固定はん新聞

2008年を締めくくるグランプリは中山を最大限に生かした真っ向勝負@有馬記念

2008年 12月28日(日) 5回中山8日 10R 第53回 有馬記念(GI) サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量2500m 芝・右

8 7 6 5 4 3 2 1 枠番
14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 馬番















































































































馬名
牡7 牝4 牡4 牡4 牡5 牡5 牡4 牡4 牡7 牡3 せん5 牡7 牡3 牝5 性齢
川田
将雅
安藤
勝己
四位
洋文
池添
謙一
蛯名
正義

M.デムーロ O.ペリエ 後藤
浩輝
C.ルメール 藤田
伸二
松岡
正海
柴田
善臣
横山
典弘
騎手
57.0 55.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 57.0 55.0 57.0 57.0 55.0 55.0 重量
Exly
ワルサ
八雲
ドラ男
みるこ
ガスタ
ネネ
カタス
KD
単勝 13 260円 1番人気 馬連 13-14 29,490円 53番人気 馬単 13-14 33,490円 75番人気
複勝 13
14
6
130円
2,280円
600円
1番人気
14番人気
7番人気
ワイド 13-14
6-13
6-14
7,160円
1,360円
28,200円
49番人気
12番人気
86番人気
3連複 6-13-14 192,500円 220番人気
3連単 13-14-6 985,580円 1052番人気
枠連 8-8 18,640円 29番人気                

10R 第53回 有馬記念(GI)推奨馬券

Exly氏 馬単F ◎.○→◎.○ 3連複F ◎−○−▲.△.×.★ 計 9点
ワルサ氏 馬単F ◎→○.▲.△.★ 計 5点
八雲氏 ワイドF ◎−○.▲ 計 2点
ドラ男氏 3連単F ◎→○→△ 計 2点
みるこ氏 3連複F ◎−○.△.×−○.△.× 3連単F ◎.○→◎.○.△→△.× 計 16点
ガスタ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 5点
ネネ氏 馬単F ◎→○.▲.△ 計 5点
カタス氏 3連単F ◎.○.▲→◎.○.▲.△→◎.○.▲.△.× 計 27点
KD氏 馬連B ◎.○.▲ 3連複B ◎.○.▲.△ 馬単F ◎→○.▲.△ 3連単F ◎.○→◎.○.▲→◎.○.▲.△ 計 18点
有馬記念調教診断 byガスター基地氏
調教注目馬
ドリームジャーニー
馬名 評価 曜日 トレセン コース 馬場 内容 騎乗者 強さ 着差 時計
アサクサキングス 3 水曜日 栗東 DW やや重 単走 (助手) 一杯 82.2-66.9-52.6-39.0-12.1
コースで長めに時計をだす。スピード感はあるものの肩の出が少し硬い。万全の状態からは少し落ちる。
アドマイヤモナーク 3 水曜日 栗東 DW やや重 併外 (騎手) 一杯 併入 88.4-71.0-55.0-40.5-12.5
終い重点の追い切り。手応え良かったが追い出されると少しリズムが悪く手応えほど伸びきれない。馬体はスッキリ見せていて仕上がりは良い。
アルナスライン 3 水曜日 栗東 坂路 やや重 単走 (騎手) 強め 53.2-39.3-26.5-13.9
放牧先から帰ってきて日が浅いのでやや重たい動き。バテてはいないがスピード感なく仕上がり途上という雰囲気が強い。
エアシェイディ 4 水曜日 美浦 北C 併内 (騎手) 一杯 併入 79.2-64.4-50.8-38.0-12.6
行きっぷりが良くグイグイと前に進んでいこうとする。年齢を感じさせない動き。終いは少し物足りないが十分高い評価が出来る動き。
エアジパング 3 水曜日 栗東 CW やや重 単走 (助手) 馬也 89.7-73.4-57.4-42.4-13.3
馬也で速いところのない調教。こじんまりとまとまっていて特に状態に変化はない。
カワカミプリンセス 2 水曜日 栗東 DW やや重 単走 (助手) 馬也 84.9-68.3-53.0-38.9-12.5
体を使えておらず手先だけでちょこちょこ走っているような印象を受ける。覇気もそこそこで前走からは下降。
コスモバルク 3 木曜日 中山競馬場 ダート 単走 (騎手) 馬也 キャンター
特にカカるところもなくゆったりとキャンターで流す。硬さはなくまずまずの状態。
スクリーンヒーロー 3 水曜日 美浦 南P 併外 (調教師) 馬也 併入 68.5-53.9-39.8-12.5
スイスイとスピード感のある動きを見せた。ただ前走時に比べてフットワークに伸びがなくやや硬さがある。多少なりとも疲れがありそう。
ダイワスカーレット 4 水曜日 栗東 坂路 やや重 単走 (騎手) 馬也 53.4-39.4-26.5-13.6
馬場が非常に悪かったので時計はでなかったが馬体の張り艶ともに抜群で、気合乗りも程よく良い出来と言って良い。
ドリームジャーニー 5 水曜日 栗東 DW やや重 単走 (騎手) G前仕掛 88.0-71.2-55.5-40.5-12.3
終いのみしかけてサッと流すが、ストライドが伸び伸びとしていて小柄ながら体を大きく見せている。重心もブレず素晴らしい動き。出来は随一。
フローテーション 3 木曜日 栗東 DW やや重 併内 (騎手) 一杯 一馬身先着 83.9-66.8-52.8-39.4-12.4
この馬にしては走ったかなという印象。全体的には地味ながらも最後までバテるところなししっかりと動けていた。好調は持続できている。
ベンチャーナイン 4 水曜日 美浦 南W 単走 (騎手) 強め 66..0-51.0-37.8-12.4
前走から動きが変わったが今回も迫力のある動きを見せた。引き続き一発を期待したい素晴らしい動き。
マツリダゴッホ 3 水曜日 美浦 南P 単走 (騎手) 馬也 82.0-66.7-52.3-38.7-13.0
少し良すぎるほど気合が乗っていて馬体はギリギリ。動きは柔らかくスピード感もある。つまり仕上げすぎな感があるということ。吉か凶か。
メイショウサムソン 3 水曜日 栗東 DW やや重 併外 (助手) 一杯 併入 79.0-64.0-51.5-39.4-13.2
長めから速いところ。派手さはない動きで終いは少し脚が上がりかけている。フォームが一番良い時期のモノに近いというところは良い材料か。

Exly氏の見解

ワルサ氏の見解

ダイワの優位は動かない。ウオッカもディープスカイもいないとなればますます優位性は強まるだろう。自分で展開を作れて前、前で勝負できる以上、他馬は苦しいのでは。
上記2頭+エイシンデピュティもいないとなれば相手本線は昨年の覇者マツリダゴッホ。何だかんだいって、中山コースで走ればこの馬は強い。
その他いろいろ印をつけている馬がいるが、これはあくまで3連複の3番目の馬、という扱いになる。よほどのことがない限りダイワとマツリダの2強は崩れないのではないだろうか。
さあ年末のグランプリ有馬記念。残念ながらウオッカ&ディープスカイといった、今年を彩ったG1馬の出走は叶わなかったけれど、それによってこの有馬記念は今年を象徴するテーマを争うレースとなった。そのテーマは「前へ」だ。競馬は前に行くことが有利な競走である。だけどその大原則は当たり前すぎるのか、騎手は前へのこだわりを見せず差し・追い込みでの綺麗な競馬を心がける事が多いように映る。とはいえそんな事を言っている僕自身も、逃げ絶対有利を掲げながらも、予想では逃げ馬を軽視したり、差し・追い込みに必要以上の期待している面が少なからずある。そんな甘い考えをしている我々に、改めて前に行く事の大切さを教えてくれたのが2008年だった。


皐月賞ではキャプテントゥーレが、宝塚記念ではエイシンデピュティが伏兵の立場の楽逃げでまんまと勝利をさらっていった。昨年末からの不調に陥ったウオッカも安田記念では、意外な番手積極策で快勝復活を成し遂げた。前に行く重要性を身をもって感じることができたから、天皇賞(秋)で外枠でも下手な位置取りにならず、勝利を収める事ができたのかもと個人的には思う。


今にしてみれば今年のテーマは、昨年の有馬記念から定まったとも言える。昨年有馬記念当日は、前日降り注いでいた雨は止んだものの、馬場状態はやや重だった。このやや重発表はG1デー特有のいんちき発表で、実質的には重〜不良といった本当にタフなコンデシションとなっていた。そんな馬場をインからスルスル立ちまわったのが勝ち馬マツリダゴッホ。2着は勝ち馬と同じ位置からレースを進めたダイワスカーレットだった。この時の馬連は22,190円と波乱となり、力関係が崩壊し特異な馬場となったためフロック(まぐれ)という評価も多く見受けられた・・・すいません嘘つきました。僕が率先してフロックと吹聴してました。


個人的にそのフロックという評価を、自らの中でどう受け入れ変えていくかの1年でもあった。受け入れてしまえばウオッカが弱いという事を認めてしまうことになる。それは自我崩壊でもあり、表面上は冷静な判断でマツリダ&ダイワが弱いとしつつも、無意識化で弱い馬であって欲しいという、しょうもない願望があったと思う。それでも日経賞・産経大阪杯での勝利、ウオッカ自身が前に行けるようになった事で、徐々に受け入れられようになり、札幌記念や天皇賞(秋)での、時計勝負での対応という分かりやすい形での能力を見せてくれたことで、ようやく今完全に受け入れることができた。ごめんなさいマツリダゴッホ&ダイワスカーレット。


昨年の有馬記念のレース終了後すぐ、帰路につく人でごったがえした中山競馬場の状況から、僕のような考え方だった人も決して少なくないのでは? 今年のダイワ−マツリダの馬連はたったの500円で、昨年とはえらい違いだけど、それでも買う価値がある馬券だと思う。2頭とも前へ行き勝つための競馬をするのだから。中山での先行マクリの10.マツリダゴッホか、それとも逃げ馬いれば番手、誰も行かなければ果敢に逃げる理想の体現者13.ダイワスカーレットか。


◎13.ダイワスカーレットを本命にする。能力は天皇賞で見せた1.57.2の時計がすべてを物語る。レコードホルダーは2cm差でウオッカに譲る形も、この時計決着を作り出したのは紛れもなくダイワだ。不利と言われた東京で、ウオッカにも力を出させるペースを自ら演出し、まったく差の無い競馬をした。実績に重きを置く人には、その2cmは大きな差かもしれないが、時計に重きを置く僕にとってF1のタイムアタックよりも差の無い0.001秒単位の差なんてゼロと同じ。その誇り高い戦い方からは、ダイワの方が上回っていると認め讃えるべきだろう。

本命の理由は能力だけでは無い。今日はどの馬よりも前にいると読んでいる。中山2500mという糞スタート位置での13番枠は不利である事は間違いない。でも天皇賞ですぐリードを奪った積極性を見ると、決して逃げにこだわらない相手関係なら、4角回る前にあっさり単騎逃げに持ち込める気がする。この形になれば盤石だし、仮に番手でも劣化幅が少ないタイプなので、良馬場であれば昨年のような逆転は許さないだろう。どの展開でもすべての馬を上回れる計算。距離の2500mだけが少し気になるけれど、37年ぶりの牝馬による有馬記念制覇してくれるだろう。勝ってほしいの意味をこめ馬単頭で。僕みたいなウオッカ厨に言われたくないだろうけどがんばれ!(今日で引退じゃないと聞いて嬉しい。ドバイへ向けて勝とう)


○10.マツリダゴッホ 札幌記念2着だけど時計面では決して大きなアドバンテージではなく、単純な僕のスタンスなら切っていくべき馬。しかし、中山での時計に現れないパフォーマンスや、設定した「前へ」のテーマからは当然買うべき馬。ジャパンカップは前半糞スローで後半1000mのロングスパートと、中山に近いラップ構成となった模様も、他馬の瞬発力が殺され切れず4着どまり。それでも中山一辺倒と言われていたなら好走とも言えるし、有馬への試走と割り切れば文句無し。ダイワに真っ向勝負挑めるだろう。


▲9.メイショウサムソン 単純な能力ならダイワともヒケを取らないのだけど、凱旋門ショックが抜けきれないまま。ただ先行力は戻りつつあるようなジャパンカップだったので、武豊騎手が武豊騎手のままで無ければ、有力2頭を見る位置にはつけられるはず。叩かれて天皇賞春のように一気の変わり身あれば。引退レースでの劇的復活は有馬記念の代名詞。それを期待する人はダイワ−マツリダの馬連の組み合わせを、枠連の6−8で買う事をお勧めします。オグリの当時を知る人は、メジロアルダンの同枠で馬券が当たった事に感謝したようですね。


前へ行く事で重賞制覇を成し遂げた天皇賞5着△6.エアシェイディ。まったくテーマにそぐわない出遅れ王だけど、小倉記念ぐらい走ればチャンス△11.ドリームジャーニー。まだ終われない本来は強い逃げ馬★3.コスモバルクの一撃にも期待。


ジャパンカップを制した8.スクリーンヒーローは、時計面で現れないけれど、強い馬だとはなんとなく思う。ただ秋の内容に対して小回り札幌の内容がイマイチで、東京からのコース替わりがマイナスに映る。思っていたよりも人気なので、1番人気から買う自分には手が届かない。


ダイワスカーレットは今日で12戦目ですがここまで連続連対は誰もが知るところ。今日初めて本命にした訳ですが、これで連対守ってくれなかったら本当に僕厄病神だ。まあ問題ないでしょうけどお願いします。

ドラ男氏の見解

みるこ氏の見解

忙しすぎて印だけですみません。
ダイワの圧勝だと思います。
メインレース一つも当たらないまま年を越せないので当てにきました。
連軸はダイワスカーレットでいくしかない。負けて逆に評価が上がった天皇賞。
休み明けで仕上がり途上、パドックからチャカつき返し馬で暴れてレースで暴走、さらにトーセンキャプテンに絡まれてのHペース逃げ。誰もが直線入り口ま惨敗すら覚悟した内容。あれで2着なのだからまともなら負ける要素が見当たらない、素直になります、僕は改心したのです。
本来のダイワなら折り合いにはそう苦労はしない、この馬はいつも展開に恵まれていると言われるがある意味でその通り、自分で展開に合わせてポジションを決められるのだから、スローだろうが何だろうが後ろから行くわけじゃない、絶対ハナを叩かないといけない逃げ馬でも無い。
逃げ馬が飛ばせば番手へ下げ、逃げる馬がいなければ自ら主導権を握る、展開に恵まれるのを待つので無く好きな展開に持ち込めるのだから崩れない。たとえ漏れが本命をつけようとも。


対抗にはアサクサキングスを指名。よく考えれば休み明け天皇賞に控えたJCはどちらも参考外にできる、前フリ二つを叩いてこの馬のセールスポイントを知っている四位。早めの競馬を確実にしてくれるだろうからそれなら対抗で狙う価値がある。
元々瞬発力勝負タイプじゃないのだから中山は歓迎、ハナに立てば粘りこめる。


マツリダゴッホは去年と立場が違う。何よりアンカツにロックオンされている。
ダイワ自身が古馬相手に恐る恐る乗っていた感のある昨年、仕掛けを我慢するその内からスルスルと抜け出した内容、今年はそれはありえない。
第一の相手と決められているんだから楽な競馬は出来ない。アンカツのプレンティアタックが飛び出る可能性もある。

カワカミプリンセスは競走馬としてのピークはもしかして過ぎたのかもしれない。しかしこの馬は強い、強かった。もしまだ上積みが残されているのなら、状態に上がり目があるのならばこのメンツでもやれる。

スクリーンヒーローはもはや今更手を出す馬じゃない。
それならドリームジャーニーの方を買いたいくらい、とにかくコーナーでの加速が命の馬、勝負が直線入ってからの天皇賞の大外枠なんて話にならない条件から中山変わりは文句無し。前が速くなりすぎた時の大穴はこいつしか無い。

ガスタ氏の見解

ネネ氏の見解

有馬記念過去5年
2007 6.9-11.2-11.2-12.1-12.4-13.4-13.2-12.5-11.9-12.4-12.2-11.7-12.5 (41.4-39.0-36.8-36.4)
2006 7.1-11.5-11.4-11.3-11.8-12.8-12.9-12.7-12.2-12.8-12.2-11.2-12.0 (41.3-37.5-37.7-35.4)
2005 7.0-11.4-11.7-12.1-12.9-13.0-12.2-11.8-12.0-12.3-12.0-11.4-12.1 (42.2-38.1-36.1-35.5)
2004 7.0-11.6-11.5-11.7-12.3-12.4-12.0-11.7-11.8-11.9-11.6-11.6-12.4 (41.8-36.7-35.4-35.4)
2003 7.0-11.2-11.2-11.2-11.6-12.3-12.9-12.6-12.2-12.7-11.7-11.7-12.2 (40.6-36.8-37.5-35.6)

基本的に前半が速かろうが遅かろうが残り6F、5Fくらいから12秒フラットくらいの厳しい流れになることがほとんど。非常に地力の問われる流れであるとともに中山内回りで中盤からペースアップになると縦横の位置取りの差が大きく出る流れでもある。
力のやや足りない馬が穴を開ける時はインベタのコース取りが必須。メジロデュレン、ユーワジェームス、ハシケンエルド、ダイユウサク、メジロパーマー、アメリカンボス、トゥザヴィクトリー、タップダンスシチー、マツリダゴッホと有馬の波乱はインベタの歴史。

というのがこのレースの概要。今年の面子から鑑みるとどうしても本命はダイワスカーレットに打つのは自然な流れ。特に理由を述べる必要性はないだろう。天皇賞の激戦の疲労もジャパンカップを回避したことで抜け、フレッシュな状態で臨むことが出来る。
では昨年1着のマツリダはというとジャパンカップで仕上げすぎてしまい今がギリギリの状態。適正はメンバー中でも抜けているがこの状態の馬を軸にするのは怖い。同じくジャパンカップで大劇走したスクリーンヒーローも状態はジャパンカップが頂点で後は下がるだけ。アルゼンチン共和国杯が非常に有馬記念的な流れだっただけに(ジャパンカップはオクトーバーSと類似していた)体調さえ良ければもう少し重い印を打っていたが・・・。

二、三番人気の印を下げてどの馬を抜擢するかというところだが、体調の良いSS系の二頭、ドリームジャーニーとエアシェイディをそれぞれ対抗と単穴に選んだ。二頭とも後半残り1000mからガーッとペースアップする競馬を得意としているところ。近走では中距離を主戦場としているが長距離でも実績がある点が共通している。冬場の中山実績もあり、この二頭がインベタから強襲すればこのメンバーなら十分に面白い存在になれる。

メイショウサムソンの取捨は非常に迷ったがワンペースの流れなら持つが、道中でペースアップすると5F脚が持たないというダンシングブレーヴの性質が出た難しいところのある馬なので今回は消しとした。
本命はダイワスカーレット。産経大阪杯、秋の天皇賞で見せたあの強さ。あんなに飛ばしても決して最後もバテない。ローテ、調教過程も万全で、あの強烈な走りを今回もまた見せてくれるはず。距離不安も、小回りに毛が生えたような中山内回りならまったく問題なし。だから陣営もJCでなく有馬を選択したのだろう。昨年は4角で内を開けてしまったからマツリダに差されたが、それ以外の馬には楽勝したとも言えるし、最後はマツリダとの間もジリジリ詰めていた。まったく恐るべき馬です。馬単で勝負してみよっと。

マツリダゴッホって、ラチが無いと走れない馬なのではないでしょうか。見られる範囲のレースを全て見直してみましたが、勝つ時はいつも早めにラチに付いてそのまま脚を溜めながら走って、最後に抜け出すパターン。逆に負けるパターンはなかなかラチ沿いの位置をキープできずに、自分とラチの間に他馬がいる時。ジャパンカップで内にウオッカがいたような感じです。もともと走法的にはクビが高く、力んで走っている様に見えるマツリダですが、両サイドから他馬に挟まれた型でレースを進めると、さらに力んで無駄な力を使い、最後に消耗して直線で抜け出してもゴール前で詰めが甘くなって差されている様に見える。2007年の春の天皇賞でスタートからラチ沿いを走って負けたレースもありましたが、これは距離が長いという様に見えるし、ゴール前の不利や、肝心の追い出しポイントは内回りとの合流地点でラチがありません。勿論、ラチ沿いを走って最高のパフォーマンスを発揮したとしても、他馬との力差で負ける事もあるでしょうが、ひょっとするとシャドーロールだけだなくブリンカーを装着した方がより良い走りが出来るのかもしれません。マツリダが東京で走ったのはジャパンカップも秋の天皇賞も2桁枠で、3歳時の青葉賞は1番枠を引いたのにも関わらず出遅れて外を回しました。決して左回りが上手い様には見えませんが、やっぱラチ好きなのかもしれん。で、この枠だから評価を下げるも、やはり地力上位で相手本線はこの馬か。

秋天では、ウオッカとディープスカイが壁となって追い出しが一瞬遅れて外を回したにもかかわらず、あれだけ差を詰めたエアシェイディ。トップスピードに達するのがちょっと遅いけど、AJCCで見せたような走りが出来れば一発あっておかしくない。
あと、ドリームジャーニーのド派手なマクリ、人気薄で粘り込むアサクサキングス、評価不能のスクリーンヒーローまで押さえる。

今年の夏から参加させて頂いて、楽しくやらせて頂きました。有り難うございました。

良いお年を。


カタス氏の見解

KD氏の見解

 いよいよ今年最後のGT、有馬記念です。

  カワカミプリンセス頑張れ、超頑張れ、と言うのはやはり頭の中にあるわけなんですが、現実的にはちょっと厳しいか。

  ◎はアサクサキングス。大阪杯を見ればわかるが、ダイワスカーレットを差せるだけの能力は見せていた。しかし闇カスの鞭攻撃でひるんで後方に下がり、それでももう一度差そうとしての3着。勝ち馬・2着馬を考えればかなりのパフォーマンスだった。アサクサは極端に切れる脚は使えず、そこそこハイペースで先行しても、二の脚でそこそこ切れる脚が使えるというタイプで、天皇賞はハイペース過ぎ、JCはスローはあってたが後方過ぎて差せず。これほどは敗因がわかりやすいなら逆に狙い易い。まだ有馬の舞台では走っておらず、ダイワスカーレットというか安藤の攻撃を受けずにすむにはダイワより前で競馬する可能性が高いこの馬が一番の穴馬候補だ。

  ○アルナスライン。そろそろ人気を落としてきているが、アル共ではスクリーンヒーローよりも展開は不向き。つまり和田が糞だったってことは今更言うまでも無い。そしてマークする馬がいるときに異常に強いペリエに乗り変わり、闇カスアタックにも動じなさそうなペリエなら早め先行でダイワを出し抜くことも可能だ。能力は足りなくても展開こそが最優先の有馬記念なら騎手買いするのがベスト。

  ▲に愛情込みでカワカミプリンセス。調教がわからん俺でもわかるいつもとは違う迫力の無い追い切り。ノリとの相性が悪い可能性も高く、またいくら展開が不利だったとは言えリトルアマポーラごときに負けている馬がダイワスカーレットに勝てるのか?と言われたら厳しいと言わざるを得ない。ただ、ダイワスカーレットは記録は残せていない。強いて言えば連対記録。しかしカワカミは、良くも悪くも、49年ぶりの無敗オークス馬、史上初の無敗の2冠馬、メジロマックイーン以来のGTでの1着降着。トウメイ以来の牝馬制覇ならダイワよりはカワカミの方がすっきりしませんか?

  △ダイワスカーレット。ダイワスカーレットが負ける時というのは、ダイワに匹敵する馬が何頭かいるとき。ウオッカに負けた秋天・祭りに負けた有馬はいずれも闇カスアタックが出来なかったから。昨年の有馬のVTR見たら笑った。ダイワの安藤は外をみて外のほうが勢いがある(というかウオッカの勢いを見て?)とみて、外に持ち出そうとしたその一瞬をすくって蛯名が出し抜いた。それを見てまた必死に追うが、当然差はつまらない。従って、ダイワがこれまで勝ってきたレースの半分くらいは闇カスアタック(4角で膨れた不利をして併せてきた他馬にぶつけて失速させたり、ばれないように鞭で馬の頭を殴ったり)によるものである。秋天の実力は本物だが、あれを見る限りでは少しでもペースが緩んで終い勝負になってしまうと、安藤でなかったらかなり取りこぼしていたと思う。そういう意味では安藤は最強のジョッキーだ。だが、今回は恐らく一番の敵はマツリダゴッホだと思っているはずだ。だとすれば、今度は出し抜く相手が変わってくる。それがカワカミなりだと良いなぁ。

  ×マツリダゴッホ。ジンクスなんてのは皆が言い始めたら外れるもんです。

 
今年最後のG1、有馬記念。
昨年の1,2着の馬が人気になっているが、去年の再現なるか?

まあそんな馬券興味も何もないですけどね。
いつもどおり穴狙いで行きます。
1年を締めくくるドリームレース、最後までしっかり夢に賭けようではないか。


さてこのレース、現在SS産駒が4連覇中。
今年もSS産駒のマツリダゴッホが居る。
中山では滅法強く、5連覇の夢を託すには頼りになる存在だ。
去年は人気薄での激走だったが、今年は人気を背負う立場、気楽には走れないだろう。

でももう一頭SS産駒がいる。エアシェイディだ。
関東圏では確実な競馬をし、中山も得意でAJCCを勝っている。
当年のAJCCを勝った馬で有馬記念に出走した場合、
かなりの確率で掲示板を確保しているのは頼りになるデータ。
2500Mの経験はないが、走ったことないだけで走れないとは決まらない。
秋まで準OPすら勝てなかった馬がJCを制覇するような時代、
2500Mの経験がないくらいじゃ問題ないだろう。
さらに有馬記念は波乱含みという傾向、この馬も久しぶりに下位人気での競馬。
思い切った競馬で大穴をあけてくれることを期待する。

この2頭にSS産駒有馬記念5連覇の夢と自分の夢を託したい。
◎エアシェイディと○マツリダゴッホ。


で、さらにもう一頭中山で狙ってみたい馬が居る。
▲ドリームジャーニー。
朝日杯を制したこの中山の舞台で再起を期待する。
マイラー説もあったりするが、夏から秋にかけて2000Mで結果を出したし、
3歳時には2400Mの神戸新聞杯を制している。
父親がステイゴールドで、穴馬の素質も十分あると思う。

最後に△アドマイヤモナーク。
長距離戦でしか結果がでていないので2500Mの当舞台は歓迎。
秋G1二戦は少し物足りないが、天皇賞は明らかに距離不足。
JCは着順こそ悪いがそんなには負けていない。
東京よりも中山のほうが向きそうなので穴として期待。
無欲の追い込みで2,3着ならありそう。


ダイワスカーレットは人気でマークされることと、
今回前に行く馬が多く、かなり激しいレースになると見る。
馬自身としても2500Mよりは2000Mのほうが向きそうな感じ。
まして牝馬の相性が悪い有馬記念。
今年は牝馬が多く活躍しているが最後に勝つのは牝馬ではなくSS産駒だ。
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今年もありがとうございました@2008ファイナルS

2008年 12月28日(日) 5回阪神8日 12R 2008ファイナルS サラ系3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ1600m 芝・右 外

8 7 6 5 4 3 2 1 枠番
18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 馬番

















































































































































馬名
牡4 牡5 牡3 牡4 牝4 牡8 牡7 牡6 牡6 牡5 牡3 牡7 牡3 牡5 牡4 牡6 牡10 牡5 性齢

英明
小牧
藤岡
佑介
北村
宏司
佐藤
哲三
角田
晃一
田中
浜中
下原
秋山
真一郎
鮫島
良太
赤木
高太郎
石橋
福永
祐一

幸四郎
川島
信二
田中
克典
武士沢
友治
騎手
56.0 53.0 55.0 56.0 54.0 53.0 50.0 54.0 54.0 57.0 53.0 55.0 53.0 56.0 53.0 54.0 50.0 54.0 重量
Exly
ワルサ
八雲
みるこ
カタス
KD
単勝 9 860円 5番人気 馬連 6-9 2,600円 9番人気 馬単 9-6 6,210円 19番人気
複勝 9
6
11
300円
230円
380円
5番人気
3番人気
6番人気
ワイド 6-9
9-11
6-11
1,210円
1,860円
1,630円
10番人気
17番人気
14番人気
3連複 6-9-11 12,530円 28番人気
3連単 9-6-11 70,810円 170番人気
枠連 3-5 1,280円 5番人気                

12R 2008ファイナルS推奨馬券

Exly氏 ワイドF ◎−○.▲.△.★ 単勝 ◎ 複勝 ◎ 計 8点
ワルサ氏 馬連F ◎−○.▲.△ 計 5点
八雲氏 ワイドF ◎−○.▲ 計 2点
みるこ氏 3連単F ◎.▲→◎.○.▲.△→◎.○.▲.△.× 計 24点
カタス氏 3連単F ◎.○→◎.○.△→◎.○.△.× 計 18点
KD氏 馬連 ◎−○ 3連複F ◎−○−▲.△ 3連単F ◎.○→◎.○→▲.△ 計 7点

ワルサ氏の見解

みるこ氏の見解

「終わりよければすべて良し」誰が言ったか知らないけど、この言葉を最初に行った人はエライ!そう競馬もいくら負けても、ファイナルSさえ当てればすべて良し。


阪神の芝コースは良馬場なのに恐ろしいほど時計が掛かる馬場となっていて、血統などからの適性判断が大きな武器となるみたい。僕は血統何にも分からないので、この辺りはどうすることもできないので不確定要素と割り切り無視します。展開もフルゲート18頭立てながら、逃げ馬不在でまったく読めない。乱戦で一発逆転の舞台をJRAが用意してくれたかのようだ。能力的にも拮抗しているので、なら人気の盲点でフィナーレを飾らせていただきます。


◎8.レオマイスター ラジオNIKKEI賞は福島ローカルということで評価されていないが、世代の中でも上位に位置する時計内容となっている。古馬に混じって2戦は、出負け差して届かずや、逃げて潰れるといったやや極端な内容。ペース経験的にも3歳馬が不利なのは当たり前で、ペース慣れてきた3戦目でなら能力的に変わり身あっておかしくない。前回の福島記念は馬場適性も考慮され、単勝7.6倍まで支持されていた馬。人気急降下なら一発狙ってみたい。


○16.ノットアローン そのラジオNIKKEI賞の2着馬。鳴尾記念では古馬初対戦ながら、展開不利グループでは最先着を果たしており、その能力を見せている。人気と調子を天秤にかけて、◎がおいしいと考えたため対抗に留める。


▲9.フィールドベアー 夏場の安定感が嘘のようなここ2戦の内容。馬場・展開の受けが広く、特殊性の高い馬場でも信頼できるはずの馬だけど、現状と久々の得意でないマイルという距離では信頼しきれない。能力はトップクラスなので3番手評価。


スタート決めれば△5.キャプテンベガ。馬場対応できればオープン即通用△6.ホッカイカンティ。大外枠と前回の内容が勝ったものの不満△18.バトルバニヤン。終わりよければすべて良しになりますように。


今年も固定はん新聞にお付き合いいただきありがとうございました。来年は更に飛躍できるようリンク集の設置による相互リンクの強化や、新ページデザインなどを予定しております。新年を迎えるにあたって固定はん新聞の予想師になりませんか?今はかなり競馬が面白い時代だと思います。その時代に競馬ファンとしての予想の足跡を刻んでみるのも、後に見てみると楽しいものです。決して楽ではありませんが、もしちょっとでも興味があったらぜひ2009年から一緒に予想をしましょう。レース終了後の更新時に募集ページを設置しますのでお楽しみに。


それでは皆様良いお年をお過ごしください。また来年もご指導のほどよろしくお願いいたします。
スピードタイプのキャプテンベガが人気を吸い上げてくれる事に期待しつつ。
馬力優先ならナスノストロークは上位だし函館巧者のフィールドベアー、ラジオ日経賞のレオマイスターも圏内だ。
トウショウヴォイスとバトルバニヤンには少し重すぎる気もするので基本的には上位3頭の三つ巴と見ている。

条件的にはフライングアップルも合いそうだがもう1回くらい叩いてからか。

中京最終でエムエスワールド、ヘイローフジ、テンイムホウ、ウインレックス辺りが来ないと年と越せません。

JRAプレミアムだか何だか知らないが当たらないとそんなの意味が無い。
思い切ってハズレ馬券を当たりにするとかそれくらいの事をやって救済しなさい。

カタス氏の見解

KD氏の見解

 この糞重い馬場を考えたらフィールドベアーで堅いんじゃないかと。札幌記念の内容や重い洋芝の函館鬼だと考えれば純粋な決め脚勝負にならなければここでかなり信頼できると思うが。

  バトルバニヤンも同様で、ジャンポケ産駒だし力のいる馬場でパフォ上げてくるだろうと。
今日も出勤なのでこちらは簡単に。

◎バトルバニヤン。
近走の充実ぶりをかって本命に。
2000Mくらいをずっと使われていたが、初マイルの新潟日報賞を難なく勝利。
富士Sでもマイル重賞の常連にまじって3着を確保。
マイル適正は意外に高いと見る。
大外枠が少し気になるが地力でなんとかしてくれそう。

○ナスノストローク。
近走着順はぱっとしないがそれほど負けてはいない。
マイラーズCあたりもそこそこ戦えているのでこのメンバーなら上位に来てもおかしくはない。

あとはキャプテンベガとホッカイカンティを3着候補に抑える。
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12.27的中者一覧
ネネ ラジオNIKKEI杯 馬連210円1点的中!
12.21的中者一覧
八雲 阪神カップ ワイド1,140円!
朝日フューチュリティS ワイド50円
k 朝日フューチュリティS 馬連1,960円
12.14的中者一覧
八雲 阪神ジュベナイルフィーリズ ワイド560円&420円◎→▲○で完全的中!
ネネ 阪神ジュベナイルフィーリズ 馬連1,090円◎▲!
12.07的中者一覧
Exly ジャパンカップダート ワイド500円
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カタストロフィ 大原S 3連単37,810円万券GET!!!
ドラ男 秋華賞 馬連23,080円万券GET!!!
ワルサー 中山GJ 3連単13,420円万券GET
皐月賞 馬連10,260円万券GET
エニフS 馬連11,050円万券GET
Exly 日本ダービー 馬連13,270円万券GET!!!
第15期 予想師ランキング(08/06/22〜12/27)
HN 回収率 的中率 点数 回収
金額
収支 投資R 的中R 万馬券
的中数
最高配当
金額
KD 1045.8 7.1 354 370230 334830 28 2 1 304680
ネネ 104.9 25.5 237 24860 1160 47 12 0 5830
大モナ 73.0 50.0 10 730 -270 2 1 0 730
ワルサ 72.0 9.6 353 25400 -9900 83 8 1 11050
八雲 71.4 22.2 43 3070 -1230 18 4 0 1140
ドラ男 64.1 3.8 407 26070 -14630 26 1 1 23080
カタス 44.9 2.4 842 37810 -46390 41 1 1 37810
Exly 39.9 28.6 290 11580 -17420 28 8 0 4450
UZU 32.4 4.0 189 6120 -12780 25 1 0 6120
ガスタ 10.3 11.1 96 990 -8610 9 1 0 990
k 5.9 4.9 471 2790 -44310 41 2 0 1960
みるこ 0.0 0.0 558 0 -55800 75 0 0 24
杉本 0.0 0.0 180 0 -18000 17 0 0 50
総合A 126.5 9.3 4030 509650 106650 440 41 4
総合B 120.4 13.0
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