8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 枠番 | ||||||||||
18 | 17 | 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 馬番 |
リ │ チ ザ ク ラ ウ ン |
シ ェ │ ン ヴ ァ ル ト |
ア ン ラ イ バ ル ド |
セ イ ウ ン ワ ン ダ │ |
ア ン ト ニ オ バ ロ │ ズ |
モ エ レ エ キ ス パ │ ト |
フ ィ フ ス ペ ト ル |
ア │ リ │ ロ ブ ス ト |
ゴ │ ル デ ン チ ケ ッ ト |
イ グ ゼ キ ュ テ ィ ヴ |
メ イ シ ョ ウ ド ン タ ク |
ナ カ ヤ マ フ ェ ス タ |
ベ ス ト メ ン バ │ |
ミ ッ キ │ ペ ト ラ |
ト ラ イ ア ン フ マ │ チ |
サ ト ノ ロ マ ネ |
リ ク エ ス ト ソ ン グ |
ロ ジ ユ ニ ヴ ァ │ ス |
馬名 |
牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 牡3 | 性齢 |
武 豊 |
北村 友一 |
岩田 康誠 |
内田 博幸 |
角田 晃一 |
三浦 皇成 |
安藤 勝己 |
福永 祐一 |
川田 将雅 |
松岡 正海 |
藤田 伸二 |
蛯名 正義 |
四位 洋文 |
田中 勝春 |
武 幸四郎 |
北村 宏司 |
後藤 浩輝 |
横山 典弘 |
騎手 |
57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 重量 |
◎ | ○ | ▲ | ★ | KD | ||||||||||||||
○ | △ | △ | ◎ | ワルサ | ||||||||||||||
○ | ◎ | ▲ | X | △ | カタス | |||||||||||||
○ | X | ▲ | △ | △ | ★ | X | △ | ◎ | Exly | |||||||||
○ | △ | X | ▲ | ◎ | UZU | |||||||||||||
▲ | ○ | ◎ | △ | △ | k | |||||||||||||
△ | △ | △ | X | ○ | ◎ | みるこ | ||||||||||||
○ | ▲ | △ | ◎ | ★ | 杉本 |
単勝 | 16 | 610円 | 3番人気 | 馬連 | 4-16 | 11,940円 | 28番人気 | 馬単 | 16-4 | 18,390円 | 48番人気 |
複勝 | 16 4 15 |
280円 1,470円 870円 |
2番人気 10番人気 7番人気 |
ワイド | 4-16 15-16 4-15 |
3,360円 1,570円 10,240円 |
31番人気 15番人気 69番人気 |
3連複 | 4-15-16 | 67,600円 | 132番人気 |
3連単 | 16-4-15 | 390,930円 | 670番人気 | ||||||||
枠連 | 2-8 | 5,170円 | 15番人気 |
KD氏 | 馬連B ◎.○.▲.★ 3連複B ◎.○.▲.★ 3連単F ◎.○→◎.○→▲.★ 3連単F ★→◎.○.▲→◎.○.▲ | 計 20点 |
---|---|---|
ワルサ氏 | 馬単F ◎→○.△ | 計 3点 |
カタス氏 | 3連単F ◎.○→◎.○.▲.△→◎.○.▲.△.× | 計 18点 |
Exly氏 | 3連複F ◎−○.▲−○.▲.△.×.★ ワイドF ◎−△.×.★ | 計 19点 |
UZU氏 | 3連単F ◎→○.▲.△.×→○.▲.△.× | 計 12点 |
k氏 | 3連単F ◎.○→◎.○→▲.△ 3連単F ◎.○→▲.△→◎.○ 3連単F ▲.△→◎.○→◎.○ | 計 18点 |
みるこ氏 | 3連単F ◎→○.△→○.△.× | 計 16点 |
杉本氏 | 馬連F ◎−○.▲.△.★ 3連複F ◎−○.★−○.▲.△.★ 3連単F ◎→○.★→○.▲.△.★ | 計 15点 |
KD氏の見解 |
ワルサ氏の見解 |
3強対決といわれる今年の皐月賞。 先週の桜花賞のように、1,2強対決で終わってみれば順当な3頭で決着というのはあるが、 3強対決がそのまま3強で決着することはないなというのは個人的な感想。 しかも、皐月賞は超先行有利なコース。 強くても展開のあやで簡単に負けてしまうレース。 それでも有力どころは相手を見ながら行かないといけないので行ききれないんだろうか。 行ききればほんとに有利だと思うんだけどねえ、このコース。 で、◎はイグゼキュティヴ。 スプリングS惨敗も懲りずに狙う。 最下位とはいえ1.3秒差。これくらいなら問題ない。 実際アンライバルドを1キロ重い斤量で下しているし、ロジの2着もある。 正直なところ、転厩初戦とはいえもう少しマシな競馬をして欲しかったというのはあるが、 今回叩き2戦目なのと、積極的な競馬をするということ、 調教も前にいって後ろに追われるという逃げを想定した調教をしていたので、 今回は間違いなく前に行ってくれるはず。 前有利の皐月賞ではかなりのアドバンテージになると思うので逃げ切りを期待。 ○ナカヤマフェスタ。 ローテは気になるが、最近相性の良い京成杯組。 アーリーロブストに負けはしたが、明らかにサンライズキール落馬の影響を受けてるし、 アーリーロブストよりも重い57キロだったので実質的な勝者はこちらと考えることもできる。 位置取りも京成杯は4角6番手だが、落馬のあおりで多少下げてるのと、 その前2戦はともに5番手である程度前にはつけてるので今回も行ってくれるか。 能力的には足りるので久しぶりでも期待はしてもいい。 ▲トライアンフマーチ。 武幸四郎なのが気にはなるが、気配はよさそうなのと、 内枠である程度先行できる脚を持っているのでいい方向に向かないかなと。 実績的には滑り込みセーフな感じだが、3強との対決がないので、 そこに期待してみる。 ★ロジユニヴァース。 実績には余裕で◎だろうけど、各方面から不安材料が出てきているので、 まあ抑えというかこの扱いで。 人気の割にはそこまで積極的に頭にしたくもない感じです。 弥生賞も有力どころがみんな逃げちゃったので力関係が良くわからないレースになってしまったし。 なんとなくフサイチホウオーの予感がしなくもない。 後から来る馬は前残りを想定しているので切り。 リーチは抑える発言をしているのが不安なところ。 行くといってくれればいいんだけどどっちに転ぶかわからんから買いづらい。 作戦的にはそっちのほうがいいんだろうけど。 |
「3強対決!」「ロジユニ1強!」いろいろな対決構図をみんな思い浮かべており、楽しい皐月賞になった。個人的には2強対決、具体的には1.ロジユニヴァースVS18.リーチザクラウンのマッチレースを希望したい。 2頭が初めて相対したのが年末のラジオNIKEEI杯だった。当時は鮮烈なスピードで連勝していたリーチザクラウンが断然の1番人気に支持され、それを逆転しうる可能性を秘めたロジユニヴァースが2番人気だった。しかしレースでは早いラップで飛ばすリーチを、2番手から正々堂々立ち向かうロジユニが、直線で捕らえたと思ったのもつかの間一気に交わし去り圧勝した。この瞬間に、王者はロジユニヴァース、挑戦者はリーチザクラウンと立場は逆転する事となった。きょうはその再戦と言えるだろう。 挑戦者リーチザクラウンは、ラジオNIKEEI杯では0.7秒という差はついたものの、そこまでロジユニとの能力差は無いだろう。2000mの前半1000mは59.9秒で通過し、後半は62.5秒と典型的な前傾ラップを刻んでいる。単純に前にいる方が厳しい展開になってしまったため、バテた分ロジユニとの差が能力以上に開いてしまった。だけどこれは結果論で、決して責められるべき内容では無い。レース前に僕が望んでいた競馬そのものだし、これを否とするなら1.3倍という圧倒的支持を集めてはいないだろう。負けという結果こそ残念だけど僕はとても満足している。けれど逃げ馬に対して、異常とも言えるほど苛烈な競馬関係者。敗因をラップに求め、リーチの持つアイデンティティを奪いにかかった。 それがきさらぎ賞。橋口調教師から控える競馬を試すコメントが飛び出した。競馬は逃げ絶対有利で、逃げられる馬が控える事にメリットなんか基本的に無いし、この馬自身新馬戦を差して届かず取りこぼしている。レースではコメント通りにスタートからなだめながらの競馬で、内の馬に譲ろうと試みるも、内の馬も譲り返す形で結局ハナに立つ形になった。それでも終始馬群を引き連れたままのドスローで、ペースダウンには一応成功した事になる。ここまで楽な形になってしまったら弱いメンバー相手にちぎって当然。見た目は快勝だった。しかし、これが皐月賞に向けて収穫があったのかは大きな疑問となる。もちろんコメントに反し逃げた形になった事にでは無い。ペース的に逃げなくても良いという選択肢を増やしてしまった事にだ。 ロジユニは展開で取りこぼさないタイプであることを、ラジオNIKEEI杯で積極2番手から競馬をした事で示している。倒すためには自爆を待つのではなく、相手を上回らねばならない。相手を上回るには最低でも自分が全力を出す必要があり、それでやっと挑戦者は王者と互角に戦えるレベルに到達する。全力を尽くすことは逃げると同義だ。レースを支配し最短距離を駆け抜ける。これ以上の戦い方は存在しない。18番枠は1角進入まで多少距離があるので大きな不利では無いけれど、逃げるにはコーナーワークで有利となる内の馬をしっかり牽制しないといけない。そのためには確固たる逃げる意志が必要だ。控えても競馬できるという、甘えを抱かせるきさらぎ賞の戦い方は、この馬の未来を閉ざす一歩かもしれない。 そこまで大げさに言うのはこのレースが、1.ロジユニヴァース無敗の三冠馬になるための、1番大きな壁だと僕は感じているからだ。札幌2歳S&ラジオNIKEEI杯の予想では、その将来性をまったく感じられないと書いたが、それが誤りだったと明確に気がつかされた。ラジオNIKEEI杯の時計は2.01.7は歴代3位の好時計。それに近年の阪神の馬場は低速化しており、馬場差を考慮すれば歴史に名を残す00年のアグネスタキオンが勝ったラジオたんぱ杯と、肩を並べるレベルまで達しているだろう。 そして弥生賞ではライバルのリーチを明確に見据えた戦い方をした。戦前から逃げ馬がおらずスローペース濃厚と言われていた。スタートが開いて予想通り誰も行く構えを見せないので、それならと外からロジユニが臆することなくハナに立っていった。こうなればその瞬間勝ちは確定、直線でリードを広げてからは抑えるのも納得の勝ちっぷりだった。リーチがまごまごするようなら自ら逃げて、リーチに全力を出させないというライバル確実に殺す戦い方を手に入れた事になる。僕が理想とする競馬を、わずか4戦のキャリアで体現できるとは、本当に恐ろしい馬だ。2頭同じ逃げ切り勝ちでもここまで意味が違うのだ。 リーチザクラウンのスピード志向や先行力が最大限生きるのが、この皐月賞の舞台なのは誰の目からも明らかだろう。能力的に戦えるのも実質的にリーチだけと言える。今日全力で挑まなければ、恐らく一生勝つチャンスは無いだろう。もちろん逃げることが成功したって、ロジユニがそれを上回る可能性は十分高い。だが逃げなければほぼ勝ち目は無い。最強逃げ馬への挑戦・無敗の3冠への挑戦、この2つの未来の戦いが今日の皐月賞のテーマだと僕は思います。 2頭とも歴史に名を残す馬だと思うので、どちらかが確実に夢破れるのは心苦しい。でも勝つというのは、その何倍もの負けの上に成り立つ残酷なこと。傷つけたくて傷つける奴こそ勝者にふさわしい。所詮傍観者の競馬ファンだけど、どちらが勝つべきかという意思表示だけは明確にしておきたい。 ◎1.ロジユニヴァース ○18.リーチザクラウン リーチザクラウンが期待に反し、早々に逃げることをあきらめた時、紙面上で全体の評価を示すという意味でも△を一応。東京スポーツ杯を勝ち瞬発力なら最上位でコース実績もある△7.ナカヤマフェスタ。デイリー杯のレコードの一撃性甘く見てはいけない△17.シェーンヴァルトまで。人気の一角16.アンライバルドは、スプリングSでは僕の予想を超えるパフォーマンスを示したが、3強対決と称されるほどの時計的価値は見受けられず。妙味も無いなら上昇度に期待するのも得策では無く消し。 |
カタス氏の見解 |
Exly氏の見解 |
夢を買っても良いじゃない、GTだもの。 と、シェーンヴァルト本命にしました。 ロジユニの不安要素はただの1点のみ。高速馬場への対応が出来るか。今の中山はかなり時計が出易い馬場になっており、このメンツが実力を発揮できるなら59秒をきってくることは十分可能だと見ている。しかし、展開面はスローになる可能性が非常に高く、これなら瞬発力はあるが、絶対スピードを見せていないロジに付け入る隙は十分にあるということだ。ロジが自らハナに立っていくと言う競馬は外枠なら良かったが、油断するとすぐ包まれる最内枠では決めていかないとハナには立てないだろう。そうなれば大名マークの団子で直線のキレ勝負になることだって余裕でありうるわけで。しかしそれ以外には全くといっていいほど死角は無い。 逆にリーチザクラウンはこれほど最高の枠は無いだろうという大外枠。これなら見ながら競馬出来るし、抑えが利かなければ行ってしまえば良い。無理に抑えるレースは出来ないが、無理にではなく折り合える競馬は出来る枠。そのあたりは武豊の判断になってしまうが、ノリよりは相当楽な立場であることは間違いない。加えてあれほど糞競馬をしながら時計面では1600万下レベルに相当する内容。普通にスムーズに競馬出来ればロジ対抗の一番手に推されるのも無理は無い。 この2頭を敢えて追いやって本命シェーンヴァルトにしたからにはそれなりの理由を説明せねばなるまい。 まず1つ目、純粋にこの馬は強い。個人的にレース分析をした結果、朝日杯は思っているほどレースレベルは低くない。時計内容も古馬と比較して遜色ないレベルである。もう一つは、今年のクラシック戦線で一番の時計内容といえる共同通信杯での内容だ。同日同条件で1600万下クラスのレースよりも明らかに上回っている内容なのである。そしてその共同通信杯組はこの馬しか出ていない。当時東京の芝は当然外差が利きにくい馬場だったし、その外を通っての5着なら上々と言える。 次に適正面。共同通信杯は大外を通って敗れたのもあるが、1分前後のペースで東京だと前が止まらない。デイリー杯で快勝した際は、ラスト2Fが12秒を切らない消耗戦だった。つまりジャンポケ産駒らしく前が止まらない東京は不向きであると言うことは間違いない。この馬の武器はデイリー杯でも見せたように、ハイペースを追走できるだけのスピードは持ち合わせていると言うこと。中団からの差し切りが持ち味で、共同通信杯は展開が読めない内田の糞騎乗で片付けても構わない。朝日杯FSはそれなりの内容を示しているが、本来はジャンポケ×エリシオなんでマイラーではなく普通にクラシックを意識できる配合。中山の2000mならこの追走力は武器になる。 最後に鞍上。北村友一はいずれでかいところを取れる。それくらいのセンスは持っている。特に仕掛け所と積極さは神がかっていて、GTの大舞台でもロス無く乗ろうとしてくれる(宮記念ではそれで審議対象になったが・・・)思い切りが良く、無意味に後ろから乗らない、ロスを少なくしようとする。こういう騎手は中山向き。武はロジが気になるが故に、マイペースの逃げは難しい。ロジはリーチが気になる上に、囲まれてしまう今回はスッとは動けない。後方の馬はロジが動くのを待つ。人気薄で気楽なこの馬でなら積極的に動けるだろう。期待している。 以上、買える要素。買えない要素もまああるがそれはいちいち言う必要もあるまい。前日単勝オッズが125.5倍。GU馬を侮る無かれ。 対抗はリーチザクラウン。きさらぎ賞の悪い内容、高速馬場への対応力からはロジより不安要素がないし、地力を考えればラジニケの前後は十分逆になる。ベスト条件はダービーだろうが、スピード絶対値はこの馬が一番上。 単穴にベストメンバー。この時期の内回り阪神2000mでこの時計ならなかなかのもの。また、中山2000の持ち時計も優秀で、単純に底を見せていない。きさらぎ賞は確実にスローに泣かされた形。ここは油断禁物。 連下ロジユニヴァース。まあ2着は外すまい。 3ヒモサトノロマネ。前走の時計内容は優秀で、距離不安でびびることが無さそうな北村なら単騎逃げの形になるかもしれないし、面白い一頭。 スプリングSは時計内容共に平凡。時計が遅い場合は上がりが重要になるが、各馬平凡と言わざるを得ない。スプリングS組が皐月賞で来るときは、ペースが重要で、スローだと本番には繋がらない。 セイウンワンダーは消すのはためらったが、ロベルト系はそう簡単には立て直せない馬が多いので、しばらく眠っている可能性が高い。 |
ロジユニヴァースを中心視する。結局のところ、まだ負けていないのは事実であるし、その勝ちっぷりもよかった。本質的には中距離馬なのではないかと思っているが、それならば2000mは適距離。スローで流れると仮定して、前々につけて4角から進出するパターンに持ち込めば他馬はノーチャンスなのではないか。事程左様に強い馬である。 リーチザクラウンは昨年暮れのラジオNIKKEI杯でロジユニヴァースに敗れている。しかも4馬身差という差がつけられてのものであった。しかし、こときさらぎ賞での勝ちっぷりを見るに、まだロジユニヴァースへの挑戦者としての資格は十分に有していると見る。後は鞍上が何を考えるか。ロジユニヴァースがハナを切ろうとした時に、それを叩いてでも行くか、あるいは控えるのか… アンライバルドはスプリングSを快勝してここへ向かってきた。フサイチコンコルド(とボーンキング)の下という良血馬であるが、伸び脚の良さは兄を彷彿とさせる。ロジユニヴァース、リーチザクラウンとの初対決になるが、少なくとも勝っても何らおかしくはないだけの実力はある。 順当に行けばこの3頭の対決になろうが、こと、2着か3着には他の馬が割り込んでくる可能性はありそうである。というわけでいろいろな馬に印を打っているが、特に注目したいのは未だ大崩れなしのフィフスペトル、2歳チャンプのセイウンワンダー、良血馬トライアンフマーチの3頭。 セイウンワンダーは父同様、東京より中山に向いていると見る。馬体がきちんと作れているということが条件になるが、3頭の間に割って入る可能性もあるだろう。 |
UZU氏の見解 |
k氏の見解 |
ここ数年混戦が枕詞の様になっていた皐月賞ですが、今年は3強対決と言われていますね。 それ以外の馬も見所のある馬が多く、個人的には抜けた3強の対決だった98年 より、01年に近い雰囲気かなと思っています。 ◎はロジユニヴァース。前走も危なげなく逃げ切り。仕掛けてからの反応も 良く、改めてレースセンスの高さを感じました。いかにも荒削りといった リーリザクラウンに対し、この点は大きなアドバンテージと感じます。 展開面では前に行く馬が揃っており、淀みのないペースで流れる事が予想されますが、ラジオNIKKEIを見る限り この馬にとってはこの展開もプラス材料と思われます。 上記展開となると、切れ味が身上の馬は無駄に脚を使わされてグダグダになりそう。 ということで対抗以下も前で我慢出来そうな馬を評価します。 ○はリーチザクラウン。大外枠ですが、思い切って前に行く条件が整った感じで、 この馬にとってはむしろプラスでしょう。 能力は前走で証明済み。気性面の問題もあり、パフォーマンスにムラがある 点が◎との差です。 この2頭を中心視しましたが、3着争いは伏兵のつけいる隙有り。 半年の休養明けでいきなり弥生賞2着まで来たミッキーペトラ、前走はがっかり 競馬でしたがこれで前に行くしか無くなったアーリーロブスト、そのアーリーロブストに 敗れはしたものの並んでしぶとく伸びるナカヤマフェスタまでとします。 |
ロジ、アンライバルドを◎に据えてもつまらないので こういう印に。とは言うもののフィフスペトルも相当強い。 距離不安が囁かれてるけど血統だけ見たら絶対2400mでも持つ。 馬体は確かにマイラーっぽいけど中山2000mはマイラーでも 十分通用する舞台なので問題ない。 ローテも好感が持てるし鞍上も三浦(前走は武豊)→安藤勝は 大幅強化。今回は前に行く馬も揃っているので澱みないペースは 差し脚質のこの馬にはうってつけ。大仕事をやってのける可能性は 大いにある。 対抗にアンライバルド。京都2歳Sだけが不可解。 確かイレ込んでたかな?前走でもチャカチャカうるさいところを 見せていたし気性に難がある。それでも前走で見せた爆発力は非凡。 むしろこの馬はダービー向きな気がするけどダービーで好勝負なら ここでも無様な競馬はすまい。 リーチザクラウンは追い切りの時計が抜群。 DW6F80秒を切る馬はそれだけで買える。 (これは僕の経験則です何の根拠もありません。) 大外枠はかなり痛い。やっぱり下げて競馬するんだろうか。 行ききれば勝機が見えるが・・・ ロジユニヴァースも極端な最内枠。スタートで万が一ミスが起これば 終始内に包まれ終了なんてことも起こりかねない。 まぁそんな仮定の話は置いておいても、ロジユニヴァースは 言われているほど抜けているとは思えない。 前走は相手が低レベルすぎて論外。札幌2歳Sも今から見れば同じ事が 言える。そこでラジオNIKKEI2歳S。 ここでは逃げたリーチザクラウンを番手から直線楽々捉え て0.7差完勝。ロジの力を確認するのにコレだけで十分な気もするが この時の阪神は前に行かないとお話にならなかった極重馬場。 それで負けたリーチザクラウンはだらしがなかったが、 次走のきさらぎ賞でキッチリ巻き返したところを見ると馬場が 合わなかったとも取れる。逆にロジはパワー型の馬場へは適正を 見せているが軽い芝への対応は未知数、また早い時計もない。 重箱の隅をつつくような不安要素かもしれないが、 ここまで抜けた人気になる程でもないと思うのは僕だけだろうか。 |
みるこ氏の見解 |
杉本氏の見解 |
枠順が大きく左右する皐月賞。 ロジユニヴァースで軸は決まった。 1枠1番は最悪という声も聞かれるがそうは思わない。 過去人気を背負って最内で負けた馬は差し、追い込み馬ばかりだし、ロジはテンの速さでもメンバー上位であり1コーナーまでに包まれない位置を確保する事は容易に出来る。 中山の全体時計がやや速くなっているが先週と比較すればかなり落ち着いた。 2分を切るかどうかの攻防ならまず問題無しでしょう。 ライバルの2頭。 アンライバルドはこの枠で乗り方の選択肢が無さそう。 個人的には内枠を引いて道中内で我慢して3,4コーナー上手く捌けてやっと勝ち負けと思っていたのでこの枠で喜んでいる陣営がちょっとわからんのです。 ここで勝とうと思えば道中外を回らされるような乗り方ではまず消える。その点で極端な追い込み馬や逃げ馬がいない今年は出たなりの位置では1コーナーで大きく外を回らされるハメになるはずで、これではまず届かない。 かと行って内に潜り込もうと下げてしまえばその時点で中山では勝ちは無し。 結局前回同様に出していくしか無い、出していくとスタンドの大歓声もあり前走以上に折り合いを欠く心配もある。 あとスプリングSも若駒Sも終い2ハロンが極端に速くなるようなレース。稽古を見たけど体全体を使うというよりピッチの効いた手先での走り。 4コーナーを周りながらの加速と合わせても短い直線で活きるタイプか?。ややパワータイプにシフトしたドリームジャーニーのイメージだと勝手に捉えているのだが。 京都2歳Sで折り合いを欠いたにしても伸びそうで伸びきれなかった内容からもますます皐月賞向きでは無い気がしてくる。春は無冠。もしこれが勝ったら恥ずかしいのでバックナンバーから消してもらおう。 リーチザクラウンはこの枠で腹を括る事が出来る。皐月を狙うのか皐月を捨てるのかの2択。過去「ダービーの為」といって皐月賞で外枠を引いたら問答無用で下げてきた武が鞍上だけに…。とまぁそれはさておきこの馬トップスピードの違いで逃げる競馬が続いているが逃げようとして逃げる競馬になった事は無いはず。スタートしてスピードに乗ってきたらスピードが違いすぎてハナにたっているだけであって中山の1コーナーまでに馬なりで先頭に立てるかと言われると何ともわからない。 ラジオN杯が最速で35,9の逃げだからコーナー考えると行きたいと思えば軽く出していく必要がある気がする。そのような「逃げちゃいました(谷口)」な 競馬しかしていない馬で「逃げようとして逃げる」競馬をダービーを狙ってる馬でするだろうかって思うと案外ポシャる可能性もあるのでは無いかと勘繰るのであった。。まぁ飛びの大きな馬、スピードに乗ってしまえば一番速いだろうからこの枠だと大きくは負けないんだろうけどね。 景気の良い逃げ宣言が聞こえてこないアーリーロブスト、舐めとんか。前走はここへの布石じゃなかったのか。くそ〜。逃げないならヒモまでだよ。 リクエストソングはここ2走の競馬が気にいらないが本来もう少し前目に付ける競馬も可能。勝負処で前に壁が出来外からアンライバルドに捲くられた挙句に外に持ち出す最低の競馬さえ無ければ1コーナーまでの距離が長い分今度は内枠がプラスに転じていいはずだ。この馬はアンライバルドと逆で2ハロンに凝縮された上がりの競馬より本チャンの時計が合うんじゃないか。強気の後藤よ戻ってこい。 ハナに行くというだけで皐月フラグが立つサトノロマネは当然マーク。 トライアンフマーチも稽古内容がグングン良化、さすが血統馬という所。 内に潜って幸四郎の前が奇跡的に開けば面白いか。 ナカヤマフェスタはギリギリ7番枠で3着に引っ掛ける。出遅れたら罵声浴びせてやる。 セイウンワンダー20キロ減くらいで内枠引いたら買えたんだけどこの枠で下げる競馬するなら一銭もいらんのじゃないかな。 |
今度は長男が熱発。 申し訳ない。。。 |
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