8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 枠番 |
8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 馬番 |
ビ │ ト ブ ラ ッ ク |
ロ │ ズ キ ン グ ダ ム |
マ イ ネ ル キ ッ ツ |
ネ コ パ ン チ |
オ ウ ケ ン ブ ル │ ス リ |
ジ ャ ガ │ メ イ ル |
ナ ム ラ マ │ ス |
フ ォ ゲ ッ タ ブ ル |
馬名 |
牡4 | 牡4 | 牡8 | 牡5 | 牡6 | 牡7 | 牡7 | 牡5 | 性齢 |
安藤 勝己 |
後藤 浩輝 |
松岡 正海 |
池添 謙一 |
浜中 俊 |
四位 洋文 |
幸 英明 |
N.ピンナ | 騎手 |
57.0 | 59.0 | 58.0 | 57.0 | 58.0 | 58.0 | 57.0 | 57.0 | 重量 |
◎ | ○ | ▲ | KD | |||||
X | △ | ○ | ◎ | X | カタス | |||
△ | ○ | ▲ | ◎ | k | ||||
▲ | ○ | ◎ | ガスタ | |||||
▲ | ◎ | ○ | ワルサ |
単勝 | 7 | 180円 | 1番人気 | 馬連 | 7-8 | 690円 | 3番人気 | 馬単 | 7-8 | 1,050円 | 4番人気 |
複勝 | 7 8 4 |
110円 190円 180円 |
1番人気 4番人気 3番人気 |
ワイド | 7-8 4-7 4-8 |
270円 250円 660円 |
3番人気 2番人気 9番人気 |
3連複 | 4-7-8 | 1,140円 | 4番人気 |
3連単 | 7-8-4 | 4,360円 | 14番人気 | ||||||||
枠連 |
KD氏 | 馬連F ◎−○ 3連単F ◎.○→◎.○→▲ | 計 3点 |
---|---|---|
カタス氏 | 3連単F ◎.○→◎.○.△→◎.○.△.× | 計 12点 |
k氏 | 馬単F ◎→○.▲.△ 馬単F ○.▲→◎ 3連単F ◎→○.▲.△→○.▲.△ | 計 11点 |
ガスタ氏 | 3連単F ◎.○→◎.○.▲→◎.○.▲ | 計 4点 |
ワルサ氏 | 馬単F ◎→○.▲ | 計 2点 |
KD氏の見解 |
カタス氏の見解 |
小頭数でこのメンバーだと堅くて仕方ない。 ずっと押してる◎ローズキングダムと○マイネルキッツでいく。 後はジャガーメイルかな。 |
◎ジャガーメイルはここは勝ってもらいたい。スピード持続戦には弱いんだけど、極限のキレ勝負にはものすごく強い馬。JCはあまりにも位置取りが悪すぎた。それでも鋭く伸びてきて、ローズやヴィクトワールとは0.1差しかなかったし、加速に手間取るタイプなので東京コースではワンテンポ遅れると苦しい。京都に替わるのはその意味では大きいし、今回はスロー気味の競馬になることは間違いない。極限のキレ勝負ならローズより上だと思うし、10か月の休み明けがカギだけど、今回の条件なら好勝負してくれるかと。 〇オウケンブルースリはジャガーとは逆に軽い馬場での一貫ペースで破壊的な末脚を見せるタイプなので、緩むよりは淡々と流れてくれた方が良い。今の超高速馬場はインチキ高速JCで強い競馬をしたこの馬には追い風。今回は追い切りがこの馬にしては終い鋭くキレのある動きだったし、展開次第の面はあるけど、ジャガーに苦しい競馬になればこの馬には良い展開という意味で、両軸として。 ローズキングダムはあんまり時計勝負が良さそうに感じない。使える脚が一瞬だし、瞬発力がある方なので、京都が有利に働くとも思えないし、59kgも。宝塚は悪くなかったけど、得意の阪神から京都に変わるってのはあまり好ましくなく、人気なら嫌ってみる方が良いか。 |
k氏の見解 |
ガスタ氏の見解 |
間違いなくスローからの上がり勝負になるので単純にラスト3Fが切れる馬を上位に。◎ジャガーメイル○ローズキングダム。◎、○は馬券の妙味で◎を上位に。斤量差も僅かにあるし、京都で四位、後藤なら「そりゃあ四位」ってなる。▲オウケンブルースリ。腐ってもこの面子で馬券圏内に絡めなかったら終わってる。一応保険のビートブラック△。 |
このメンツ、この馬場であれば間違いなくレースはスローペースからのラスト4Fの切れ味勝負。対応できるのは印を付けた三頭のみ。 ローズキングダムは調教がイマイチパッとしないので評価を下げた。春シーズン最終戦の宝塚記念はおそらくこの馬ベストの条件ではない緩まないペースを前付けしての4着と非常に立派な者。乗り替わり万歳。今回は積極的な騎乗に定評のある後藤、予想を裏切って見事な勝利を飾ってくれると今後のG1戦線が楽しみになるが、予想は予想として。 本命はジャガーメイル。ジャングルポケット産駒らしく5F、6Fのロングスパートになるとヘタれるが4Fの切れ味勝負では最高に生きる素材。京都記念ではブエナビスタをあわやという所まで追い詰めたり、天皇賞では11.8-11.3-11.4-11.6で上がってきたマイネルキッツを中団からキッチリ差しきったりと、この条件では現役トップクラスの実力がある。競馬下手だが小頭数のここではその弱点も気にならない。 対抗にオウケンブルースリ。本命と同父だがリボーが入って分ジャガーメイルよりはロングスパート向きで切れ味は少し劣る。しかし4F勝負なら守備範囲。体質に弱いところがあり昨年秋からずっと不調を囲ってきたがココに来て復活の兆しあり。調教の動きがガラッと変わり、四肢も良く伸びているし蹴り込む動きに力強さがでてきた。気合乗りも十分。不調時は毎回レースを走らせるのが可哀想になるくらい酷い追い切りばっかりだったが、今回はレースに行ってどんな走りを見せるのか期待したい動きになった。古豪ここにありというところを見せてほしい。 |
ワルサ氏の見解 |
|
土曜のメインは東西共に難しい決着となったが、今日も東西重賞もなかなか難しい。難しいと一括りに言ってはみたが、その性質は180度異なっている。毎日王冠は将来が楽しみな馬が一堂に集結しどんな競馬を見せるのか? 混戦でどの馬も消せない難しさがあり予想していて心が弾む。一方の京都大賞典は、一度は頂点を極めた馬たちだけど、近走はその走りは色褪せつつあり復活が待たれる馬達の戦いだ。毎日王冠は将来性を軸にした足し算の予想だけど、京都大賞典は引き算の予想となる。個人的には引き算の予想の方が苦手だ。ひょっとすると僕と同じように多くの人が苦手としているのかもしれないな。 5.ネコパンチが前日4番人気で単勝10倍を割り込んでいる。みなみ北海道Sの時よりも勝つチャンスがあるのかねえ・・・能力的には本来なら1600万も勝てない馬で、みなみ北海道Sはいんちきオープンの特殊性を存分に生かし切ったもの。評価すべき点は皆無と言っていい。押し出されての逃げが期待され、レコード連発の超速京都馬場を生かしきれば粘りこみもあるけれど、それを期待するにはあまりにも美味しくない。引き算の予想が度を過ぎてあまりにも弱気になっている気がする。 ◎7.ローズキングダムはそんなに信頼に足らない馬か。確かに今年の走りは物足りない面もある。日経新春杯→日経賞は共に完敗し、天皇賞は大敗まで喫した。けれど前2戦は取り消し明けや、天皇賞のステップと本調子では無かったし、それならば負けてしまうのも仕方が無い面々。天皇賞は変則ペースで折り合いを欠き早めに動かざるをえない状況で、菊花賞で仕掛け遅れの批判が多かったのだからこの負けはある意味では望む所。博打に出て大敗は仕方が無いし、それはファンも受け入れるべきか。 前走の宝塚記念は久々にこの馬らしさが見えた。アーネストリーのインファイト競馬に好位外の王道競馬で挑んだ形。勝ち馬とは明確な差がついたものの、ブエナビスタと内を立ち回ったエイシンフラッシュとは遜色のない競馬で、それ以下とは一線を画した着差となっている。今年の基準となるレースなので4着は堂々と胸を張っていい。1年近く勝利から見放されてはいるものの、順調度は他の馬と1枚も2枚も違うはず。人気で自分が捕まえに行く立場にはトラウマがあるかもしれないが、宝塚記念と同じ競馬で十分足りるし、敵の復調が見えない場合は圧勝だってある。てっきり1倍台だと思っていたので前日売りの人気の無さはびっくり。昨秋の繰り上がり勝利は名誉と運を奪った感があるが、今日はそれを取り戻す日だ。 ○3.ジャガーメイル 昨年の天皇賞のスーパークソ騎乗以外は、脚質の割に安定して走っている。長期休養明けとなるが鉄砲が利くこともあり、他馬と比べれば相対的に調子は安定していそう。追い込んでもリスクにならないレースだし、8頭立てならば位置関係の不利が少ないのが良い。 ▲8.ビートブラック 有力馬が誰も走れる状態に無かったら自動的に2着になってしまうだろう馬。G1連戦流れ込んだだけかもしれないが、時計強化のきっかけとなるには十分の実績を積めている。鞍上の着GET騎乗で浮上。 4.オウケンブルースリは有馬記念で最高の騎乗で大敗してから復活の日が訪れそうな気がしない。実績のあるレースだけど、今年3戦レースに参加すらできていないのでは厳しく感じる。展開を動かした割に位置取り取れない6.マイネルキッツはG2戦だとやはり買いづらい。1.フォゲッタブルは競馬をはじめるところからゆっくりやり直して浮上のきっかけを! |
8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 枠番 | |||
11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 馬番 |
ビ ッ グ ウ ィ │ ク |
ミ ッ キ │ ド リ │ ム |
シ ン ゲ ン |
ダ │ ク シ ャ ド ウ |
リ ア ル イ ン パ ク ト |
ア ク シ オ ン |
セ イ ク リ ッ ド バ レ │ |
ナ リ タ ク リ ス タ ル |
ダ ノ ン ヨ │ ヨ │ |
シ ル ポ │ ト |
エ イ シ ン ア ポ ロ ン |
馬名 |
牡4 | 牡4 | 牡8 | 牡4 | 牡3 | 牡8 | 牡5 | 牡5 | 牡5 | 牡6 | 牡4 | 性齢 |
川田 将雅 |
和田 竜二 |
藤田 伸二 |
福永 祐一 |
岩田 康誠 |
吉田 隼人 |
丸山 元気 |
武 豊 |
北村 友一 |
小牧 太 |
田辺 裕信 |
騎手 |
59.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 57.0 | 58.0 | 57.0 | 重量 |
○ | △ | ◎ | ▲ | KD | |||||||
X | X | △ | ◎ | ○ | カタス | ||||||
○ | ◎ | ▲ | k | ||||||||
△ | ◎ | △ | ▲ | △ | ○ | ガスタ | |||||
◎ | ▲ | ○ | △ | △ | ワルサ |
単勝 | 8 | 200円 | 1番人気 | 馬連 | 7-8 | 800円 | 1番人気 | 馬単 | 8-7 | 1,250円 | 1番人気 |
複勝 | 8 7 10 |
120円 190円 230円 |
1番人気 2番人気 5番人気 |
ワイド | 7-8 8-10 7-10 |
330円 370円 910円 |
1番人気 3番人気 12番人気 |
3連複 | 7-8-10 | 1,680円 | 1番人気 |
3連単 | 8-7-10 | 5,660円 | 1番人気 | ||||||||
枠連 | 6-7 | 510円 | 1番人気 |
KD氏 | 馬連 ◎−○ 馬単 ◎→○ 3連複B ◎.○.▲.△ 3連単F ◎.○→◎.○→▲.△ | 計 10点 |
---|---|---|
カタス氏 | 3連単F ◎.○→◎.○.△→◎.○.△.× | 計 12点 |
k氏 | 馬単F ◎.○.▲→◎.○.▲ 3連単F ◎.○.▲→◎.○.▲→◎.○.▲ | 計 12点 |
ガスタ氏 | 3連複F ◎−○.▲.△−○.▲.△ | 計 10点 |
ワルサ氏 | 馬連F ◎−○.▲.△ | 計 4点 |
KD氏の見解 |
カタス氏の見解 |
こっちは大混戦になりそう。 昨日は去年20万馬券取ったオパールSがあったので期待してたが、 同じく波乱の決着になってしまった。 毎日王冠も去年大荒れしてるのでこっちも荒れるとみて、荒れた馬券を買ってみる。 ◎ナリタクリスタル。 いくつ勝っても人気にならない馬。 G3だが重賞3勝。ハンデ戦を斤量背負った状態で勝ってるのでなんちゃって勝利ではない。 G2にはほぼ出ていないが通用する力はありそうなので期待してみる。 ○シンゲン。 こっちも重賞3勝馬。 G2も勝ってるし、東京1800MもエプソムC勝ちがある。 休み明けもいけるしG2なら余裕で格上、蓮絡みを期待したい。 ▲エイシンアポロン。 去年の波乱の立役者。 約1年ぶりになるが、条件的にはよさそう。 マイルより中距離のほうがよさそうな感じ出し、 中途半端な距離の重賞はリピーターレースの雰囲気もあるので人気もないし狙う。 △アクシオン。 重賞2勝だが札幌函館しか走らないイメージなのか人気がない。 一度調子が戻ればG2メンバー相手なら普通に走れると思うんだけどな。 |
実に相性のいいレース。今大スランプ中だけど、そろそろ復活したいお。 ◎ダノンヨーヨーはやっぱりダンス産駒なんで、高速馬場のスピード持続戦でL1落ち込むケースで食い込むのが本質。去年のマイルCSもそうだけど、緩急がなくて、力を出し切れれば必ず伸びてくる。東京1800はL3最速になりやすいコースで、毎日王冠は緩んでもL3で一気にギアを入れるレースになるので、後方からでも差しが届きやすい。宝塚記念で距離に問題ないことは分かったし、この相手でも切れ味では見劣らない。あとはL1落ち込めばそこでまとめて差し切れる。 〇シルポートは二の脚で突き放せるタイプの逃げ馬なので、この舞台はよさそう。京王杯の11.0-11.2-11.6とL3最速で粘っているように、キレ持続力がかなり高くなってきている。マイラーズCでもL3最速10.9で粘っていて、開幕週で位置取りの差で押し切ってしまう可能性も高い。同型はこれといっていないのでマイペースでL3最速戦に持ち込めれば、やはり脅威だろう。 ダークシャドウは切れ味鋭いってタイプではなく、スピードで追走してドンという感じで中距離馬だと思う。今の軽い馬場だと好位からいくとギアチェンジしないといけないかもしれないし、この舞台だと少し不安がある。 |
k氏の見解 |
ガスタ氏の見解 |
土曜のレースを見る限り開幕週だが差しが効く馬場。◎ダノンヨーヨーで行く。能力は昨年MCS2着で証明済み。ゲートが今一つで常に勝負どころで大外を回らされている印象。少頭数のここはチャンス、スローではキャラが生きないシンゲン、シルポート等先行馬多数で展開も向きそう。 ○にダークシャドウ。大阪杯では8番人気の低評価を覆し後の天皇賞馬にハナ差。次走のエプソムカップでその走りがフロックでないことを証明して見せた。東京【4000】の東京巧者で先行する器用な脚も備えており◎よりも安定感を感じる。 ▲シルポート。開幕週、内枠の恩恵を受けて前残り警戒。時計もあり侮れない。 |
本命はダークシャドウ。出色のパフォーマンスはやはり大阪杯の二着。テンはそこそこも中盤のペースが緩まない基本先行有利ミドルペースを後方で構えて、直線猛然と追い込んで天皇賞1,2着馬の間に割り込んでの二着。4コーナーでは道中並んでいたエイシンフラッシュに先手を取られて外を回されるロスがありながらの結果と中身も濃い。勝ち馬のヒルノダムールと並んで今年の中距離トップクラスのパフォーマンスだった。とは言えダンス産駒の中距離馬の好走できるペースとしては、テンはそこそこで入って中盤緩まず終いは極端に速くはないがしっかり伸ばして全体としては好時計決着というのがそれ。(ツルマルボーイ、ダンスアジョイ、ムードインディゴ、ダガノマイバッハ等々) まさに大阪杯はパターンに嵌った結果であり、開幕週でパンパンの芝東京1800での再現性は?となるが、そこは今回ダンス産駒の得意なペースで逃げるシルポートが居るためまったく問題ないはず。ただどうしてもダンス産駒の弱点である立ち回りの下手さもこの馬には付きまとうので、頭で狙うのはちょっと危険かも。 対抗にはシルポート。昨年は惨敗したがどうもあの負け方を見ると原因は湿った馬場。良馬場の今年はしっかり実力を発揮できる。鳴尾記念ではあのメンバー相手に僅差の4着。今年に入ってからは金杯、マイラーズC完勝と一皮剥けた印象。好走ペースがテン3Fが35秒フラット、中盤が1F12秒を切るくらいで、これより速くても遅くてもダメというピーキーっぷりだが乗りなれた小牧でつついてくる馬もいないここでは好走の目にベットしたい。 三番手にアクシオン。函館記念3着、札幌記念2着と好走を続けているが人気が上がらない一頭。基本は瞬発力偏重型ではあるが大原S、札幌記念でアーネストリーの作ったミドルペースに対応してたりと対応力はそこそこある馬。シルポートがペースをつくり間違えたときに台頭してくるのはこの馬のはず。 あとは宝塚記念7着と以外に頑張って中距離馬の素質を見せたダノンヨーヨー。好走パターンは同父ダークシャドウとほぼ同じはず。シルポートが勝ったマイラーズCでも追い込んで3着というのもそれを裏付ける。調教も動いていて初戦から力を発揮できる。ここで乗せてもらったことで気合の入っていそうな北村にも期待。 あと調教では併せたダークシャドウに貫禄負けしてしまったものの状態自体はよさそうなリアルインパクト。ミドルペースの中距離戦に実績のあるシンゲンまで抑える。 |
ワルサ氏の見解 |
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うーん難しい!自信を持って蹴飛ばせる馬は一頭もいなかった。どの馬も重賞実績があり、自分の武器一つ生かせれば好走できるチャンスを持っていると思う。誰の予想もどんな予想も肯定されるとても良いレースだ。できればこういうレースこそ馬券を当てたいもの。 展開面は2.シルポートの単騎逃げが想定される。今までも幾度となく素晴らしい逃げ切りを見せている馬なので、その再現ができる条件なら無条件で買いというのも立派な馬券だと個人的には思う。けれど今回は安田記念よりもメンバーが揃った感のある毎日王冠。1800m実績はタイムアタッカーのレースをしていた時のもので、溜め逃げに移行してからは成功率が低い距離と言える。ウオッカも逃げ切れなかったレースでもあり、展開利だけで押し切るのはなかなか難しそう。開幕週なのに差し天国の馬場もそれを許してくれそうもない。2.シルポートをオミットするならば、位置関係で立ち回る馬よりも、少頭数で地力を見せそうな馬を選びたい。 ◎10.ミッキードリーム 近走充実は3連勝中の勢い通り。得意1800mで緩急・脚質自在の競馬を見せていずれも上手さと強さを兼ね備えた理想的なレースを見せている。前回の朝日CCは想定された逃げ馬単騎のスロー競馬に正面からつきあったが、接戦をしっかり差し切っている。ハナという着差は危ういとも言えるのだけれども、全体的に着差はつかないレースだったので、そういうものを争わなかったと見てもいい。評価が上がらない理由にはならないはずだ。 得意1800mに戻りシルポートが垂れるような純粋な時計決着なら、春に45秒前半で乗り切ってきた実績が最大限生きてくる。東京スペシャリストも多い中で、東京初経験・関東実績皆無というのは相対的に不安になるのは仕方のない所も、充実一途の今ならば課題を跳ね飛ばす競馬を期待したい。 ○8.ダークシャドウ 産経大阪杯は1000万からの2段階昇級の形にも関わらず、レコード決着でヒルノダムールと並んでゴールしたのだから大変価値がある。大味な競馬だけど秘めたる能力は凄まじい。エプソムCではその大味さが内枠を引き1番人気では苦しいかと思ったら、スタートをしっかり決めて好位からの競馬。直線はポッカリ前が開いたのはラッキーだったが、馬群を置き去りにする一瞬の脚は破壊力抜群。好位抜け出しなのにラスト抑えてしまう余裕があるのは、G1でも戦えそうな可能性を感じる。課題をこなした今は死角は特に見当たらず、賞金的には格下でも1番人気はいたって適正な人気と見ていいだろう。対抗に甘んじたのはさほど論理的な理由は無くインスピレーションなのだけれども、あえて言うならヒモ買いすぎるとガミるのでやや盲点のミッキードリームを軸に取った。 ▲9.シンゲン G1は明確な壁を感じるので大得意の東京1800mの今日こそ買うべき馬。G1での走りは自分の力は出していて、着差もそれなりだから結果がイマイチでも特に悲観する内容でも無いと考える。鉄砲実績ある割に宝塚記念で大敗してしまったが、輸送減りして時計勝負ならば仕方が無いか。骨折明けを一度使えたことを素直に喜ぶべき。割り切ってしまえば評価を落とすべき点は少なくなる。 △7.リアルインパクト 3歳にして安田記念制覇は圧巻。NHKマイルCからペースも上がった競馬なのに、外枠でもきっちり先行して流れに乗り、長い直線を最後までしのぎ切った。地方所属の戸崎騎手の完璧な騎乗の賜物なので、再現性にはやや疑問符が投げかけられるが、それに応えたスケールはここでも楽しみだ。 △6.アクシオン 札幌記念はスタートから積極性を見せて、いつもよりも前につけることができた。それが功を奏しトーセンジョーダンを最後まで苦しめる競馬を見せている。8歳にして復調、いやそれだけに留まらない成長を感じる。大味な競馬が許される舞台なら、夏の勢いそのままに好走してくる可能性あると見た。 できればすべての馬を買いたいもんだ。 |
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