8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 枠番 | ||||||
14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 馬番 |
ト │ ホ ウ ア ラ ン |
ア ル コ セ ニ ョ │ ラ |
テ イ エ ム プ リ キ ュ ア |
メ イ シ ョ ウ ク オ リ ア |
マ イ ネ ル キ ッ ツ |
ハ ギ ノ ジ ョ イ フ ル |
ジ ャ ガ │ メ イ ル |
モ ン テ ク リ ス エ ス |
キ ン グ ト ッ プ ガ ン |
ク ィ │ ン ス プ マ ン テ |
コ ス モ プ ラ チ ナ |
ス マ │ ト ギ ア |
オ ウ ケ ン ブ ル │ ス リ |
ト │ セ ン キ ャ プ テ ン |
馬名 |
牡6 | 牝5 | 牝6 | 牡4 | 牡6 | せん5 | 牡5 | 牡4 | 牡6 | 牝5 | 牝6 | 牡4 | 牡4 | 牡5 | 性齢 |
鮫島 良太 |
藤田 伸二 |
荻野 琢真 |
武 幸四郎 |
松岡 正海 |
幸 英明 |
石橋 脩 |
安藤 勝己 |
秋山 真一郎 |
田中 博康 |
和田 竜二 |
福永 祐一 |
内田 博幸 |
四位 洋文 |
騎手 |
58.0 | 55.0 | 56.0 | 57.0 | 59.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 55.0 | 55.0 | 57.0 | 59.0 | 57.0 | 重量 |
▲ | ★ | ◎ | ○ | KD | ||||||||||
◎ | X | ○ | △ | ▲ | UZU | |||||||||
▲ | ○ | △ | ◎ | △ | ワルサ | |||||||||
◎ | ○ | △ | ▲ | X | k | |||||||||
X | ◎ | X | ○ | みるこ | ||||||||||
▲ | ★ | ◎ | △ | △ | ○ | △ | Exly | |||||||
◎ | △ | ▲ | ○ | △ | △ | ドラ男 | ||||||||
X | ○ | ◎ | X | △ | カタス |
単勝 | 2 | 490円 | 3番人気 | 馬連 | 2-3 | 1,810円 | 7番人気 | 馬単 | 2-3 | 3,180円 | 13番人気 |
複勝 | 2 3 1 |
220円 220円 530円 |
4番人気 3番人気 7番人気 |
ワイド | 2-3 1-2 1-3 |
700円 1,850円 1,760円 |
7番人気 20番人気 18番人気 |
3連複 | 1-2-3 | 8,780円 | 28番人気 |
3連単 | 2-3-1 | 43,670円 | 128番人気 | ||||||||
枠連 | 2-3 | 1,560円 | 7番人気 |
KD氏 | 3連複F ◎−○−▲.★ 馬連F ◎−○ 3連単F ◎→○→▲.★ | 計 5点 |
---|---|---|
UZU氏 | 馬連F ◎−○.▲.△.× 馬連F ○−▲.△ | 計 6点 |
ワルサ氏 | 馬連F ◎−○.▲.△ | 計 4点 |
k氏 | 3連単F ◎.○→◎.○.▲.△→◎.○.▲.△.× | 計 18点 |
みるこ氏 | 3連単F ◎→○→× | 計 2点 |
Exly氏 | 3連複F ◎−○.▲.★−○.▲.△.★ | 計 12点 |
ドラ男氏 | 馬連F ◎−○.▲.△ 3連単F ◎→○.▲→○.▲.△ | 計 13点 |
カタス氏 | 3連単F ◎.○→◎.○.△→◎.○.△.× | 計 12点 |
KD氏の見解 |
UZU氏の見解 |
天皇賞馬マイネルキッツに期待。 59キロがどうかだが、それさえこなせれば大丈夫。 天皇賞を勝つ前はどこへいってもそれなりに力を出してたので大崩はないと思いたい。 あとは長距離実績を買ってジャガーメイルとトーホウアラン。 大穴で距離延長+藤田での一発狙いでアルコセニョーラ。 平坦京都なら末脚が炸裂しても不思議はない。 |
毎日王冠や京都大賞典の時期になってくると、秋本番!って感じですね。 今週から急に涼しくなりましたし。 さて、京都大賞典ですが開幕週である事や逃げてこその馬が居る事からも 淀みのないペースとなりそう。 上がり勝負にはならないと判断し、ステイヤーらしいステイヤーを 上位にとります。 ◎は天皇賞馬マイネルキッツ。 上記の流れになると予想した場合、宝塚記念での負けは無視しても よいのではと考えます。その宝塚記念も決して大敗はしておらず、 前走だけで天皇賞勝ちをまぐれと見限るのは早計。 ○はジャガーメイル。 この馬も長距離戦での安定感は大したもの。 まだ底を見せていない事もあり、圧勝まであると見ますが、今回は 早い上がりは必要なさそうという事を考えればマイネルの方に分があると 判断しました。 以下、仕切り直しでもう一度評価のオウケンブルースリ、得意の条件(になるはず) に戻ってのモンテクリスエス、舞台変わって一変の余地を残すハギノジョイフル まで。 とにかく、近走条件が合わず敗退した馬の巻き返しに注目です。 |
ワルサ氏の見解 |
k氏の見解 |
展開面が大きなカギを握りそう。フロック逃げタイプの牝馬が三頭もおり、どの馬も自分でペースを握りたいところ。真っ向からやり合えば京都大賞典らしからぬ、縦長の馬群が構成され、出入りの激しい昨年菊花賞や今年の天皇賞(春)のような競馬が期待できる。しかしそれを決めるのは、能力的にはほぼノーチャンスの馬たちで、人気馬の中で先行争いを監視する立場の馬がまったくいない。5.クィーンスプマンテは前回荻野琢磨騎手の腕によって勝ったもので、その荻野騎手は日経新春杯を逃げ切った12.テイエムプリキュアに騎乗する。繋がりがある以上カルテルの可能性は否定できず、ちょっと危うさを感じる。 根本的なところにリスクを抱えているので難しさがあるけど、展開がまともに推移してくれれば面白そうなレースが期待できる。瞬発力が求められない、長距離らしいタフなレースが開幕週でも見られそうだ。こういう競馬ではなかなか争われないのだが、近年の長距離G1は前記のとおり、タフなレースとなっている。2400mではあるけれどこの実績を評価したい。 ◎2.オウケンブルースリ 菊花賞は補欠から主役に繰り上がった形の一番人気でレースを迎えたが、その支持に応える4角で大外から豪快に並べかけ、直線でもしぶとく伸びを見せるこれぞ1番人気という豪快な競馬で勝利を飾った。時計面には現れてこない能力ではあるが、ここ1戦に関しては強気になれる実績と言えるだろう。G1戦線に復帰するためには勝ち負けが絶対条件で、休み明けでも勝負駆けの1戦で本気度は一番だ。 ○10.マイネルキッツ 天皇賞は前が入れ替わる展開ではあったけど、時計面でもなかなかのレベルが出た。インにこだわった騎乗が勝利を呼び込んだ面はあるけど、タフな決着に関しては実績上位。外目の枠でもある程度進路を選べるコースなら、得意のイン攻めの可能性もありそうだ。 ▲14.トーホウアラン 例年の京都大賞典ならこの馬が本命だったろう。昨年の勝利実績や中距離での能力はここに入っても1番だった。朝日CCを叩かれ上昇が見込め、得意京都コースなら他馬にアドバンテージがある展開でも格好はつけてくれる。 △8.ジャガーメイル 器用さに疑問があり、目黒記念はそれを克服できたと言えるのか疑問が残る。距離経験や香港実績はさすがだけど、1番人気というのはちょっと意外。抑えに甘んじてもらう。 △1.トーセンキャプテン チグハグな競馬が続くけど、ある程度形になれば大きな差は無いはず。最内枠でインベタから一発はある。 7.モンテクリスエスが一番タフな決着が好きそうなんだけど、特殊性が強すぎる。もう少しでシーズン開幕する、本当のステイヤーレースで狙っていきたい。3.スマートギアは菊花賞4着の実績があるが、その後は暴力的な追い込みに賭けており、今日のレース向きではまったく無い。なぜか人気だし蹴っておく。 |
昨日の京都は開幕週らしく前有利の様相。内周りであれ、外回りであれ、4角で先団には取り付いておきたい。 ◎トーホアラン。昨年の覇者が一度叩いて体勢万全。大外が少し嫌な感じだが得意の京都、外回りのこの距離ならそう神経質にならないでいいか?鮫島であることも少し不安要素ではある。 ○ジャガーメイル。昨秋からの充実度は目を見張る。【5313】の全成績で馬券外にとんだのは中山の2走と今年の春天ので5着に食い込んだもの。父ジャングルポケットらしく広々としたコースがあうのだろう、今だ重賞未勝利だがこの条件の別定GUなら突き抜けてもおかしくない。 ▲オウケンブルースリ。春は大目標天皇賞を前にリタイヤ。たしかに阪神大賞典は酷な馬場だった。半年の休養明けで59kはなかなか厳しいが、普通に仕上がっていればここに出走しているメンバーに遅れをとるような馬ではない。要パドック確認。 後は後方一気の脚質を嫌ったが2着は微妙も3着は十分ありえるスマートギアを連下、穴でトーセンキャプテンを拾う。 |
みるこ氏の見解 |
ドラ男氏の見解 |
59背負ってステイヤーを買うのもあれだしそれならまだ瞬発力で勝るオウケンの方がマシかなぁと思ってみたり。 かといって鮫島が年に重賞3勝?とかスマートギアがこんなとこで?とか迷いすぎて積極的な買い理由が中々見つからなかったのが正直な所。 で最終的に石橋って重賞勝ってないのに淀の長丁場で軸なの?という心の声を無視する事にしました。 |
昨年の優勝馬トーホウアランが最有力。 休養明けを1度叩き、むしろここが最大の目標ではないのかとすら思える万全の態勢で挑む。 不安材料は鞍上だけだが、馬券圏内から消えることは無いと踏む。 相手は同じく1度叩いた組からモンテクリスエス。 体調上向き、コース変わり歓迎と条件が大きく好転した。 この程度のメンバーなら上位に食い込める。 後は実力は十分のジャガーメイル、京都得意のトーセンキャプテン、力は足りそうなスマートギア、天皇賞馬マイネルキッツまで。 オウケンブルースリは春のレースもチグハグだったし、腰が悪くて休んでいたので1回様子見。 調教はしっかりやっているようなので問題は無いのかも知れないが、こういう馬は買わないのがスタンスなので。 |
カタス氏の見解 |
|
俺の中ではこっちがメインレース。美味しい馬券が転がってそうだ。 本命はマイネルキッツ。例によってフロック視で人気が無いが、仮に天皇賞を勝ってなければもう少し人気していたような馬なのだが。この馬は決してスピードが足りない馬じゃない。本質的にはステイヤーではあるが、新潟の2000を好時計で上がり34.4と極端な上がり競馬にさえならなければ、普通に能力上位。まして得意の直線平坦にしぶとさを活かせる京都の下り坂。条件は最高に整っていると言うのに人気が無い。むしろキッツはここで買わないとしばらく買えない。 対抗にアルコセニョーラ。この馬も直線平坦しぶとさを前面に活かすタイプ。前走は切れ負け。前々走はスローと明らかな敗因がある。距離自体は未経験ではあるが、タイプ的にも問題ないと思うし長くいい脚を必要とされる京都の外回りなら通用するだろう。相手もかなり見劣るし。 連下にトーセンキャプテン。札幌記念はコーナーワークもあったがジャンポケらしくコーナーが緩いコースで持ち味の長くいい脚を使えたと言うところ。前走は高速馬場で自分の競馬じゃなかったし屋根が重かった。この相手なら、そこそこ好走できそうで。 |
8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 枠番 | |||
11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 馬番 |
ナ ム ラ ク レ セ ン ト |
サ ン ラ イ ズ マ ッ ク ス |
ダ イ シ ン プ ラ ン |
メ テ オ バ │ ス ト |
ス マ イ ル ジ ャ ッ ク |
ウ オ ッ カ |
ヤ マ ニ ン キ ン グ リ │ |
カ ン パ ニ │ |
ハ イ ア │ ゲ │ ム |
ア ド マ イ ヤ フ ジ |
マ ッ ハ ヴ ェ ロ シ テ ィ |
馬名 |
牡4 | 牡5 | 牡4 | 牡8 | 牡4 | 牝5 | 牡4 | 牡8 | 牡8 | 牡7 | 牡3 | 性齢 |
小牧 太 |
岩田 康誠 |
藤岡 佑介 |
後藤 浩輝 |
三浦 皇成 |
武 豊 |
柴山 雄一 |
横山 典弘 |
木幡 初広 |
川田 将雅 |
柴田 善臣 |
騎手 |
57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 58.0 | 58.0 | 57.0 | 57.0 | 55.0 | 重量 |
▲ | ○ | ◎ | KD | ||||||||
○ | ◎ | ▲ | UZU | ||||||||
○ | ◎ | △ | ▲ | △ | ワルサ | ||||||
▲ | X | ◎ | ○ | △ | k | ||||||
X | △ | ◎ | ○ | X | みるこ | ||||||
△ | X | △ | ◎ | ▲ | ○ | △ | ★ | Exly | |||
△ | △ | △ | ◎ | ○ | ドラ男 | ||||||
△ | X | ○ | X | ◎ | カタス |
単勝 | 4 | 1,180円 | 4番人気 | 馬連 | 4-6 | 460円 | 3番人気 | 馬単 | 4-6 | 1,890円 | 8番人気 |
複勝 | 4 6 3 |
200円 110円 1,190円 |
2番人気 1番人気 10番人気 |
ワイド | 4-6 3-4 3-6 |
220円 4,840円 1,570円 |
1番人気 31番人気 18番人気 |
3連複 | 3-4-6 | 9,890円 | 23番人気 |
3連単 | 4-6-3 | 56,680円 | 114番人気 | ||||||||
枠連 | 4-6 | 450円 | 3番人気 |
KD氏 | 単勝 ◎ 3連複 ◎−○−▲ 3連単F ◎→○.▲→○.▲ ワイド ◎−▲ | 計 5点 |
---|---|---|
UZU氏 | 馬単F ◎→○.▲ 馬単F ○→◎ | 計 3点 |
ワルサ氏 | 3連単F ◎→○.▲→○.▲.△ | 計 6点 |
k氏 | 3連単F ◎→○.▲.△→○.▲.△.× 3連単F ○.▲→◎→○.▲.△.× | 計 15点 |
みるこ氏 | 3連単F ◎→○.△→○.△.× | 計 6点 |
Exly氏 | 3連複F ◎−○.▲−○.▲.△.×.★ 複勝 ★ | 計 12点 |
ドラ男氏 | 3連単F ◎.○→◎.○→△ 3連単F ◎→△→○ 3連単F ◎→△→△ | 計 15点 |
カタス氏 | 3連単F ◎.○→◎.○.△→◎.○.△.× | 計 12点 |
KD氏の見解 |
UZU氏の見解 |
◎カンパニー。 東京コースで結果は出ていないが、苦手というほど悪い結果が出ているわけでもない。 今回は小頭数で前に行く馬もあまりいなさそうなので、内の方からすんなり先手が取れれば。 スローで前につけて瞬発力比べなら勝算もあると思う。 総合力では負けるが瞬発力なら負けてはいない。 ○ウオッカ。 まあはずせない感じ。 去年2着の例もあるので同じ轍さえ踏まなければ。 あと休み明けにいいイメージがあまりないのでどこまで力を出せるのか。 ▲ダイシンプラン。 後ろにいては勝てないので先行馬ということで、アドマイヤフジと迷ったけどこちらを取った。 先行できる脚と1800Mの相性の良さをかって狙ってみる。 ウオッカをはずせず点数を増やせないのでこの辺まで。 |
◎はウオッカ。 東京への適正は言わずもがなで、昨年よりも楽なメンバー構成では人気でも 仕方なしです。 最近はトライアルでも実績馬がコロッと負ける事が多いので、是非ウオッカには 強い競馬を期待したいと思います。 1倍台の人気なので、相手は絞って。 ○はサンライズマックス。 元々1800mへの実績豊富で、今年は大阪杯0.8秒差、天皇賞0.3秒差と 着実に力を付けている印象。 昨年よりも好成績が見込めます。 ▲にヤマニンキングリー。 前走はこの馬の競馬が強かったというよりもブエナビスタが自爆した印象が 強いのですが、元々堅実なタイプなのに加えて小倉の1800mで○と接戦を 演じており、無印にする訳にはいかないかなと思いました。 |
ワルサ氏の見解 |
k氏の見解 |
昨年の天皇賞(秋)は競馬史に残る素晴らしいレースだった。僕は今まで見た中で一番のレースだと感じている。その理由はライバル同士の大接戦決着というのもあるけど、ウオッカが勝ち、ダイワスカーレットが負けた事も大きいと思う。戦前までは「能力のウオッカ」「実績のダイワスカーレット」といった評価だったと個人的には思う。能力派と実績派というのは基本的に相容れない存在だ。最近は柔軟(衰えかw)になり、王道路線を最後まで戦い抜き完全燃焼したテイエムオペラオーの凄さを認められるようになってきたが、やはりサイレンスズカの方が強いという考えは変わらない。そもそも「強い」や「凄い」に統一された定義が無い以上、誰の意見も正しく尊重されるけれど、それじゃ馬券は成り立たない。一人一人に理想があって、それを戦わせるのが馬券であり、認め合わない事が賭けを成立させている。 そんな大原則を壊したのが天皇賞(秋)だった。ダイワスカーレットはスタートから果敢にハナを奪い、中間ラップも緩めず今まで無い、上手さを捨てた最強の走りをした。実力のウオッカに真正面から受けて立つ競馬をしてくれた。それに応えウオッカも末脚を繰り出し、すべての力を出した。勝敗を分けた2cmの差に能力的な意味はまったく無い。ただ敗れても能力を示したダイワスカーレット、常にベストを心がける大切さを知ったウオッカ。お互いの、そしてお互いのファンのアイデンティティが、2cmが分けた結果で上手に交換できた。ただのマッチレースに留まらず、認めあえたからこそ他に見ない素晴らしい勝負だった。(そして必ずしもダイワスカーレットがそうしたかったからでは無く、トーセンキャプテンという存在がいて、美談とも言い切れない裏側があるのも良いスパイスになっている) ダイワスカーレットは引退し、ウオッカはベストを尽くす大切さをしっかり受け継ぎ、今年ヴィクトリアマイル→安田記念と、王者に相応しい競馬を見せてくれた。今秋は本格化してくるであろうディープスカイを迎え撃つのが最大のテーマだったが、ディープスカイは故障により引退してしまい、目標というものが見えにくくなっている。毎日王冠もまずまずの対戦相手は出てきたが、今のウオッカを脅かすのは難しい。ファンとしてウオッカに何を求めて良いのやらずいぶんと困った。ライバルがいないのは不幸なことである。 毎日王冠は天皇賞→JCの叩き台と位置付けなのは疑う余地は無い。東京1800mは非根幹距離でありながら、極限のスピードとスタミナを争うには、枠順差が強い本番の天皇賞よりもうってつけである。歴史も98年の3強対決、94年のレコード決着、本気で争った時は歴代最強クラスの競馬になっている。 昨年は誰も行かないので、1番手と形容される形の逃げになったウオッカ。結果負けてしまっただけに、この騎乗が良かったのかは今でも意見が分かれるところだが、自分としては理想の競馬だった。この時に積極性が後の好結果に結びついてると思う。今年もメンバー構成を見ると逃げ馬不在で、ひょっとすると昨年のような競馬が期待できるのではないか。G1タイトルはたくさん取った。ライバルはいない。今日の毎日王冠に限っては歴史に挑戦してもらいたい。サクラバクシンオー、サイレンススズカといった最強クラスが果敢に逃げた舞台。完成されたウオッカがどこまでの力があるのか、牝馬相手では無い牡馬相手でもぶっちぎりの競馬を「能力のウオッカ」を見たい。◎6.ウオッカ リアル馬券は単勝だけ買います。 買わなくてもヒモもきっちり。 ○10.サンライズマックス 重賞3勝の中でも1800mのエプソムCと小倉大賞典の内容が光る。昨年エプソムCはヒカルオオゾラを捕らえきる末脚を見せ、今年の小倉大賞典は好時計決着を制している。天皇賞(春)でもインを立ち回りタフな決着での4着と、能力の幅広さも見受けられる。時々敗因不明の大凡走をやらかすのは玉に瑕も、なぜか人気が薄い状況はありがたい。少頭数で位置取りがマイナスにならず得意条件で走れるなら相手筆頭。 ▲4.カンパニー 京阪杯や関谷記念のようにハマった時の破壊力は抜群。しかし安田記念で大外から奇跡の失速を見せたように、もうどう乗れば当時の破壊力が蘇るのかさっぱり分からない。全力出せればウオッカも危うくなるシーンもあるのだがウーン。昨年も5着と微妙だけど、G2なら相手なりの競馬も抑えられる実績もあり評価したい。 昨年3着実績で中山金杯も制した△2.アドマイヤフジ。ブエナビスタを倒したという実績が買われすぎているので評価を下げたが、連続連対の安定性は本物△5.ヤマニンキングリーまで。 新潟の鮮やかな追い込みが無駄に人気を集めている7.スマイルジャック。能力的には一枚下の存在で、ここではやや壁が見える。順当に消し。前回阪神開催は1800mで超速時計が乱発し、西宮Sで1.44.8で勝った11.ナムラクレセント。あまりにも過去の例から逸脱してるために、レベルの把握が難しくなっているけれど、前日のローズS1.44.7や、翌週1000万1:45.0(1着馬は強かったが)と比べれば平凡なレベルにも見える。中身が怪しく人気になっているのなら消しとする。 |
軸はウオッカで間違いない。問題は1着か2着か。ウオッカを負かすとすれば実力、実績的にカンパニー、アドマイヤフジ辺りしか見当たらない。○はカンパニーとして▲にはアドマイヤフジでなく新星ナムラクレセントを推したい。スローでもミドルでも繰り出せるナムラクレセントの差し足は本物。昨年のスーパーホーネットの再現だ。 連下にアドマイヤフジ、関屋記念は鮮やかもここでは一枚落ちるように見えるスマイルジャックは3着まで。 |
みるこ氏の見解 |
ドラ男氏の見解 |
府中の芝はほぼイーブン。当たりが遠のく公平な馬場。 ともかくガチンコ勝負ならウオッカだろう。が現実に昨年取りこぼしたレースであるようにスローペースで各馬の能力はグッと凝縮、位置取りも重要になってくる。 まず真っ先にスローペースで切れそうなのがヤマニンキングリー。上位馬の中で一番切れに不安があるのがキングリーか、柴山がペースを破って自分から動く競馬なんかするとも思えずここは伸びずバテずで4着5着争いと見た。 ナムラクレセントは外からガチで来るほど力が現状あるとは思えない、人気するならバッサリと。 残りは内から、アドマイヤ、カンパニー、スマイルジャック、サンライズ。 年寄りアドマイヤとサンライズマックスは一枚落ちるし3着まで |
このメンバーならウオッカが好きじゃない自分でもさすがに本命にするしかない。 実力とコース適性についてはもはや語るまでも無いし。 しかし少しだけ色気を出してヤマニンキングリーに期待してみる。 今年は様々なコースを転戦して結果を出してきている。 これは地力強化の表れだろうし、今までの内容を見ていると府中の1800は合いそうな気もする。 減った体重がどうなっているかがかなり不安だったのであまり強くは買えないが。 紐にはスマイルジャック・サンライズマックス・ナムラクレセントの3頭。 スマイルジャックは頭数が少なければ三浦でも捌けると思うのでメンバー的に連までは届きそう。 サンライズマックスは鉄砲もそんなに苦にしないし、条件的にはバッチリ。 ナムラクレセントは菊3着があるけど本質的にはこれくらいの距離向きだろう。 夏にいい内容で勝っていたし、これくらいのメンバーなら足りる。 カンパニーは東京では4着5着が異常に多い。 『東京で出走したレースはほとんどG1やG2だったので相手が強かっただけ、適性が無いわけではない』 と思っていたが毎度毎度同じような内容で馬券圏内に届かないので、やはり適性が無いのだろうと思い直した。 今回も多分4着が5着なのだろう。 |
カタス氏の見解 |
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ウオッカは緩いペースだと実力を発揮できない。前哨戦向きの馬では無いのは非根幹距離での勝利が無いことからもうかがえる。ただ、ある程度前で競馬ができるうえに、決め手で最上位の馬なので余程のことが無い限り連は外さないだろうが、勝つまで?と言われると期待値的には微妙な気がする。 ウオッカを破る可能性があるのはアドマイヤフジ。ウオッカよりもしぶとさはある馬で、勝つ競馬をするにはやはりハナを奪う必要がある。大逃げとまでは行かないまでも、直線でウオッカを4〜5馬身離しておけば面白い。 連下にサンライズマックス。岩田じゃなければ本命にしたが、岩田がウオッカを負かそうと捻った競馬をするとは思えない。普通にウオッカのけつをまわってきて切れ負け終了な悪寒。 あまり語らずにレース見ることにします。 |
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