戦減少は寂しい限り。今年も1頭取り消しでさらに寂しい面子になってしまったが、その中で敢えてあげればパープルムーンが一番日本の馬場への適正はありそうだ。ただ、それでも3強のどれかがコケたときの3着候補程度だろうが。
時間の都合で、サラッとした見解しか書けずごめんなさい。


日本馬ではやはりダービー馬3頭が抜けている感じ。3頭とも展開ひとつで順位は簡単に入れ替わる気が。ならばここは久々にコンビが復活したメイショウサムソンに期待したい。海外馬は馬券に絡みそうなのはペイパルブルのみ。それもあって2着までだろう。

ワルサ氏の見解

ドラ男氏の見解

「3世代ダービー馬激突」 先週、競馬場から帰る時に入場門で配られていたGallopの号外の見出しだ。そんなに珍しかったっけ?と思いつつ、記憶を辿ってみたものの確かに経験した覚えは無い。当たり前のように争われるべき対決も、故障や繁殖ビジネスによる早期引退の影響で、なかなか実現しないもんだ。そう考えると、やはりダービーは1番運のよい馬が勝つのではない。1番強い馬が、東京2400mという最も公平でタフなコースを1着で駆け抜けるから、ダービーというレースには重みがあるのだろう。3頭のダービー馬は紛れもなく世代で一番強い馬だ。その馬たちがダービーと同じ東京2400mで争うのだから面白い。


更に面白いのが枠順だ。2.メイショウサムソンはダービーの時とまったく同じ。4.ウオッカはダービー時は3番枠で1つ違い。この2頭とも、ダービーではインコースの利を最大限生かし切って勝利をものにした。9.ディープスカイは、ダービーの1番枠とはかけ離れているけど、当時は3角から外ぶん回しの雑な競馬だった。ある程度の位置から外を周りたいのであれば今日の方がはるかにやりやすい。枠順は自身の最高の競馬ができる環境を整えてくれたようだ。


展開面は典型的逃げ馬が不在。15.アサクサキングスか、18.コスモバルクが押し出される形が想定されるけど、外枠なのでハナを奪うにはある程度の積極性も必要。ちょっと読み切れないけど、スローペース中心で、平均〜ドスローまでブレそうだ。とは言え中山最強馬13.マツリダゴッホが、極限の瞬発力勝負につきあうために、わざわざ東京コースで走りにくるとは思えない。直線長くても自分から動いていくシーンも十分考えられる。期待を込めてG1らしい、どの馬も力を出せる展開を想定します。常識的なスローなら3世代ダービー馬は難なくこなせるだろうし。



◎4.ウオッカ この原稿は木曜日の段階で書いているので想像ですが、1番人気に支持されている事でしょう。ウオッカは僕が想像した以上にファンに愛されている馬だった。天皇賞・秋でどっちか勝ったか分からないゴール後、場内カメラがダイワを映すとブーイング(と言ってもサッカーのサポーターみたいなのじゃないよ)。検量室前で1着の場所にダイワが入るともっとブーイング(特ホウ王国みたいな感じね)。VTRだとダイワが出ていそうで不安なため息。そして、運命の写真判定が発表された時は、その不安が喜びに昇華し、歓声と言ったらそれは凄まじかった。12年間東京競馬場に通い詰めてきたけど、これだけ盛り上がった瞬間は未だかつてなかった。どうしてもこの馬は人気になってしまうし、そのファンを引きつける力が、この馬の最大の魅力と言っていい。


だから常に馬券という現実的に割り切った判断が求められる場面では、悩ましい存在でもある。相手関係やコース取りが恵まれた、ダービー&安田記念は快勝だったものの、1番レベルが高かった天皇賞・秋が大接戦だったように、この馬自身他馬とめちゃくちゃ能力差がある訳では決して無い。9.ディープスカイを下した格好ではあるけど、相手のペース経験の無さを考慮すれば、今回上昇してくる可能性は非常に高い。冷静に判断すれば美味しくない馬だと、正直思います。


けれどそれでも◎にする理由は、できるだけ多くの人にバカになってもらいたいからだ。競馬は勝ち組と呼ばれる人間が一人もおらず、競馬をやっている時点で金銭的デメリットが確定しているギャンブルである。競馬やっている人間は、お金の面では例外なくバカです。もちろんこの見解を読んでいるあなたもバカです。でも競馬でバカになれる事はとっても素晴らしい事だ。利益を超える何かのために、正面からリスクに挑むのは愚かかもしれないけど、とても人間らしい行為だと僕は思う。


モノポライザーやイントゥザグルーヴ、サムライハートなど、エアグルーヴ一族の超過剰人気馬を買い続けた、バカトップクラスの僕ですが、今まで他人様にはオススメしてこなかった。けれどみんなにバカになって欲しいほどのカリスマ性がウオッカにはある。敵同士なはずのファンの一体感は、ファンファーレの手拍子なんか比較にならないほど痺れる。これほどバカになって良かったと思わせる馬はウオッカしかいない。バカトップクラスの僕が太鼓判を押します。10年に一度のバカになるべき馬それが◎4.ウオッカです。




○9.ディープスカイ 古馬初対戦というのは歴代の名馬でも敗れさっている、3歳馬圧倒的不利な条件である。ましてやレコード決着ではペース経験的には、まず好走なんか望めない。だから天皇賞秋のクビ差3着は、古馬初対戦における史上最強のパフォーマンスと個人的に考えている。最低でも1.5秒分は自分の時計を詰めた計算で、3歳世代最強の座から一気に現役最強クラスに上り詰めた格好だ。ここから更に上昇することができれば、文句なく現役最強馬となる。そしてそれが現実味を帯びているから本当に恐ろしい。

ウオッカが年度代表馬の称号を獲得するためには、もう一つディープスカイという大山を越えなければならない。その逆転は枠順に賭けることになりそうだ。天皇賞ではディープスカイはウオッカよりも終始内を回る形で、位置取りのロスはほとんど無かった。今回は立場が逆転し、ウオッカが内で先行し、ディープスカイが外差しの可能性が高い。ここ一回岩田騎手騎乗で安田記念の再現を見せてもらいたい。


▲13.マツリダゴッホ 中山最強馬がジャパンカップ参戦。札幌記念で時計も見せてもらったし、その能力はもはや疑う余地は無い。ただこれが示す意味が何なのか今週ずっと考えていた。

中山芝(7.1.1.1)(実質着外なし)
東京芝(0.0.0.2)

コース適性というのは重要なファクターと認識しているけど、追い込み脚質でもないのにそれだけで致命傷となるのはちょっと腑に落ちない。直線が長かろうが短ろうが、自分で動いて押し切るなら同じだと思うんだけど・・・うーむ。今のマツリダならこなせるかなと判断した。


△2.メイショウサムソン 春先まで現役最強だった。評価が落ちたのはここ1年近く、僕の期待よりも走れていない状況のため。宝塚記念のお粗末な取りこぼし、凱旋門賞は不利があったとはいえ、勝利を期待していた僕にとってはあまりにも残念な競馬だった。これらの状況からピークは過ぎているのかなという疑念捨てきれず。

さて意外な形で石橋騎手に手綱が戻る事になった。心から喜べないというのは怪我をした武騎手がいるから仕方ないけれど、勝負の世界ではチャンス以外の何物でもない。是非とも自信を持った、最高の騎乗を見せてもらいたい。


△8.トーホウアラン 中日新聞杯勝利、今年では朝日CC2着などレベルの高い決着で結果を残している実力馬。京都大賞典は確かにレベルが低かったけれど、この馬自身2400mにメドを立てれたのが大きい。ジャパンカップに照準を絞ったのも、その手ごたえを感じさせる。


△18.コスモバルク 昨年の斜行事件で完全に悪者扱いされて、もう誰も□地芝G1制覇の夢を語らなくなった。中央で通用したのは2年も昔の話。それでも見せてきた能力はG1に手が届くレベルに達している。まだ諦めるのは早い。



今の競馬は実はとても面白い時代にある。こういう歴史に残るだろうレースは、ぜひとも競馬場まで足を運んで見てもらいたい。
ダイワが出ないって知ってたけどやっぱり残念。
ダイワはウオッカより強いと思うんだけど実績厨としてはウオッカ>>>ダイワを認めないといけないのが辛い。
オペが勝ってる時にグラス基地とかが騒いでた気分がなんとなくわかった。

あんまり購入意欲もわかないので見るだけになると思います。

杉本氏の見解

みるこ氏の見解

オウケンブルースリの力は認めるものの、正直なところ買いにくい。
ジャングルポケット産駒だから東京適性があると考えるのは早計ではないか。
トニービン産駒とジャングルポケット産駒では明らかに適性が異なる。

トニービン産駒は府中で無類の強さを見せつけてきたが、ジャングルポケット産駒は府中で活躍する馬は他の競馬場でも必ず結果を出しているので、トニービン産駒のように府中が得意というわけではないと言える。

府中で十二分のパフォーマンスを発揮する可能性ももちろんあるが、その可能性だけで過剰人気しそうな馬は買えない。


買わない馬の話はさておき、今度は買う馬の話を。

単騎でスイスイ行けそうなアサクサキングスを本命にした。左回りは滅法強いし、クラシック・ディスタンスでは複勝圏を外していない堅実さ。天皇賞を叩いて上積みも感じられ、更には先行馬が大得意のC・ルメールが騎乗する。マイナス要素が一切ないこの馬を本命にせず何を本命にするのか。外からワッと行って他の馬の出鼻を挫けば、後はルメールが見事なマジックを披露してくれるだろう。

対抗には子鮫で重賞制覇のトーホウアラン。子鮫はトーホウアラン以外に2頭で重賞を勝っているがその2頭ともがGIを勝っている。つまり子鮫で重賞勝ちが出来るほどの馬の時点でGI級と言える…とまでいうと失礼かもしれないが、実際そうだと思うし、藤原英調教師もエイジアンウインズの時のように鞍上を藤田に戻して勝負を賭けてる。トーホウアランを実力的に信用しているわけではないが、陣営の意気込みを信用したい。

ようやくベストパートナーが鞍上に戻ったメイショウサムソンを単穴に。不運の事故で騎乗できなくなってしまった豊には申し訳ないがこれだけファンが待ち望んでいたコンビはないだろうというぐらいの歓迎ぶり。いやぁ石橋守愛されてるね。実際担当厩務員も気合が入っているようで、今回のコンビには良い状態で渡すと鼻息が荒いそう。出来は今一歩かなと思っていたが、石橋守とメイショウサムソンの名コンビに期待する。

△ウオッカはマイラーだと思っているし、もちろん今でもその考えに変わりはない。今回の鞍上が豊だったら切っていたが、何が何でも持ってこようとする岩田は怖い。

同じく△マツリダゴッホ。昨年のグランプリホースにして希代の中山巧者でもある。しかし府中は未知数でなんとも予想しにくい。先述したオウケンブルースリとは逆に可能性と比較しても過小人気になりそうなので印をつけた。

今年のダービー馬、ディープスカイは、まず距離が長いと感じるしそれに天皇賞の激闘は三歳馬には辛かったのではないかと。目に見えない疲れが出たのかも…というレース後のコメントが目に浮かび評価を下げた。
前走無印にしておいて本命つけるのもなんだけどディープスカイって思ったより強いんですな。
正直前走で8割程度の出来、神戸新聞杯で6割程度の出来にしか見えなかったのだがそれで結果残しているのだから当初の目標であるJC、叩き3走目でピークとくれば逆転と。

ディープスカイはそれほど終いがキレるという印象が無くてどちらかと言えばメイショウサムソンと同型に思える。恐らく道中スローペースが濃厚で馬群はグッと団子になると思うので瞬発力型に有利な展開で前半は流れるか。
前走で折り合いを欠いたディープは前半まず無理をしない、馬也での追走。ウオッカも距離を考えれば折り合い専念と見て間違いない。

人気馬が多少仕掛けが遅くなると考えれば前にいる馬が自由に競馬が出来る。
各馬が勝ちに動くとするならどう乗られるか、マツリダゴッホとアサクサキングス、どちらも4角に入った時にセフティーリードが欲しい。
直線に入っても後続と1馬身2馬身圏内だとサッと交わされる。
逆に言えば人気馬が動かないでいてくれれば4角を前に勝負に出れるチャンスはあるという事。
マツリダゴッホは大外枠の天皇賞だったりスローペースに後方待機の青葉賞だったり左回りが駄目と言い切るにはまだ早いレース内容だと思っている。
少なくとも本格化して鞍上が早め押し切りを掴んだ後にまともな競馬はしていない。
で、前がそういう競馬をすればディープスカイに流れが向くと。

ウオッカは2000を超える距離での限界が見えた感じのする天皇賞。ダービー以降長めの距離で連に来ていないしやっぱり速い流れのマイルがベストだろう。
このメンツなら残り300の瞬発力勝負にでもなれば勝ちきってしまうかもしれないけど…

前半スローで馬群が固まるならオースミグラスワンも追走だけで離される心配は少ない、4角で15馬身も後ろにいなければ終いの脚はここでも。

ネネ氏の見解

UZU氏の見解

サンデー最後の怪物・マツリダゴッホが本命です。昨年の有馬記念から、日経賞、オールカマーといずれも圧倒的な勝ち方。このぐらいの距離のスペシャリスト且つ、安牌はこの馬でしょうか。特に如実なのは前走。若干レベルが低いメンバーながらも、まったくと言っていい程、追うところ無く楽勝でした。天皇賞・秋や菊花賞で快走したメンツはたとえやや消耗しているとしても強敵ですが、バルクかアサクサか、万が一ウオッカが行ったとしても落ち着いた流れになる可能性大で、それについて行って抜け出せれば、独走もあり得るかも。蝦名の一発に期待してみます。
それとは別に、ウオッカの出方を見られる好枠に入ったデイープスカイはレースがしやすそうです。ここのところ内枠ばかり引いた同馬でしたが、本来やや外目の枠の方がレースがしやすいのではないでしょうか。状態も秋2戦より上向いていると思われます。
ただ、本音を言うと人気上位のどの馬から入ってもいい感じですね。

三世代ダービー馬対決ですね。
一つ年上のディープインパクトも含め、ホント最近のダービー馬は故障が減りました。
その分、ダービー馬の敗北というシーンを見る機会も多くなるでしょうが、少なくとも
良い成績を残しながらも志半ばで故障、引退のパターンよりは良いと思っています。
早くも混沌としてきた2歳戦線ですが、来年のダービー馬も無事ここへ駒を進めてくれる
事を期待します。

そんなダービー馬たちを差し置いて、◎はマツリダゴッホ。
前走の強い勝ち方もあり、相変わらず中山専用のイメージが先行していますが、
休み明け+札幌+2000メートルの札幌記念でも2着に来ているように、同レースで
惨敗した昨シーズンに比べ、地力強化は明らか。叩き3戦目+2400メートルならば
仮に東京コースがマイナス材料だとしても、充分好勝負出来るのでは無いでしょうか。
天皇賞組にも激走の反動というマイナス材料は考えられる訳で、これらマイナス材料を
天秤にかけた場合、この馬の方がリスクは少ないと判断し、本命としました。

○はウオッカ。三歳馬で、かつ中間順調さを欠いた上での昨年度4着は充分胸を張れる
レベル。前述したリスクは当然ありますが、戦績も安定しており、昨年より更に
上を狙える状態であるとなると、人気でも軽い印は付けられません。
近走は中距離で結果を出してきていますが、なんと言ってもダービー馬。
2400の方が寧ろ良い可能性だってあります。

▲はアサクサキングス。休み明けの前走ではやや最後の伸びを欠いたレース内容でしたが、
それ程負けてはおらず、上々の復帰戦だったのでは無いでしょうか。
2400の方が良さそうですし、やや地味な印象はありますが、これまでも古馬トップクラス
相手に善戦している事から、展開一つでチャンスありと見ます。
スローの瞬発力勝負になったら分が悪いでしょうが、そういう展開になれば◎も
厳しいはず。セットでどうぞ。

△はメイショウサムソン。前走は伸びかけた所で前が詰まった事で残念な結果と
なりましたが、実力の一端は感じられ、そう悪くは無かったと感じています。
能力落ちは無いと見ますが、海外帰り、乗り代わり、冬場ダメ説などリスクが多い
のも確か。押さえまでとします。

もう一頭人気のディープスカイも×で押さえまで。
正直、前走は出来すぎかなと感じています。先週、僅差4着のカンパニーが負けた様に、
前走のみでウオッカ=ダイワスカーレット≒ディープスカイとするのは早計かなと。
人気を考えたら、重い印は打てませんが、やっぱり強かったという可能性もあるので、
一応押さえます。

日本馬はこの辺りまでが有力で、日本勢は上位と下位の実力差がはっきりしている印象。
オウケンブルースリも神戸新聞杯の内容なら、古馬を脅かすまでには至らないでしょう。
という事で訳の分からない外国馬を最後に一頭。★パープルムーンとします。
欧州のみならず豪州でも良績があり、遠征競馬も問題無さそうなので。

カタス氏の見解

KD氏の見解

 ジャパンカップの盛り上がりはさておき、個人的にはジャパンカップの意義を見直したいと思ってる。

  何故今年のジャパンカップは外国馬がたった4頭なのか。(登録は5頭)

  まあ、今に始まったことじゃないけどね。検疫の問題、香港シリーズの台頭もあり、2億5000万という高額賞金で釣れる時代ではなく、種牡馬としての価値を優先し敢えて日本の特殊馬場を走らせる意味が無くなってしまった。かつての日本なら、種牡馬導入に破格の金額を提示していた為、JCは披露目会と化していたが、それでも地力にまさる海外馬が五分に戦えていたが、今となっては適正の差で逆転できるほどの力差となってしまったのも事実だ。

  でも、ここでJCと言うレースを無くすのは悲しく思う。いくらパート1国で全レース国際化したとは言え、やはり世界レベルの馬が集まった実績があるのはこのJCだけなのだから。

  そんなセンチな気分を抑えつつ予想するのだが。

  正直俺は要らないんじゃないかというようなメンバー。ダービー馬3頭で決まりっ

  と言ってしまえればどれほど楽か。だが、ここでもしっかり予想する。まずダービー馬3頭の評価を並べてみよう。

  メイショウサムソン。皐月賞・ダービーと2冠を取り、天皇賞連覇。額縁だけ並べたら近年ではディープに次ぐ馬となる。しかし、有馬記念での惨敗、大阪杯の体たらく、春天・宝塚と取りこぼす。クラシックのレベルも今となっては疑問符がつくメンバーで、勝った相手、負けた相手がそれほどでもなく、はっきり言って、そこまで強い馬だとは思ってません。

  ウオッカはダービーは極端な瞬発力を見せつけて同世代の牡馬を圧倒。しかし古馬との戦いで何度も挫折する。距離を短くし、ようやく日の目を浴びると、秋の天皇賞でようやく宿敵ダイワスカーレットをGTの舞台で撃破。上げ潮の感があり、ロベルト系は流れが良くなると続くので、2400mという距離もあながち悪くは無いか。

  ディープスカイ。今年三歳の代表馬だが、超低レベルの3歳の頭だからと、評価をせずに天皇賞であれほどの競馬。あの内容を取るなら、確実に古馬一級品とは勝負になる、少なくともウオッカとはそこまで大きな差があったとは思えない馬。距離2400mもダービーの内容は同世代では3,4枚上手の突き抜け感で、叩き3走目。

  これが現時点での俺の冷静な評価です。あくまで絶対能力の話です。

  本命はメイショウサムソン。確かに能力は足りません。少なくともGT4勝も出来たのは多少の運があった。春の天皇賞は糞メンツ、秋の天皇賞はバルク事件。菊花賞では地力が足りず敗北。でも、冷静にこの馬だけを客観視する必要がある。例えば、父オペラハウスで母父ダンシングブレーヴの重い血統なんだから中山は得意なはず。というよくある思い込みだが、この馬自体の実績を見れば、確実にスローからミドルスローでの先行抜け出しが最も得意。従ってタフな競馬となる有馬記念では勝負にならないし、持続力が必要となる淀の長丁場では適正の無さを露呈した。ステイヤー要素が強い宝塚でもデピュティを捕えることが出来ず、凱旋門賞では勝負にならなかった。大阪杯は阪神2000で長く良い脚・キレ・スピードのバランスが問われるコースなので、長く良い脚に欠けるこの馬では純粋なスピード勝負に対応できなかった。しかし、これら全て敗因ははっきりしていて全てタフさが要求されるレースだったのだ。メイショウサムソンをこの3要素で分類するなら、キレ8持続力5スピード7という絶妙なバランスを保っている(あくまで主観ね)。従って、そこそこ先行する力はあるが、圧倒的なスピードの前には追走に脚を使わされ、キレを生かせない。また持続力も無いので、中山のような重たい芝でのロングスパート勝負はまず不向き。だとしたら、今回の東京2400mというコースこそがこの馬の最も得意なコースなのではないか?実際覚醒前とは言え、ウオッカを退けているJC(しかもこれは本来ならもっと前で競馬すべきだった。せっかくのそこそこあるスピードを活かさない糞騎乗)ダービーの内容と、抜けていたのはこの舞台。33秒台の脚を使えるようなスローな展開が今回も見込めるし、先行すれば最短コースを通ることが出来る。石橋ならそういった前目の競馬をすることが可能なので、もう勝てるのはここしかない。有馬では芝の状態にもよるが例年通りならまず来ない。

  対抗にディープスカイ。ベスト条件のサムソンを破れるとすれば、距離が伸びてプラスに変わり、ダービーからパフォーマンスを上げてきたこの馬しかいない。神戸新聞杯の内容は超絶低レベルだが、そもそもなかなか勝ちきれず、叩かれて凄く良化してきた馬。秋天の内容を評価するなら、もっとパフォーマンスを上げる可能性がある。古馬勢はマツリダ・ウオッカ・サムソンしか怖い馬がいない。勝負になるだろう。

  そして単穴に海外馬ペイパルブルを大抜擢。凱旋門賞でも上位人気になるほどの馬なのだが、1度目のJCでは流れに乗れず。しかし終いの脚は見せていた。血統的には当然モンジュー(父サドラーズウェルズ)というコテコテの父系なのだが、母系にはザフォニックが入っていて、スピード的要素がある。上がり3F34票3は日本の馬場への適正を感じるし、JC以外の持ち時計もまずまず優秀。出遅れさえなければ、前回よりそこそこは前目で競馬するだろうし、怖い一頭。

  △にアサクサキングス。サムソンと良く似たタイプだが、ややスピード・持続力が勝っていて、切れで劣る。従って東京よりは京都向き。ダービー・菊花賞のように4角でそこそこのリードがあれば粘れるが、切れには屈する。切れる馬が多数いる今回は頭は厳しい。

  3紐にトーホウアラン。確実に鞍上強化で先行すれば。ただ、ダンス産駒だし良くて3着っぽいので。

  ウオッカは今までずっと言ってきたマイラー説を今回も通します。ウオッカが覚醒した原因がしっかりしたタフな競馬だったので、今回距離延長でスローに変わるのは持ち味を生かせなくなる可能性が高い。これで勝ったら仕方ない。
すいません、福島記念的中で調子乗ってました。
なんでもかんでも大穴狙いはよくなかったです。

土曜は1番人気は両方切って両方来なかったが、
1番人気が来なかったところで当たらなければ意味がない。
ハンデ戦だと前走惨敗からの復活にもかけられるが、
別定戦だとなかなかうまくいかないなあと再確認。
やはり斤量に差がない場合、強い馬から並べていくべきだった。


で、それを受けて日曜ジャパンカップ。
いつもどおり穴狙いで行くか、と思いましたが今回は無理。
普通に考えてダービー馬3頭と菊花賞馬2頭とゴッホしか居ない。

今回は大穴狙いするには実力が偏りすぎているので本命サイドから行く。

◎マツリダゴッホ。
いわずと知れた去年のグランプリホース。ついでに中山専用機。
左回りの東京では用なし・・・とは行かない。
確かに東京は2戦2着外。
しかし、1戦は本格化前の青葉賞、もう1戦はインフルエンザ渦中の天皇賞秋。
個人的に2000Mは短いと思ってるので、天皇賞秋も今年タスカータに札幌で負けたのも気にしなくていいと思ってます。
いくら得意の中山とはいえ、59キロで寄せ付けない競馬をできる馬。
たった2度(しかもG1勝つ前)の凡走で左回りは無理だと見限るのも早計。

あと、2400M以上、というか2001M以上のレースで掲示板をはずしたのはわずかに1回。
天皇賞春のみ。
中山に強いというより2200〜2500で強い馬とも考えられないか?

それでいて左回りはダメ、お客さんとかいわれてるので、
人気のないゴッホを買ってマツリダマツリダ!って思ってたら思った以上の人気。
だがそれでも買う。
ゴッホを6倍台で買えるなんて今後ないと思うよ。今がチャンス。
このレース、ゴッホを厚めにいって祭だ。

○にアサクサキングス。
弱小世代の菊花賞馬。
が、去年の秋以降、最大着差は0.5秒。
どんな相手、どんなレース、どんな状況でも常に善戦する馬。
菊花賞を勝っていて天皇賞春も3着、距離が伸びて明らかにいいタイプ。
それでいて前目につけられる脚を持っているし、
ばてないスタミナを生かして前々で粘りこめば勝機は十分ある。
豪腕ルメールの好騎乗にも期待する。

▲ウオッカ。
ダービー馬3頭の中ではこの馬を最上位とした。
東京での安定性、去年4着など、掲示板には来れそうな気はする。
ただ、天皇賞秋のときにも書いたが、本質的に1600M〜2000Mくらいの馬だと思っている。
それと、今年は一度も2400以上のレースを使っていない点が少し気がかり。
去年4着なのと、今年の充実度を考えて凡走はしないだろうが◎にはならないという評価。

△でメイショウサムソン。
前走の凱旋門賞は度外視するとして、それ以外の3走は大阪杯0.5秒差、天皇賞春、宝塚記念がアタマ差。そんなに悲観する内容でもない。
今年ほとんど結果の出せていない武だったので、運が悪かったという見方もできる。
今回は鞍上が石橋に戻る。
鞍上強化とはいわないが、ここ1戦のみの代打騎乗だし自分のできる最高の騎乗をしてくれるとみる。
海外帰りで状態に不安もあるので△の評価、でも去年くらいの走りはできそうだ。

×でオースミグラスワン。
休み明けの毎日王冠で0.8秒差6着、天皇賞秋で0.3秒差7着。
着順は微妙だが上がりは毎日王冠で3位、天皇賞秋で2位。
最近1800〜2000Mを使われているが、一応1600万下時代に2400Mを勝っているので
今回もこなせないことはないと思う。
末脚だけは確かなので、ダービー馬が牽制しあって直線ヨーイドンになるとこの馬にも出番があるかもしれない。

あとディープスカイだが、個人的には2000M前後の馬だと思っているので、
今回は少し割り引いて6番手評価。
アグネスタキオンはマイル、中距離あたりで好走するものだと思っている。
1番人気なので頭で買うか買わないかのどちらかでいいと思う。
1番人気を3着の紐で抑えるのはナンセンスだ。

オウケンはジャングルポケット産駒で東京2400Mはいけると思われている。
が、未知の魅力で買うなら菊花賞馬よりグランプリホースだろう。
あと当年の菊花賞馬がJCで好走した事例がほぼないのであまり期待しないというのもある。
この馬は春頃から使いつめ、どこまで余力があるかも心配。
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11.24的中者一覧
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第15期 予想師ランキング(08/06/22〜11/30)
HN 回収率 的中率 点数 回収
金額
収支 投資R 的中R 万馬券
的中数
最高配当
金額
KD 2030.1 6.7 182 369470 351270 15 1 1 304680
ネネ 107.5 23.8 219 23540 1640 42 10 0 5830
ワルサ 88.2 11.8 288 25400 -3400 68 8 1 11050
大モナ 73.0 50.0 10 730 -270 2 1 0 730
ドラ男 68.6 4.2 380 26070 -11930 24 1 1 23080
カタス 64.1 3.7 590 37810 -21190 27 1 1 37810
Exly 49.7 33.3 223 11080 -11220 21 7 0 4450
UZU 38.5 4.3 159 6120 -9780 23 1 0 6120
ガスタ 24.8 25.0 40 990 -3010 4 1 0 990
八雲 18.8 10.0 24 450 -1950 10 1 0 450
k 1.9 2.6 432 830 -42370 38 1 0 830
みるこ 0.0 0.0 404 0 -40400 62 0 0 18
杉本 0.0 0.0 115 0 -11500 12 0 0 50
総合A 163.9 9.5 3066 502490 195890 348 33 4
総合B 197.3 13.5
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